後輩は心の怪盗団   作:どうまん

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んーむ。文量増やした方がいいかなぁ。
……考えとこ。


秘密と黒猫と……

『ようこそ、お待ちしちぇ………お待ちしておりました』

 

『合体を始めます。……あ…事故りました。…スライム、ですね』

 

『ここが貴方の家、なのですね。……ベルベットルームとそう変わらないみたいですが』

 

 懐かしい……。

 元気かな。

 

 青い少女(××××××)

 あれから3年か。

 

 会うことはできた。

 ……会わなかった。

 

 契約期間を終えた。

 会う理由がなくなったんだ。

 

 理由もなく会うのは……なんかさ。

 

 …一度ぐらいは会っとけば良かった。

 本当に……ね。

 

 ん?

 

『こ…声…届…き……は……存…し……』

 

 この声……は。

 ……懇願する少女。

 

 青い少女に似た……。

 か細く小さい。

 

 …最後は辛うじて聞き取れた。

 悪しき神を……世界を救って…。

 

「……んぐっ…あれ?」

 

「目覚めたか?」

 

 ……美術館の前?

 体に痛みは…ない。

 

「あんまり動くなよ」

 

「あ、ああ」

 

 ………………。

 目の前には黒猫の着ぐるみ。

 等身は子供サイズ…。

 

 大人が入るには無理があるような。

 黄色いスカーフ……?

 

 黄色……黄色い。

 黒猫……あ、も、もしかして…。

 

「……()()()()?」

 

「おお!流石はウイだな!ワガハイの正体を見破るとは!」

 

 嬉しそうに頷く。

 あ、あー……モルガナ、なんだ。

 

 助けてくれたのはモルガナで……ペルソナ使い、だよね。

 

 モルガナは蓮の飼い猫……。

 い、嫌な予感しかしないんだけど…。

 

「助けてくれてありがとう」

 

「当たり前だ。ワガハイは紳士だからな。しかし単身でパレスに、しかも正面突破は無謀にも程があるぞ?……閉館してる美術館に入るならもっとスマートに……」

 

 あはは…おっしゃる通りです。

 ……ん?え?閉館してたの?

 

 通りで誰も居ないわけだ。

 恥ずかしいな……もう。

 

 …でー……。

 

「パレス?」

 

「この様子だと何も知らないみたいだな。立て込んでるから簡単に説明するがいいか?」

 

「うん」

 

 モルガナは教えてくれた。

 パレスはとてつもない歪んだ欲望を持つ人から具現化された認知世界だと。

 

()()()()()……()()()()

 聞き慣れないワード。

 

 …やっぱり違うんだ。

 ……安心した。

 

 しかもモルガナは心の怪盗団の一員で…蓮や杏ちゃん、竜司くんも怪盗団でペルソナ使い……?

 

 みんなで鴨志田先生のオタカラ?を盗み改心させた、と。

 

 蓮に至っては様々なペルソナが使える?

 ……ワイルド!?

 

 イ、イゴールさんと契約した…!?

 いつ!?どこで!?

 

 そんな素振りは見えなか…

 ……都会に引っ越してから?

 

 点と点が繋がった。

 鴨志田先生にはパレスがあったんだもんね。

 

 蓮たちはパレスの中に入る術を持っていてパレスの中に入りオタカラを盗み出し改心させた。

 

 オタカラは多分、パレスを具現化している核に近い何かなんだろう。

 

 盗めばパレスは消滅する。

 同時に…欲望も消え去る。

 

 ……ってところかな。

 改心について謎は解けた。

 

 シャドウに関しては殆ど同じみたいだしね。

 

 ……なんで俺は入れたんだろう。

 ペルソナ使いなら……入れる、とか?

 

 だとしたらもっと前から気づいている、はず。

 ……今度聞けばいいかな。

 

「大丈夫か?」

 

「大丈夫だよ」

 

「ならいいんだ。……ウイのことはみんなに黙っとくから安心してくれ」

 

「……?」

 

 別に隠すようなことでも……。

 

「このことはワガハイとウイの秘密だ」

 

 モルガナが隠したいみたいだね。

 ……秘密、か。

 

「わかった。約束だよ」

 

「おう!ワガハイほど口の固い人間はそうそういないぜ!」

 

 に、人間なんだ。

 どう見ても……うん。

 

 モルガナに手を差し出す。

 ……強く掴み返してくれた。

 

 柔らかくてもふっとした感触。

 あ……これは癖になりそう。

 

我は汝…は我…
汝、ここにたなる理を得たり

理はち、

魂をらし導かんとする原初の種子なり

我、「魔術師」のペルソナ誕生に祝福の恵みを得たり
始まりへと至る、更なるとならん…

 

「…握り過ぎだ」

 

「あ、ごめん。つい……」

 

「まあいいが……ここから出られる。ウイは先に帰ってくれ」

 

「え、いや……わかった」

 

 一瞬でも同行しようと思った。

 けど足手まといになるのが目に見えて分かる。

 

 苦戦したシャドウを一瞬で倒したモルガナ。

 俺を担いでとなると……全員倒したってことだよね。

 

 実力の差は歴然。

 言い訳は…しない。

 

 俺は弱かった。

 

 ……蓮たちの方が強い。

 足枷になるのはごめんだからね。

 

「後でおち合おうぜ!」

 

 機敏な動きで塀を乗り越えて行った。

 ……特訓とかした方がいいのかな。

 

 △

 ▽

 

 1人の男と訳のわからない猫みたいな奴。

 ……しかも男は…ふーん、なるほどね。

 

 ペルソナ使い。

 しかも━━

 

「同じ、か」

 

 多種のペルソナを使役することができる。

 ボクやあの女と同じ。

 

 ……面白いじゃないか。

 

 高校を退学したと聞いた時は驚いたけど。

 これなら━━

 

「退屈しなさそうだねぇ」

 

 斑目の様子を見ようと思ったけどやめた。

 それよりも━━

 

「久しぶりだね。……憂くん」

 

 最後に会ったのは…去年の夏だったかな?

 ……会いたかったよ。




先輩はこれ以上マダラメパレスに関わることはない、かな?
……多分。本格的に関わるのは終盤にしたいと思ってたり。
メメントスはガンガン入ると思います。
今回からコミュを解禁ですかね。
切っ掛けは青い少女の声です。

先輩のコミュは他と違った感じなのは仕様です。
イメージカラーは…緑?

なんか蓮の赤と比べて……ね。
最後のはアレです。アレですアレ?

蓮の性別もアンケだったので明智くんの性別も……ね?(場合によってはタグ追加)

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