女子高生×ガンアクションなら男子高生×ナイフアクションをぶち込みたいな、と思った結果それならこいつしかいないだろと学生服の彼(擬き)をぶち込みました。

※リコリコは百合しか許さねえ!という方はご注意を。


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もしかしたら続くかも。




斬刑に処す

 

『───君は殺しの天才だ』

 

誰かが最初にそう言った。

最初は自分の耳を疑ったね。返り血で服を染めて、呆然と立ち尽くす俺にソイツは嬉しそうに笑いながらそう言ったんだから。だって普通自分よりも歳下の、下に毛も生えてないようなガキが凶器を片手に人を殺したら、どうしてこんな事を……なんて戸惑い、怒ったり怯えたりするもんだろ。

 

だってのに、目の前の大人たちはよくやったと手放しで褒め称えるのだ。その時の光景は今でも覚えてる、理解が及ばず恐怖で足が竦み手が震えた、だってそんなの可笑しいだろ。

 

どうして人を殺めた俺が肯定されてるんだ。

 

当時、生まれも名前も分からない孤児だった。物心がつく前から一人きりで、気がつけばよくわからない連中に引き渡されて暗く冷たいコンクリートの部屋の中にいた。

 

周りには自分と同じ境遇の子供が何人も連れて来られていた。大人と顔を合わせるのもほんの僅かな食料が運ばれてきただけ、まるで監獄のような場所だった。

 

怖いと震えた子がいた、帰りたいと泣き出す子もいた。

自分もそのうちの一人だったかもしれない。

 

友達ができた。

蹲る俺を元気づけた明るくて優しいよく笑う子だった、自分だって怖かっただろうに。その子と話すうちに、その子の人柄に惹かれた他の子供ともよく話すようになった。

 

だけど、数少ない友人たちはひとり、またひとりと姿を消していった。部屋に訪れた大人たちが子供を連れてどこかへいってしまうのだ、連れて行かれた子供たちは誰も戻ってこなかった。家に帰れたのかな、なんて愚かな考えには至らなかった。

 

だって自分たちに帰る場所なんてないんだから。

 

次は俺が連れてかれた。

大人に手を引かれて辿り着いた場所は綺麗な白い部屋だった。そこで数日間に渡って色んな事をやらされた。文字の勉強をしたり、絵を描いたり、歌を歌った。料理や工芸の勉強もさせられたっけな。

 

どうしてこんな事をさせられているのか。

それが分からなかったけど色んな事にチャレンジするのはとても楽しかった。だが大人たちの反応は芳しくなかった。

 

最後の勉強だと言って、渡されたのは小さなナイフだった。

そして大人たちが連れてきた自分よりも大きくて丸っこい瞳が可愛い犬を指差して、アレを殺せとゾッとするような低い声で言うのだ。

 

頭が真っ白になった。

どうしてそんな事をやらせようとするのか理解出来なかった。

 

そんなこと出来る訳がない。

当然自分はナイフを捨てて拒絶した、だけど大人たちは聞き分けのない子供に言い聞かせるように殺しなさいと繰り返す。だから俺も何度も、何度も何度も拒絶した。

 

意識が飛ぶ。

 

気つけば俺は手足を拘束され暗くて狭い部屋にいた。

言うことを聞かない俺に痺れを切らした大人が俺をここに閉じ込めたのだ。窓がなく光も差し込まない不気味な部屋、出してくれと重く分厚い鉄の扉を叩くことしか俺には出来なかった。

 

それが何日続いたのだろう。

 

変化のない空間。

時計なんてない、時間の感覚だって狂っていく。食事の機会も2日に一回あるかないかだ、ダクト越しに運ばれてくるのは一切れのパンクズだ。そんな生活を耐え忍ぶなんて子供の俺には出来る訳がなかった。

 

扉の前で喉が潰れるまでごめんなさいと泣き叫んだ、何が悪かったのかなんて分かってないのに。

 

何度心の中でいつかお父さんとお母さんが助けに来てくれると希望を抱いた事か、親の顔なんて知りもしないのに。

 

声も枯れ果て、指一本動かせなくなるくらいに弱りきった。もうダメだと思った、何がいけなかったんだろうと考えていた。

 

そんな時だった、あの重い扉が開いたのは。

 

慌てた様子もなく大人たちは俺の様子を確認すると、最低限の栄養を薬剤点滴で摂取させどこへ連れていった。連れて行かれたのはいつか訪れたあの綺麗な白い部屋だった。

 

嫌な予感がした。

立つのもやっとな俺にはナイフを握らせると、君なら出来るはずだと言った。逃げ出そうとする俺を部屋に押し込むと鍵をかけて閉じ込めた。手のひらから伝わるナイフの重さに息が詰まりそうだった。

 

僅かな光量の照明に照らされた薄暗い空間、その場にナニカがいる事に気がついた。

 

霞む視界ではそれが何なのかを確認するのに時間がかかった。ゆっくりとカメラのボケたピントを合わせるように目を凝らすと、それが子供だということを漸く理解した。

 

“あの子”だった。

蹲る俺を元気付けてくれた俺の友達だった。もう会えないと思っていた友人との再会に言葉が出なかった、もう枯れた果てたと思った涙を流しながらフラフラと近づいた。あの子の無事を確認できただけでも嬉しかった。

 

何を話せばいいのかなんて分からなかった、それでも声が聞きたかった。手を伸ばせば届くまでの距離に近づいて───じわじわと広がってくる鋭い痛みに悲鳴をあげて尻餅をついた。

 

焼けるような熱を持った頬から真っ赤な血が流れている。

痛みのあまり呼吸が乱れる。何が起こったのかなんてわからなかった、けれど答え合わせはすぐに済んだ。

 

目の前には自分と同じナイフを持ったあの子が獣の様に唸り息を荒くして自分を睨んでいる。刃物の鋒から滴る血液が白い床を赤く染めていた。雄叫びを上げながら迫り来る姿に、俺はみっともなく逃げ回ることしかできなかった。

 

俺を押さえ付けてナイフを振り下ろそうとするあの子からは、あの頃の優しさも明るさを微塵も感じとる事は出来なかった。感じるのはただ自分を殺そうとする殺意だけ。

 

そして気がつけば、“バラバラの肉塊”となった友を見下ろす俺がいた。

 

どうやったのかなんて覚えていない。

これなら殺せると確かな確信を持って“線をなぞって殺した”。

 

ただ、死にたくなくて必死だった。

 

いつのまにか白い部屋には大人たちがいた。

気分が悪い、呆然との立ち尽くす俺をよくやったと手放しで褒めている。褒められる事などしていない、寧ろ罰せられるべきだ。

 

誰かを傷つけるなんて気分が悪い。

それはいけない事だと、教えられるまでもなく理解できるはずだ。

 

だが弱りきった心は腐り堕ちる様に蝕まれていき、本当は“自分が間違っていたんだ”なんて思ってしまった。

 

 

───これが俺の初めての殺人。

 

 

それから俺は暗殺者としてあらゆる術を叩き込まれ育てられた。才能は神から与えられたギフトだなんてぬかす奴もいたが、のうのうと平凡に暮らせるのなら俺は才能なんてない無能でよかった。

 

両手の指で歳を数えられるくらいに年月を重ねた時には、数えきれない程の命を奪ってきた。平和を脅かす存在だと教えられて殺した。暗殺を企てるテロリストを殺した、組織を裏切った仲間を殺した、死にたくないから敵を殺した。

 

罪の意識に苛まれる心などとうに壊れている。

言葉にならない悲鳴をあげる自分の感情から目を逸らして、こいつは死んでもいい奴だからと割り切って命を奪った。

 

 

そんな時、彼女に出会った。

赤い制服が似合う自分よりも歳下の、リコリスの少女だ。俺の任務はテロリストの抹殺と制圧に来たリコリスを亡き者とすること。

 

彼女は自分と同じ怪物だった。

瞬く間にテロリストたちを片付けていく。その身のこなしは10歳にも満たない少女のものだとは思えないもの。ゾクリと背筋が震えた。同族が現れたんだ、鳥肌が止まらない。

 

彼女の存在に僅かな希望が生まれた。

”彼女ならもしかしたら“と、だが期待とは裏腹に彼女は不殺を掲げる高潔な精神の持ち主だった。彼女に弾丸を撃ち込まれて死んだと思ったテロリトたちは床に伏せて苦しそうに呻きながら気絶しているだけだ。

 

同じ怪物のはずなのに、俺と彼女の間にある決定的な違い。

それ目の当たりにして、俺の中で黒いナニかが大きく膨れ上がるのを感じる。堰を切りそうなるそれを必死に抑え込んだ。

 

 

『……まさか、この程度じゃないだろリコリス』

 

『はぁ、はぁ……っ。女の子相手にグーで殴るなんて、ちょっとどうかと思うんだけど?』

 

『そんなに睨まないでくれ。これでも優しくしようと手加減してるんだ』

 

 

その高潔さを穢してやろうと思った。

お前の掲げる不殺なんて取るに足らないものなんだと教えてやりたかった。

 

 

『もうわかっただろ。そんな非殺傷弾(おもちゃ)じゃ俺を殺せないって……おっと、今の惜しかった』

 

『私は殺すつもりはないって、言ったでしょ! てか弾丸をナイフで弾くとかっ……どうやってんの!? 』

 

『別にそう難しくない。ただ人よりも“眼がいい”だけさ。君だって“見てから”弾を避けてるだろ? 俺も“視てから”弾を斬り落としてる。それだけ、大した違いはないよ』

 

『いや、普通そんなの無理だから!』

 

 

同じ怪物といえど 膂力(パワー)敏捷性(スピード)身体能力(フィジカル)に関してはこちらに分があった。これは単純に男女での能力の差なのか、それとも彼女の身体能力は本格化を迎えていないのか。

 

気になるところではあったが、集中しろ意識を他に写せばこっちがやられる。

 

 

『そろそろ理解ったろ。銃撃は無駄、格闘戦でも俺に敵わない。いい加減その非殺傷弾(おもちゃ)を捨てて実弾を使ったらどうだい……本気で殺れよリコリス』

 

『だから、殺すつもりはないって言ってるじゃん。そっちこそいい加減大人しくしてくれると嬉しいんだけど、しつこい男はモテないぞ少年』

 

『そんなつれない事言わないでくれ。俺はただ、キミに一途なだけなんだ』

 

 

肩で息をして、膝をつく彼女を見下ろした。

 

残弾も残り僅かだろう。

 

覆せない実力差。

応援は来ない、致命傷は避けてるとはいえ立つのも限界のはずだ。自分の命を天秤に賭けて、不殺を貫く余裕なんてないだろう。だからさっさと諦めて俺を殺しに来い。

 

だというのに、こちらを真っ直ぐ睨む彼女の瞳は死んじゃいなかった。

 

───ああ、眩しいなぁ。

 

自分の方が強かった、だから油断したんだ。

最後の最後まで喰らいつき、自分を貫いた彼女の覚悟に負けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

───意識が覚醒しする。

 

 

「眠い………うるさっ」

 

随分と懐かしい夢を見ていた気がするが、今それはどうでもいい。

 

カーテンの締め切られた薄暗い室内。

僅かな隙間から覗き込む陽の光が太陽が昇り朝が来た事を告げている。そして先程から鬱陶しいくらいに着信音を鳴らし続ける携帯端末に目をやれば、アラームをセットし予定していた起床時間よりも1時間早い。

 

そして画面には電話を掛けてきた相手の名が大きく表示されている。

 

ハッキリ言って面倒だ。

電話に出たくない。こいつ頭おかしいんじゃないか? と心の中で思う。だがいつまでも無視を決め込む訳にはいかない、機嫌を損ねてぐちぐちと小言を言われるのはごめんだ。

 

 

「はい、もしも『出るのが遅ーい!』……声デカ」

 

『おいこら貴様、出るのが遅いぞ〜。私からの電話は3コール以内に出るよう言って置いた筈なのだがぁ?』

 

「……朝から元気な奴だな、己は面倒臭い彼女か。それで、こんな時間から何の様だよ。大した用じゃないなら切るからな」

 

『ちょちょちょーい、ちょい待ちちょい待ち。実はですね、とっても大事なお話があるんですよこれが』

 

「ほう、なんだ言ってみろ」

 

『最近駅前に新しいお店が出来てね。そこのスイーツがこれまた美味しそうなのよっ! 更になんとカップル限定のパンケーキがヤバいんだって、しかも午前中だけの数量限定メニュー! いやぁ、これはもう食べに行くしかないでしょ!』

 

「そうかよかったな。じゃあ動物園から喋れるゴリラでも借りて行って来い」

 

 

通話を切って携帯端末を放り投げる。

こいつからの電話は大抵碌な事じゃないとは思っていたが、予想通りの結果だった。馬鹿なんじゃないかあいつ、大人しくかりんとうでも齧ってろ。

 

変な時間に起きてしまったが、今日の仕事は午後からだ。今から二度寝を決め込んでも問題はない。そうと決まれば早速二度寝しよう。布団を被り睡魔に身を委ねようとして、喧しいインターホンが鳴り響いた。

 

猛烈に嫌な予感がする。

嫌がらせとしか思えない高速ピンポン連打。それだけには留まらず取り立てに来たヤクザのように扉を叩き出す始末だ。

 

ふかふかな寝床を名残惜し見ながらも、諦めて玄関に向かう。

 

 

「おっはようございまーす! 千束が来ましたよ、っておいこら無言で扉を閉めるなっ!」

 

「やめてください。新聞とか宗教とかも間に合ってます、あと壺も要りません」

 

「怪しい勧誘とかじゃないからっ! ふぎぎ、無駄な抵抗をするんじゃないぞ貴様ッ」

 

 

数分間に及ぶ激闘、玄関の扉が悲鳴を上げているのを感じて渋々諦める。

 

どうしていつもこう俺のささやかな平穏はこの女に壊されるのか。ひどい時は休日であろうとお構いなしに現れる問題児の存在に頭が痛くなってくる。重い溜息を吐き、視線を前へ向ければ楽しそうにニコニコと笑っている少女の姿。

 

 

「おっとぉ、愛しのHoneyがせっかく来たのにそんな顔するのはどうかと思うぞDarling」

 

「無駄に発音がいいのがムカつく……お前と喋ってると本当に疲れるよ。あとダーリンはやめろ、お前をガールフレンドにした覚えはない」

 

「そんな、あんなに熱く激しく求め合った仲なのに……ポッ」

 

「チッ」

 

「うっわ、ガチの舌打ちじゃん」

 

 

頭カチ割ってやろうかこいつ。

どこでこの女との接し方を間違えたのか、やけに懐かれた所為で距離感が近いから困る。今時の女子高生はみんなこんな感じなのか……いやこいつがおかしいだけか。春川の奴とか会う度にガン飛ばしてくるし。

 

再び溜息が溢れる。

何が楽しいのか、目の前の女は愉快そうにケラケラ笑っている。

 

黄色みがかった白髪のボブカット、左サイドの赤いリボンが特徴的な笑顔の似合う元気いっぱいなクソガ……ゲフンゲフン、女子高生。その正体は独立治安維持組織『DirectAttack』通称『DA』に所属する一線級のエージェントであり、“あの日”俺が殺し損ねた女の子。

 

錦木千束。

それが彼女の名前だ。

 

 

「んで? 朝っぱらからなんの御用で御座いましょうかお姫様」

 

「だからさっきも言ったじゃんか。パンケーキ食べに行こうって、可愛い女の子が迎えに来てあげたんだから泣いて喜べよ男子。ほれほれデートだぞぉ〜」

 

「お前と行くくらいならミズキさんと行くね」

 

「……は? それは聞き捨てならないんだが」

 

 

怖い。

そんな据わった目で見ないでください。

 

 

「はぁ、わかったよ。準備するからちょっと待ってろ」

 

「しゃぁ! 後でやっぱなしはダメだかんね! よし、それじゃあお邪魔します」

 

 

死ぬほど面倒くさいが、仕方ない。

御転婆お嬢様に付き合ってやるか、なんて思っていた矢先ズカズカと玄関を上がろうとしたアホの首根っこを掴んで引き止める。

 

マジで何やってんだこいつ。

 

 

「おい待てゴラ、何勝手に人の家上がろうとしてんだ。お前は外で待ってろ」

 

「ええっ!? もしかして私のこと外で待たせるつもり!? あー、やだなー、風邪引いちゃうかもぉ」

 

「安心しろ。バカは風邪引かないんだ」

 

「私は風邪引きますぅー! なんだよー、良いじゃんか入れてくれたって。あ! ははーん、さてはあれだな、見られたら恥ずかしいモノでもあるのかな?」

 

「ねぇよ。どっかのバカが物色するから荷物は少なくしてんだ……そういえばお前に相談したい事があったんだ」

 

「え、なになに? どうしたん? 千束さんが相談に乗ってあげようじゃないか」

 

「それは助かる。以前にお前が押し掛けて来た時から俺の服が何着か無くなって困ってるんだが……そこんとこどう思う?」

 

「………スゥー、それはちょっとワカンナイ、カナー。ハハ、イヤー、物ノ管理ガ雑ナンジャナイカナー」

 

 

おい、なに目ぇ逸らしてんだこっち向けよ。

 

 

「……そうか。ならいいんだ、じゃあ外で大人しく待ってろ。いいな?」

 

「はいっ!外で大人しく待ってますっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あー、もうむーりー限界だってば。うっ、いちちー』

 

『グッ……なぁ、どうして殺さないんだ』

 

『うわ、あれで気絶してないとかちょっと頑丈すぎない?』

 

『安心しろ。暫く動けそうにない……それよりもさっさと答えてくれ』

 

『うーん……私は“命大事に“がモットーだし、何より気分がよくないから、かな。ただそれだけ』

 

『気分がよくない……そうか、そっか。それじゃあ、仕方ないな』

 

『そう、仕方ない。あ、それよりもさっきの話だけどちゃんと“約束”は守ってよね。言っとくけどやっぱりなしはダメだかんね!』

 

『本気か?……いや、負けたからにはキミに従うよ。誰も殺さない、まあこの約束はキミが生きている限りの話だけどね』

 

『うっし、それじゃ決まりっ! あ、そういえば名前は何ていうの? 私は錦木(にしきぎ)千束(ちさと)。Hey Boy!君のお名前は?』

 

『俺か……俺は、式崎(しきざき)七夜(ななや)。人に名を名乗るなんて随分と久しぶりだ、好きに呼んでくれ』

 

『わかった。よろしくね、七夜!』

 

 

 

 

 




紹介
式崎 七夜
 
本作主人公。
容姿は黒髪青目のハンサムボーイ。
 
幼少期に売り飛ばされ、殺しの才能を見出された後に暗殺者として育てられた。身体能力はチート級、任意で脳のリミッターを外せたりする。なおアランチルドレンではない。
 
一度目は監禁され飢餓に陥り瀬戸際での仮死状態、二度目は組織による蠱毒式の過酷な訓練による臨死。二度の臨死体験により直死の魔眼を開眼。魔眼のオンオフは可能。浄眼とかそこら辺の細かい設定は気にしない方向で。
 
最近の悩みはシャツや下着などの衣服が何故か消えたと思ったら新品になって戻って来ている事。
 
お前なにか知っとるやろ……知らない? そうか、知らんのか。
 
 
錦木千束
 
原作主人公。本作では一応ヒロイン。
弾丸を見て避けるヤベー奴。いっぱい笑う君が好き、けど曇らせたい。
 
主人公と敵対後、「お前 俺の仲間になれ!!!」と喫茶リコリコへ引き摺り込んだ。主人公との邂逅は電波塔後の1、2年後みたいな設定の為10年近い付き合いがある、もはや幼馴染。ぶっちゃけホの字。
 
え、服が消える?……チョット何言ッテルカワカラナイデスネ。私ジャナイヨ、本当ダヨ。



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