仲のいいハンターが酔っ払ってレイギエナさんにだるがらみするだけの話し。本当に何も意味はない。頭からっぽにして読んでください。



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飲みすぎ構いすぎはほどほどに!

「今日は村でお祭りがあるんだ」

 

だから来るのは遅くなるよ、とハンターは山を下って行った。いつもより軽い足取りでいかにも浮かれた様子に、レイギエナは小さく不満の声を上げた。

自分と離れるというのに全く名残惜しむ様子がないのが面白くないのだ。いつもなら撫でてから帰っていくのに、それすらもしない。

祭りというものが何なのかレイギエナには理解できなかったが、自分にとってよくないものであることは理解できた。

 

「クルルゥ……」

 

独り巣に残されたレイギエナは寂し気になくと、いつもの巡回を始めるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまーー!!」

 

すっかり夜も更けた。全く訪れる気配を感じ寝始めたレイギエナの耳にやたらと大きなハンターの声が山に響いた。怪訝な顔をして巣の入り口を見れば、ふらふらと歩くハンターの姿。体調が悪いのかとレイギエナが近づこうとしたがすぐに足を止める。離れていてもわかるほど強烈なアルコールの匂い。自然界にはない刺激臭に思わずレイギエナは身を引いた。

 

「やっぱり祭りはいいなー!くっそ楽しかった!」

 

顔を真っ赤にそめ、千鳥足でレイギエナに近づくと体に抱き着く。

 

「はぁ~冷たくてきもちぃー!!」

 

上機嫌なハンターの一方、レイギエナは最悪の気分であった。くっつかれたせいで暑いし、冷たさを吸い取るかのように体を弄られる。しかもハンターが口を開くたびにアルコールで鼻がやられる。

離れろの意味を込めて体をぐいぐいと押すが、暖簾に腕押しである。

 

「嬉しいか!かわいいやつだなぁ」

 

と増々体を乱雑に撫でられる。撫でてほしいとはいったがこうではない。それに、もはや摩擦で熱い。

それからなんとか離れようとしたが、ハンターの粘着性は強固であり全く剝がれない。

寝ようとしていたところを起こされ、アルコール臭まみれにされ、纏わりつかれ。レイギエナは限界であった。

ゆっくりとハンターに体重をかけていく。

 

「重いて~」

 

ハンターからはイマイチ危機感のない声があがるが、そのまま体で押し倒すとハンターを足の間に入れてしゃがみこむ。

 

「ちょっ……」

 

ハンターが何かを言おうとしていたがレイギエナは無視をすることに決めた。全体重をかけないようには気を付けながらも、ハンターをお腹の下敷きにする。もぞもぞと這い出ようと動いているようだが、酔っ払いの力ではレイギエナをどかすことはできない。

足元からアルコールの匂いは漂うが先ほどよりましである。それに苦しくはないようで、何やら元気に喋っているが本気の抵抗はなかった。

もうこのままでいよう。

レイギエナは欠伸をしながら、巣の出入り口を見つめる。巣まで響いていた村の喧騒はすっかり静かになっていた。

お祭りというものは、うるさくて臭くて寂しいばかりで自分には良いことがないとレイギエナは記憶する。

そんなことを考えている間にレイギエナの足元からは寝息が上がっていた。

実に呑気なものである。

レイギエナが体をどかせば、夢を見ているハンターは楽し気な寝顔をしている。足で揺さぶるも寝言ばかりで起きる気配はない。

レイギエナはため息をついて、ハンターを嘴で小突く。それで今日のことは許すことにした。

ちゃんと自分のところに来てくれたし、楽しそうではあるのだ。あまり追及することでもないだろう。それに明日の朝にでも相手から謝ってくるだろう。そうしたら優しく撫でてもらえばいいのだ。

 

寄り添いながらレイギエナも眠りについた。

そして次の朝には、平謝りしながらレイギエナを甘やかすハンターの姿があるのだった。

 




この作品はTwitterで開催されていた「モンハン文化祭2022」への投稿作品です。

ちゃんとしたものを投稿しようと思っていたのに、気が付いたら開催日で申し訳ない!という感じです。でも参加してみたかったので、書くだけ書きました。
駄文ですみません。

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