突如思い付いてしまったフラマリのヤンデレ話。

 主は連載している小説を放っぽりだして何をしているのか!

 早く書け!作者!

 

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フランと魔理沙

 

 私こと、霧雨魔理沙はフラン主催の紅魔館パーティーに招待された。

 

 一人だけ連れてきて貰いたいとの事だった。

 

 なので、私はアリスを連れてきた。

 

 最近ずっと家に引き籠っているので外に連れ出してやろうと思ったからだ。

 

 門前まで来ると美鈴から止められた。

 

 「ようこそいらっしゃいました。アリスさんと魔理沙さん。アリスさんは扉を入って右の一番奥の部屋。魔理沙さんは、フラン様のお部屋にてフラン様なお待ちです」

 

 「そんなに堅苦しくしなくても良いだろ?」

 

 

 「いえ、今回は正式な場なので……」

 

 「いつもの宴会の時はそんなに堅苦しくないだろ?」

 

 「いえ、今回は訳が違います。」

 

 「……そうか?」

 

 「…はい」

 

 「…理由を聞いても?」

 

 「お嬢様に……いえ、当主様に口止めされておりますのでそれは伝えられません。」

 

 「…そう」

 

 と、アリスは少し残念そうにしていた。

 

 何故かは分からないけどな。

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 アリスと別れてから、フランの部屋に行った。

 

 そこにはフランが居なかったのでそのままベットに座って待つことにした。

 

 「……遅いな…」

 

 そんな事を呟いた瞬間、咲夜が能力を使って現れた。

 

 「魔理沙様……フラン様は地下のお部屋にてお待ちしております。」

 

 「あれ?そうなのか?てっきり地上の方かと思ったぜ…」

 

 「申し訳御座いません……こちらの不手際で御座います。」

 

 「それよりも能力を使って現れられたから心臓が止まったかと思ったぜ…」

 

 「申し訳ありません…以後、そんな事が無いよう精進して参ります。」

 

 「…その敬語何かムズムズするからやめてくれないか?」

 

 「いえ、今回は……と言うか今後ともそれは無理で御座います。」

 

 「……そうか……」

 

 『今後とも』というのが気になったが追求しても美鈴と同じようにはぐらかされるだろう。

 

 

 そう考えた私は地下に行くのだった。

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 「フラン…本当にいいの?」

 

 「私は本気だよ?」

 

 「でも…いくら好きだからって……やりすぎよ…」

 

 「お姉様は私の感情が本物じゃないとでも?」

 

 「そんな事を言ってるんじゃないの……ただ…」

 

 「ただ?」

 

 「流石にそれは人間にはキツいわよ…」

 

 「どうして?どうせ吸血鬼にするんだから(・・・・・・・・・・・・・)さ?」

 

 「ッ…フラン…」

 

 「これは私なりの愛だよ。魔理沙とは永遠と呼べる時間を過ごしたい。だから私と同じにする(・・・・・・・)。良いでしょ?」

 

 「それは魔理沙の意見も尊重しないと…」

 

 「だからこその弾幕ごっこでしょ?」

 

 「…何を…」

 

 「弾幕ごっこのルール。勝者は決闘前に決めた報酬以外は受け取らない。相手が提示した報酬が気に入らなければ決闘は断れる。そのルールを利用する。」

 

 「…だけどその報酬を魔理沙が完全に受け入れるかどうかは…」

 

 「いいや、受け入れるよ。」

 

 「何故そんな事が……」

 

 「言えるのか?なんのためにもう一人連れてこさせたと思ってるの?」

 

 「…!……まさか…」

 

 「そうだよ、アリスを人質にする。」

 

 

 「そんな事をしたら…幻想郷の賢者が…」

 

 「あんな奴幻想郷(ここ)を破壊するぞって脅したら喜んで協力してくれたよ。」

 

 

 「……分かったわ。その作戦が成功することを願っておくわね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「…もちろん、絶対に成功するよ?」

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 私がフランの部屋に着いてもフランは居なかった。

 

 しかし、私は懐かしんでいた。

 

 「…ここでフランと出会ったんだよな…」

 

 今思えば奇跡である。

 

 フランはあの時弾幕ごっこを知らなかった。

 

 フランは問答無用で私を破壊しようとした。

 

 あの時私は死を覚悟した。

 

 (魅魔様…アリス…)

 

 そして、思った。相棒の事を。

 

 (霊夢…)

 

 その時にフランの目が変わった。

 

 何か愛らしいものをものをみているような…まるで何かに恋をしているかのような…そんな顔だった。

 

 その時にパッチェさんが来たのでパッチェさんの事を好きなんだろうな…と思った。

 

 (私なんかにあんなに可愛らしい少女が恋をするとかなんて無いだろうに…私は何を考えているのだろうか?)

 

 私らしくもない…今日はパーティなのだからこんな昔の感傷に浸っている場合ではない。

 

 「フラン遅いな……」

 

 もう何十分たっただろうか?

 

 フランはまだ来ない。

 

 アリスも来ないのだ。

 

 

 いきなり扉が開いて美鈴が顔を覗かせた。

 

 「フラン様が広間に変更するとの事なので着いてきてください」

 

 「…あ、あぁ…分かったぜ。」

 

 やはりだ。やはり何かおかしい。

 

 何故みんな私に敬語を使っている?

 

 パッチェさんには会っていないが小悪魔にはあった。

 

 何かよそよそしく挨拶をされた。

 

 「…美鈴…少し良いか?」

 

 「はい。何でしょうか?」

 

 「どうして皆よそよそしく私に敬語を使うんだ?」

 

 「それはですね…」

 

 美鈴は考えた後、首を振って…

 

 「いえ、やはりなんでもありません。」

 

 と、はぐらかした。

 

 やはり何か隠している。

 

 「おい、はっきりしろよ!」

 

 私が声を荒げた…そしたら…。

 

 

 「うるさいわね…どうしたのよ…美鈴…?」

 

 

 パッチェさんが来たのぜ。

 

 「これはパチュリー様…申し訳ございません。起こしてしまいましたか?」

 

 「いいえ、起こした…と言うより『起こされた』と言うのが正しいわね。」

 

 「…どう言うことです?」

 

 「アリスの蓬莱人形に呼ばれたのよ。聞けばアリスを人質に魔理沙を脅そうとしたらしいじゃない。そんな事をしても良いと思っているの?」

 

 「…フラン様のご命令です。人の危険よりも主のご命令ですので…」

 

 「そう…魔理沙」

 

 パッチェさんは私の名を呼ぶと…言った。

 

 「フランの目的は貴女よ。貴女を自分の物にしようと企んでいる。本当ならば本を返せと言いたいところだけれど…今回はアリスと貴女を逃がすことに死力を尽くすわ。」

 

 「では、パチュリー様は裏切りと言うことで宜しいですね?」

 

 「えぇそう…よ?」

 

 「では…さようなら…パチュリー様。」

 

 いきなり隣に現れた咲夜に首元にナイフを突き立てられそえになった…が…

 

 「パチュリー様!」

 

 小悪魔が庇った。

 

 「こぁ!」

 

 「パ…チュ…リー…様…」

 

 悪魔にも銀のナイフは効くのだろうか?…それは分からないけれども…一度行動不能にはなるだろう。

 

 「貴女まで逆らわなくても良かったのに…」

 

 「私の…心配は…しなくても…よか…ったん…です…よ…?」

 

 

 「こぁ…貴女もお嬢様に逆らうのであれば…消すしか無いわね。」

 

 …狂ってる。

 

 皆おかしい。

 

 何故フランの為に咲夜はパッチェさん(家族)を傷つけようとした?

 

 何故フランは私を自分の物にしようとしてる?

 

 「魔理沙さん…フラン様がお待ちです。あんな裏切り者の戯れ言を気にせずこちらへ…」

 

 「駄目よ!魔理沙!」

 

 「パッチェさん…私は…」

 

 私はパッチェさんの目を見つめると告げる。

 

 「フランを信じてみるぜ…何かの間違いだと思うんだ…」

 

 「…魔理沙…」

 

 「魔理沙さん。」

 

 「分かったぜ…美鈴…」

 

 「魔理沙!」

 

 「パチュリー様…いえ、パチュリー。貴女は地下室で幽閉させていただきます。」

 

 「咲夜!離しなさい!」

 

 「パチュリー…貴女に拒否権、もとい命令権はありません。」

 

 「ッ……」

 

───────────────────────

 

 「……パチュリー…バカ…」

 

 今の咲夜や美鈴に逆らえば幽閉させられる。

 

 私に命令権はない。

 

 全てフランにとられてしまったのだから……

 

 大人しくしていれば私達と一緒にいられた。

 

 大人しくフランの言うことを聞いていればこぁを破壊されずに済む。

 

 

────────────────────────

 

 「…フラン…?」

 

 私が大広間に着いた時、フランは本来レミリアの席であるはずの玉座に座っていた。

 

 「いらっしゃい!魔理沙!」

 

 フランは無邪気な笑顔を浮かべてこちらに歩み寄ってきた。

 

 「フラン…アリスを人質にするのはやめてくれないか?」

 

 ピクリと、フランの肩が動いた。

 

 「何故レミリアの玉座に座っているんだ?」

 

 フランを見る。

 

 「何で…そんなに汚れた眼をしてるんだ?」

 

 「…汚れた眼?」

 

 フランは私を見る。

 

 「あぁ、お前の眼はいつもと違う。いつもはもっと綺麗な眼だ。」

 

 「いつも私の眼を綺麗だと思ってくれてるの?ありがとう!」

 

 「確かにそうだが今は違う。フラン…お前は…」

 

 「魔理沙の眼も綺麗だと思うよ!」

 

 「あぁ、それは嬉しいが…フラン…」

 

 「やっぱり私達ってやっぱり気が合うね!」

 

 

 …駄目だ、話を聞いてくれない。

 

 「私達の出逢いって運命なんだ!」

 

 突然私達の出逢った話をし始めた。

 

 「魔理沙が私の部屋に入って来た時、本当は破壊しようと思ってたんだ!だけどね…その時に大切な人の事を思い浮かべたでしょ?」

 

 「…あぁ」

 

 「私はその時に『私が魔理沙の大切な人になりたい。魔理沙を独占したい』って思うようになったんだ!」

 

 「ッえ!?」

 

 「だから、魔理沙…」  『私と結婚して?』

 

 「……いや…あのな…」

 

 「拒否するんだったらアリスを壊しちゃうよ?」

 

 「ッ!?」

 

 「分かった!なら弾幕ごっこで決めよう!」

 

 「え…?…は…?」

 

 「私が勝ったら魔理沙は私と紅魔館で暮らす。私以外の女と会わない。魔理沙が勝ったらアリスも返すしこぁたちやパチュリーも図書館に戻す。ただ、私は地下室に逆戻りだけどね…どう?」

 

 「どう?って言われても…」

 

 「迷ってるの?…だったらこの決闘を受けなかったらアリスを殺す(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)って言ったらどうする?」

 

 「ッは!?な…何で…!?」

 

 「だって私はその二択しか考えてないもの。魔理沙と紅魔館で暮らすか、私が地下室に戻るか。」

 

 「…分かった、受けてやるぜ。」

 

 「そうこなくっちゃ!スペルカードは魔理沙が幾らでも、私が一枚ね!で、残機は無し!どちらかが気を失うまで!」

 

 …嘗められていると…そう思った。

 

 だから、私は激情のままに体を動かした。

 

 『恋符 マスタースパーク』

 

 先手必勝と言わんばかりに私はマスパを打ち出した。

 

 だが、フランはそれを意図も容易く避けてスペルカードを使った。

 

 …いや、それはスペルカードと言って良いものではなかった。

 

 何故なら…

 

 『キュッとしてドカーン』

 

 破壊の力を使った、なにも美しくもない技だったからだ。

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 「…ふう…疲れたぁ…」

 

 私は魔理沙の意識を破壊して、私は魔理沙を地面に落とした後、私も魔理沙の付近に降り立った。

 

 「ウフフ…魔理沙ぁ…」

 

 私は魔理沙を抱き寄せると…

 

 

 

 

 カプリ

 

 

 

 

 首筋を噛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジュルルルル…  ジュルルルルルルル…

 

 

 

 

 

 

 最初で最後になるであろう魔理沙の血を、最後に堪能したかった。

 

 「プハー…美味しかったな……」

 

 そして私の血を飲ませる。

 

 すると……

 

 牙が生え、私の色違いの翼が生えてきた。

 

 「うふふ…これで私と一緒……これから先、永遠とも呼べる時間を私と過ごそうね…魔理沙!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 う…あ………わた…し……は……

 

 ここ……は……どこ……だ…?

 

 

 「おはよう!魔理沙!」

 

 だ…れ…?

 

 「私はフランドールスカーレット!魔理沙!貴女の妻だよ!」

 

 つ…ま…?

 

 違う…私は…アリス達を助けようとして…

 

 「さ!疲れたでしょ?一緒に寝よ!」

 

 あぁ…疲れた……

 

 

駄目だ!行ったら監禁されてフラン以外誰にも会えなくなるぞ!

 

 

 

 何を言ってるのか…分からない…

 

 彼女は優しいヒトだ。

 

 君が何を言ってるのか分からないけど…フランさんをバカにするのはやめろ。

 

 

違う!あいつは悪魔だ!

 

 

 うるさい…もう疲れたんだ…私はもうフランさんと一緒に寝る…

 

 邪魔しないでくれ。

 

 

 違う!行くな!行っちゃ駄目だ!

 

 「フランさん…眠い…」

 

 「分かった!膝枕してあげる!」

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 あの声が聞こえなくなって何百年過ぎただろうか。

 

 フランさんはもうあの時のように少女ではなく、大人の体型になっていた。

 

 フランさんと一緒に寝て、フランさんにご飯を食べさせて貰えて、こんなに嬉しいことがあるだろうか?

 

 

 でも、時々私の名を呼ぶ声が聞こえる。

 

 昔に聞いた気がする優しい声。

 

 私の大切だった気がする声。

 

 

 母親のように、包み込んでくれる優しい声。

 

 フランさんに聞いたら悪い人が私を拐おうとして来るから返り討ちにしていると言われる。

 

 だけど、私にはもうどうだって良い。

 

 もうフランさんが居れば良いのだから…

 

 

 

 




 冒頭の謎の茶番は気にしないでください。

 作者からのお願いです。

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