真の実力を隠していると思われてる精霊師、実はいつもめっちゃ本気で戦ってます   作:アラッサム

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宣伝になりますが、1月25日に本作の4巻とコミカライズが同時に発売します!

彼方さんの美しい挿絵が入ったノベルは勿論、コミカライズも藤田トモヒサ先生の絵によって作中の派手なバトルシーンがしっかりと再現されていますので是非、ご加入を検討して頂ければと思います!

それでは本編です!


第105話

「……師匠」

 

 前方にいた二人に紫炎を放ったオーウェンの背中を眺めながら半ば呆然と呟く。

 

「やぁ、ローク。随分と大変だったみたいだね」

 

「どうして、ここに?」

 

「どうしてって、君の作戦じゃなかったのかい?」

 

 オーウェンはそう呟きながら空を指差す。

 ロークがその指の先に視線を向けると周囲に何かを浮かばせながらこちらに飛んでくるクロの姿があった。

 

「えっ、あれってッ!」

 

「あ、ローク先輩ッ!?」

 

「なるほど、こういうことだったのか」

 

 クロの周囲を浮かぶ二つの影、よく見ればそれは霊術によって浮かんでいるレイアとケイだった。

 

「一体、何を……」

 

「あの子、僕が大市場に到着するや、いきなり僕を霊術で拘束してね。最初は攻撃かと思ったけど、そういう感じでも無かったら大人しく従っていたらここに飛ばされたという訳さ」

 

 

「……ッ!」

 

 オーウェンの説明を聞いたロークは驚きで目を見開く。

 

 ———つまり、クロは自分の判断で俺の為に助けを送ってくれたのか?

 

 激しく動揺しながらロークが再びクロに視線を向けると丁度、そのタイミングで浮かんでいたレイアとケイが地面に着地する。

 

「わっ、ってローク先輩ッ! その傷!?」

 

 一瞬、転びそうになりながらも態勢を立て直したレイアは改めてロークに視線を向けるとその姿がボロボロなことに驚愕する。

 

「大丈夫だ。それよりも二人ともクロ……アイツに連れてこられたのか?」

 

 心配してくれるレイアに対して、けれど自分の身体のことよりもクロの行動が気になったロークはそう尋ねた。

 

「ああ、そうだよ。逃げ遅れた住民を避難させて、いよいよあの邪霊と挑もうと思ったらいきなり見覚えのある邪霊に捕まってね。何事かと思ったけど、君のことだから何かあるのかと思って大人しくしていたらここに連れて来られた訳さ」

 

「私もミーシャ様の指示で風紀委員の方々と住民の皆さんを学院に誘導していたらいきなり身体が浮いて……危うく攻撃するところでしたけど、ローク先輩が使役していた邪霊の仕業だと分かったので何かあったのかと」

 

「……そうか」

 

 二人の話を聞き終えたロークはクロが改めて自分の為に行動を起こしてくれたのだと理解し、胸が熱くなるのを感じる。

 

 今までロークはクロが自分をどう思っているのかを知る術が無かった。故に今回の一件でロークはクロに向ける信頼が自分の一方通行では無かったことにこれ以上ないほどの喜びを覚えた。

 

「やれやれ、容赦ないな」

 

 けれどロークが余韻に浸る間もなく、前方に広がっていた紫炎が凄まじい風圧によって払われ、炎に隠れていたホーンテッドとアルベルトの姿が露になる。

 

「えっ、アルベルト先生?」

 

「これはこれは、今日は予想外のことが良く起こるね」

 

 そして当然と言うべきか、ホーンテッドと共に立つアルベルトの姿を見て何も事情を知らないレイアとケイはそれぞれ驚きの反応を見せる。

 

「…………」

 

「アルベルト」

 

「……何か言いたげだね、オーウェン」

 

 その一方でオーウェンはアルベルトの姿を見ると何とも言えない表情を浮かべていた。

 

 ———いや、そもそも。

 

「知り合いなんですか?」

 

「ああ、学院時代の同期だよ」

 

「なッ!」

 

「…………」

 

 アルベルトがユートレア学院の卒業生であることは把握していたが、まさか自分の師匠と同期とは思ってもいなかった。

 

「昔はよく色々と一緒に冒険したものさ。古代遺跡に無断で入ったり、祠を破壊して祀られていた神霊に襲われたりな」

 

「随分とやんちゃしてますね……」

 

 思った以上に苛烈なエピソードを語るオーウェンにロークは若干引きながら呟く。

 その隣でレイアも引き攣った表情を浮かべているが、ケイだけは「流石」と謎に敬意に満ちた視線を向けていた。

 

「……悪いが、お前と昔話をするつもりはない」

 

「……引くつもりは無いのか?」

 

 オーウェンは突き放すようなアルベルトのその口調にどこか寂しげな表情を浮かべながら問い掛ける。

 

「ああ、道は決めた。私は私の欲に従って後は進むだけだ」

 

「……そうか」

 

 アルベルトのその言葉を聞いたオーウェンは息を吐くとゆっくりと鎌を構える。

 

「もう話はいいんですか?」

 

「ああ、そもそも話すこともない」

 

「そうですか、なら——ッ!」

 

 アルベルトに確認を終えたホーンテッドはそう言うと剣を構え、その場から勢いよく駆け出し、そのままロークに剣を振り下ろそうとした直後、全身が重くなるを感じて素早く後方へと跳躍する。

 

『&▲@×』

 

「クロ……ありがとうな」

 

 ホーンテッドに霊術を放って牽制を行ったクロはそのままロークの側にゆっくりと降り立つ。

 

 ロークはそんなクロに対して心からの感謝の言葉と共に撫でる。

 今回は本当に助けられた。それこそ感謝してもしきれないほどだ。

 

 

「簡易契約でありながらここまで邪霊を従えるとは……羨ましい限りだ」

 

 クロの頭を撫でるロークの様子を眺めながらホーンテッドは苦笑気味に呟く。

 四凶であるアぺプスはともかく、契約を結んでいる筈のヴラドにまで振り回されっぱなしでしっかり従えられているか怪しい。

 

「やれやれ、これが血の差ってやつかな」

 

「……今、なんて———」

 

『グォオオオッ!』

 

 ボソリと呟いたホーンテッドの言葉にロークが反応した直後、雄叫び上げながら現れたサラマンダーによって尻尾が振り下ろされる。

 

「おっとッ!」

 

 頭上から振り下ろされた竜の尾を剣で弾き返したホーンテッドはその反動で後方に下がりながらその視線を見覚えのある少女に向ける。

 

「ハハハ、久しぶりだね。お嬢さん」

 

「ええ、お久しぶりですね」

 

 形だけの挨拶を済ませたレイアはその手に炎を生み出すとホーンテッドに向けて迷いなく炎弾を放った。

 

「あれから君がどれくらい成長したか、見てあげよう」

 

「勝手にしてなさい」

 

 向かってきた炎を難なく斬り裂きながらホーンテッドはレイアをそう挑発する。

 対するレイアはそう言って冷めた反応を示すとその場から跳躍してサラマンダーの背に乗り、高く飛び上がる。

 

「私は全力で叩かせて貰うので」

 

『ガァアアッ!』

 

 その言葉と共にサラマンダーの口腔から霊力が凝縮された炎がホーンテッドに向かって放たれた。

 

「———ッ!」

 

 ホーンテッドは挑発に応じることなく、冷静に攻撃を仕掛けたレイアに驚きながら地面に剣を突き刺すと周囲に杭を生やして壁を展開、放たれた炎を受け止める。

 

「……前のようにお荷物にはならなそうだね」

 

 チリチリと火の粉が舞う中、ホーンテッドは口元に浮かんでいた笑みを消すと静かに剣を構えるのだった。

 

 

 

******

 

 

 

『グォオオオッ!』

 

「動き出したかッ!」

 

 背後の瓦礫の山から響く咆哮を聞き、ロークは術式を組みながら勢いよく振り返る。

 瓦礫が吹っ飛び、その渦中から姿を現した骸のような精霊、スカルグリスはその落ち窪んだ赤い瞳でロークを視認すると勢いよく飛び掛かる。

 

「二人とも動く必要はないよ」

 

 迫ってくるスカルグリスを迎撃しようとするロークとケイに対して、オーウェンは視線をアルベルトに向けたままそう告げる。

 

『ギィイイッ!』

 

『グガッ!?』

 

 けれど、スカルグリスがロークたちのその凶爪を届かせる前に上空から雷鳴と共にオーウェンの契約精霊であるサンダーバードが鉤爪を突き立てて襲い掛かる。

 

「……サンダーバード」

 

「残念、出番かと思ったのに」

 

 驚くロークの隣でそう言って残念そうに指揮棒を下ろすケイ。その側にはいつの間に呼び出したのか、彼の契約精霊であるセイレーンと小人たちが控えていた。

 

「……トラルウスくん。申し訳ないけれどロークの治療をお願いできるかな?」

 

「僕ですか? 大した治療はできませんけど」

 

「君なら周囲を警戒しながら治療できるだろ。僕はあの馬鹿の相手をしなければならないからね」

 

「……分かりました」

 

 オーウェンからの頼みにケイは一度、アルベルトに視線を向けて暫し逡巡した様子を見せた後、頷いた。

 

「助かるよ、礼は後で必ずさせて貰う」

 

「いえ、それよりも僕たちの元先生をよろしくお願いします」

 

「ああ」

 

 そう言うとケイは背後で戦闘を始めた二人を気にすることなくロークの側に寄る。

 

「ふむ、思ったより酷い怪我だ。あの二人にやられたのかい?」

 

「あの二人もそうだけど、後はアぺプスの一撃を防いだ時にな」

 

「なるほど」

 

 ロークの身体の状態を見て驚いていたケイは怪我の理由を聞くと納得した様子で頷き、指揮棒を振るう。

 

「結界を張る。君は霊力の消費を抑える為にもまず、その邪霊を依代に戻せ」

 

「ああ、分かった」

 

『〇#☆?』

 

 ケイの指示に従い、ロークがクロを依代に戻しているとセイレーンが静かに歌い出し、小人たちもその声に合わせて戦慄を奏で始める。やがて音楽に合わせてロークたちを囲むようにして五線譜が現れ、簡易的な結界が形成される。

 

「今から治癒術を掛けるけど、あくまでも気休め程度ということは忘れないように」

 

「ああ、それでも助かるよ」

 

 ロークが頷くのを確認するとケイは再び指揮棒を振るう。

 するとケイの動きに呼応してセイレーンが静かに歌い出し、小人たちが優しげなメロディーを奏で始める。

 

「……ッ!」

 

 流れている音に合わせて周囲に霊力の音符が幾つも現れ、ロークはその全てが自分の身体へと吸い込まれていく様子を静かに眺めていたが、やがて身体に走っていた痛みが少しずつ引いていくのを感じて驚きの声を上げる。

 

「トラルウス、お前こんな治癒術も使えたのか!? めっちゃ痛みが引いたんだけど」

 

「気休めって言っただろ。痛みは引いていても君が考えているほど、身体の状態は良くなっていない。無理をすればすぐにまた動けなくなるよ」

 

 治癒術を掛け続けながらそう警告を口にするケイに返事をしようとしたところで遠くから響き渡る轟音に身体をビクリと震わせた。

 

「あれは———」

 

 慌てて視線を向けたロークはその光景に目を奪われるのだった。

 

******

 

「ふッ!」

 

「ッ!」

 

 オーウェンは声を上げながら手にしている霊装をアルベルトに向けて振るう。

 まるでワルツでも踊っているかのような優雅な動きで放たれたる鎌の一撃をアルベルトは封霊石から呼び出した剣精霊で弾くが、その勢いを利用して更に速度を上げた一撃が再び彼を襲ってくる。

 

 咄嗟に剣精霊を盾に防御するが、紫炎を帯びた刃の一撃は精霊の原因を裕に超えた破壊力を生み出し、剣精霊を送還させる。

 

「……くッ!」

 

 得物を失ったアルベルトに死神の如く首を刈り取らんと鎌を振るうオーウェン。

 放たれた致命の一撃をアルベルトは身体を逸らすことで回避すると後方へと跳躍してオーウェンと距離を取った。

 

「実力は落ちてないな」

 

「そういう君は随分と鈍ったな。研究のし過ぎか、もしくは学院の仕事が忙しかったのか

い?」

 

「……はっ、スカルグリス」

 

『ガァ!』

 

 オーウェンの煽りにアルベルトは苦笑を浮かべると、サンダーバードと戦闘を繰り広げていたスカルグリスを呼び寄せる。

 

「お疲れ様。キツイ相手だったと思うけど、よくやってくれたね」

 

『ギィィ』

 

 少し遅れてバサリと翼を広げながらやってきたサンダーバードを、オーウェンはその頭を撫でながら労う。その身体には痛々しい爪撃の後が幾つもの刻まれており、スカルグリスと激しい戦闘をしていたことが伺える。

 

「さて、ソイツを呼んだってことはこれから第二ラウンドかな」

 

「ああ、そう———」

 

 霊装を構え直しながらそう口にするオーウェンにアルベルトは応じようとして、直後に空に光が灯ったことでその動きを止める。

 

「ゼル・ヴァルハート……」

 

 闇空を金色の炎が焼き払い、空を駆ける獅子の姿を視界に入れたアルベルトはその主人である精霊師の名を口にする。

 

「終わりだぞ、アルベルト。ゼルさんが来た以上、お前たちに勝ち目はない」

 

「……随分な自信だな。幾ら宮廷精霊師とはいえ、たかが一介の精霊師が四凶に勝てるとでも———」

 

「確かに万全の状態ならね。けれど、今のアぺプスが不完全であることは分かっている」

 

「…………」

 

 オーウェンのその指摘にアルベルトが押し黙っていると再び空が強い光を放ち、都市全体に鈍い音が轟く。

 

「うぉおおおおおッ!!」

 

『ガァアアッ!』

 

『ッッ!?』

 

 見ればオーウェンの指摘した通り、獅子の放った金色の炎がアぺプスが纏う黒い霧を焼き、無防備になったところをゼルが握り締めた拳でその黒い頭部を思いっきりぶん殴って怯ませる。

 

「はぁあああッ!」

 

『ガッ!』

 

 更に続けてミーシャも再び翼を羽ばたかせて空を駆けるとゼルがこじ開けた防御の隙間を狙って霊術で生み出した光槍をアぺプスの身体に突き立てる。

 

「うおぉぉおおおおッ! ゼル様ッ!」

 

「ミーシャ様ばかりを戦線に立たせるなッ! 我々も続くぞッ!!」

 

 そんな二人の活躍に触発された精霊師たちは雄叫びを上げると次々にアぺプスに向かって攻撃を仕掛けていく。

 

『シャァアアアッ!』

 

 対するアぺプスもゼルとレイアの反撃によって初めてダメージを受けて口から血を流すが、怯むどころか寧ろ楽しげな雰囲気さえ醸し出しながら雄叫びを上げ、その長身を上空で踊らせて再びロムス王国の精鋭たちと戦闘に入る。

 

「想定よりも遥かに速い復活。確かに驚かされはしたけど、あれだけ長らく封印されていて霊力が足りていない筈がない。現に今もゼルさんの一撃を防ぎ切れずに受けている」

 

「…………」

 

 オーウェンはアぺプスから視線を外すと自身の指摘に対してアルベルトが何も言わず沈黙を貫くのを図星と判断して話を続ける。

 

「大方、アぺプスをこうして使役できているのも霊力の供給を条件にしているからだろう? 尤も簡易契約ごときで縛れるとも思えないが……」

 

「……ふぅ、相変わらずだな」

 

「なんだ、全部バレているじゃないですか」

 

 オーウェンの話を聞き終えたアルベルトが深いため息を漏らしていると上空からその身に煤を纏ったホーンテッドが側へと着地する。

 

「フッ、随分と苦戦しているじゃないか」

 

「いやぁ、ホントお恥ずかしい限りですよ。おまけに『炎獅子』と戦っているせいか今、アぺプスにすんごい勢いで霊力を吸われているんですよ。マジでしんどいで変わってくれません?」

 

「変われるなら変わってあげたいけどね」

 

 疲労感を滲ませた表情を浮かべるホーンテッドにアルベルトが同情していると上空から咆哮が響き渡り、見ればサラマンダーとその背に乗るレイアの姿があった。

 

「どうしたんですか? 私はまだまだ戦えますよ」

 

「ハハハ、若い子は元気で良いなぁ」

 

 身体に幾つもの切り傷を負いながらもその瞳に強い闘志を宿らせるレイアにホーンテッドは苦笑を浮かべる。

 

 アぺプスに霊力を吸われながらでも問題無く倒せると思っていたが、想定以上に苦戦を強いられてしまった。

 

「何だか想定外だと言わんばかりの表情を浮かべているけど、前に言っただろ。俺の後輩の方が百倍優秀だって」

 

 するとそんなホーンテッドを嘲笑うような声が耳に入り、視線を向けるとケイの治療を終えたロークの姿があった。

 

「確かに今の状況だけ見れば彼女は君より百倍優秀だね」

 

「黙らっしゃい」

 

 後ろから揶揄ってくるケイにそう言い返しながらロークは改めて視線をホーンテッドたちと相対するオーウェンに向ける。

 

「降伏しろ、アルベルト。今ならまだ間に合う」

 

「降伏だと?」

 

「状況はこちらに傾いた。アぺプスもゼルさんを筆頭に精鋭の精霊師たちが既に集いつつある。僕たちがいない間にガラテアを制圧しようと思っていたんだろうけど、その目論見は失敗に終わったんだよ」

 

「…………」

 

 オーウェンは続けて友を説得するべく声を掛けようとして止める。

 顔を俯かせ、肩を揺らすアルベルトの様子に異変を覚えたからだ。

 

「……くく、ハハハッ!」

 

「アルベルト……」

 

 顔を上げ、堪え切れないといった様子で笑い出したアルベルトは絶句しているオーウェンに向けて嘲笑を向ける。

 

「目論見が失敗に終わった? 違うな、お前も本当は気付いているだろう?」

 

「…………」

 

 アルベルトのその指摘にオーウェンは無言のままその表情を険しくする。

 

「オーウェン、お前は優秀だよ。いや、ゼル・ヴァルハートを含めて今回、王都から来た精霊師たちは皆、疑いようもなく優秀だ。私たちが学院都市で騒動を起こせばお前らが素早く駆け付け、そして鎮圧できるだろうことも分かっていたさ! ああ、分かっていたともッ!」

 

「……なら、狙いは」

 

「ああ、その通りだッ!!」

 

 苦虫を嚙み潰したような様子で声を漏らすオーウェンにアルベルトはニヤリと口角を上げながら問い掛ける。 

 

「お前やゼルを始めとして他にも多数の精霊師たちがこっちの援軍に来ているようだが……さて、ビブリア廃神殿に部隊はどれくらい残せたかな?」

 

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