サイコバグなお兄ちゃん、Vtuberになる。 作:にいるあらと
『配信の後でお疲れのところゴサンシューいただきありがとうございます! さて! 本日集まっていただいたのはほかでもありません。みんなとの約束を破ったイヴちの……イヴちの、えっと……処刑についてです!』
「裁判すっ飛ばしてすぐ処刑はあんまりじゃね?」
『……法治国家としてあるまじき行い』
『アイちゃん……。順を追って……順を追って説明してもらってもいいかな?』
配信の後集まっておしゃべりしよー、とのメッセージを受けてコミュニケーションアプリのサーバーに集合したうちを待ち受けていたのは、ジン・ラースを除いた四期生の同期──アイニャことアイナ・アールグレーンと、ウィーレことウィレミナ・ウォーカー、エリーことエリーゼ・エスマルヒだった。
サーバーに入った途端に処刑されそうになっているが、おそらくこの件について話をしたがっているのだろうな、というあたりはついている。
『ジンくんについてだよ! みんなで、四期生でコラボするって約束してたのに、なんで自分一人だけで遊ぼうとしてるの?! ずるいよ! あたしもジンくんとゲームしたりお喋りしたいのに!』
やはりこの件についてだった。
「先に説明してなかったのは悪いと思ってるって。でもよく考えてみ? いくら炎上騒動が鎮静化したって言っても、まだ過敏に反応するリスナーはいる。炎上騒動が終わったばっかでピリついてる空気の中で『四期生でコラボします!』ってなったら、再燃しかねないだろ? だからうちが試しにジン・ラースと絡んでリスナーがどういう反応するか見るんだ」
『……一理はある』
『たしかに、また炎上したらラースさんにも、ラースさんの妹さんのレイラ先輩にもご迷惑になっちゃうもんね……』
『お試しでコラボするっていうんならあたしだっていいはずだ! イヴちがやるのはドクダンセンコーだ!』
「いや独断専行って言うけどな?」
『エコヒイキだ!』
「いや
イヴ・イーリイ処刑裁判が開廷してすぐでこの勢いとは恐れ入る。アイニャも配信が終わったばっかりだし、テンションが戻ってないのだろう。エンジンあったまってんなぁ。
『……でも、アイナの言い分も、筋が通ってる。試しで二人でコラボするなら……わたしでも、いいはず』
『そうだよね。それならイヴちゃんじゃなくて私でもいいんじゃないかな? 二人でのコラボでもだめだった時、イヴちゃんが燃えちゃうかもしれないし、私のほうが……』
「いや、うちがやるのが一番都合がいいんだ。都合がいいっつうか、波風立たない可能性が一番高いって感じか」
『波風立たない……どういう意味? なんだか、イヴち……ごまかそうとしてない?』
「してねぇよ。リスナー層の違いだ」
『……なるほど。たしかに』
こういう時、いの一番に答えに気づけるのはやっぱりウィーレだった。
そしてやっぱり、アイニャとエリーはピンときていない。
『り、リスナー層?』
『えっと……男女比の比率とかのこと?』
「エリーは当たらずとも遠からずだな。男女比もあるし、リスナーの性質とか、ふだんどういう配信をしていてリスナーとどういうやり取りをしているかとか、そういうことも加味してる」
例えば、うちの配信とは対極であるところのエリーの配信だと、リスナーの多くは柔らかい言葉遣いであったり、丁寧な口調でエリーにコメントを送っていたりする。なんとも清楚でお上品な配信だ。エリーの声質もあいまって、配信を視聴していると心が洗われるかのよう。
これがうちの配信となると、うちとリスナーとの煽り合い殴り合いになる。配信でRPGのゲームをやればリスナーは平気で間違った情報を教えてくるし、うちはうちでリスナーのコメントに誤字脱字勘違いがあればそれをあげつらう。リスナーとのプロレスが常日頃から行われている。
配信者によって、視聴しているリスナーに違いが出てくるのは必然的なものなのだ。
「リスナーも男友だちに接するような感覚でコメント打ったり観てたりするから、ジン・ラースに絡みに行くならうちが一番問題になる可能性が低いってこった」
アイニャもウィーレもエリーも女の子女の子した可愛らしい配信をしている。それを視聴しているリスナーは男と絡むことに後ろ向きな考えを持っている奴も多いだろう。たとえ同じ四期生だとしても、ジン・ラースとのコラボを喜びはしないはずだ。そのあたりのデリケートな問題は時間をかけて慣らしていかなければいけない。
その慣らしに便利に使えるのがうちだ。
うちの配信を観ているリスナーなら、ジン・ラースとのコラボに抵抗を示すリスナーがいないとは言い切れないが、三人よりかは絶対に少ないはずだ。
実際、うちが『ジン・ラース、コラボしようぜ!』と言い出す前からリスナー側から〈ジン・ラースとコラボしたらおもろいんじゃね?〉〈イケボコラボしてくれよ〉と配信中のコメントでも匿名メッセージサービスでも届いていた。
炎上騒動解決以後、ジン・ラースを容認するような雰囲気が醸成されつつあったからこそ、うちも配信中にジン・ラースにコラボの誘いをしたのだ。さすがに基本無鉄砲なうちでも時と場合くらいは考慮する。
『でっ、でもさぁっ! それは、イヴちとジンくんはコラボできるようになるかもしれないけど、あたしたちはいつまで経ってもできないよね?』
「……ん? どういう意味だ?」
『……ジン・ラースとコラボすることを嫌がるリスナーがいるのなら、四期生女子の中でコラボできるのはイヴだけで、わたしたちはずっとコラボできないのではないか……とアイナは言ってる』
「あぁ、そういう意味ね」
『なぜアイちゃんの通訳みたいなことをウィーレちゃんが……』
『あたしそう言ったよ!』
「言ってねぇよ。心配しなくても、近々できるようになるって。言っちまえば、うちは
『キョートーホ……教頭先生の補佐するみたいなこと?』
「教頭補じゃねぇよ。うちは主幹教諭か。だから、んーと……つまりだな、うちが試しにジン・ラースとコラボしてみることで、ジン・ラースは女と繋がろうとしてるわけじゃねぇってことをリスナーにわからせるんだ。そうすりゃ、アイニャやウィーレ、エリーのとこのリスナーも考え方が変わってくるかもしんねぇし、安心材料にはなる。四期生でコラボする時はうちがジン・ラースとの橋渡しもできるしな」
『……橋頭堡、だけに』
「べつに上手いこと言おうとしたわけじゃねぇよ! 恥ずかしくなるからやめろ。……ま、そういう意味で、一番最初にジン・ラースとコラボするならうちが都合がいいってことだ。わかったか?」
『でもっ、でも……ずるいよ。あたしだって、ジンくんとお話ししたい。直接お話しして……助けてあげられなくてごめんなさいって、直接謝りたい……』
『アイちゃん……』
『…………』
「アイニャが後ろめたく思うのもわからんでもないけどな」
うちらがデビューしてから、つい最近まで続いていた炎上騒動。その終幕は劇的なものだった。
ジン・ラースは配信上で堂々と、誹謗中傷行為をしていた奴らに開示請求をすると言い放ったのだ。
これまでなにがあろうと、なにを言われようと、動画を捏造された時でさえ淡々と事実を述べていたあのジン・ラースが──我関せずを貫いていたあのジン・ラースが、大々的に法的措置を宣言した。
その動いた理由が、ジン・ラースの実の妹であるお嬢──レイラ・エンヴィのためだというのだから、SNSや匿名掲示板で美談扱いされるのもわかるというものだ。
レイラ・エンヴィに誹謗中傷や脅迫をしていた人間には法的措置を、それ以外の人間には今後荒らし行為や誹謗中傷行為をしないのであれば法的措置をしない。そうわかりやすく線を引いて決着をつけた。
一部の過激派を根絶やしにして、過激派未満の荒らしには首元に刃を突きつけるように警告し、荒らしに関わっていない一般リスナーには好印象を与えた。
元はといえば件の男女Vtuberに巻き込まれた形の炎上騒動だったが、ジン・ラースは先陣を切って行動し、事務所のサポートもあっただろうがほとんど独力で炎上騒動を終わらせた。
それ自体はいいことだ。炎上騒動の一件に方がついたのだから、喜ぶべきことだ。
ただ、同期の立場としては心苦しい。そう感じるアイニャの気持ちもわかる。
お嬢を除けば一番近い位置にいた同期のうちらがなにもできずに、ただ傍観することしかできなかった。その事実に良心が痛むのだろう。善良な精神を持っているアイニャやエリーなら、そう思っていてもおかしくない。
でも、自分に罪悪感が残るからといって謝るのは、自己満足にしかなりえない。
「そういう気持ちを押しつけても、ジン・ラースは困るだろうよ。同期に謝らせたくて矢面に立ってたわけじゃねぇだろうし」
『っ……。で、でもっ……』
「せめて言うんなら『ごめんなさい』だけじゃなくて『ありがとう』も一緒にな。それでジン・ラースが納得できないってんなら、その時はまたなにか考えりゃいいんだから」
『……そのあたりが、妥当』
『そうだね……。まずは四期生全員でコラボできるところまで持っていかないといけないから』
『む……むぅ……。そんなの、いつになるかわかんないぃ……』
「でも急ぎすぎたらまたジン・ラースが燃えるかもしれないぞ? しかも今度はうちらのせいで。そんなの一番嫌だろ」
『それは絶対いや!』
「なら段階踏んでゆっくりやってくしかねぇよ。安心しろって。近いうちに必ず全員で集まれるようになるはずだ。それにジン・ラースとコラボする時に、うちらがどう思ってるかを伝えとく。ジン・ラースから伝言頼まれたらみんなにも伝える」
『……事を急いても、逆効果。リスナーが過剰反応したら、それこそ今後……四期生で集まれなくなる』
『このあたりは気を遣って遣い過ぎるってことはないだろうから、まずはイヴちゃんにお願いするのが一番いいんじゃないかな?』
『……イヴなら、リスナー面も比較的安全だし……エンヴィ先輩のファンっていう、共通の話題もある。適任』
『むぐぐ……。わかったよ……もう文句言わない。イヴち、ジンくんとコラボする日が決まったら教えてね。伝えてほしいこと、あたしいっぱいあるんだ』
「おっけ。決まったらまたグループで報告すっから」
うちとは違う意味で直情型のアイニャだが、べつに人の言うことに耳を貸さないわけではない。納得できる道理があれば、自分の気持ちに折り合いをつけて人の提案を受け入れることもできる。仲間思いが強すぎて、この件では暴走しがちなだけだ。
この後はアイニャが先輩とやったコラボの話をしたり、ウィーレがゲームの話をしたり、エリーが飼ってる犬の話をしたり、各々気ままにだらだらと雑談して、日付が変わった頃に解散となった。
「はぁ……いい子が多すぎる」
コミュニケーションアプリを切った後、うちは
「嘘ついてるわけじゃねぇけど……なんだかなぁ」
四期生全員でコラボする前にうちが先にジン・ラースとコラボするのは、もちろんアイニャたちに説明した通りの理由もある。
いきなり四期生全員でコラボすれば、女配信者ばっかり観てるだろうアイニャたちのリスナーは拒否反応を示すかもしれない。だが、一度うちがジン・ラースとコラボしてどんな奴なのかをリスナーに示せば安心材料にはなる。いざ四期生全員でのコラボとなった時にも緩衝材としてうちがジン・ラースとの間に入れば、穏便に四期生コラボが実現できる可能性がある。
これが一番穏便に四期生コラボを実現する方法だと本当にそう考えてる。そこに嘘はない。
でも、理由はそれだけではない。
「…………数字がすべてってわけじゃねぇ。それはわかってるつもりだけどなぁ……」
チャンネル登録者数。
配信者としての人気や実力を示す指標の一つ。それに、早くも差が生まれ始めている。
デビューして一週間くらいの時は、ジン・ラースは四期生の中でもっとも登録者数が少なかった。
それもそうだろう。貰い火の真っ只中だったのだから。
炎上の理由も相まって、箱推しを取り込めるという企業勢の利点も働かない。コラボも自由にできない。一人で配信していてもコメント欄は荒らされる。そんな中で、どうやって伸ばせと言うのか。
だが、ジン・ラースは炎上の最中でも伸ばした。事務所の制止すら振り切ったお嬢とのコラボが抜群によかったというのもあったが、そうでなくてもジン・ラースには配信を観たいと思わせるだけの魅力があった。
もちろん小豆真希先生が手掛けたガワも一因にはあるだろう。ぱっと見て目を引くデザインというのはそれだけで武器になる。
声もよかった。単純に耳に心地いい声というだけではなく、滑舌のよさや喋る速度も聴き取りやすいし、いきなり大声を出したりもしない。視聴していてストレスがかからないというのは長時間観る上で重要度が高い。
担当した絵師が有名で腕がよかったという運。声という天性の素質。お嬢との関係性。
ふつうの配信者であれば人気が出るのに十分すぎる要素だが、ジン・ラースの置かれた環境ではそれだけ揃っていても逆境を跳ね返すことはできなかっただろう。炎上という激しすぎる逆風を押し退けられたのは、ひとえにジン・ラース本人の配信者適性と鋼のようなメンタルがあったればこそだ。
うちは詳しくないジャンルだけれど、並の配信者よりもよほど上手いらしいFPSという特技。ゲーム中でもコメントを拾って、プレイしながら会話できる器用さ。過激な言葉を使わずに盛り上げる言葉選びの巧みさと、常人からずれた価値観が齎すユーモア。悪魔というキャラクターのロールがばっちりとはまるサイコパス味のある言動。どこからでも話を広げられる引き出しの多さと教養。配信中ずっと喋っていても失言しないモラルとネットリテラシーの高さ。どれだけ荒らされて煽られても激情したり動揺しない精神力の強さ。
それらの要素があったからこそ、尋常ではない逆風の中でさえ数字を伸ばしていたのだ。
炎上騒動を解決し、風向きが変わり、以前からお嬢の配信で話に上がっていた『ゆー』──今では『ゆきね』として活動している手描き切り抜きチャンネルと、超絶有能な切り抜き師という追い風を得れば、ジン・ラースが大きく飛躍するのは当然だった。
気づけばジン・ラースはうちの頭を悠々と飛び越え、ウィーレを追い越し、エリーとアイニャをも抜き去って、四期生でトップのチャンネル登録者数を誇っている。なんならその増え方は衰えることを知らず、今では三期生の先輩方に肩を並べている。しかもまだ上昇ペースは鈍っていない。異次元的な伸び方だ。
Vtuberだけに限らず配信者全般で言われていることだが、まず自分を知ってもらうという一番最初のハードルが高いのだ。ジン・ラースはそのハードルを、幸か不幸か炎上騒動をきっかけにして乗り越えた。
だが、冷やかし気分で配信に訪れた物見遊山の野次馬たちをそのままチャンネルに定着させるのはシンプルに配信者としての実力があったからだ。
デビューしたばかりの頃『炎上騒動が終わったら新人としてのスタート一歩目で躓いたジン・ラースとコラボして、うちらが引っ張り上げてやろうぜ』なんて意気込んでいたが、逆に水をあけられた。
アイニャもウィーレもエリーも、きっとジン・ラースだって、チャンネル登録者数の
だから気にすることはないんだ、なんて思おうとしても、そう思っている時点で気にしてしまっている。
「……ジン・ラースと二人でのコラボが、うちには必要なんだ」
うちの性格やキャラクター的に、ジン・ラースのリスナー層のほうがおそらく性にあっている。
もちろんアイニャたちのことは大好きだが、アイニャたちのリスナーとうちは相性が悪い。
『New Tale』という、女ばかりが所属している箱の配信者を観ているリスナーは、かわいい女を期待して観ている男が多い。
アイニャは観てて気持ちいいくらい元気溌剌としていて、ウィーレはどこか
女の子の魅力が詰まっているグループにうちみたいなヤンキー
うちだけ取り残されるに決まっている。
「……みんなから置いてけぼりにされたくねぇしな……」
これからもジン・ラースは着実に知名度を高めていくだろう。
そんな時『New Tale』のライバーの中で、身内であるお嬢を除いて一番ジン・ラースに近いという立場を確保しておくのは今後有利に働くはずだ。四期生全員揃ってのコラボは難しくても、うちとジン・ラースの二人でのコラボであればやれる機会も多くなる。
「はぁ……嫌だな。こっちでも結局こんなこと考えないといけねぇのか……」
数字ばかり気にしていて、人を見ていない。そんな自分を嫌悪する。
うちはもともと、今イヴ・イーリイとして活動しているプラットフォームとは違うところで、歌い手に近い活動をやっていた。
しかし、どれだけトレーニングしても女らしい高い声や可愛い声は出せなかった。歌唱技術は身についても数字が伸び悩んでいた。ミキシングなど音楽分野の勉強にも力を入れたが、いくら努力を積んでも歌い手として人気は出なかった。
大学卒業まで歌い手をやってみて、それで駄目なら諦めようと思っていた時にお嬢の配信を観た。
配信者は人気商売だというのに、まるで媚びるような素振りのない低めの声と、いっそのことリスナーを突き放していくような冷たい対応。その上で自分の好きなことをやっていくという配信スタイル。時折出てくるブラコン気質なところもギャップがあってとてもよい。お兄ちゃんの話をしすぎてリスナーから注意されても、そんなもん知ったこっちゃないと続けるその意志の強さも素晴らしい。しばしば行われる選別作業のおかげでお嬢の眷属たちは精鋭揃いだ。
自分は曲げない、お前が折れろ、と言わんばかりの姿を観て純粋に格好いいと思い、うちは
大学生活を送りながら歌い手として活動を続けつつお嬢の配信を追っていると、お嬢が所属している『New Tale』で四期生の募集をしていると告知があった。推しと一緒に活動したいという欲もあったが、歌い手の活動に行き詰まっている現状の打開になることを期待して試しに応募してみたら、本当に受かってしまった。
Vtuberとして人気を得て、いずれ歌に重心を置いて活動していきたいという展望があったが、Vtuberになってかわいいヴァーチャルの姿をもらっても中身に魅力がなかった。うち自身に人を惹きつける魅力がなかった。デビュー直後に炎上で躓いたジン・ラースよりも数字が低いのは、なかなかにメンタルにくるものがある。
「ままならねぇもんだなぁ……」
お嬢のように一本芯を通した配信者になりたかったが、今のうちはぶれにぶれている。たとえイヴ・イーリイの振る舞いに
言うまでもないが、四期生揃い踏みのコラボを実現したいという思いはある。アイニャたちが望むように四期生での企画を立てたいとも思う。うち個人としてもお嬢の配信で頻出するお兄ちゃんのジン・ラースと話すのは楽しみだし、お嬢がふだん家ではどんな感じなのか一介の眷属として訊いてみたい。
そんな耳触りのいい理由の裏側に、利己的な欲を隠している。ジン・ラースが大変だった時には知らんぷりしてたくせに、恥も知らずに擦り寄ろうとしている。
こんな自分に吐き気がした。
(当社比)
次はお兄ちゃん視点です。
誤字脱字報告してくれてる方ありがとうございます!
何度読み返しても見落とす時は見落とすんですよね……。