パパになるか死ぬかのどちらかを迫られた転生者兼現ゴブリンの主人公。
 ある日主人公が住んでいるゴブリンの巣穴に美少女、サリアがやってくると、瞬く間にゴブリンを殲滅していった。
 サリアは主人公にも剣を突きつけて言い放つ。
「パパになる? 死ぬ?」
 訳が分からないが黙ったままでは殺される。
 そう考えた主人公は咄嗟にパパになることを選択した。
 しかしサリアはやはり常人とは思考が違うようで……。

 ……きっとこの子が俺をパパだと思わなくなった瞬間、殺されることだろう。



 *この作品はふとした思い付きでAIによって作られました。
 多少のガバは見逃してくれると助かります。
 自分の小説というよりはAIが作成した小説なので評価しないでくれると助かります。
 追記:評価を受け付けない機能がありましたので付けました。
 あくまでAIってこんなのできるんだ、程度に思っていただければ幸いです。

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ゴブリンの同族を殺した美少女にパパになるか死ぬかの二択を迫られた~AI作成~

「ねぇあたしのパパになって。それが嫌なら……死んで?」

 

 俺を貫く赤と黄色の瞳。

 今さっき、俺の同族だったゴブリンを殺した少女。

 今も手に持っている刀身からは青い鮮血が零れ落ち、地面に血溜まりを作っている。

 軽快な足取りで少女は俺の前でしゃがむ。

 氷のように冷徹なその瞳でちょこっと小首を傾げた。

 

「パパになる? 死ぬ?」

 

 ちくしょう。

 転生してゴブリンになってからはいつもこんなだ。

 良いことがあった試しがない。

 今もそうだ。

 見知らぬやばい少女に死ぬかパパになるかの二択を迫られている。

 少女は同族殺しの刃を俺に当てる。

 なんの感情も湧いた様子がなく、俺の首に刃を当ててきた。

 死が迫っていた。

 乾いた唾液で喉を鳴らす。

 世界がゆっくりになっていく。

 

 畜生! こうなったらやってやる!

 

 サイコパスの父親にでもなんにでも。

 何だったらこいつを更正させてやる!

 少女が無機質な声を奏でた。

 

「バイバイ」

 

 だから俺は精一杯、絞るかのように叫んでやった。

 

「あなたの名前は―――!」

 

 するとどうだろうか。

 目の前の少女の動きが完全に止まったのだ。

 えっ!? まさか名前を聞いただけで止まるなんて……。

 いや待てよ。

 そういえばこの子の名前を聞いてなかった気がするぞ。

 もしかしたら名前がわかれば動きを止められるのかも。

 よし、もう一度聞いてみよう。

 

「あなたのお名前は……?」

 

 すると今度は刀身を下ろしてくれた。

 よかったぁ~。

 これで一安心だ。

 そして彼女は口を開く。

 

「あたしの名前は『サリア』だよ。パパ」

「サリア、いい名じゃないか」

 

 もう一度答えると、サリアは剣を鞘に収めてくれた。

 サリアは何も言わず、俺の手を握ってくる。

 そのまま手を引いて出口へと駆け出していった。

 その先でサリアは俺に対してこう言ったんだ。

 

「これからよろしくね。パパ♪」

 

 こうして俺達は洞窟から脱出した。

 

 ***

 

 あれから数日経ったある日のこと。

 俺は村の中で一番大きな屋敷の中にいる。

 そこで椅子に座って優雅に紅茶を飲みながら寛いでいた。

 ……どうしてこうなった。

 俺はゴブリンのはずなのに! どうしてお屋敷ぐらしをしているのか!

 苦悩する俺をよそに扉がノックされる。

 入ってきたのはサリア。俺の娘になったサリア。

 同族を殺戮したときとは違う、女の子らしい服装を見まとっている。

 そんな彼女が笑顔を浮かべながら話しかけてくる。

 

「パパ。今日は何をして遊ぶ?」

 

「うーん……」

 

 俺は顎に手を当てて考えるフリをする。

 本当は何も考えていない。

 正直今でも俺はサリアが怖くて乗っているところがある。

 同族殺しておいてパパ呼びからの何して遊ぶだからなぁ……。

 要求を拒まない限りは実の娘のような反応をしてくれるので、俺はいつも通りサリアのご機嫌取りに勤しんでいる。

 そもそもサリアはゴブリンではない。

 猫耳を生やしているのを見るに猫族だろう。

 その人間と変わらない肌の色を持ち、美少女ばかりが生まれるとされる亜人族の女の子が、なんで醜い種族のゴブリンである俺をパパに選んだのだろうか?

 不思議でしょうがないけど少しでも拒もうとしたら、サリアがまた冷徹に尖れた刃を向けてきそうで話はできていない。

 

「ねぇパパ。遊ぼう?」

 

「あ、ああ……そうだな」

 

 俺は思考を中断させ、適当に返事をした。

 するとサリアは手を合わせて嬉しそうな笑顔を見せた。

 とりあえず今はこのままで良いだろう。殺されたくない。

 

 *  *  *

 

 それからさらに数日後。

 俺はサリアと一緒に森の中にいた。

 森といってもここは魔の森と呼ばれる危険な場所だ。

 ここに来るまでに何度も死にかけた。

 ゴブリンである俺がここに来ても足手まといでしかない。

 しかし魔の森はそれ以上に俺が来た場合の利点が多い。

 なんといっても俺のゴブリンとしての核を上げてくれる。

 核が上がれば強くなれる。

 強くなれれば、サリアの下から逃げ出すことができるかもしれない。

 最弱の種族といってもいいゴブリンがなんとか生きてこれたのは、サリアが守ってくれたからだ。

 今もサリアは俺の前に立って、襲ってくる魔物を斬り伏せている。

 

「パパー。終わったよ」

 

「ありがとう」

 

 サリアがこちらを振り向いて屈託なく微笑んでくれる。

 俺は彼女に礼を言うことぐらいしかできなかった。

 

 *  *  *

 

 ところでサリアは俺との距離感が異常なまでに近い。

 風呂場とか普通に入ってくるし、ベッドにも潜り込んでくる。

 ある時は俺の膝に頭を預けて耳かきをねだったこともある。

 けれどそこには恋愛感情といった物はない。

 あるのはただ、娘として父親に甘えたいという感情だけなんだと思う。

 サリアは胸もそれなりに大きく、近くにいるだけで良い匂いがするので抱き着いてくるのは止めてほしいところであるけど。

 いったいどんな環境で育てばゴブリンに父性を求める性格に育つのか。

 疑問しかない。

 もしかしたら思った以上に精神年齢が低いのかもしれない。

 その証拠にというべきか、遂にというべきか、サリアはゴブリンの俺に対して言ってきたのである。

 

「パパのお嫁さんになりたい!」

 

 どう反応すればいいのだろうか?

 普通は娘とはいえ義理だから喜ぶべきなんだろうけど。

 この子うちの種族を容赦なく惨殺しているんだよなぁ。

 どういう神経をしているのだろう? やっぱりこの子サイコパスなんじゃ……。

 いやいや、まだそうと決まったわけじゃない。

 きっと何か理由があるはずだ。

 そう信じたい。

 とりあえず俺はサリアの両肩を掴み、誤魔化す方針で逸らす。

 

「あと10年経っても同じことを思っていたら同じことを言ってほしい」

 

「分かった」

 

 素直だ。

 本当に分かっているのか不安になるほどあっさりと引き下がってくれた。

 これでひとまずは安心だ。

 そう思ってホッと息をつくと、サリアは俺の手を掴んできた。

 そして俺の手を引いて歩き出す。

 

「早く帰ろう。パパ」

 

 サリアは俺の手を引いて、家へと連れていく。

 その途中でサリアは俺にこんな質問をしてきた。

 

「ねぇパパ。あたしのこと好き?」

 

「……もちろんだよ」

 

 即答できない。好きかどうかと言われたら……分からないが答え。

 歯切れの悪い答えだと思ったけどサリアは嬉しそうに腕に抱き着いてくる。

 もうここまで来たら聞いてみるしかないだろう。

 

「なぁ、なんでサリアは俺をパパに選んだんだ?」

 

 するとサリアは指を口に付け、少し考えるそぶりを見せた後に答えてくれた。

 

「パパはパパだから。パパ以外の人は嫌なの。パパ以外はみんな嫌いなの。パパだけが好きなの。パパがいればそれでいいの」

 

「そっか……」

 

 俺はそれだけ言って黙り込む。

 サリアが俺のことをパパと呼ぶ理由はわかった。

 理解できないことを理解した。

 ……やっぱりサイコパスだ。

 この子は俺をパパだと思ったからパパとして扱っている。

 きっとこの子が俺をパパだと思わなくなった瞬間、普通に殺しに来るのだろう。

 ……とんでもない地雷だ。

 

「けどね……」

 

 そう一呼吸おいてサリアは俺の腕に頭をこすりつけてきた。

 

「パパはもう私のパパ。この先どんなことがあっても私はパパの娘。だから見捨てたりしないでね? パパに見捨てられたら私、泣いちゃうから」

 

「これはもしもだ。もし、もし俺が他のゴブリンと同じく嫌がるサリアを襲ったらどうする?」

 

「私、パパだったら嫌がらないよ? むしろ受け入れたい。けど、他の娘を襲うのはダメ」

 

 サリアは俺の頬を撫でながら、優しく微笑む。

 

「パパは優しいもん。それに、パパはゴブリンだけど、ゴブリンじゃないから。だから大丈夫。パパは絶対にそんなことはしない。私が保証してあげる。だってまず私が嫌がらないもん!」

 

 何だろう。

 話をしているのに話が通じていないこの不思議な感じは。

 恐らく俺は今後ともずっとサリアと一緒に居ることとなるのだろう。

 サリアは絶対に殺しに来ないんだろうけど、俺はきっと一生サリアから逃げられないのだろう。

 

「だから……ずっと一緒に居ようね。パパ」

 

 どれほどの闇をこの子は抱えているのだろう。

 この幼い少女にどれほどの辛い境遇があったのだろう。

 俺には分からない。

 分からないけど、俺を見上げてくるサリアの瞳には光が無いように見えた。

 腰から上がってきて、俺の背中におんぶされる形で収まった。

 夕暮れ時が俺とサリアを照らす。

 人気の無い町、帰路のつく俺とサリアを見る者は誰一人として存在していなかった。


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