キリギルリツカ   作:森羅万象チョコ

21 / 21
ギルソロゲーティア

「フハハハハハ、楽しい楽しい崩落タイムだ!」

「「言ってる場合か!」」

 

魔神王ゲーティアに勝利したカルデアAチーム。

ゲーティアに勝利した証拠として、終局特異点そのものの崩壊が始まっていた。

 

「帰投地点まで後20分程です!」

「ギリギリすぎじゃないかしらそれ!?」

「調子に乗って魔力使いすぎてしまったのは失敗だったね、うん」

「我も王の財宝から物は出せても魔力足りなくて使い物にならん!フハハ」

 

ゲーティアに全魔力を使ってしまったため、魔術師、サーヴァントの能力は役に立たず、走ることしか出来ないのが彼らの現状だった。

 

「・・・?おい、あれドクターじゃないか!?」

「本当じゃん!?カドックよく気がついたね!」

「獣に対する魔術を使っているんだ。遠くで動いているものを見つけるのには慣れてる」

 

カルデアへの道のりもあと半分といったところで、反対側から此方に向かって走ってくるのはドクターロマンこと、ロマニ・アーキマン。

 

「あれ?なんで皆帰って来ているんだい?」

「何をやろうとしてこっちに来ていたのかは知らないが、もうこの特異点の原因は倒した!あとは特異点が消滅する前に帰るだけだぞ!」

「ええ!?僕レオナルドにカッコつけてから来ちゃったからこのまま帰るの恥ずかしいんだけど!?」

 

ロマニを連れ、再び走り出した一行は帰投地点まで後少しというところで立ち止まることとなった。

 

「お前は・・・」

「私はゲーティア。人王ゲーティア。消滅の間際、一つだけ心残りがあったことを思い出した」

 

立ち塞がったのはソロモンに似た顔立ちの黄金の男、ゲーティア。

 

「ほう、言ってみろ使い魔」

「ふざけすぎだ貴様ら!!!」

「「うわうるさ」」

 

怒り心頭といった様子でゲーティアは叫ぶ。

 

「なんだ、RTAって!舐めてんのか!しかも、本当に早いわイレギュラーは多いわ!マジでキングゥが一番意味わからんわ!」

「あー」

「彼はただのHENTAIだからね、うん」

「貴様らのような連中正しいとか抑止はバカなのか!?」

「「「それには激しく同意する」」」

 

と、ギルガメッシュはポンッとロマニ肩を叩く。 

 

「ロマニよ、どうやら興奮している患者がいるようだ。医者として見てやったらどうだ?それとも保護者として、腹を割って話し合うか?ソロモンよ」

「ちょっ!?」

「「「「ええっ!?」」」」

「「知ってた」」

 

その言葉に何も知らなかったAチームのメンバーは驚き、ゲーティアはワナワナと震えだす。

 

「貴様か・・・」

「な、なにがだい?」

「貴様が元凶かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「うわぁぁぁぁ!?誤解だよ、ゲーティア!?」

「やかましい、貴様のようなやつの言葉など信じられるか!」

「ちょ、今の僕じゃ死ぬ!?」

 

ロマニはソロモンの姿になるとゲーティアから逃げ出す。

 

「やはり、全て貴様の指示かぁぁぁぁ!」

「勘弁してくれよ、ゲーティア!」

「フハハハハハ!ウハハハハハ!フハハ、ゲホッゴホッ」

「笑いすぎて噎せてるぞこいつ・・・」

 

結局、ゲーティアはロマニをしばきまわして満足したのか、今のロマニであれば着いていけると思ったらしく、再びソロモンの使い魔として大人しくなった。

 

そして、カルデアへと全員無事に帰還した立香達はダヴィンチに頼まれ外に出て装置を設置するように頼まれたのだった。

 

「お、スゲー良い天気じゃん」

「はい!素晴らしい青空です!」

「装置はあの辺りみたいだね」

「よし、誰が一番に着くか競争するぞ!勝ったやつにこの我からハワイのこのホテルに泊まる権利をくれてやる!」

「お前いつの間にそんなの用意したんだ!?」

 

世界は確かに救われた。

ふざけた旅だったが、最高の旅だった。

後に藤丸立香はそう語ったという。




これにて一部完結!
感想を書いて貰えると幸いです。
これ以降の更新はしようと思っているので、何かしら書くとは思います。
今のところ1.5部、2部は書かないです。
2部は書きたいんですけどまだ真相がわからないので手は出さないでおきたいと思います。

最後にアンケートを乗せておきます。

次に書くなら?

  • 転生者邪ンヌといくサバフェス
  • 転生ギルが第五次に召喚される話
  • 転生ギルが第四次に召喚される話
  • 原作FGOに三バカが召喚される話
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

愚問なり、無知蒙昧、知らぬならば答えよう(作者:まいねーむいずあしたか)(原作:Fate/)

▼型月世界に転生した男が聖杯戦争に巻き込まれたりする話。▼神様転生じゃないので、転生特典はなし。▼ただし、型月世界に転生したらこうならね?っていう特典みたいのはある。▼Fateの二次創作って書いたことないなぁと思い立って書いた。▼型月世界に合わせて調整した至高天・黄金冠す第五宇宙モドキが書きたかっただけともいう。▼至高天・黄金冠す第五宇宙の詠唱が好きなんや。…


総合評価:16757/評価:8.35/連載:20話/更新日時:2026年02月16日(月) 15:00 小説情報

冬木アクターズ・ラプソディ ~観光に来た演劇バカの女子大生、うっかり龍之介を轢いてしまったので、キャスターの「ジャンヌ役」として聖杯戦争を完遂します~(作者:斉宮 柴野)(原作:Fate/)

演劇を愛し、演劇に愛された女子大生・聖上真樹(19)。 彼女は観光で訪れた冬木市にて、役作りの練習中に通行人を驚かせ、不運な交通事故を誘発してしまう。 その被害者は、指名手配中の連続殺人鬼・雨生龍之介だった。▼罪悪感(と興奮)に震える彼女の前に現れたのは、奇怪な術衣を纏った目玉の大きな外国人。 彼は涙を流し、真樹を見てこう叫んだ。▼「おお!! ジャンヌ!! …


総合評価:8706/評価:8.56/連載:77話/更新日時:2026年05月29日(金) 18:00 小説情報

アーサー王(史実)がしたこと(作者:妄想壁の崩壊)(原作:Fate/)

▼アイデアが浮かんだので供給します。▼型月アーサー王伝説とブリタニア列王史、史実歴史なんかを足して割ったような世界線です。プーサーではありません。▼さて質問。我々の生きる世界に神秘は全く存在しない。それはなぜか?▼※本編は完結しました。▼


総合評価:13550/評価:8.87/連載:63話/更新日時:2026年06月11日(木) 21:16 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>