鬼殺隊監査役・東雲麟矢   作:SS_TAKERU

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2週間お待たせいたしました。

お楽しみいただければ幸いです。

なお、今回は風柱・不死川実弥、蛇柱・伊黒小芭内に対する辛辣な表現が存在します。
閲覧の際はご注意ください。



肆拾壱之巻 -激震! 柱合裁判!!(後編)-

麟矢視点

 

「残念ながら、現時点では何の共通点も発見出来ていません。確証は持てませんが…運という可能性も捨てきれません」

「いい加減にしやがれェ!」

 

 宇髄様の問いに答えた瞬間、爆発する不死川様。やれやれ、そろそろ限界を超えると思っていたが…予想通りだな。

 心の中でそう呟きながら、俺は不死川様を注視する。不死川様は憤怒と殺意に満ちた形相で俺を睨みつけながら―

 

「東雲ェ…黙って聞いてりゃ、ペラペラと屁理屈を並び立てやがってェ……小難しい話で、俺達を煙に巻こうって魂胆かァ!?」

 

 と、俺へと怒声をぶつけてきた。うん、予想通りの反応だ。

 

「煙に巻こうとは心外ですね。私はあくまでも事実を述べているに過ぎません」

「その事実が本当に事実なのか、判らねえから言ってんだァ!」

 

 俺の返答に対し、更に吠える不死川様。更に―

 

「不死川の言うとおりだ。今まで全くと言って良いほど表に出てこなかったものが、今になって出てきた。随分と()()()()()()()()と思えるんだが?」

 

 伊黒様も口を開き、いつも以上にネチネチとした口調で俺に詰問してきた。

 

「伊黒様…何を仰りたいので?」

「わからないならハッキリと言ってやろう。東雲…この資料は()()だな?」

「………は?」

 

 予想外すぎる言葉に、思わず間抜けな声が漏れる。いや、捏造って…流石にそう来るとは予想外だ。

 

「業腹だが…隊士としてはともかく、お前の事務方としての能力は評価している。どれほどの時間をかけたかは知らんが、任務の合間を縫ってこれらの資料を捏造することは十分可能な筈」

「………」

「でっち上げた証拠で俺達を騙し、鬼殺隊の名誉も辱めたって訳かァ…今すぐ死んで償えやァ!」

「………」

「どうした? 何か反論があるなら言ってみろ。それとも…反論が出来ないのか?」

 

 無言のままの俺に対し、どこか勝ち誇った様子の伊黒様。お願いですから少し周りを見てください。胡蝶様や宇髄様は、あなた方の発言にドン引きしている様子だし、煉獄様も戸惑った様子。悲鳴嶼様に至っては、泣きながら手を合わせていますよ。

 あと炭治郎君。気持ちはわかるけど…俺の背後で、『この二人は何を馬鹿なこと言っているんだ?』みたいな顔をするのはやめてくれ。

 だが、このまま勝ち誇られるのも正直言って気分が悪い。そろそろ言い返すと―

 

「捏造でないことは、私が保証しよう」

 

 …耀哉様?

 

 

しのぶ視点

 

「捏造でないことは、私が保証しよう」

 

 静かな…だけどハッキリとしたお館様の声が聞こえた途端、私達全員の視線がお館様へと向けられました。お館様はいつも通りに微笑まれ…いいえ、先程までとは何かが違います。笑顔の奥から微かに感じるのは…怒り?

 

「実弥、小芭内。麟矢君の用意したこの資料の数々。捏造など一切無いことは私が保証するよ。何故ならば…」

「何故、ならば?」

()()()()調()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「「!?」」

 

 お館様の声を聞いた途端、その場から浮き上がらんばかりに驚く不死川さんと伊黒さん。お館様は微笑んだまま言葉を続けられます。

 

「仮にこの資料が捏造であるとするなら、麟矢君は輝利哉とひなき、傍にいる二人の目をずっと誤魔化し続けていたことになる。そのようなことはまず不可能だ」

「輝利哉とひなきが捏造に関与していたという可能性もあるが…産屋敷の人間がそのようなことに関わっていたならば、それこそ由々しき事態だ」

「「………」」

「ひなき、正直に答えなさい。麟矢君に不審な振る舞いは…無かったんだね?」

「はい。ここにいない輝利哉共々、麟矢様に不審な振る舞いはなかったこと、産屋敷の家の者として恥ずべき行いをしていないことを天地神明にかけて、お誓い致します」

「「………」」

「実弥、小芭内。鬼を憎む2人の気持ちはよくわかっている。しかし、真実から目を背け、偽りだと嘯くことは見過ごせない。柱として、どのように振舞うべきか、もう一度考えてほしい」

 

 まるで諭すようなお館様の言葉に、静かに俯く不死川さんと伊黒さん。やがて―

 

「…申し訳ありませんでした!」

「失言…でした。お詫び申し上げます」

 

 2人はお館様とひなき様へ頭を下げます。だけど、それは何か違うような…

 

「2人とも、ひなきはともかく私に謝るのは違うのではないかな? 謝るべき相手は他にいるだろう?」

「「………」」

 

 案の定、お館様に指摘されて硬直する2人。少しの時が流れたところで2人は東雲さんの方を向き…苦虫を噛み潰したような顔のまま頭を下げていました。

 東雲さんは苦笑いしながら謝罪を受け入れていましたが…今の関係のままでは、今後良くないことが起きるかもしれませんね。

 

 

杏寿郎視点

 

「さて、改めて柱の皆に問いたい」

 

 不死川と伊黒が東雲に頭を下げてから少し経った頃、お館様が改めて我々に問いかけられた。

 

「隊士竈門炭治郎の妹である鬼の少女、禰豆子。彼女の存在を鬼殺隊として容認するか否か、忌憚の無い意見を聞かせてほしい」

 

 お館様の問いに、我々9人の柱は黙り込む。だが、いつまでも黙ってはいられない。そもそもの話、既に答えは出ているのだ。あとは勇気のみ!

 

「俺は容認して構わないと思う!」

「これまでの2年、人を喰わずにいたこと! 東雲の実家で働く市井の人々と心を通わせていること! そして何よりも鬼でありながら鬼と戦っていること!」

「これだけの証拠を出されながら、尚もこの少女を認めないと言うのは道理に反する!」

「俺はこの少女を! そしてこの少女を信じようとする者達を信じる!」

 

 一息に己の意見を口にした後、俺は他の皆に発言を促していく。

 

「俺も容認派だ。煉獄の言う通り、ここまで証拠を出されちゃ認めない訳にいかねえ。それに東雲のことだ、万が一に備えて二重三重に策を用意してる筈。お手並み拝見…だな」

「私も容認します。姉…胡蝶カナエの信じた理想を改めて信じようと思います」 

「私も彼女を容認します。鬼殺隊の隠された過去を知った今、当代の柱として襟を正していかねば…」

「私は全てお館様の望むまま従います!」

「僕はどちらでも…すぐに忘れるので…」

「………東雲と共に2人を見守っていく所存」

 

 宇髄、胡蝶、悲鳴嶼さん、甘露寺、冨岡が容認派か。時透はどちらでもと言っているが、反対はしていない。となると…

 

「実弥、小芭内、君達はどうかな?」

 

 黙り込んだままの不死川、伊黒にお館様が声をかける。

 

「………用意された証拠に偽りが無く、過去に人の理性を保ったままの鬼がいたことは認めましょう。しかし、その鬼の娘を無条件に信じることは出来ません」

「不死川に同じく。信じろと言うならば、鬼の娘が人を襲わないという確かな証拠を見せてもらいたい」

 

 未だに頑なな様子の不死川と伊黒。さて、どう声をかけたものかと思ったその時。

 

「確かな証拠…わかりました。お見せしましょう」

 

 そんな声と共に東雲が立ち上がった。

 

「炭治郎君。禰豆子ちゃんをお借りしますね」

「は、はい」

 

 一言断りを入れた上で、東雲は鬼の少女が入った箱を背負い―

 

「耀哉様、失礼致します」

「あぁ、構わないよ」

 

 お館様とひなき様、にちか様がおられる座敷の隅、日の当たらない辺りへと移動。

 

「禰豆子ちゃん、出てきてもらえますか?」

 

 箱の扉を開けて、中に入っていた鬼の少女へと呼びかけた。

 

「うー?」

 

 すぐさま外へと出てきた鬼の少女に、東雲は優しく微笑みながら羽織を脱ぎ、隊服の袖を捲り上げると…

 

「くっ…」

 

 自らの左腕を日輪刀で斬りつけた! すぐさま東雲の左腕からは赤い血がダラダラと流れ落ちていく。

 

「麟矢様!」

 

 その光景に、顔を青くしたひなき様が立ち上がろうとするが、お館様がそれを静かに制していく。そうしている間も血は流れ続けるが…

 

「………むぅ!」

 

 なんと鬼の少女は、流れ出る血をほんの少し見つめただけで、そっぽを向いてしまった!

 目の前で滴り落ちる血を前にしても理性を保ったその光景に、我らは強い衝撃を受けたのだが―

 

「なん、だと…」 

「馬鹿な…」

 

 不死川と伊黒の感じたそれは、我々以上だったようだ。少しの間、完全に硬直してしまっていた。

 

「実弥、小芭内。見ての通りだ。滴る血を前にしても、禰豆子は理性を保ったまま。これで、禰豆子が人を襲わないことの証明が出来たね」

「そういう訳です。不死川様、伊黒様。いい加減に…認めていただけますよね?」

 

 お館様の声に続き、東雲も晒で傷口を縛りながら声をかける。

 

「………」

 

 流石に認めざるを得ないのだろう。何も言わずに黙り込む伊黒。だが不死川は…

 

「ま、まだだ…今のは、ただの血に見向きもしなかっただけ。俺の稀血を使えば!」

 

 尚も反論しようと声を張り上げる。

 

「いい加減にしろ!」

 

 負けじと声を張り上げたのは、ここまで黙って状況を見つめていた竈門隊士だ。

 

「麟矢さんが自分の体を傷つけてまで、禰豆子が人を襲わないことを証明したのに、それを認めないなんて…それでもお前は男か! 柱か!」

「己の過ちも認められないような狭い了見なら、柱など辞めてしまえ!!」

 

 竈門隊士の叫びによって硬直する不死川と静まり返る周囲。

 

「なんだと…てめェ…」

 

 少しの間を置いて、我に返った不死川が額に浮かぶ青筋を増やしながら立ち上がろうとするが―

 

「実弥」

 

 中腰になったところでお館様に制され、再び腰を下ろしてしまう。

 

「たしかに炭治郎の物言いは、目上に対する敬意に欠けている。だけど言っている内容に間違いは無い」

「実弥なら麟矢君が座敷に上がった時点で、何をしようとしているか容易に察知出来た筈。後になって難癖をつけるのは、見苦しいことではないかな?」

「………仰る通りです。東雲の動きを見過ごした私の不手際でした」

「炭治郎も憤る気持ちはわかるが、あの物言いは良くない。鬼殺隊の最高戦力である柱達は、その抜きん出た才能を血を吐くような鍛錬で磨き上げ、幾つもの死線を潜り抜けた精鋭達。中には複数の十二鬼月を倒した者もいる」

「だからこそ柱は尊敬され、優遇されるんだよ。今後は口の利き方に気を付けるように」

「は、はい…すみま…申し訳ありませんでした」

「実弥と小芭内は、あまり下の子に意地悪をしないこと」

「………御意」

「御意…」

 

 不死川と伊黒、そして竈門隊士それぞれを嗜め、その場を納めるお館様。うむ、流石だ!

 

「それでは、炭治郎と禰豆子の話でこれで終わり。2人は下がっていいよ」

「少し休憩を挟んでから、柱合会議を始めようか」

 

 

麟矢視点

 

 炭治郎君と禰豆子ちゃんの存在が容認され、柱合裁判は無事終了。30分の休憩を挟んで柱合会議が行われることになったのだが…

 

「………」

「あ、あの…ひなきさん?」

 

 休憩中、俺はひなきさんへの釈明に追われていた。禰豆子ちゃんの存在を認めさせる為とはいえ、俺が自らの腕を傷つけたことが、ひなきさんの機嫌を損ねてしまったからだ。

 

「ひなきさん。あの、この通り傷はもう塞がり始めてますから」

 

 全集中・常中と自身の体質による合わせ技で、常人の七倍ほどに高められた治癒力*1によって、塞がり始めた傷を見せて安心してもらおうとしたが…

 

「そういう問題ではありません」

「はい…」

 

 残念ながら、そう上手くはいかないようだ。だが、その代わりに―

 

「あの状況では、ああすることが最善。それは理解しています。ですが…麟矢様には御体を大切にして頂きたいのです」

 

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という実にレアな姿を見る事が出来た。そのあまりの可愛さに、危なくノックアウトされるところだったが、何とか気合いで耐えた。しかし、それはそれとして。

 

「尊い…」

「え?」

「あ、なんでもありません。しかしながら、全ての非は私にあります。申し訳ありませんでした」

 

 俺はひなきさんに深々と頭を下げ、許しを求めた。

 

「り、麟矢様!? あ、頭をお上げください! わかって頂ければそれで良いのです!」

 

 こうして、ひなきさんからは許して頂けた訳だが…

 

「よう、色男。見せつけてくれたねぇ」

「仲が良いのは良いことだわ! ときめいちゃう!」

 

 柱合会議の会場である座敷へ戻った途端、宇髄様と甘露寺様から声をかけられ、胡蝶様や煉獄様からは暖かい視線を向けられ、悲鳴嶼様からは無言で合掌されてしまった。

 ………こんなことになったのは、あの2人のせいだ。覚えておけよ…。

 

 

 約1時間半後、柱合会議は柱間での情報共有が行われた後、禰豆子ちゃんを今後鬼殺隊の戦力として組み込むか否か等幾つかの議題で白熱した議論が行われたが、無事に終了。

 とりあえず禰豆子ちゃんは『離』の預かりとなり、戦いの場に出すかどうかは俺の判断に任されることとなった。俺個人としては、今のままの禰豆子ちゃんを戦わせるのは反対の立場なので…帰ってから炭治郎君や後峠さんに相談するとしよう。

 まぁ、それはそれとして…

 

「優しさを失うな…か」

 

 会議の最中、俺が柱合裁判の中で明らかにした荒神様…人としての理性を百年間保ち続けたあの鬼が話題に上り、悲鳴嶼様や煉獄様は、彼が子ども達に残した遺言について、強く感銘を受けたと言っていた。

 たしかに、あの言葉は何も知らない人間が聞いても感銘を受けるものだが、詳細を知っている人間が聞けば…

 

「案外、荒神様は俺の同類かもしれないな」

 

 今となっては確認する術も無いが、彼は俺と同じ経緯でこの世界に転生し、鬼となってしまった現代人だったのかもしれない。

 そんなことを考えながら、廊下を歩いていると―

 

「おい、東雲ェ」

 

 揃って俺を待ち構えていた不死川様と伊黒様に遭遇してしまった。

 

「あの鬼の少女。とりあえずは認めてやるが…完全に認めた訳ではないことを忘れるな」

「必ずてめえらの尻尾を掴んで、化けの皮を剥いでやるから、覚悟してやがれェ」

 

 俺に対し、敵意マシマシでそう告げてくる不死川様と伊黒様。やれやれ、本当に面倒臭いな。

 

「どうぞご自由に。もっとも、掴まれる尻尾も剥がされる化けの皮もありませんが」

 

 だが、向こうがその気ならこっちも()()()()()()()をさせてもらう。

 

「それから、こちらからもお二人に言わせていただきます」

「鉄血宰相と呼ばれたドイツの政治家、ビスマルク*2曰く、『愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ』」

「なっ…」

「俺達を愚者と言いたいのか!」

「ええ、その通りです。そもそもの話…」

20年かそこら生きてきた程度で、世界の全てを見知った気になるな。若造ども

「「っ!?」」

 

 普段見せない怒りと殺気を込めた俺の言葉に、顔色を変える2人。俺は敢えて満面の笑みを見せ―

 

「それでは、失礼しますね。Wer mit Ungeheuern kämpft, mag zusehn, dass er nicht dabei zum Ungeheuer wird.Und wenn du lange in einen Abgrund blickst, blickt der Abgrund auch in dich hinein.」

 

 ある格言を敢えて原文であるドイツ語のままで言い残し、その場を後にした。さぁて、帰ったらやることが山積みだ。

 

 

実弥視点

 

「それでは、失礼しますね。Wer mit Ungeheuern kämpft, mag zusehn, dass er nicht dabei zum Ungeheuer wird.Und wenn du lange in einen Abgrund blickst, blickt der Abgrund auch in dich hinein.」

 

 外国語…多分英語で何かを言って、立ち去っていく東雲。呼び止めようかと思ったが、何故かそれを躊躇っちまった。くそっ、何が若造だ。てめえの方が年下だろうが!

 

「それに最後の英語は何なんだよ。うぇーみっと何とかと言ってやがったが…」

「Wer mit Ungeheuern kämpft, mag zusehn, dass er nicht dabei zum Ungeheuer wird.Und wenn du lange in einen Abgrund blickst, blickt der Abgrund auch in dich hinein.ですね」

「そうだ、それそれ……って…」

 

 後ろから聞こえてきた声にそう言った直後、振り返る。そこにいたのは―

 

「不死川さんも伊黒さんも、年下に意地悪をしないようお館様から注意されたばかりじゃないですか」

 

 笑顔のままで、額に薄っすらと青筋を浮かべた胡蝶。

 

「べ、別に意地悪をしたわけじゃねえ。ただ、言うべきことを言っただけだ。そ、それよりも! あの英語は何なんだよ!」

 

 半ば誤魔化す様に声を張り上げ、東雲の残した言葉の意味を問う。すると、胡蝶は僅かに溜息を吐き―

 

「あれは英語ではなく、ドイツ語です。たしか、哲学者のニーチェ*3という人物が残した格言です」

 

 俺達に解るように説明してくれた。

 

「日本語に訳すと…『怪物と戦うものはその過程で自らが怪物とならぬよう気をつけよ。深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ』といったところですね」

「わかりやすく言えば、『ミイラ取りがミイラになる』という状況にならないよう注意しろ。となるでしょうか」

「ミイラ取りがミイラになるだとぉ…」

 

 ドイツ語を習得しているとは、東雲さんもやりますね。等と言っている胡蝶を尻目に、俺はギリギリと歯を喰いしばる。伊黒も怒りを覚えているようだ。

 見てろよ…絶対に奴の化けの皮を剥いでやるからな!

*1
麟矢の体感による推測

*2
オットー・エドゥアルト・レオポルト・フォン・ビスマルク=シェーンハウゼン(1815-1898)。プロイセン王国首相、北ドイツ連邦首相、ドイツ帝国宰相を歴任した。

*3
フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(1844-1900)。19世紀末ドイツの哲学者。




最後までお読みいただきありがとうございました。
不死川様と伊黒様ですが、麟矢との相性が最悪なのもあり、暫くの間憎まれ役ポジションになることが多くなります。
しかしながら、必ず汚名返上、名誉挽回の時が参りますので、その時をお待ちください。

次回、パワハラ会議勃発。


※大正コソコソ噂話※
 
柱合会議から数日後。麟矢は産屋敷家を訪問し、ひなきちゃんに心配をかけたお詫びとして手作りのパウンドケーキをプレゼントしました。
ひなきちゃんは大層喜び、機嫌を直してくれましたが、事情を知るにちかちゃんが洗いざらい話していたため、輝利哉くんやかなたちゃん、くいなちゃんから大いに冷やかされました。
なお、輝利哉くんだけは反撃を受け、「解せない」とぼやいていたとか…
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