眠いけど頑張ったぜ!

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海苔と勢い

【転生】

 

それは、肉体が生物学的な死を迎えた後には、非物質的な中核部については違った形態や肉体を得て新しい生活を送るという、哲学的、宗教的な概念。

 

宗教によっては多々違いはあるが、大凡の事は同じ。

 

だが現代を生きている人の転生という言葉は、異世界転生系の転生だろう。

 

私とて、その転生に憧れた一人だ。

 

中学生の時は無自覚中二病な生徒会長と話してたり、高校生の時は異世界転生の在り方について考えてみたり、今だってマサオくんの大三元四暗刻単騎国士無双の放銃の確率くらいは信じてる。いや、信じていた…

 

だが、これは違う。あの神は嘘をついた!

 

これは…これは…これは……!

 

異世界転移だ…………!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ずはお詫びをしよう。私は神などに会っていない。

 

転生と転移は一見同じと思えるが、中々に違う。転生は魂が、転移は肉体と精神が移動するというもの。

 

もっと簡単に言えばゲームの垢引き継ぎか新規作成かと言う事。

 

つまりチートが使えない。

 

つまり死ぬ確率が高いということ。

 

精神も持ってきてしまった為にこの世界の文字が読めないのは痛い。

 

言葉が通じるのが不幸中の幸いか…

 

そんなこんなで取り敢えず、私は歩く。

 

ここからでも見える天にまで届くのではないかと思うバベルが立ち、この世界の中心とも言えるオラリオへ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転移先がオラリオに近くて良かった。なんて思ってたのが運の尽き、只今絶賛鬼ごっこ中です。

 

そういやこの世界のゴブリンって性欲ないよね。原作でもそんな描写なかったし、本能のまま生きてる感があって凄いわ。エルフとドワーフが子供作れないようにゴブリンの相手はゴブリンなんだよね。

 

とかなんとか思って走ってたらいつの間にか矢が頭に刺さってゴブリン死んでた。どうやらオラリオの守衛的な門番的な(多分ガネーシャファミリア)所についたらしい。

 

《ここでコイツに電流走る》

 

唐突だが今の状況はチャンスだ。この状況をあのゴブリンに擦り付けよう。

 

「あ、ありがとうございます!お陰で助かりました!

 

 いやあ、何とお礼をしたらいいか…」

 

「それには及びませんよ。私達はこれでもレベル2ですから。」

 

「ええ、こういうのも門番の仕事に含まれてますから」

 

「そうなんですね!いやあ此処に来る途中にゴブリンに身ぐるみ剥がされちゃって…」

 

「そうでしたか…」

 

「ええ、困ったもんです…」

 

「………」

 

「………」

 

「………」

 

 

「…もし宜しければ暫くはウチの「良いんですかぁ!いやー悪いなー!ゴチになりますぅ!あざ~す!」ファミリアに…」

 

「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしい。確かに私は門番の人に飯を奢ってもらえる流れだったのに………

 

 

なんで神ガネーシャとシャクティ団長に面談されているんだァ!?

 

 

私の敗因は2つ。話を最後まで聞かなかったこと、そして…今の時代が暗黒期だったこと。

ホモも裸足で逃げ出す暗黒期、しかもまだ闇派閥が活発に工場を破壊していなかったから、私の知ってる暗黒期よりも前。アルゴノゥトで時(とパーティ編成)が止まっている私にとってこの状況は最悪だった。

 

どれくらい最悪かといえばURAシニア期11月でたづなさんが来るくらい最悪だ。わたしのオグリのA+を阻止したたづなは許さない。

 

とはいえ最悪の最悪は免れた。今の感覚だと最愛のベルきゅんが(多分)幼児段階なので、なんとか頑張れば愛しのベルきゅんに先輩風を吹かせて真っ赤な瞳から尊敬の眼差しで見てくれるという夢を叶えてくれる。勝ったな風呂入ってぐふふ…

 

 

 

 

 

ガネーシャside

 

 

《ガネーシャ、こいつをどう思う?》

 

《今の段階では確実ではないが…アレはガネーシャではない。》

 

《・・・》<○><○>

 

《…冗談はさておき、嘘は言ってないと思う。彼奴等(門番)の話ではゴブリンに追いかけられて何も持っていなかったらしいじゃないか。》

 

《まあ、普通はそうだろうな…》

 

《何かあるのか?》

 

《…いや、気のせいだろう》

 

(取り敢えずコイツから話を聞くか…)

 

sideout

 

 

「あー、一つ聞いてもいいか?」

 

「はい!なんでもどうぞ!」

 

「ゴブリンに襲われて一文無しになったんだな?これは間違いないな?」

 

「はい!オラリオに行く途中に襲われて、たどり着いた時には何も持っていなかったです!」

 

「そうか」

 

(ガネーシャは…)

 

「どうやら嘘は無さそうだ。」

 

「…!!」

 

「そりゃあそうですよ〜」

 

「………」

 

「では君の扱いについてだが………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっっっっぶねぇーーーーー!!!

何とか乗り切ったぁ!!神様騙せた!騙せた!騙せた!?セーフ?セーフだよなぁ!

 

まあ騙せた件は後で考えるとして、取り敢えずガネーシャ様から(今の御時世で比較的)安全なバイト先が決まった。それは………

 

 

 

 

事務仕事!!!!

 

 

と言ってもそろばんでパチパチするような事務ではなく、言ってみれば雑用だった。決め手となったのは恩恵を持ってないこと。

 

力ない+ガネーシャファミリアからの推薦で決まった。場所はギルド、3日後からスタートらしい。寝床ヨシ!食事ヨシ!仕事ヨシ!控えめに言って最高だった。これから、俺の冒険が始まるぜ!みんな、応援よろしくな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冗談はここまでにして今回のコレ、結構博打だった。

 

まあ、当然だろう。正直神を騙せるなんて思ってもみなかった。

 

という訳でここからは私の考察。

 

 

この世界の神はどこか異質だ。全知零能であることや限られた者にしか見抜けないオーラetc………

 

そして嘘を見抜けるという能力。この力は神共通であり人々の周知の事実である。その為、神は賭博場などでは歓迎されない。嘘が分かってしまうからだ。

 

ある飛び跳ね系漫画+に空閑遊真という人物がいる。彼は嘘を見抜くという能力を持つ。そしてその嘘がどんな嘘であるか、どこら辺が嘘か大体分かるらしい。

 

例として挙げてみよう。

 

「私は極東で生まれた」これを転移者の私が言うとどうだろう?

 

空閑遊真 部分的に嘘であるが大体本当

 

この世界の神 違和感はあるが嘘じゃない

 

この文を解いてみると、「私は極東で生まれた」は本当であるが「私はこの世界の極東で生まれた」は嘘になる。

 

また本人が真実と思っていればそれは嘘と判断出来ないと思う

 

つまり、この世界の神は嘘の本質を見抜けない

 

滅茶苦茶な理論だが、神相手にババ抜きで「世間一般では左がジョーカーだが私的には右がジョーカー」と自己暗示のように掛ければ、神はどっちにジョーカーがあるか分かるがそのジョーカーというカードの認識が神と私で合っているか分からないという事だ。

 

この考えを利用して神ガネーシャを騙した。

 

内容としては「ゴブリンに襲われた」「オラリオに着いたら一文無し」「オラリオに向かっていた」が本当で、「ゴブリンに襲われて一文無しになった」が嘘。

 

そして私がそれを徹底すれば勝てるという方法だ。

 

さて、タネも分かった事だし賭博でもしてくるかなぁ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5秒で見つかった、何故…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、オリ主です。

 

ごめんなさい。同窓会には行けません。

 

私は今、監視付きの檻の中で書類仕事をしています。

 

本当は、皆と会いたいけれど…。

 

私はこれから逃れる術を持っていません。

 

でも、今はもう少し知らないフリをします。

 

何故かって? 仕事が終わらないからだよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なーんて頭の中で妄想してたら何時の間にか作業終わってたわ。ハイオワリデース!

 


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