ブリーフィングが色んな作品を取り組んだせいで作品がブレブレ。方向性がガバガバ。投稿主もガバガバ。思想も加速主義と言うガバガバ。
これもうわかんねぇな・・・
【前回のBullets Price】
DAのエージェントと接触したフリッツたち。しかし、フリッツたちと立場が違うDAと傭兵では考え方が違っていた。案の定襲撃されたものの、フレディの用意周到の備えで未遂で終わった。そして模擬戦を兼ねたテロリスト殲滅作戦を持ちかけ、ブリーフィングが始まる。
東京・某所
「さて、ブリーフィングを始めるか。」
フリッツの一言でフレディがホログラムライトを床に照らした。
ホログラムには各種データが表示されている。
・場所
・総人数
・所有武器
・武器のデータ
・配置
・各階層の人数
等、全てホログラム内にデータが映し出されてる。
「フレディとリーの情報網によると、敵の数は50。武器は東側と西側の両方を使っている。更にこいつらは俺らと同業者だったが、戦争や紛争で活躍した傭兵と元テロリストで構成されたテロ集団と判明した。武器の数は、セカンダリーや爆薬を含めて150ほど。あと50近く集める様子だが、その前に阻止することが大事だ。ここまで何か質問は?」
「・・・」
春川フキは黙った。
DAの情報網がこの傭兵集団に網羅されている。
それどころか、自分達以上に情報を握っている。
予想を超える情報に頭を悩ませる春川フキの横で、乙女サクラが春川フキに耳打ちした。
「先輩・・・このままだと手柄はあいつらに取られますよ?」
「わかってる。だが、この情報の明確さは半端じゃない。DAを上回る情報量が目の前にあっては・・・さすがに・・・」
「でも・・・」
そのやり取りを見たフレディがフリッツの肩を小突いた。
「どうしたフレディ?」
「奴ら、イニシアチブで揉めてるぞ。」
フレディの言う通り、どっちが主導権を取るのか目の前のリコリスは言い合いしている。
フリッツが咳払いした。
「お嬢ちゃん達、主導権はそっちでいい。だが、作戦立案はこちらでいいかな?」
「やったじゃないですか先輩!」
「待て。なぜ、主導権を譲るんだ?情報はそっちの方が多く持っているだろう?」
「春川殿の言ってる事も確かにそうだが、手柄はDAじゃないと話が進まないだろう。」
それもそうかと納得してしまう春川フキ。
「わかった。それでいい。だが作戦開始はいつになる?」
「今夜の1900時だ。やつらが集合する時間帯はここしかない。纏めて狩るにはもってこいの時間帯だ。作戦立案はこちらで既に用意してある。リー、頼めるか?」
<<はいよ。>>
リーがホログラムのデータを取り除き、建物の3D立体図を表した。
<<まず、フリッツと対テロリストのスペシャリストのペア、春川チームが建物内に突入する。それ以外の傭兵は屋上からフレディのチームで待機。俺は、全体の指揮を行なうからそのつもりで。突入チームが2階の電子扉を突破した段階で、屋上のチームが3階と4階を突入させる。突入チームは一気に5階まで上がり、首謀者を殲滅せよ。またフレディは、予期せぬ事態に備えて屋上に待機させる。>>
突入・侵入ルート、と各階の配置された人数を処理された×マークを全てホログラムとして表した。
春川フキはホログラムを見つつ考え出し、1つの質問にたどり着いた。
「2階の電子扉はどうする?そっちがハッキングするのか?」
<<いや、スペシャリストが混合爆薬で扉を吹っ飛ばす。発破と同時に屋上チームが動くから安心しろ。>>
「ちょっと待て。ハッキングした方がー」
「春川殿。今回の作戦は早さが重視だ。掌握における重要性は、皆殺しではない。トップを叩き潰して、敵の士気をくじかせることが重要となる。時間がかかれば加減が知らない傭兵の容赦の無い銃撃で殲滅されてしまうからな。首謀者を倒した瞬間に投降させればいい。」
乙女サクラが会話の間に入った。
「ちょっと待って欲しい。たった9人で40人前後をやりあうのか?」
乙女サクラの問いにフリッツが答える。
「あぁ、フレディを除くほぼ全員が軍の上がりの連中だからな。そこは問題ない。」
春川フキも質問が上がった。
「だが、どうするんだ?やつらが待ち伏せしていた場合の事を考えると・・・」
「そこは安心しろ。すでにフレディが情報撹乱を行い、集結する様に動き出してる。たとえ待ち伏せして警戒態勢でも、9人で40人近く倒すのはむしろ無問題だ。なにせ俺たちは対テロリストのプロフェッショナル集団とも言えるからな。あぁ・・・そうだ。DAに伝えるんだ。情報統制と周辺地域の交通規制を作戦実行前の10分前に行なうようにってね。」
「10分前?なぜだ?」
「相手も元特殊部隊所属のヤツが何名か居る。それに悟られてしまったら逃げられてしまう。」
「しかし、他の連中も配置につけばー」
フレディが春川フキの言葉を遮る。
「駄目だ。お前らみたいな子供が戦場に出てもらうと、こちとら困るんだ。」
乙女サクラが反論する。
「こっちは国家の治安組織だ。子供とか関係ない!」
「一歩でも間違えれば戦争なんだ。子供が銃を持って戦う事はこっちとしても荷が重いって言ってるんだ。いいか・・・これは事件じゃない。テロリストを交えた紛争なんだよ。お前ら文民はしゃしゃりでるな。」
乙女サクラは激怒した。
「ふざけるな!」
「ふざけるな?ふざけてるのはDAだろう。こっちは国際法に則っているだけだ。お前らのやってることは治安組織じゃない。文民の形をしたゲリラ組織だ。治安組織を騙ったゲリラ組織って言えばわかるか?」
フレディの冷たい声と乙女サクラの言い争いは続いていたが、フリッツの一声で止まる。
「お前達!もうやめないか!」
フリッツに視線が集まる。
フリッツは妥協案を出した。
「フレディの言い分も最もだが、相手は国家ぐるみの組織でクライアントなんだ。ここで言い争いしてる場合じゃない。この件で手打ちにしよう。報酬は半分でいい。我々は、この件で日本から出る。それでどうだ?」
フリッツの案にリーとフレディが反対した。
<<フリッツ、正気か?簡単に引き上げられると思うか?>>
「リーの言う通りだ。奴らはただもんじゃない。下手を撃てば俺たちは始末されるんだぞ。」
「じゃあどうしろって言うんだ!”ここ”から出られないんだ。依頼をこなして終わればいいだろう。俺たちがここで消えれば、世界の連中が日本に宣戦布告することだってありえる。そのリスクは絶対に減らすべきだ!」
傭兵の一進一退の争いが繰り広げられていた。
フリッツもフレディの言い分も間違いではない。
だが、本当に日本で始末されたらどうなるのか?
世界中の軍事組織が欲しがるような傭兵集団が”事故”で消えたら?
日本が占領されるだけじゃない。
最悪、日本そのものが無くなるというケースだって可能性があるのだ。
フレディは呆れたように両手を上げた。
「わかったわかった。フリッツの言う通りだ。俺だって第二の故郷を失いたくない。」
「そうか・・・わかりゃ良いんだ。あと乙女殿、申し訳ない。」
そう言ってフリッツは頭を下げた。
乙女サクラが何かを言おうとした瞬間、春川フキが口を開いた。
「いえ、こちらも言い過ぎた。こちらこそ申し訳ない。」
春川フキも頭を下げた。
乙女サクラが驚きを隠せず言い出した。
「先輩!何言ってるんですか!」
「サクラ。お前も言い過ぎだ。」
「言い過ぎってうちらDAはー」
「目の前の連中、特に右のヤツはかなりの実力だ。ヤツに撃つ直前、ヤツ自身の気配が消えたの忘れたのか?」
「うっ・・・それは・・・」
「こいつらは単なる傭兵集団じゃない。下手にこいつらを始末する事なんて出来やしない。始末しても左のヤツの言う通りに日本そのものがなくなる。」
乙女サクラは何も言えなくなった。
春川フキはフリッツに振り返って言い出した。
「報酬は従来通りでやらせていただきます。こちらは手を出さないと約束します。」
フリッツは肩の重荷が外れて、思わずため息が出た。
「そうか。お互いに謝った事だ。もう忘れよう。」
「ええ、お願いします。」
「さて、待ち合わせ場所は・・・そうだな。旧電波塔でどうだ?奴らのアジトは向島にある。しかも水戸街道と目と鼻の先だ。ただ俺とジョージしかいないことを忘れないでくれ。」
「ジョージ?」
「あぁ、対テロリストのスペシャルリストだ。30年以上対テロ部隊に配属され続けた老兵だよ。会って見りゃ判る。」
「装備品は?」
「春川殿、安心してくれ。”外”では出さないよ。ちょっくら不法投棄する鞄だけ残るさ。」
「では、時間は18時50分でよろしいですね?」
「あぁ、それなら1分前には間に合うな。それで行こう。よろしく頼むよ。小さき戦士よ。」
とフリッツは春川フキに手を差し伸べた。
それに答え、春川フキもフリッツの手を握った。
交渉成立の証だ。
あとは、時を待つのみ。
次回⇒【ジョージの過去】
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【メインキャラ】
フリッツ:
出身不明。60代だが傭兵歴35年の老兵。
かつてフランス外人部隊の第2外人落下傘連隊 (2e REP)の連隊長。
連隊長をフランス人以外の異例の選抜されたほどの実力者。
ジョン:
元アメリカ海兵隊のエリート偵察兵。フリッツの右腕的存在。
組織の全体のバランスを保つことが役割。銃の腕前はヘリコプターから200m先の頭部を精確に打ち抜くほど。
ワタナベ:
元自衛官。傭兵歴20年の古参。
フリッツと同様、フランス外人部隊の第2外人落下傘連隊 (2e REP)の背中を長年守りきった。尚、日本人だが約20年以上帰国していない。
マイケル:
元SAS。北アイルランドの紛争から唯一の生存者。
ジョンとはジョーク仲間であり相棒でもある。長年、アイルランドの対テロリストで性格が短気になってしまった過去がある。
リー:
現代情報戦と現代電子戦の天才。現代のアインシュタインとも呼ばれている。
上海のテロ事件を無血解決した事で、中国の英雄と言われてる。だが、彼の曾祖父の時から日本と関わりを持つが、出身は大陸であり偽名で活動してる。
フレディ:
9歳から少年兵として活躍した。東南アジアの革命軍の英雄の息子。
革命後は渡米。某組織で暗殺者と諜報員となった。旧世代の装備ながら闇社会の人間を多く闇に葬っている。旧ソ連のスパイ「ゾルゲ」と同様、国家の中枢部まで浸透することもできる。
多才な実力を持ちながら傭兵としては結構若い。
ジョージ:
元SAS。マイケルの元上官。
様々なテロ事件を解決した対テロリストのスペシャリスト。傭兵歴は2年と短いが、軍に在籍した期間が30年以上もあり、一時は最高職まで上りつめた。
ジョージとフリッツは義兄弟でもあるが、血は繋がっていない。
【本編ではほぼ出番がないジョージの部下】
ロック:
元アメリカ陸軍武器科。武器調達員の1人。
以前の共同作戦でジョージに最新武器提供から出会う。傭兵の活躍の裏で弾薬の製造、調達及び維持を支援する。
リック:
元アメリカ陸軍輸送科。武器調達員の1人。
以前の共同作戦でジョージの戦闘後方支援(CSS)で出会う。多才な運転技術を持っており、輸送兵站面では陸空海全てを制している。
チュレンコフ:
元カディロフツィ(ロシア連邦英雄アフマド・ハジ・カディロフ。名称:第141特殊自動車化連隊)。
モスクワテロ未遂事件でジョージと出会う。国家的忠誠という疑問を持ち、除隊後フリッツの傭兵集団に入隊。
アレク:
元ロシア連邦保安庁して元KGB。チュレンコフと戦友。
モスクワテロ未遂事件でジョージと出会う。銃の扱いは不慣れだが、フレディやリーの情報・電子戦を支援する側面をもつ実力がある。
ハリス:
元リビア国民軍。リビア内戦で複数の部隊を率いた実績がある。
戦っているうちに戦う意味を失う。自ら除隊後、新アレクサンドリア図書館テロ事件で自ら志願。
その後ジョージと出会い、彼の運命を変えたきっかけになった。
カウディー:
出身不明。50代で傭兵歴25年の古参。
各地の紛争地域を渡り歩き”紛争に現る死神”と呼ばれているほど、火器の扱いが特殊部隊レベル。ベオグラードのテロ事件でジョージの捕虜になった経緯がある。だが、ジョージの説得で改心。
以後、武器調達員の最強のガードマンが誕生する。
諸君、クマぴょんだ。
「ここが長いと面白くない」という意見がわざわざツイッターで言われたんで、今回だけだゾ。
簡潔に言うが、とりあえず来年3月までのストックができており、4月の上旬までのストックも完成の見込みだ。
は?次回は長くなる?あたりまえだろ?己のやり方でモチベ維持してるんだから一々聞くかよ。ふざけんな(迫真
ツイ垢と発信源から基づいて住所割ったんだから、もう逃げられないねぇ?ご丁寧に誹謗中傷までしちゃって、開示請求送ったからなぁ?もう許せるぞオイ!
そんなことがあったとさ。めでたしめでたし。
それでは次回まで、ごきげんよう。