「フハハハハハ、楽しい楽しい崩落タイムだ!」
「「言ってる場合か!」」
魔神王ゲーティアに勝利したカルデアAチーム。
ゲーティアに勝利した証拠として、終局特異点そのものの崩壊が始まっていた。
「帰投地点まで後20分程です!」
「ギリギリすぎじゃないかしらそれ!?」
「調子に乗って魔力使いすぎてしまったのは失敗だったね、うん」
「我も王の財宝から物は出せても魔力足りなくて使い物にならん!フハハ」
ゲーティアに全魔力を使ってしまったため、魔術師、サーヴァントの能力は役に立たず、走ることしか出来ないのが彼らの現状だった。
「・・・?おい、あれドクターじゃないか!?」
「本当じゃん!?カドックよく気がついたね!」
「獣に対する魔術を使っているんだ。遠くで動いているものを見つけるのには慣れてる」
カルデアへの道のりもあと半分といったところで、反対側から此方に向かって走ってくるのはドクターロマンこと、ロマニ・アーキマン。
「あれ?なんで皆帰って来ているんだい?」
「何をやろうとしてこっちに来ていたのかは知らないが、もうこの特異点の原因は倒した!あとは特異点が消滅する前に帰るだけだぞ!」
「ええ!?僕レオナルドにカッコつけてから来ちゃったからこのまま帰るの恥ずかしいんだけど!?」
ロマニを連れ、再び走り出した一行は帰投地点まで後少しというところで立ち止まることとなった。
「お前は・・・」
「私はゲーティア。人王ゲーティア。消滅の間際、一つだけ心残りがあったことを思い出した」
立ち塞がったのはソロモンに似た顔立ちの黄金の男、ゲーティア。
「ほう、言ってみろ使い魔」
「ふざけすぎだ貴様ら!!!」
「「うわうるさ」」
怒り心頭といった様子でゲーティアは叫ぶ。
「なんだ、RTAって!舐めてんのか!しかも、本当に早いわイレギュラーは多いわ!マジでキングゥが一番意味わからんわ!」
「あー」
「彼はただのHENTAIだからね、うん」
「貴様らのような連中正しいとか抑止はバカなのか!?」
「「「それには激しく同意する」」」
と、ギルガメッシュはポンッとロマニ肩を叩く。
「ロマニよ、どうやら興奮している患者がいるようだ。医者として見てやったらどうだ?それとも保護者として、腹を割って話し合うか?ソロモンよ」
「ちょっ!?」
「「「「ええっ!?」」」」
「「知ってた」」
その言葉に何も知らなかったAチームのメンバーは驚き、ゲーティアはワナワナと震えだす。
「貴様か・・・」
「な、なにがだい?」
「貴様が元凶かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「うわぁぁぁぁ!?誤解だよ、ゲーティア!?」
「やかましい、貴様のようなやつの言葉など信じられるか!」
「ちょ、今の僕じゃ死ぬ!?」
ロマニはソロモンの姿になるとゲーティアから逃げ出す。
「やはり、全て貴様の指示かぁぁぁぁ!」
「勘弁してくれよ、ゲーティア!」
「フハハハハハ!ウハハハハハ!フハハ、ゲホッゴホッ」
「笑いすぎて噎せてるぞこいつ・・・」
結局、ゲーティアはロマニをしばきまわして満足したのか、今のロマニであれば着いていけると思ったらしく、再びソロモンの使い魔として大人しくなった。
そして、カルデアへと全員無事に帰還した立香達はダヴィンチに頼まれ外に出て装置を設置するように頼まれたのだった。
「お、スゲー良い天気じゃん」
「はい!素晴らしい青空です!」
「装置はあの辺りみたいだね」
「よし、誰が一番に着くか競争するぞ!勝ったやつにこの我からハワイのこのホテルに泊まる権利をくれてやる!」
「お前いつの間にそんなの用意したんだ!?」
世界は確かに救われた。
ふざけた旅だったが、最高の旅だった。
後に藤丸立香はそう語ったという。
これにて一部完結!
感想を書いて貰えると幸いです。
これ以降の更新はしようと思っているので、何かしら書くとは思います。
今のところ1.5部、2部は書かないです。
2部は書きたいんですけどまだ真相がわからないので手は出さないでおきたいと思います。
最後にアンケートを乗せておきます。
次に書くなら?
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転生者邪ンヌといくサバフェス
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転生ギルが第五次に召喚される話
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