腐り目の暗殺者、逆らう者は許さない 作:千葉神
原作:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
タグ:R-15 残酷な描写 アンチ・ヘイト 独自設定あり 八幡の戦闘力は原作より高い 最神作 サブレ、いきなり八幡に倒される!?
夏休みの日だった。
八幡が道を歩いていると、犬を連れてきた結衣を見付けた。
結衣は八幡を見つけると手を振ってくれたが、そのままリードを離してしまった。
彼女の飼い犬サブレは、八幡を見付けると思い切り噛み付き、結衣はそれを見て大爆笑していた。
散々笑っていた結衣だったが、唐突にサブレを呼び戻した。
八幡は結衣がリードをしっかり掴み直したのを見てから、結衣と…正確にはサブレと距離を取りつつ、威勢よく文句を言おうとしたが、結衣の彼氏がやってきて、強面だったので小声でブツブツと言う事にした。
彼氏と話し始めた結衣は、もう聞いていなかった。
因みに、強面の男はイメチェンした葉山だったのだが、あまりに厳つく変わり過ぎて八幡は気が付かなかった。
その日、八幡は由比ヶ浜家に忍び込み、サブレの近くに毒入りの餌を置いて帰った。
八幡はサブレと正面から戦えば勝てるはずもないが、こうやれば勝てると考えたのだ。
次の日結衣は学校に来なかったが、翌日はやって来た。
例の強面の彼氏が慰めックスしたのかもしれない。
そう八幡は考えてしまった。
前日に由比ヶ浜家に雪乃も心配して通っていたのだが、八幡は自分が原因なのに結衣のところに素知らぬ顔で行く自信はなく、バツが悪いので「今日は都合がある」と言って行かなかった。
学校にやって来た雪乃は、やたらと結衣とその彼氏と近しかった。
八幡は色々言いたい事があったが、後ろめたさと、強面への恐怖と、事実を知る怖さのせいで、何も言えなくて夏っぽかった。
八幡はその日、雪ノ下の後をつけると、雪ノ下家に結衣とその彼氏が入っていくのを見た。
2時間程して、結衣だけが帰って行くのを確認したが、それから一時間経っても例の彼氏は出てこなかった。
そんなはずも無いのだが、八幡は強面彼氏はそもそも雪ノ下家に入らなかった、気が付かない内に帰っていたと思うことにした。
それから頃くして、雪ノ下が学校を休みがちになった。
不安になったが、八幡は何もしなかった。
更に一ヶ月が経って、雪ノ下が妊娠したという噂が経った。
実際に産婦人科に行くのを見たという者もいた。
結衣と雪ノ下が喧嘩したという噂もあった。
八幡は結衣に確認したところ、結衣は「思うところはあるけど、今は応援する」と具体的な事を言わずに濁した。
八幡はそこから勉強も何もしなくなり、地頭が良くない為か理数系は完全にドン底になり、もう授業には着いて行けずに、取り返しも付かなくなった。
文系は英語を除けば何とかなったあたり、そちらの適性はあったようだった。
八幡はそこから太り始めた。
ブクブクと醜く太った八幡は、意識も鈍くなり、怒りやすくなった。
乱暴に自転車を運転していたところ、老人とぶつかった。
文句を言おうとしたら、老人は意識不明になっていた。
運良く老人は死ななかったが、莫大な慰謝料を払わなければならなくなった八幡は、おかしくなった。
そんな慰謝料を立て替えてくれるという人物が現れた。
八幡は縋るしか無かった。
ある人物の暗殺を頼まれたが、もう断れなかった。
幾ら憎き葉山が秘書として付き従っているのが、その暗殺対象だとしても、それでも八幡は断りたかったというのに。
八幡は断ろうとしたが、その人物は言った。
「比企谷君、逆らうことは許さないよ。
君が犬を殺した事は知っているんだ。
殺すのは初めてじゃないんだからさぁ…」
八幡はもう観念するしかなかった。
八幡は鉄砲玉となり、そしてその人生は色々と終わった。
因みに葉山は殺された人の後を継いで、大出世した。
葉山は全てを知っていた説