アナタがLv1で、私達は絆10♡   作:一時キリカ

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皆様お久しぶりです!

私って知人から、忘れた時にふらっと出てくるって言われてたりします。それはどうやらこちらも同様なようで、久々に続きを投稿します。

長文なのもあり、誤字脱字は多いかも知れないので温かい目で読んでいってください♪





Episode02 【Flightless bird / アナタさえ居れば良い】

 

 

 

 

 

――――これで終わりです

 

 

 カランッ!

 

〈っぅ...!!〉

 

燃え盛る町にて、青いローブを纏った男が膝を突く。魔力は枯渇し、両腕を”飲み込まれ”、無口な白髪の少女から詰みの宣告。

 

癪ではあるが...足掻こうにも、クスクスと笑う水人形共が逃すまいと囲んで逃げ場はない。

 

《良き経験をありがとうございます、キャスター。もし次に機会があれば、槍兵の貴方とも学ばせて貰いたいです》

 

〈...”遠慮”ってのを知らないのか、嬢ちゃん?〉

 

生まれたての幼鳥のように、成長するにはまだまだ食い足りないとほざく。何を燃料に焚べたとしても、満足するとはハナっから思っちゃいない。

 

ヤツは楽しげに指を回すと、水人形共は形を崩して渦潮へと変わる。どうやら、オレはここまでらしい...

 

 

《最後に、Reverence(言い残すこと)はありますか?》

 

〈テメェは....これだけ食い荒らして、何を成すつもりだ?〉

 

....ふふっ。

   それはですね――――

 

 

少女は恍惚とした表情で、子が夢を語るように答えたのだろう。男はそれを聞かされ、荒れ狂う波の中へと飲み込まれた。

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

カラカラン

 

 

『「ライディングデュエル、アクセラレーション!」』

 

燃え盛る町に、2台のバイクが走り出す。明らかに関わりのないセリフを吐いた暴走ガール二人と、それを後から追う保護者。

 

おお、ゴウランガ!待ち伏せ(アンブッシュ)していた敵を、スゴいスピードで掻い潜る。

 

彼女達は思う、『徒歩で探す時間は、あまりにも惜しい』と....そこで士郎は、仮面ライダービルドが使用する”マシンビルダー”を投影魔術で複製。ボトルは複製出来なかったが、そこは本人に借りれば問題ない。結果として、敏捷:C〜C+並みの速度で生存者を探せるようになったのだ!

 

 

『立香ちゃん大丈夫? 加減してるけど...まあ、スピード違反で捕まりかねないくらいだけどねぇ!』

 

「大丈夫! あと緊急時だから、捕まらないと思う!」

 

『ヨシッ!!』

 

「おしゃべりは良いが、舌を噛むなよ!」トレースオン!

 

 バキィッ!

 

数は少し多くなったが...それぞれの攻撃スキルで、立ち塞がる壁も難なく突破。今の彼女達が警戒するべきは、強襲をかけるであろうシャドウサーヴァント。

 

その中でも敏捷の高いあのランサーと、気配遮断のあるアサシン。アーチャーは単体ならともかく、他と組まれると厄介。だったらその前に...

 

『((影を潰すか、マシュ達との合流の二択(Kill or meet up)。特に後者は、カルデアからの連絡が取れれば確実になってくる))』

 

――――本当に上手くいくのか?

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーー−−−−−−−−−−−−−

 

 

『...So weird(気味が悪い)

 

拓未さんはそう言って、ブレーキをかけた。続いて衛宮さんも同じくブレーキをかけて、二人は周囲を見渡す。

 

「もしかして、あの大男みたいなのが居るんですか?」

 

「バーサーカーみたいな目立つ馬鹿力は居ないだろうが、アサシンは居るかもな。こうも綺麗サッパリな光景ばかりだと、疑いたくもなるさ」

 

そう理由を聞いた私は、二人と同じように周囲を見渡す。そう言えば、あれだけいたホネホネ達が全くいない。それに....

 

 

「綺麗サッパリ...スケルトンが全くいないのに、戦った痕跡がないとか?」

 

「気にし過ぎと言えばアレだが、アサシンが残っているのなら用心し足りないくらいだな。マスター、そっちはどうだ?」

 

『ラビットで音も探ってみてるけど、燃えている音だけだよ。でも、少し試したいことがある』

〈オバケ〉 〈テレビ〉    〈〜〜〜♪〉

 

「おばけと....テレビ?」

 

拓未さんはそう言って、白いボトル二本を入れ替えてフォームチェンジ。この組み合わせだと、あの有名なホラー映画を彷彿とされるけど...《ベストマ-ッチ!!》とは鳴らないのは、ちょっと意外?

 

 

『さて、と! 実験を始めようか』ピッ

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

[皆様こんばんは♪ 本日ニュースキャスター、”呉 キリカ”です]

 

[同じく、"美国 織莉子"になります♪]

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

『うん、世界観が何一つマッチしてない』

 

白いローブと装甲に隠れているスクリーンから、この燃え盛る街で場違いな音声が流れる。映るのは、二人の女性キャスター。白を基調とした私から見ても羨ましいスタイルの高身長な女性に、もう片方はその反対で...黒をイメージカラーに、片目を眼帯で隠しているボーイッシュな女性だ。

 

 そんな二人に最も驚いたのは、私ではなくテレビを流した拓未さん(ほんにん)なのがかえって冷静になってしまう。動揺している彼女に、衛宮さんが面倒そうではあるけど尋ねた....

 

 

「どうした一時、また女難か?」

 

『ううん、そうじゃないの。それはそれとして、織莉子ちゃんが労働とか信じられなくて....』

 

「それって、いわゆる”ニート”ってことですか?」

 

『確かに富豪側だし、そうじゃなくても。キリカがあの子をヒモにしてた時期もあるから、働く姿を見るのが感動と疑心暗鬼で感情ががががっ』

((;゚Д゚))

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

[ハハッ♪ 御友人が動揺している所で悪いけど、せめて織莉子からの占いコーナーだけは見てもらおうかな?]

 

[今後が不安な一時さん、少しだけ未来の貴方を覗かせて貰うわね...

 

....

 

........

 

 

一時お姉ちゃん、もう少し進んだ先に助けを待っている人が待ち構えているわ。 でも、貴方から何もかも奪う...そう、災害のよう理不尽にね。

 

ほんの僅かな希望(わら)を持って、戦うのは怖いかしら?

  心配なんてしないわよ、”信用”してるもの。

 

私が今まで見た貴方は、とぉーってもワガママよ?

 

 

 犬と猿が喧嘩しているのに、その間に割り込んで、頼んでもないのに傷だらけになって、必死にしがみついて手を掴もうとする。お陰様で、お姉ちゃんのバカが私もうつっちゃったわ。

 

だから貴方も、『助け』を求めなさい。

 

どんな姿であろうと、皆が知る貴方に手を伸ばすわ]

 

[織莉子!? 私の枠が...]

 

[ごめんなさいね、キリカ。これでも、今後の為なのよ?]

 

[あぁ。まあ、死なれたら困るのはそうだね。私からの言葉は、お楽しみにしといてよ? 絶対に驚くだろうからね♪]

 

 

 

 

[それと最後に赤毛の貴女、忠告しておくわ。この先、最悪な形で”再会”できる...覚悟はしておきなさい]

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「待って! それって、マシュ...」

 

Lost_archetype_sample_Reconnecting_START

         ピカッ!

 

『ナンノヒカリィッ!?』

 

〘再会〙という言葉に、私はすぐに呼び止めようとした。それでもそのスクリーンから強烈な閃光を発して、拓未さんは変身が解けてしまった。

 

――――そこからは、私の箍が外れる

 

ガバッ!

 

〜〜っ!! 拓未さん! もう一度変身(つなげて)くださいっ!!

 

『立香ちゃん、おt「まだ話が終わってない! あの人がマシュを知っているのなら、マシュがどこにいるか教えてよっ!! 生きているのなら、マシュに...マシュに«ガッ» ――ッ!?」フラッ...

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『士郎、加減は...してたね』

 

「安心してくれ。いくら若い頃に精神が引っ張られても、加減くらい弁えているさ」

 

知り合ってから時間が全く経ってないにしても、あそこまで取り乱すのは見過ごすべきではない。俺と拓未が居るにしても、弱体化した状態でサーヴァント級の集団戦には命の保証などない。余裕が無い以上、彼女にも責任を持ってもらう。

 

 

「一時、今の取り乱し様をどう見るんだ?」

 

『そうだね...原作から考えてみても、この荒れ様でマシュに遭遇せず、アインツベルン城に居るのが不自然過ぎる。それで目立つようにスケルトン狩りしているにも関わらず、マシュどころか未エンカの影サバが来ないのも...ねぇ?』

 

「前者は桜モドキが手を加えたとして、後者については...まだ、キャスターになった”アイツ”が残っているハズだ」

 

『ランサーこと、”クー・フーリン”だよね』

 

事前情報が正しければ、アイツだけが味方になれるサーヴァントだ。この状況を打開する為にも、戦力を増やそうと接触する。例え倒されてたと仮定しても、その時点で優勝者が”彼女”になり、剪定事象が確定する。そうとなれば、この世界が残ってる時点で矛盾が生じるだろう。

 

「((要は、”まだ間に合う”ってことだ))」

 

『おお〜♪』(≧▽≦)

 

「って、どうした一時。 立香にセクハラでもしてるのか?」チャキッ

 

『Zip your lip,掃除機で顔を吸われたいの? こっちはコレに喜んでんの!』ホラッ

 

そう言って奴が見せつけてきたのは、腕輪から出力しているホログラム。先ほどのモノクロコンビが、新たに追加されていた。しかし、下のバーを見るに1/4で”すぐに使える状態”ではなさそうだ。

 

 

「それが使えるようになったからとして、この状況からどこまで変わる? さっきのを見る限り白い方は予知能力っぽいが、どちらもお前が変身したのを見たこともない」

 

『説明すると、黒い方...キリカなら、周囲の”速度低下”。 そして織莉子ちゃんは、”未来予知”で合ってるよ』

 

「で、ステータスは?」

 

『魔法で強化しても、精々普通の大人よりも強い程度。ビルドと比較して長所を挙げるなら、«魔力を使って魔法が使える»点だね』

 

「なら、及第点だ。単独行動時には、魔力の枯渇には気を付けてくれ」

 

I don't need you to tell me that(言われなくとも、分かってるっての)』ベー

 

「...はぁ」

 

アイツは舌を出して問題ないと余裕ぶってるが、必ず無茶をするから組む度に注意してやってるのを分かってるのか? 取り敢えず俺は適当な布を投影し、枕代わりに折り畳んで立香の頭を乗せて休ませる。

 

 

 

 

ピピッ

[もしもし、こちら”カルデア管制室”。聞こえるかい? 居るのなら、誰か応答をしてくれ!]

 

「....」チラッ 

『あー、はいはい。キコエテマスヨー』

 

[! 緊急時にすまない、キミの所属を教えてくれないかな?]

 

『そこは素直に、”キミは味方かい?”で良いよドクターさん』

 

一時がカルデア陣営と対応してる間に、立香のウォッチを弄って通信環境をこちらからも合わせておく。それから間もなくして、音声通信ではなく映像へと切り換わる。これでようやく話が進む....

 

 

−−−−−   −−−−−    −−−−

 

 

[君達の成り行きは理解した、立香ちゃんを助けてくれてありがとう。”抑止力”と聞いて焦ったけど、彼女の味方で居てくれるなら心強いよ]

 

「世辞はいい。生き残る為にも、アンタも協力してもらう」

 

[勿論、ボクも協力を惜しまない。今休んでいる立香ちゃんのこともそうだし、未だに確認できないマシュの安否も気がかりだ]

 

『それじゃあ、決まりだね! 立香ちゃんが目を覚まし次第、移動を開始するよ。その時にはドクターは周囲の警戒、生存者の確認に専念して貰うから!』

 

[あはは....それは、責任重大だね]

 

それから私達は立香ちゃんを待ち、その間にロマニには周囲の捜索に専念してもらう。体感的に一時間が過ぎそうになった頃に、立香の目蓋が動きだす。士郎の手加減か、それとも立香ちゃんの自然治癒力が功を奏したのかな?

 

 

『Good Morning、立香ちゃん。少しは落ち着いた?』

 

「―――あっ、そっか。私、あの時に...」

 

[気に病むことはないよ、立香ちゃん。数日前まで一般人だった君が、こんな魔境に放り出されたんだ]

 

「ロマニさん...無事だったんですね」

 

[そうでもないさ、設備がボロボロで結構ギリギリだし。周囲の警戒やアドバイスぐらいしか、支援出来ないのが歯がゆい所だよ。だから立香ちゃん、君達が無事に帰還できるよう一緒に頑張ろうね]

 

「...うん、分かった」

 

どうやら彼女は少しだけ、立ち直ってくれたようだ。織莉子の言葉が正しければ、マシュに何かしらのアクシデントがあり、それでも生存しているのが確定している。あの子の固有魔法(スキル)は、過去に私が手こずるだけの信頼はある。

 

 

そして立香ちゃんだけでなく、私も―――

 

 

 

 

『―――――それじゃあ、急ごうかみんな?』

【−変身−(シフト・チェンジ):仮面ライダービルドRT】

 

再び私達はバイクに乗り、燃え盛る街を走る。織莉子の警告を考慮し、士郎に立香ちゃんを預け、後のプランも言っておいた。この先に誰が待ち構えているかは、正直言って候補が多過ぎて絞りきれない。

 

  ただ、《嫌な予感》だけは拭えない。

 

それを象徴するかのように、周囲に雨がポツポツと降り始め、ボス戦の前兆を感じさせる。

 

[みんな、気を付けてくれ! 前方から間もなく、高速で”何”かが接触してくる...!!

 

 接触まで5秒前

 

5,4,

 

  3,

 

     2,

       1...]

 

 

ザパアアァァンンッッ!!!

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−

 

     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ぅっ...ケホッ! ケホッ!」

 

 

地に荒波を打ち付けるような、”災害(てき)”が私達の目前に降り立つ。それは《純白》と言って良い程に、あの災害は美しくも神秘的に...それでも、人が近寄ってはならない猛毒にも見えてしまう。

 

[何だこれは...確かにサーヴァントの反応はするのに、もうクラスに収まってなんかいない]

 

 

――――神霊だ

 

 

〔ようやく会えましたね、私の愛しき貴方(エトワール)

 

『....《メルトリリス》なのか?』

 

その言葉は明らかに、拓未さんに向けての指名。それに対して拓未さんも、あの神様(?)の名前を呼んだ。すると途端に雨がより鋭く、より重く肌にのしかかる。まるで気持ちを抑えきれず、この再会を祝福するかのように。

 

 

拓未さんと衛宮さんが、武器を強く握りしめている。

 

 

〔あぁ...ああっ!

 

 例え、どれだけ姿形が変わろうとも。私達は相互理解し、惹かれ合うのですね♪〕ニンマリィ...

 

ボォウッ!

「(ルーンだと!?) 立香っ!!」ダッ 「きゃっ!?」

 

衛宮さんは武器の片方を捨てて、私を抱えてその場から離れる。だけど、追撃は止まらない。あの神様からすれば、拓未さん以外全てが《邪魔》なのを嫌でも分からせようとする。

 

 

スパイダー

レイゾウコ

 ⇛〈ベストマーッチ!〉

 

『ビルドアップ!』

 

冷却のトラップマスター! スパイダークーラー!

 

パキパキパキッ!!

 

〔んー? どうして私よりも、その二人に贔屓するのですか?〕

 

『贔屓もなにも、士郎ならともかく「オイ」立香ちゃんは普通の人間だ。彼女に危険が振りかかるんだったら、私はあの子の代わりに戦う』

 

〔そう...その人間(かのじょ)が、貴方のお姫様なのですね?そうですか...そうなんですか〕

 

『待って、そこは訂正させて。立香ちゃんはどちらかと言うと、ヨッシーアイランドのベビーマリオ』

 

 

「毎回攫われるピーチ姫ですらない!?」

 

[ごめん、衛宮君。これは...]

 

「分かってる。立香、早く乗ってくれ。逃げるぞ」グイッ

 「! はいっ」

 

私は衛宮さんのバイクに乗って、すぐにエンジンがかかる。拓未さんが殿を務めるのは、道中で聞かされてはいた。何でも拓未さんは――――

 

 

〔ねえ、マスター。 どうして私どころか、ドラゴンフルーツでもメカクレ青トカゲでもなく....ただの《女アバター》なんですか? あれだけ宝物のように大切に(いくせい)して、より優秀な人材が来ても私を霊基保管庫(ボックス)行きにさせなかった。そんな私よりも、良くて新米フレンドな藤丸立香(おんな)を選ぶのですね?〕

 

『....私は助けが必要としてるのなら、”その人にも”手を伸ばすだけだよ。だからメルトも助けが必要なら、同じように手を伸ばす(たすける)

 

〔はい、必要です。私以外の《愛》を貴方が受け取るかもかも知れない、そんな光景を見たくもありません〕パチンッ

 

少女が指を鳴らすと、本来のメルトリリスが使用していた分身を四体生成される。あの分身一体一体が元はサーヴァントであり、それに自身のウィルスで上塗りにして操る。シャドウサーヴァントが見かけないのも、彼女の中に沈ませられたか。

 

 

『通させるか!』

 

レディ...ゴー!

 

   ボルテック・フィニッシュ!!

 

敵を逃がさぬよう蜘蛛の巣を周囲に展開、糸を通し広範囲に強力な冷気を発生させて”三体”は何とか氷結した。だけどそんなトラップを抜け出したのは、あの中に紛れていた”上位個体”だ。このままでは立香達の方へ一直線...

 

 とはいえ、本体(メルト)を放置すれば追いかけて来て振り出しになる。そんな対応をした私を見て、メルトは容姿に合ういたずらっ子のようにクスクス笑う。

 

 

〔先程捕まえたばかりですが、中々良い動きをしてくれますね。アレだと藤丸立香(フレンド)がお荷物で、貴方のお仲間がお人形になるのも、もはや時間の問題ですよ?〕

 

『見た目は美女でも、中身が猛犬なら不利でも全力で粘ると思うよ。

 

 それで、お人形の貯蔵はあるの?ここらへんだとシャドウサーヴァント(プライズフィギュア)ばかりで、正規サーヴァント(スケールフィギュア)手に入れるの苦労したでしょ?』

 

〔そうですね。お金はあっても売られてなければ、指をくわえて紹介ページを見るしかありません。ですので....〕パンッ

 

パキィィインッ!

 

『!?』

 

〔《改造フィギュア》なんてどうですか?〕

 

彼女が手を叩けば、氷結して封じていたメルトの分身が自力で拘束を解かれ、それどころか水風船を互いにぶつけ合うように分身が混ざる。爆ぜて出来た大きな水溜まりから這い出るように、新たな姿を持って誕生する。クラスはランサー・アサシン・ライダーの3種、それぞれ該当するシャドウサーヴァントは....

 

 

〔メドゥーサ、シャルロット・コルデー、牛若丸。性能・容姿も悪くありませんが―――

 

 些か、余計な脂肪があるのは残念ですね〕

 

〈――――?〉

 

 

 

『....It's the worst(ああ、最悪だ)

 

 

 

〜〜To be // continued〜〜

 

 

 






〜後ほど書きます、しばらくお待ちください〜
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