蝉が「ミンミン」とうるさく感じながら、ゲームをしている俺がいる。他には幼稚園児が、ワイワイとハシャイで走り回っている。
ここ最近は園児の名前まで覚えてしまった。そして足音だけで、誰の足音なのかが分かる。
それを見て転生するなら、絶対幼稚園児からやり直すのは、嫌だなと思ってしまう。夏休みの園児達がいつもより元気な感じがする。だから、中学2年生のオッサンでも無理がある。
そして午後4時頃、幼稚園児どもが帰宅してすぐにドッチボールをする小学生が現れた。
どうやら今回も審判をしないといけないみたいだ。何故か同級生や歳上の人に嫌われるが歳下からは慕われる傾向がある。
「あ。お兄さん、今日も審判お願いします」
とさわやかな声で声かけてきたのは、沢村である。小学五年生の野球部でそこそこ速い球を投げる男である。
ただ俺には優しいが少し怖い少年だ。
「あいいけど、野球は大丈夫なのかい?」
「あはい休みなので。よし新咲挨拶してこい。遅い走れ。遅いぞもっと速く走れ。走れって言っているだろう」
同級生には、つい怒鳴ってしまう人物である。
「
「分かったゴメンよ沢村君。はじめまして翼さん、審判ありがとうございます」
それにしても新咲も良い声してるな。
「いいよ少しは運動を見て、目の運動になるし」
俺の名は翼礼二で、特にゲームのぷよぷよしか得意な事はない。毎回4連鎖以上のスタートからぷよぷよの攻撃が始まる。ついでにドッチボールも始めよう!!
「じゃあ始めるぞ。最強の小学五年生、ドッチボール対決を行う!!礼」
俺は試合の挨拶の台本を読んだ。
「「「「「「「「宜しくお願いします」」」」」」」」
8人声が揃っているしチームがいつもと違う。
「あれ台本を変えたのかい」
「はい。台本を変えたのは、新咲君のお陰で大嫌いな牛月君と仲良くなりました」
へぇゴリラとライオンが喧嘩するくらい犬猿の仲だったのによく仲良くした。俺じゃダメだった事か。
「あ勿論翼さんのおかげです。翼さん、前に仲がいい二人を見たいと言っていたので頑張ろうと思いました」
沢村がそう言って牛月が
「く、ありがとうなんて言わないんだから」
「ツンデレか」
牛月は唯一、このドッチボールの女子である。そしてドッチボールの回転がかかってるボールでバンバンキャッチ出来ずアウトにするマシンであるくらい強い。
「ツンデレですね」
そして遂に始まる。投げてはキャッチをしてついに牛月の変化球ボールが見える。
牛月のカーブが新咲に襲いかかるも……(ありえないくらいすごく片手で回転を止めた)
「あれ何いまの?幻じゃないの?」
「大丈夫です。まだ牛月の本気はまだ出していませんから」
「アンタに期待されても全然問題ないんだからね」
直ぐにブーメランみたいな投げ方で投げて沢村を含めた3人命中してアウトになりそうになるもよわ回ったボールを牛月が倒れる形でキャッチする。
「カッコイイ。スゴ、ナイスプレイ」
「まぁ私がいればこんなの簡単よ」
その代わりに昨日雨で地面が良くない事で、服の汚れが大変な事になる。そう思いきやギリギリ手以外全く汚れていない。
腕立て伏せの状態になって防いだ状態で話した。どうやら余裕があるみたいだ。
再び変化球で新咲君以外を狙った球で3人同時アウトにして追い込んだ。
今度はフォークで足のギリギリを狙うも足で上に上げて軽々とキャッチした。
ここからは、連携対怪物との勝負が始まる。
圧倒的なステータスの新咲君を連携でどんどん削って行く。ドンドンスタミナ的に追い込まれた。
だが人数の差で追い込んでいたはずが新咲君のボールに一人アウトになる度に連携が崩れてしまい、残ったのは、沢村だけだ。
「ブヒューン」
とんでもない沢村のストレートのボールをキャッチした。
「本当に怪物かよ。全球片手でキャッチしてるよ」
そう聞くと
「あれ反則ですよね」
「頑張りなさいよ」
「うるさい黙れ。やってやるから安心しろ!!」
そう言ってイライラした様子の沢村は、再び怒鳴ってしまう。
そして新咲のボールを片手で受け止めた。そして全力のストレートが襲い掛かるはずが上空で届かない。だが牛月が飛んでキャッチして投げてアウトにした。
「ア・ウ・ト・ 整列 …… 一対ゼロで沢村チームの勝ち。礼」
「「「「「「「「ありがとうございました」」」」」」」」」
こうして長い一時間も続く熱戦の試合が終了しただけで夕日が綺麗な時間帯になった。
そして1年後俺は彼らと仲良くしながら、高校生になる為の受験に合格した。お祝いとして又ドッチボールをする予定だった。
向かってる最中に、新咲君が車に轢かれそうな所を走って押して助けた。だが俺は足が遅くて車に轢かれてしまう。
もう少し足が速かったら、もしチャンスをくれるなら誰かの為にもっと助けられるのにチクショウ。
それから15年後俺は幼稚園児スタートの転生ライフがスタートした。地獄では、なかったが嫌で、全く小学生まで友達できず姉は喜んでいた。
姉は俺より友達が多くて、俺より凄いことで喜ぶ女子だ。だがその関係は3年後のテストで変わった。姉よりいい点数をとった事で喧嘩が起きた。それは今も続いている。
そして小学生4年生でサッカー部に入り大会で優勝した。
同じ時期に始めてやっと友達が出来た。
更に年月が経ち中学三年生でよう実の一之瀬と会っていたらしいが記憶にない。そもそも顔が覚えていないが、ここはよう実の世界だと知る。
そしてすぐに高度育成高等学校に勉強して受けて、合格した。
更に二週間後合格出来た。その事が嬉しくて、沢村との思い出の公園に走って向かう。
着くと
「やっと来た」
と知らない高校生の女子みたいなせいふくをきたそう言われた
続く
約束したリメイク前の作品です。同じサイトなので安心してください。ただリメイク前なので地の文が長いですが宜しくお願いします。
https://syosetu.org/novel/297274/
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金髪美女に惚れて任務を受ける話です。三話ですが一話と二話は読まなくてもいいです。
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二話と一話も貼っておきます。視点が違うだけで話は同じです。オススメは二話です。
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宜しくお願いします