~銃弾と対価~   作:クマぴょん

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※注意※
小生は淫夢厨ですが、バイです(ホモ特有の謎の告白
・・・注意書きってなんだよ(真顔
あ、そうだ(ホモは唐突
今回もあとがきはあるけど、クッソ長いから時間あるうちに読んでおいてね。


【前回のBullets Price】
世界の歴史を刻み、半世紀近くにわたって活躍し続ける傭兵集団が、ある依頼で日本に入国した。
だが、諜報に優れている1人の傭兵が約2ヶ月に渡る諜報網により、依頼元を特定した上に、依頼元の1人を捕まえた。
ただ、問題は捕まえた人間が少女で、秘密警察の役割を持つ国家治安組織だったのだ・・・


【少女の正体】

 

東京・某所。

21時頃。

 

フレディが連行した少女は、椅子に固定されてさらには舌を噛まない様に布で口に入れてある。

ワタナベはフレディを見て言った。

 

「Mr.フレディ・・・これは一体?」

 

マイケルがフレディの代わりに答えた。

 

「見りゃ分かるだろう。とっ捕まえたんだ。そうだろ?」

「・・・あぁ。高層ビルから見つけて、隙が出来るまで追跡してた。だが、よりによってベージュか・・・」

「ベージュ?色が関係あるのか?」

 

マイケルの問いにリーが答えた。

 

「あるんだなそれが。DAのエージェントはカースト制でベージュは末端なんだ。死んでも”駒”みたいなもんだ。まったく皮肉なもんだ。」

「んで、これからどうするんだ?末端なら対して持っていないんじゃないか?」

「それもそうだ。フレディに聞こう。なぜ末端を連れてきた?」

 

傭兵達の目線はフレディに向けられていた。

 

「アーマーがボロボロになるまで撃たれて、追いかけるのに必死だった。」

 

そう言ってフレディは、ボロボロになったアーマーを投げ捨てた。

かなりの弾痕が残っており、想像以上のモノだった。

そして、フレディは少女に向き直った。

 

「お嬢ちゃん、お前さんのお味方さんは助けなかったな。所詮、末端だからか?違うね。あえて捕まった。違うか?」

 

少女は、神妙に頷いた。

傭兵達は少女の反応を見て、様々な思惑が横切った。

 

「フリッツ!やはり!」

「慌てるな、ジョージ。フレディ、続けろ。」

 

フレディは頷いて、少女の目線に合わせた。

 

「お嬢ちゃん。幾つか質問がある。DAのエージェントは通称、リコリスで合ってるな?」

 

少女は頷いた。

ジョージは神妙な顔で呟いた。

 

「”Lycoris”か。リー、DAのことはどこまで知ってる?」

「俺よりフレディの方が知ってるのじゃないのか?俺はあくまでDAという組織を聞いただけであって、本筋は知らない。」

 

リーは諦めたかのように言う。

 

「やれやれ。”アインシュタイン”ですら知らないか・・・!すまんフレディ。続けてくれ。」

「ああ。お嬢ちゃん、なぜ傭兵に依頼を出した?」

 

少女は首をかしげた。

フレディが間を置いて言った。

 

「質問が悪かったな。フリッツたちの武器調達を邪魔したのは、お嬢ちゃん達の上層部からだな?」

 

それを聞いた少女は頷いた。

テロリストが武器調達の邪魔したのは偶然ではなく、DAという組織があらかじめ仕掛けた”罠”ということが判明した。

 

「そして、わざとテロリスト共と銃撃戦して、横槍を入れて俺を出したんだな。」

 

少女は再び頷く。

マイケルは、

 

「すげぇな・・・末端まで行き届いてるなんて。まるでCIAじゃねぇか・・・」

 

と、驚きを隠せていなかった。

マイケルだけじゃない。

ジョージを筆頭に驚いていた。

あのフリッツですら、僅かながらたじろいでいる。

だが、2ヶ月前から潜入しているフレディはため息をついた。

 

「あの時、四方八方から撃って来たのはお前らだったか・・・余計な面倒をかけやがって。」

「フレディ、俺たちが依頼承諾後にフレディが潜入中に撃たれたのはこいつらなのか?」

「そうだフリッツ。上手く隠れていたが、どうやら顔は割れていたらしいな。フリッツたちが入国直前まで24時間中追跡されていた。まるでカラスのようだな。」

 

カラスの例えは、一度狙った獲物はずっと追いかけ、しかもカラス社会全体に知らせ、集団的に獲物を追い続けるという皮肉だ。

だが裏を返せば、カラスといえど人間といえど休息は必要。

フレディはあらゆる監視網から逃れている訓練と実戦を積み重ねていた。

だから、フレディは難なく逃げることが出来た。

 

「高層ビルの屋上から監視できるのは、フレディらしいな。しかも、命綱なしで登ったり、落ちることできる。」

「やめてくれジョージ。実戦を積んできたから出来たことだ。さて、お嬢ちゃん。最後に質問だ。明日の0800時に、ここにリコリスが突入する。合っているかね?」

 

少女は頷いた。

傭兵たちはざわついた。

ジョージはフリッツに進言した。

 

「フリッツ!やはりっ!このままじゃ嵌められた死に様になるぞ!」

 

フリッツは目を閉じて考えた。

そこでフレディが提案した。

 

「なら、俺が交渉しよう。もし戦闘になっても、俺だけが死ぬだけだ。フリッツたちは逃げられるように既に手配している。」

「Mr.フレディ!それは危険だ。いくらなんでも無謀すぎる!私たちが徹底抗戦すればいいだけの話ですよ!」

 

ワタナベがフレディの提案を蹴るが、フリッツが話し出した。

 

「俺とフレディが少女の横に居るだけで良い。俺たちは日本政府を相手にしたくない。ましてや軍隊でもないのに、殺人をためらわない組織で、しかも子供が相手なら尚更だ。下手すりゃお互いに破滅を導く。俺たちは犯罪集団でもなければ、テロリストでもない。単なる傭兵集団だ。ここで散れば、”事故”として片付けられるが、世界は黙っていない。違うか?」

 

フリッツの言う通りだ。

世界で名高いフリッツ率いる傭兵は、世界中が欲しがるプロフェッショナルの傭兵集団で、半世紀近くわたって活躍し続けて、どの紛争地域には必ず居るほどだ。

そして、フリッツの傭兵についた側が必ず勝利するという伝説を数多く残している。

その傭兵集団が、日本で”事故”として片付けられたら、世界中のあらゆる国は、ショックだけでは済ませないだろう。

特にフリッツの支援を受けた国々が、日本を目の仇にして戦争に吹っかけられる可能性も無いわけではない。

相手もそれを知っていればの話ではあるが・・・

フレディは、世界に喧嘩を売るDAに対して呆れたように大きなため息をついて窓際に立った。

 

しばらくの沈黙の中、少女が何か言いたそうにモゴモゴとした。

マイケルがそれに気づき、手を上げようとしたが、ジョンに止められた。

ジョンは、

 

「おい、マイケルが暴れる前にその子の口を解放できるか?」

 

と言った。

フリッツは頷き、少女の口を解放した。

解放された少女は大きく息を吸って、吐いた。

フリッツは少女の目線に合わせて言い出した。

 

「お嬢ちゃん。大丈夫かね?」

 

フリッツの言葉に少女は不快な顔をした。

マイケルが少女を見て吐き捨てた。

 

「テメェ!俺たちに喧嘩を売るつもりか!」

「マイケル!やめろ!」

 

ジョージがマイケルを一蹴する。

そして少女が口を開いた。

 

「貴方達、私を逃がしても一生追い続けるわよ。まぁすぐにわかるけど。」

「どういう意味だ?」

 

フリッツが首をかしげると、窓際に立っていたフレディが何かに気づいた。

 

「フリッツ、見られてるぞ。」

「何人居る?」

「確認しただけで16人いるな。ベージュだけじゃねぇ。赤も紺もいる。恐らく盗聴もしてる可能性もあるが、心配は要らない。この窓には4重構造になっている。しかも、防弾仕様だ。多少の事で盗聴する事はできない。リー、あと例のヤツをやってくれ。」

「了解した。」

 

リーがある装置を弄ると・・・

 

シャー!

ダンッ!

 

シャッターが下りた。

少女は重厚な音を聞いて、かなり驚いてる。

フレディが説明をし始めた。

 

「このシャッターは防弾だ。お嬢ちゃん達が使ってる9mm拳銃なら普通に弾く。しかし、.45口径などの大口径の場合は貫く可能性があるから、内側には”えんぴつ弾”でも耐えれる装甲板を張ってある。」

 

えんぴつ弾というのは、カラシニコフ製の弾薬でベストセラーのAK-47の弾薬(7.62x39mm弾)で、とんでもない貫通力を有しており、軽装甲で身を固めた相手にも有効性が最も高い上に、形状も鉛筆に似ていることから、通称「えんぴつ弾」と言われている。

少女は口を開いた。

 

「な、なんなのよ・・・聞いてない!」

「そりゃそうだもんな。居場所が分かっても、それが”ウソ”の居場所だって思わないもんな。普通は。」

 

フレディはDAを欺ける為に嘘の情報を、わざと流してそこに居た住人は無惨にも消されたようだ。

ジョージは思い出したかのように口にした。

 

「まてよ・・・フレディ、聞いてもいいか?」

「あぁ、なんだ。」

「武器輸送中の武器は、”武器”じゃないんだな?」

「そうだな。正確には発火するだけの”おもちゃ”にすぎないな。」

「実銃はどこに?」

「そこの部屋に既に調達済みだ。12人分きっちり用意している。セカンダリーも調達はしてある。弾薬や食糧も2週間以上は持てる量はしてあるはずだ。」

 

フレディ自身は”現代的”な武器を使わない。

だが、他人のはどんな状況でも必ず調達できる。

この隠れ家だってそうだ。

依頼主が不明であろうとも、必ず先に潜入して、扇動や偽造、偽情報を巡らせる。

DAはまんまとそれを掴んでしまったのだ。

嘘にも関わらず・・・

少女は再び叫んだ。

 

「1ヶ月前に200挺の密輸情報も・・・嘘だったのね!」

「あぁそうだな。確認したろ?銃口が塞がれてる単なる”おもちゃ”だって。」

「あの居場所もテロリストだっていう情報を元だったのに・・・」

「そうだな。無実の住人を殺した気分はどうだ?小さな子供も居てその子も躊躇わず撃ったんだろ?」

 

少女はうなだれた。

だが、すぐに高笑いをした。

傭兵達はにらみつける。

 

「貴方達はもうすでに包囲されている上に、盗聴もしてあるのよ!終わったわね!」

 

ざわめく傭兵達にフレディ、リーは動揺すらしなかった。

リーが笑って言った。

 

「盗聴?これのことか?」

「えっ!?なんで!?」

 

リーは、盗聴器らしき物をフレディに投げ渡して、フレディそれを少女の口に近づいてみた。

フレディは試して見ろといわんばかりに睨みつけた。

少女は半信半疑ながらも叫んだ。

 

「こいつらは嘘の情報を掴ませて、無実の人を殺した!」

<<こいつらは嘘の情報を掴ませて、無実の人を殺した!>>

 

盗聴器に向かった言葉が、リーの弄るPCから発せられた。

 

「嘘・・・」

 

少女は絶望した。

今度はフリッツが言った。

 

「お前さん、俺たちが入国した時にマークしていたのに、フレディが居た事すらわからなかったのか?」

「あの時は12人しか・・・」

「なら、教えてやろう。入国時に入国検問員に成りすましていたのがフレディだった。そのときに、ある数列を教えたもらった。そのうちの4つが緯度と経度・・・つまりDAの本部とエージェントの通信周波数とそのバリエーション、そして盗聴器を含む電子機器だった。」

 

少女は現実を受け入られず、首を振った。

夢を見ているが、残念ながらこれが現実だ。

リーは言った。

 

「あいにくながら、俺たちに情報戦や電子戦を挑もうとおもうな。情報戦はフレディが、電子戦は俺が担当する。俺たちは殺しだけの専門家じゃねぇ。それぞれの分野のプロフェッショナルだ。それで俺たちは世界一の傭兵として成り立っているわけだ。」

 

少女はまだ現実を受け入れていないのか、うなだれてブツブツ言ってる。

とにもかくにも、DAが仕掛けた相手は単に”殺し”だけの傭兵集団ではなく、それぞれの分野に特化したプロフェッショナルによって完封した。

あとは、明日の0800時にエージェント、「リコリス」が来る。

それまでに段取りを決めているフリッツとフレディ、リー。

ジョージたちはフレディが調達した武器と弾薬を確認している。

ジョンはマイケルに指示した。

 

「おい、マイケル。その子になんか食わせてやれ。」

「何で俺が!?」

「殴ろうとしただろ?せめての罪滅ぼしだ。あと寝床も与えてやれ。」

「他の奴に・・・」

「マイケル。俺たちは単なる傭兵じゃないって事を示さなきゃならん。」

「わかった。」

「ただ・・・」

「なんだよ!まだあるのか?」

「あの子が死んだら・・・わかるな?」

「・・・はぁ。確かに最悪のパターンは想定しなきゃいけないな。了承した。」

 

マイケルは少女の手足を解放して、米軍レーションを開封した。

 

「ほれ。食え。」

 

少女は食べなかった。

 

「ふむ、毒があるのか?依頼主の手先を殺したら元も子もないだろ?いいから食え。じゃないと俺が死んじまう。」

「なら・・・死ねばいいじゃん。」

「貴様!!」

 

少女の言葉にマイケルは激怒した。

その瞬間、

 

ダーン!!

 

少女とマイケルの間に銃弾が飛んだ。

撃ったのはフレディだった。

フレディは冷たい目と、とてつもない低い声で少女に警告を発した。

 

「お嬢ちゃん、黙って食え。.577 Sniderだから当たったら苦しみながら死ぬか、四肢のどれかを切断する事になる。あとマイケル、今回の依頼主は・・・わかってるよな?」

「あ、あぁ・・・」

 

マイケルは大きく頷き、冷や汗をかいた。

そして、少女とマイケルの2人は目線を合わせた。

 

「あいつを怒らせたら・・・お前じゃねぇ、責任者の俺が消される。過去に敵を捕虜にしたときに友軍が虐殺しちまった。その時あいつがキレて、そこに居た友軍は士官のみならず末端まで、たった1人で30人の兵士が全滅した。ここまで言えばわかるな?」

 

少女は何度も頷いて、レーションに手を伸ばした。

マイケルに見守りながら黙々と食べて、食べ終わった少女はしばらくして、疲れてしまったのかそのまま寝てしまった。

マイケルは一息をついて、少女を寝床まで運んで行った。

少女の寝床のシーツを整えていたのは、ワタナベだった。

 

「Mr.マイケル。その子のベッドはこちらです。」

「おう、ありがとう。」

 

マイケルは慎重に降ろして、少女に毛布をかぶせた。

ワタナベは不安そうに言った。

 

「0800時ですか・・・」

「どうしたんだ?ワタナベ?」

「いくら故郷が、こんな形で組織が形成されるなんて思っても居ませんでしたよ。」

「故郷から離れて何年だ?」

「えっと・・・20年以上ですかね?」

「それぐらい時代が経ったわけだ。あの電波塔が折れたことも知らなかったんだろ?」

「えぇ。第二次イエローケーキ戦争で情報すらなかったもので・・・」

「あの戦争も11年は続いたからな。ようやく戦後処理も落ち着いたらしいぞ・・・」

 

この依頼を受ける前の戦争に参加したフリッツ傭兵団。

それは核兵器を巡る悲惨な戦争だった。

 

 

次回⇒【回想録:第二次イエローケーキ戦争】

 

 

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【メインキャラ】

フリッツ:

出身不明。60代だが傭兵歴35年の老兵。

かつてフランス外人部隊の第2外人落下傘連隊 (2e REP)の連隊長。

連隊長をフランス人以外の異例の選抜されたほどの実力者。

 

ジョン:

元アメリカ海兵隊のエリート偵察兵。フリッツの右腕的存在。

組織の全体のバランスを保つことが役割。銃の腕前はヘリコプターから200m先の頭部を精確に打ち抜くほど。

 

ワタナベ:

元自衛官。傭兵歴20年の古参。

フリッツと同様、フランス外人部隊の第2外人落下傘連隊 (2e REP)の背中を長年守りきった。尚、日本人だが約20年以上帰国していない。

 

マイケル:

元SAS。北アイルランドの紛争から唯一の生存者。

ジョンとはジョーク仲間であり相棒でもある。長年、アイルランドの対テロリストで性格が短気になってしまった過去がある。

 

リー:

現代情報戦と現代電子戦の天才。現代のアインシュタインとも呼ばれている。

上海のテロ事件を無血解決した事で、中国の英雄と言われてる。だが、彼の曾祖父の時から日本と関わりを持つが、出身は大陸であり偽名で活動してる。

 

フレディ:

9歳から少年兵として活躍した。東南アジアの革命軍の英雄の息子。

革命後は渡米。某組織で暗殺者と諜報員となった。旧世代の装備ながら闇社会の人間を多く闇に葬っている。旧ソ連のスパイ「ゾルゲ」と同様、国家の中枢部まで浸透することもできる。

多才な実力を持ちながら傭兵としては結構若い。

 

ジョージ:

元SAS。マイケルの元上官。

様々なテロ事件を解決した対テロリストのスペシャリスト。傭兵歴は2年と短いが、軍に在籍した期間が30年以上もあり、一時は最高職まで上りつめた。

ジョージとフリッツは義兄弟でもあるが、血は繋がっていない。

 

【本編ではほぼ出番がないジョージの部下】

ロック:

元アメリカ陸軍武器科。武器調達員の1人。

以前の共同作戦でジョージに最新武器提供から出会う。傭兵の活躍の裏で弾薬の製造、調達及び維持を支援する。

 

リック:

元アメリカ陸軍輸送科。武器調達員の1人。

以前の共同作戦でジョージの戦闘後方支援(CSS)で出会う。多才な運転技術を持っており、輸送兵站面では陸空海全てを制している。

 

チュレンコフ:

元カディロフツィ(ロシア連邦英雄アフマド・ハジ・カディロフ。名称:第141特殊自動車化連隊)。

モスクワテロ未遂事件でジョージと出会う。国家的忠誠という疑問を持ち、除隊後フリッツの傭兵集団に入隊。

 

アレク:

元ロシア連邦保安庁して元KGB。チュレンコフと戦友。

モスクワテロ未遂事件でジョージと出会う。銃の扱いは不慣れだが、フレディやリーの情報・電子戦を支援する側面をもつ実力がある。

 

ハリス:

元リビア国民軍。リビア内戦で複数の部隊を率いた実績がある。

戦っているうちに戦う意味を失う。自ら除隊後、新アレクサンドリア図書館テロ事件で自ら志願。

その後ジョージと出会い、彼の運命を変えたきっかけになった。

 

カウディー:

出身不明。50代で傭兵歴25年の古参。

各地の紛争地域を渡り歩き”紛争に現る死神”と呼ばれているほど、火器の扱いが特殊部隊レベル。ベオグラードのテロ事件でジョージの捕虜になった経緯がある。だが、ジョージの説得で改心。

以後、武器調達員の最強のガードマンが誕生する。




2週間ぶりだな諸君。クマぴょんだ。

何?小生のキャラ設定がブレブレだと?気分次第で変わるものだから気にしたら負けだ。

今回は、なぜ二次創作にリコリス・リコイルを選んだのか&イメージコンプセントの2つを同時に話そうと思う。
両方出したら今後のネタに響く?
大丈夫、そのためのストックさ(尚、その場しのぎの模様

まず、「なぜ二次創作にリコリス・リコイルを選んだのか」について。

※注意:昔話をしてあげる・・・(クッソ長話です

これは遠い昔になるが、小生が某専門学校のアニメーション学科にいた頃に遡る。
小生は、周りから「ミリオタ」と呼ばれていたが実際は違う。
人類史において、「たたかい」と言うものは必ず存在している。
そこを着眼して在学中の3年間は、海外から歴史書や戦史、兵器の設計図を外貨で取り寄せていた。
特に着目したのが、秘密警察や秘密国家警察だ。
NKVD、KGB、Stasi、GS(ゲハイメ・シュターツポリツァイ)、特高(後の公安)など、主に東側諸国やネオナチ、大日本帝国だが、MI5やOSS(CIAの前身)といった情報機関も非常に興味深かった。
情報機関をモチーフとしたグループアニメを企画したが、誰一人も志願してくれない上に同期の日本人学生や講師に、罵詈雑言や絵コンテ等を破り捨てる行為を何度も受けた。
という苦い思い出がある。

因みに描き直した、絵コンテや設定、建築物の3Dモデル、自費の資料や設計図等は当時仲良かった理事に頼んで、母校に大事に保存されている。
しかしながら、誰も興味を持たないから使われていない。

なんやかんやあって古巣のIT業界に就職して、さらになんやかんやあったことでフリーランスになった。
そして3ヶ月前、専門学生時代、当時の就職先の候補だったA-1(Douglas A-1 Skyraiderじゃないほう)が、オリジナルアニメで「リコリス・リコイル」がツイッターでトレンド入りしていたことで、目に止まった。
それが視聴する始まりのきっかけだったろう。
A-1を知ったのは、「戦場のヴァルキュリア」からで今から13年前に遡る。
ただ、「ビビッドレッド・オペレーション」を境にアニメを見ることをやめて、ゲーム制作や自動化のマクロやDart(JavaScriptの代替となる)言語に注力していた。

ちょうど2年前の今頃に「戦翼のシグルドリーヴァ」を皮切りにアニメを見始め、過去アニメ作品を見返そうとした。
んで、一時見れなかった時期があった。
それからは「ウマ娘2期」から見始めて、1季ごと3作品は維持していた。
それでも、海外企業との契約もあり、大体仕事が終わる時間帯は、明け方で日中は寝ていることがもっぱらだ。
しかも、日本の祝日なんて関係なく仕事しなきゃならんものだから、視聴するときは大体、2話公開からが多い。
そして、リコリコ3話をすっぽかしたので、DVDを即予約したという経緯がある。

まぁ、要約すると、
「美少女はどうでも良いから、国家公認の秘密警察組織がめっちゃ気になる!ヨシ!軍事組織が組んだらどうなるんだろうか?」
という検証を含めた二次創作を始めたのが事の顛末である。
元々、自分がやりたかったが部分がちゃんと描写されていてて涙がで、出ますよ(台無し
ただ、DAが末期の特高になってて草生えますよ。


次、イメージコンプセント。
もう答えが出てるけど、

「平和な日本(リコリス)に対して、混沌とした世界(傭兵)が対になってる」

がイメージコンプセント。
前述の通り、
「美少女はどうでも良いから、国家公認の秘密警察組織がめっちゃ気になる!ヨシ!軍事組織が組んだらどうなるんだろうか?」
の大元がこのイメージコンプセントになっている。

え?普通ならイメージコンプセントと逆じゃないかって?
そういう時もある。
海外文化圏では、「平和」の反対は「混沌」で、「戦争」の反対は「講和」が戦争文学での比喩表現かつ、その状態を表しているからだ。
日本文化圏じゃそうじゃないから「???」になるが、戦争文学的に考えてこの比喩表現は間違いではないのだ。
ん?日本語訳だと違うって?
当たり前だよなぁ?
日本の比喩表現と海外の比喩表現は文化圏で違うって、さっき言っただろ?
つまりそういうことや。

因みに、このコンプセントは横須賀在住のベトナム戦争からの従軍がある元第1海兵航空団の現教官や1つ年上の友人の厚木海軍パイロット、義兄弟の英国空軍パイロット、そして海外転勤家族の小生がタイクーデター、ミャンマー(当時はビルマ)クーデター、9.11事件、イラク戦争、南スーダン独立戦争を経て、生み出したということも含まれている。
なんで、小生は生きてるんだろうな(遠い目

長かったけど、いかがだったかな?
視聴するには、ある程度の理由があってアニメ作品を見ることにしてる。
これも海外文化圏の知見があったからだろう。
なろう系や異世界転生モノは残念ながら、小生の心を揺らいだことはほぼ無いのだ。
だから、SAOは心に響かないわけで・・・(ボソッ

それでは次回まで、ごきげんよう。
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