【The back rooms】   作:T@ma

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分岐点があります。増える可能性はあります。だってThe back roomsだから。


【レベル8η:地下通路】

Rは重力に引っ張られて落ちていく。道中は暗かったが、出口に近づくにつれて明るさを取り戻していく。

 

どしんと落ちた先は、地球にもありそうなトンネルだ。ただ普通のトンネルではなく、下水道・洞窟・地下鉄などが複雑に絡み合っている。全体的に白く、トンネルの材質自体もすごく硬そうな物で出来ている。天井はすごく高く、見上げていると頭が疲れてくる。

 

ここではいろんな所に行けそうな雰囲気がある。これだけ行き先が複雑にあるのだから、出口も数個では終わらなさそうだ。これだけ行き先があるとなると、どこへ向かうか困ってしまう。探索する事に変わりはないが、迷ってしまわないか心配だったのだ。あちこち見ながら慎重に次の行き先を決めることにした。

 

一番近くにあった下水道を見てみる。中を覗くが、真っ暗で何も見えない。こんな所に誤って転落して流されたりもしたら、ひとたまりもないだろう。水の勢いが少し強く、落ちてもすぐに出たら助かるかもしれないが、危険な事に変わりはない。どうなるか分からない物には安易に突っ込まないほうが吉だろう。

 

(滑って落ちる)

 

離れた時にある事に気づく。この通路の壁から何かが染み出ている。液体ではあるようだがそれが必ず安全だとは限らない。こんな世界だから、罠などがあってもおかしくない。好奇心が時に残酷な結果になる事もある。Rは壁から離れ、違う場所の探索を続けた。

 

 

探索している時に、正体は分からないが呻き声のような...金切り声のようなものが聞こえてくる。どこにいるかも分からないし、その真実も知りたくはないが、ただ何となくずっとこの場にいるのは少し危険だと感じていた。

 

しかし此処は面白い場所だ。色んな場所に行っているから認識が鈍っていたが、地下通路自体も本来はこんなに出口は存在しない。遠くの方に視線を向けると様々なドアが見つかるし、さっき話した洞窟や地下鉄行きの階段やスロープが見つかる。ある意味一種のアトラクションなのかと勘違いしてしまう程だ。

 

 

分岐

分岐

 

 

《分岐1》

だだっ広い通路をキョロキョロしながら見ていた。さ迷っていたと言った方が近いだろうか。彼方に何か色の着いた物が見える。間違いなく言える事は、今見えた物はこの地下通路から抜け出して次に行ける道だって事だ。長屋らしき物が見えたRは、あそこに部屋があるのならば、休息が可能かもしれない…。そう考え、少し心踊りながらその場に走って行った。

 

 

行先

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《分岐2》

ふとRが足元を見る。少し前にマンホールがある。それは此処に落ちてくる時に開けたマンホールと少し似ていて、どうやら古びているようだ。下に下に落ちていく事には慣れていたRは、興味本位でマンホールの蓋を開ける。蓋を開けると完全に真っ暗というわけではなく、微かに明かりが見えている。すごく深い所にあるわけでもなさそうだ。またすぐに此処に戻ってこられるだろうとかいう甘い考えに踊らされたRは、古びた蓋を横に置いてその中に飛び込む。

 

 

 

落ちた先はさっきまでいたトンネルからかけ離れて暗く、どこか不気味さも残っている。Rが知らない間に、戻り口はいつの間にか閉ざされていた。

 

落ちた場所

 

 

 

 


 

 

 

 

 

《分岐3》

壁から染み出している液体を、歩いている中で多く見かける。そのせいか、床にまでその液体が流れている事が多々あるようで、Rは注意しながら歩く。落ちた初めは興奮で忘れていたが、時間が経ってあの時を思い出すと、何かに怖がるように周りを見始める。それは少し前に呻き声らしきものを聞いたあの時だ。

Rは少し恐怖を抱きながら歩いていた。またあんな声が聞こえてきたら…万が一どこかからそいつが出てきたら…なんて事を考えていた。

その考えが行動までの判断を鈍らせたのか、はたまた床がツルツルな材質で出来ていたからなのか、流れていた液体に気づかずに思い切り踏み転びそうになる。

「うわっ!」と声が出てしまう程のその出来事だ。後ろに倒れて背中に激突してしまう!!

 

 

…と思ったのも束の間。床をすっぽり抜けて落ちていく。抜け落ちる直前に、Rが恐怖を抱いていた呻き声らしきものが突然初めに聞いた時よりも大きく聞こえた。突然の事に頭がショートを起こす。気を失ったRは意識を手放し落ちていった。

気を失ったRが目覚めたその場所は〇〇

 

⚠︎この分岐点は現在の持ち物が無くなり、Rが初めに落ちた時に持っていた初期持ち物になります。記憶は恐怖により少し欠如しているようです。

 

 

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