数多の英雄を束ねる者   作:R1zA

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お久しぶりです。
今回のFGOのイベントをやった人には分かると思いますが、神話編でのアレに言及が来てしまったので頭を抱えていました。まあお陰でこの特異点編もいい感じに再構成できたので結果オーライ。
つきましては、この話を成立させるために神話編終盤に後付け加筆で存在しなかった記憶を植えつけてきましたので、余裕がある方は9~12話を見返してくださると助かります。


#4∣神話の残部(ミソロジー・レムナント)

 

 

 

 

 ───絶望(じごく)を見た。

 

 

 ソレこそは、終末を齎す厄災の具現。

 オリュンポスの神々を始末するという至上命題(プログラム)を背負い、降り立った星に帰化した果てに、神代を終わらせる機構()となったモノ。

 神話にて語られる怪物にして異形の巨人ではなく、強大なロケットエンジンと同化した腕に、世界を焼き払う吐息(ブレス)を放ち、竜の三ツ首を持つ嵐の化身。

 

 

 毒竜(ヒュドラ)地獄の番犬(ケルベロス)、オルトロス、ネメアの獅子、金羊毛の竜、百頭竜(ラドン)、キマイラ等のあらゆる怪物の祖にして、原初の竜の一角。

 

 

 

 ()()()()()()()()

 それが、その()の見た災厄の名であった。

 

 

 終わる。何もかも。

 機神特攻とも称する程の能力(スペック)を持つソレに、彼らは無数の演算の果てに、逃れようのない『敗北』という結論を導き出した。

 故に逃げた。殺られると分かっているのに、むざむざ足掻くような機構は彼らに搭載されていなかったから。

 

 

 故に、己の役目も消え失せるだろうと断じて。

 そして────

 

 

 

────光を見た。

 

 

 己を懐に携えた、金糸の髪の偉丈夫。

 彼はテュフォンを前にしても引かず、己を携えたままに雷霆の真価を発揮した際は、全盛の最高神を彷彿とさせる無双の力を振るった果てに───太祖竜を破った。

 神ではなく人の手によって、神話最悪の厄災は斃されたのである。

 

 

 高位の竜に備わる運命線(みらい)を見る力。 

 それが示す先さえも覆して、己の描いた願望を、望む通りに成したのだ。 災厄を捻じ伏せ、否定の運命さえも覆した、大いなる願い(ゼウスの悲願)の体現者。

 まさしくその姿は希望そのもの。

 

 

 ──有り体に言ってしまえば、男の成した偉業に、その最期に、どうしようもなく魅せられたのだ。 

 まるで、御伽話に心惹かれる少女のように。

 

 

 ソレの持つ『無常(反願望器)』という在り方故か、まるで絵に書いたような英雄譚を間近で見せられるのは、酷く眩しく思えたのだ。

 覆しようの無い災厄を前にした上で進み、『自分以外全ての守護』という願いを実質的に叶えて……

 

 

 

 ───その代償を払い、死んだ。

 

 

 願いを叶えたから、『光』は墜ちた。

 叶えた代わりに、『生きる』という願いを叶えずに。

 そうして力なく堕ちる最中に、かの勇者は共に墜ちて行くテュフォンに対して己を食わせ、楔としたのだ。

 

 

()()()()()()()()()()()()()()である、己を。

 

 

 

 ───何故? 

 

 おおよそ生命全てが持ちえるものであり、己は望むことさえ叶わなかった、生きるというある種の根源的願望。

 何で、どうしてどうしてどうして───それを何の躊躇いもなく、捨て去ることが出来るのだ? 

 

 

 もしも当人が居れば、困った様に苦笑して否定しただろう。誤解だ、と。

 尤も、その当人が不在故にこれ以上の空想は無意味なのだが。

 

 

 勇士。勇者。英雄。

 自らが傷付こうとも、誰かのために戦える者達。

 

 

 嗚呼───

 

 罪なるかな、咎なるかな、悪なるかな。

 罪とは願い。咎とは祈り。悪とは夢。

 

 

 走馬灯が流れる程の刹那、ソレはある考えに至る。

『願望』こそが、醜悪なる怪物の正体であるのだと。

 願いを背負い、祈りを背負い、嘗ての夢に殉じた果てに、生存の理という生命全ての持ち得る願望さえも破却した英雄(愚か者)、又の名を()()使()()

 

 

 身の丈に合わぬ力を、願望を持った故。

 アレこそが相応しい悲劇だと、人類史は示す。

 

 

 ……何故『彼』は止まらなかったのか。

 その答えを示す者は何処にも居らず、自身もその疑問に相応しい考えは持ち合わせていない。

 当然である。 事実として、ハナから英雄の……その考えとは相容れることが無いのだから。

 

 

 だとしても、考えるのを辞められない。

 考えて、考えて、己が太祖竜に取り込まれ、無くなるまでの僅かな間に、一つの解へと至る。

 

 

 

 ───あのような願いは、叶わなければ良かった。

 

 

 

 

 

 ───ならば、なればこそ、示してやろう。

 真に相応しき運命を、そしてその終末を。

 

 我が身は反願望器、無常の果実。

 故に、その願望の一切を否定しよう。

 

 

 嘗てと同じ、黄昏の空の下で───

 

 

「やはり、我/私を殺し(喰わせ)た責任程度は取ってもらわねばなるまいな?」

 

 

 ───この時、彼女はまだ気づいていない。

 

 

 高位の竜種は、基本的に自由意志を持たぬ。

 物事の行く末を視る、運命視の瞳があるが故に、その行動指針が制限されるからである。

 きっとそれは、竜種という()を羽織った際にも適用される。

 

 しかし、今やその運命線(ひとみ)に映るのは一人だけ。

 己を殺し、また己を喰わせた男。

 

 殺されたという、ある種最も強烈な体験が生んだ運命か、もしくは『彼』の呪いの域にあるカリスマに魅せられたのか、将又その両方か。

 その機能には、既に異常(バグ)が発生していた。

 

 

 かくして『神話の残部(ミソロジー・レムナント)』は動き出す。

 世界と世界の狭間にて現界したソレに感づいた世界の意志は、彼女の望む通りに、男を送り出すだろう。

 

 

 なら───何故こんなことになっている? 

 ……敢えて言おう。

 

 

「───疾く来たれ、英雄使い。お前に相応しき結末というものをくれてやる」

 

 

 だいたいゼウスの所為(いつものこと)である。

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

-

-
-
BC.???? /人理定礎値:■■

-
───次元途絶界イオルコス──

-
〜〜黄昏の欠片〜〜

-

-

-

 

 ◆◆◆

 

 

 

 何処かの土地の平原のような、山の上。

 そんなありふれた場所に、レイシフトを実行したカルデア一行は降り立った。

 直後、手元の通信機が作動して、大気中にロマニの姿が投影される。

 

 

『藤丸くん、マシュ。 通信は聞こえてるかい?』

「はい。問題はありません、ドクター」

『うん、なら良かった。こっちの回線は安定してるみたいだね』

 

 

 マシュの返事に頷くロマニ。

 しかしその表情は芳しくなく、何か問題が起きたかのようで。

 ある意味それは、この特異点を攻略するにあたっての当初の懸念点が浮き彫りになる形となる。

 

 

『早速だけど悪いお知らせだ。 結論から言わせて貰うと、この特異点は───不自然だ。きな臭いとも言える』

「……きな臭い? 具体的には?」

『まず前提として、カルデアスがこの特異点を観測した時、年代は西暦以降のものだったんだ。 だからこうして問題なくレイシフトが行えた。 でも、大気の魔力(マナ)が異常値を示している。これは神代級の魔力濃度だ』

 

 

 特異点の観測は、カルデアの最優先事項である。

 レイシフトを行うには、カルデアスによって確認された特異点をより詳細に観測する必要があり、その後にレイシフトを行った後も、対象が消失しないための『存在証明』を行わねばいけない。

 これを怠るのは、レイシフト先での意味消失という、カルデアのマスターの死に直結するからだ。

 

 これだけじゃあない、とロマニは続ける。

 

 

『今もカルデア側から何度も演算し直しているんだけど、数値の一致する場所も時代も出てこないんだよ。 ……少なくとも、ギリシャに由来する土地ということだけは分かるんだけどね。 ───どうだい藤丸くん? 何か見える物はあるかい?』

「えっと───無いですね。 山岳部……山の上辺りにレイシフトしたみたいだけど、霧が少し濃いくらいで、今のところは何も」

『そっかあ、それらしい手がかりも無しかぁ。……困ったなあ、何か目ぼしい所は無いかい? レオナルド』

 

 

 藤丸達の前に展開されていたホログラムに映し出された情景が変化し、カルデア技術顧問∶レオナルド・ダ・ヴィンチの姿が浮かぶ。……正確にはモナ・リザの姿であるが。

 彼女はロマニの応援要請を受けて、管制室で藤丸達の存在証明を手伝っていたのだが、手元の計器に表示された値と、藤丸達の背後へと映る景色を見比べて、肩をすくめた。

 

 

『はいはーい、ロマニからの要請で管制室にやって来たダ・ヴィンチちゃんだぞっと。 ……と言っても、別に何か言えることは無さそうだけどねぇ』

「……ダ・ヴィンチさんがそこまで言うほどの物なのですか? この微小特異点は」

『いいや、さっきロマニが言っていたけど、色々と毛色が違うんだよ、此処。 随分今までの特異点とは在り方が異なっているらしい』

 

 

 あの万能の天才が匙を投げた。

 果たしてこの特異点はそれほどの物なのかと小首を傾げたマシュに、ダ・ヴィンチはかぶりを振った。

 別にお手上げ状態な訳ではないのだが、その口から語られる状況は、レイシフトの詳細や原理については間違いなく藤丸より精通しているであろうマシュに疑念を抱かせるには十分だった。

 

 

『藤丸くん達の存在証明は十全に行えている。これはまず間違いない。 ……でも、さっきから土地の年代や位置の座標が驚く程に安定しなくてね。 そこに居るはずなのに、居ない。まるでシュレディンガーの猫みたいだよ』

「シュレディンガーの……猫……?」

 

 

『シュレディンガーの猫』。

 1935年にオーストリアの物理学者、エルヴィン・シュレーディンガーが発表した論文中に用いた、猫を使った思考実験。

 中身を端折ってその概要を説明するならば、箱の中に入れられた猫の生死確率が50%ずつで混在した状態であり、観測者が箱を開けるまでは、猫の生死は決定していないといった状態の事を差す。

 

 即ち、『どちらもあり得る……そんだけだ』といったような言葉(セリフ)を吐けるタイミングの事である。

 この特異点もある種似たような物で、その場に藤丸達が居るという情報と、居ないという情報が同時にある。

 

 それは、まるで───

 

 

「……要は此処が地上のどこにも存在しない場所だとでも言いたいのか? それこそハデスの冥界みたいな神域や、或いは()()()()()のような場所だと?」

『確かに、そういう仮説はあるけど……つまるところ、情報不足なんだ。 身の安全という面を考えたら、一度カルデアに帰還するのも検討する程には不確定要素が高い。 ……最終判断はそっちに委ねさせて貰うけど、どうする?』

 

 

 藤丸はマシュ、イアソンの順で、何か意見はあるかと回視する。 ちなみにオケアノスのライダーは、『周囲の偵察をしてくる』と言って数分前に飛び立っていった。

 マシュは静かに首肯し、イアソンは鼻を鳴らして、「貴様の身の事だ、コレはサーヴァントである私達が決めることでは無いだろう?」と言ったことで踏ん切りがついたのか、藤丸は暫しの思慮の後にダ・ヴィンチに目を向ける。

 

 

「俺は───行きます。 ここで戻っても同じ事の繰り返しだし、まずはこの特異点の情報を集めないと」

『……了解だ。 一応私は万が一を考慮して、直ぐにカルデアに帰還できるようにしておくから、この辺りでお暇させて貰おうかな。 チェンジだ、ロマニ』

 

 

 映像が揺れて、映る人物が変わる。

 

 

『分かったよ、レオナルド。それで……周囲の様子は霧で見えなかったんだよね。依然変化は無しかい?』

「───いいや、丁度辺りを見てきたが、幾らか目に映る物はあったぞ」

「オケライさん?」

 

 

 ロマニの問いに、いつの間にか帰還していたオケアノスのライダーが割り込み、答える。

 あの会話していた間、時間にしてたった数分間で周囲の探索を終えてくるとは、彼の能力の高さが伺える。

 そして齎したモノも、今の彼らにとっては非常に価値のある情報であった。

 

 

「まず今俺達の居る山。標高は大凡二百メートル前後で、特に何も無かったが、山を降った先に一つの国らしき物があった。 流石に中身は分からんが、アレがこの特異点の中の楔だろう」

「つまり、聖杯を持っている黒幕は……」

「恐らくは其処に居る。少なくともソレに連なる者が居るはずだ」

 

 

 さも当然のように、彼は言った。

 外れることなど、あり得ないとでも言うように。

 確かに、カルデアの霊基グラフに登録された彼のマテリアルには、高位の直感スキルを有している事が記載されていたので、コレは十分信頼に足るものなのであろう。

 

 

『……凄い。お手柄だよ、オケアノスのライダー』

「……そうか? この手の類を得手とする知り合いの見真似だったが、案外役に立つらしいな」

『(まあ本職にはどう足掻いても及ばないんですけどね、初見さん。流石に皆の専門分野では勝てんよ)』

 

 

 魔術関連ならばメディア、医療ならばアスクレピオス、狩猟ならばアタランテ。 ……果たして己の専門分野とは何か、これがわからない。 航海の枠にはディオスクロイが居るし。

 そんなどうでも良いことを内心で考えていた馬鹿はさておき、セイバーのイアソンは藤丸に提案する。

 

 

「目的地が決まったのなら出発するぞ。 此処で夜を明かすよりかは、さっさと着いた先で休む方が良いだろ」

『イアソンの言う通りかもね。場所を把握しているオケアノスのライダーを先頭に、早めに移動しておきたい所だけれど……大丈夫かな?』

「俺は全然大丈夫だよ、ドクター」

 

 

 長距離移動において唯一の懸念。

 サーヴァントである面々は疲労という概念は無いが、唯一体力を消耗するであろうマスターである。

 オケアノスのライダーは内心で『船』か『竜』の何方かを出そうかとも考えたが、『船』は周囲から必要以上に悪目立ちするということと、『竜』は全員を乗せてマトモに飛んでくれる保証がないという事から、脳内決議で却下された。

 

 

 だが今はそれ以上に───少々、不味い。

 

 

『なんかもう凄い嫌な予感するんだけど。 ……具体的には存在しない記憶から現れた初対面の人に助走つけてぶん殴られる感じの』

 

 

 先程から、己の内にある警鐘が鳴っている。

 この一面に漂っている霧含め、どこか微妙な既視感(デジャヴ)を感じるのだ。

 確信を一発で持てるような、強く印象に残る気配そのもので無いというのが実に嫌らしい。

 

 

 ───果たしてその予測が的中したと察するのは、きっとソレから逃れられなくなった後なのだろう。

 

 

 

 ◆◇◆

 

 

 

 結局前日は、一番余力のあるオケアノスのライダーが藤丸を抱えて飛び、ソレに付随する形で走るという力技で移動した。 この鎧(アイギス)の意匠が随分と琴線に触れたらしい藤丸は、そこそこ御満悦な様子であった。

 手頃な塒を作成した後に一晩休息をした翌日。

 

 

 目の前に広がるのは───衰亡の世だった。

 

 

「───」

「……手遅れ。(いや)、最初からこう作られたのかよ。キッツい物見せて来やがって」

 

 

 顔を顰めたセイバーのイアソンが言う通り、既にその国は、国の体を成してはいなかった。

 放棄された果て、滅んだ後の国とでも言うべきか。

 道中でもそこそこの数の魔獣が闊歩していた辺りから最悪の事態として考慮はしていたが、そのまさかである。

 

 

 歯が抜けたような荒廃の大通り。

 誰も住んでいない道端の壊れた家。

 蔦や苔、壁に囲まれた瓦礫の世界。

 

 

 それは最早、国という名の骸であった。

 

 

 

 しかし前述の通り、此処は魔獣蠢く土地の中。

 キメラやラミアを始めとした、多くの魔獣が血の匂いに釣られてやって来る。

 それをロマニは、しっかりと確認していた。

 

 

『ごめん、色々と思う所はあるだろうけど敵性反応だ。数は……八体』

「ああ、確認している」

 

 

 そう、確認していたのだ。

 

 

「だが、既にそれは斃した」

 

 

 モニターに写ったのは、横薙ぎに『掻き抉る時の大鎌(アダマント)』を振るった後の彼と、その後ろで等しく両断された後の魔獣達の死骸であった。

 ───まさか、殺したのか? あの一瞬で? 

 

 

 その事実を認識したイアソンは、背筋に酷く寒気を感じるような感覚に陥った。

 ……恐怖ではない。どちらかと言えば、某魔女と意図せず出くわした時に近い感覚。 

 それに強烈な違和感を足したような感じだった。

 

 

 他人の気がしないとは、この事か。

 

 

「……」

 

 

 そんなことは露知らず、オケアノスのライダーは既に魔獣達から視線を外し、ゆっくりと辺りを見ていた。

 当然である。何故なら自分はこの景色を───知っているから。

 

 

「───イオルコス」

 

 

 とはいえ、ソレそのものでは無い。

 所々にある精細な違いが、本物ではないと教えてくれる。

 実際にそれそのものを見たわけではなく、何かのフィルターを通してみたものを、国という概念を通してつなぎ合わせたかのような、継ぎ接ぎだらけの虚構の国。

 

 

 ならば何だ? 

 この虚構の国の残骸は一体、誰が生み出したのだ? 

 

 

『……分からん。エアプだってことは分かるが、理由が分からん。アレか、暇人だったのか』

 

 

 

 ───違います。

 

 ソレを指摘するものは、この場には居なかった。

 

 

 

 

 

 





イアソン:知らないところで型月御用達の変な縁(殺し愛)が生えてきた。知らん…何それ……怖……


謎の少女:願ったなの娘。謎に生えたガワによる殺し愛()の縁。何気に今最も作者が恐れているのは、後にこの娘が深堀されることによる解釈のズレ。でも暫く実装されなそうだし、今更(二次創作)だし良いよねの精神で登板。
この娘の二次創作もっと増えろ。


あと、出来れば鶏スタンの方も目を通してくれると嬉しいです。こちら含め、感想評価で更新速度が一気に上がります。

次は……

  • バビロニア
  • 原典世界召喚ネタ
  • Apocrypha
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