もしもジェントルが緑谷のクラスメイトだったら?というお話

1 / 1
ダンセイヒーロー「ジェントル」

 画面の前の読者(リスナー)諸君、ご機嫌よう。私の名はジェントル!趣味は紅茶を嗜む事、個性はご存じ弾性(エラスティシティ)、ヒーロー名はダンセイヒーロージェントル!弾性と男性が掛かった洒落たネーミングだろう?

 私は相棒(サイドキック)のラブラバと共に多くを救い、迷える若者達を導くのだ。

 

 春は良い、新たなる出会いの季節…あと土筆が食べられる。彼女(ラブラバ)の作る土筆料理は絶品だよ。意外な事に紅茶にも合う。彼女は年々料理の腕を上げていく、私は幸せ者だ。…そしてなにより春は私の伝説の始まりの季節でもあるのだからね。

 私の伝説は中学3年生の時に親の都合による転校した折寺中学校で一人の少年に出会うところから始まる…。

 

 

…………………………

 

 

「じゃあ先生が先に教室に入って話をするから、入ってきてと言ったら入ってきてね。それから自己紹介。わかった?」

「はい!」

 とある学校の廊下、とあるクラスの扉の前で教師の説明した流れに対し、元気よく返事をしたのはこの物語の主人公、後のジェントルである。

 彼は教師が教室に入ると…その背を追って教室に進入した。謎に増えた机と見知らぬ少年の登場、クラスの面々は「転校生だ!」と心躍るイベントに騒ぎ出す。急に騒ぎ出した生徒達に疑問を浮かべた教師がまさかと振り返るとそこには先程確かに流れを説明し、元気よく返したはずの転校生本人が微笑みながら立っている。

「先生の話聞いてた?」

「はっはっは!どうやらまたミスしてしまったようです!ですがご安心を、私はめげない!」

「いや、ここはそういうんじゃ無いから」

 教師は幸先の不安を感じ、騒がしくなった生徒達に半分吐き捨てるように「今日からこのクラスに転校生が来ました。」と短く言うと教室の端へと退がった。

「初めまして皆さん!私は飛田 弾柔郎、夢はヒーローになって教科書に載るくらい偉大な男になる事です!」

 彼は心底真面目だったが、クラスメイトはウケ狙いと勘違いしたのか、彼の夢を大笑いした。ヒーローになるだけならみんながそうだ。その後の教科書に載ると言うのは簡単なことではない。そんなクラスの盛り上がりに微笑んだまま…よくわかっていない飛田は沈黙を続けていた。

「飛田くん、個性はなんですか?」

 ある一人の…緑髪でもじゃもじゃした頭の少年がヒーローになりたいという彼の個性が気になり、律儀に手を挙げて質問した。個性があって当たり前の世の中では名前と趣味の次くらいに頻発の質問である。

「私の個性は弾性(エラスティシティ)!触れた無機物に弾性を付与できる。」

「なんだ、雑魚かよ」

 反応したのは質問者ではなく、爆発頭の金髪男子であった。彼はそれ以降その不良そうな見た目とは裏腹に極厚の参考書を鞄から取り出して自習を始めた。

 それからも幾つか質問が飛ぶがどうにもウケを狙うタイプの人間ならには見えないと感じた何名かが次第に彼の語った夢を思い出し、シラけていった。そうしてクラスのほぼ全員がその状態となった。…2名を除いて。

 一人目は緑谷 出久。彼に個性について質問をした男。弾性という個性について早速メモを取り、その使い方を勝手に思考していた。彼の趣味である。

 二人目は爆豪 勝己。彼に関しては個性を聞いた瞬間にモブだ断定し興味を失った。なのでシラけるもクソも無い。彼は今雄英高校入試想定問題集と格闘中である。因みに現在5冊目。

 漸くチャイムが鳴ると端で無言を貫いていた教師が動き出し、空いている席に指を刺した。

「飛田の席はあそこ。空いてる机があるだろ?そこ座って」

「はい!」

 それから授業が始まり、休み時間となる。…が、掴みで失敗した転校生のところに人など来ない。…これまた一人を除いて。

「飛田くん!僕、緑谷 出久です。あ、飛田くんって呼んでもいいかな?」

「勿論だとも緑谷 出久くん。」

「僕の事は緑谷って呼んで欲しいかな。フルネームはちょっと」

 無個性故にクラスメイトから馬鹿にされていた緑谷は早速クラスから浮いてしまった転校生にある一つの希望を抱いていた。彼なら自分を馬鹿にせず友達になってくれるのでは無いか?と。勿論そんなに打算丸出しではないし、100%打算でもない、人間誰しも友人の一人や二人は作りたいものである。

「君の個性のこと、もっと詳しく聞かせて欲しいんだ」

「勿論いいとも」

 緑谷は飛田から聞かされた個性について一つ一つメモに書き記していく。彼の幼馴染のような「すごい人」ならノートに記載するレベルだが、現状はメモ止まりである。個性そのものに憧れを持つ少年と、どこまでも真面目風な少年の語らいは全ての休み時間に行われ、それは放課後になっても続いていた。

「えっと、飛田くんの個性は自己紹介で話した通り弾性(だんせい)…」

「そう、弾性(エラスティシティ)」

「う、うん…。手で触れた無機物に弾性を付与して、付与した弾性は飛田くんの意思では解除することはできず、徐々に弾性力が弱まり自然消滅する。で良いんだよね?」

「その通りだとも」

 メモを見ながら個性についての確認をする緑谷とからの質問にうんうんと首を縦に振る飛田。緑谷は少しだけ考えたような素振りを見せてから口を開く。

「それって、空気とかにも付与出来るのかな?」

「ふむ…試したことは無いが、どうしてだい?」

「空気に弾性が付与できたらとっても便利だと思うんだ。足場にできるし、壁を作って守る出来るから。あっ、空中に足場っていうのはこの前見たロックロックってヒーローが物を空中に固定してるのを見てね…」

 ヒーローオタクの緑谷のマシンガンのようなヒーローオタク話を真剣に聞く…ように見えて実は余り頭に入っていない飛田だったが、彼の授けた「空気に弾性」は後の彼の基本技となる。

「…であるからして…。あっ、でも良くも悪くも空気は見えないって言うのがネックだね、思わぬ事故が起きるかもしれない。」

「確かに、私自身にもどこに空気の膜があるのか分からなければ技として昇華させるには難しいかもしれないね」

 飛田は割と頭が悪いのだ。故に記憶力も結構悪く戦闘中に適当なところに弾性を付与すれば記憶から抜け落ちる事は想像に容易い。

「そういえば緑谷くんの個性はなんなんだい?私の話ばかりして申し訳ないからね、君の話も聞きたいんだ」

「僕は…無個性なんだ」

 緑谷の表情が一気に暗くなる。もしも馬鹿にされたらどうしよう、と。『なんだよ、無個性のくせに偉そうにアドバイスしやがって』そんな過去を思い出してしまうのは仕方のない事であった。

「そうなのかい?これは失礼…でも、めげてはいけないよ?君は私に声をかけてくれた優しい男だ。ヒーローは何も個性だけでヒーロー足りあるので無いのだから。緑谷くん、君ならヒーローになれるさ」

 この…彼のあまりよく考えていない半ば無責任な励ましは…ある一人の少年を本来より少し早く救った。『君はヒーローになれる』ずっと彼が欲しがっていたそんな一言だったのだから。

 

 

 

 次の日から飛田と緑谷は急速に仲を深めていった。オタク知識によるマシンガントークが得意な緑谷と真面目に聞いているふりをして7割は聞き流している飛田の相性は良く、飛田もよく緑谷から勉強やヒーローの知識を教えて貰うのだ。その癖忘れるしたまにちゃんと聞いてない。

「ヒーローたる物まずは身体が資本だ。緑谷くん」

「そうだよね!個性がないならその分体を鍛えないと!」

 無個性と自称歴史に名を残す男がヒーローを目指して体を鍛える。その様は他のクラスメイトからは滑稽に映った。しかし、ある一人の目にだけは異なるように映ったのだ。

「デク…!」

 緑谷出久の幼馴染、爆豪勝己。彼はかつて緑谷と共にオールマイトに憧れ、幼いながらにオールマイトについて語り合った仲でもある。『デクにどんな個性があっても自分には勝てない』そう思っていたし、いざ個性がないと知ると「デクが1番凄くない」と嘲笑った。一丁前にヒーローになりたいなどと言っておきながらロクに体を鍛えようともしない、ヒーローになる夢(言ってること)ロクに鍛えてもない身体(やってること)の違いにイラつくこともある。ところが今はどうだろう。本気でヒーローを目指して体を鍛えている。確かにオールマイトの様な凄いヒーローにはなれない。凄いヒーローになるのは自分だと言う自負はある。が、ヒーローとはなにもオールマイトだけを指すわけではないことなど爆豪も分かっている。緑谷がヒーローになるだけなら…川に落ちた相手を助けにいこうとする優しさ、弱い癖に立ち向かってくる無謀のような勇気、それらを考えればヒーローになるだけならできるだろうと理解できる。他の言ってるだけのモブとは違うと爆豪は認識していた。

 ご苦労なことに運動場を借りて体操着で何やら体を動かしている飛田と緑谷のところへといつも絡んでいるモブと別れた爆豪が歩を進めて来た。

「おい、デク」

「か、かっちゃん…?」

「ウォーミングアップだ。個性は使わないでやるから相手しろ」

「へ?」

 その日から爆豪勝己は彼らと共に体を鍛える様になった。別に馴れ合ったりはしない。会話はほとんどしないし、基本的に一人だけ激しい走り込みや懸垂、腕立て伏せなどを黙々とこなし、体が温まって来た頃に組み手に付き合えと緑谷を引きずっていく。その間飛田は若干の暇さを感じつつ筋トレし、そんな二人の殴り合い…というか一方的な殴り殴られを見守る。

 側から見ると爆豪が緑谷をボコボコにしている…直接的暴力によるいじめ現場でしかないのだが、不思議と緑谷自身はそうでないと感じていた。だから教師には何も言わなかったし、飛田も何も言わなかった。

「どうしたデク!ヴィランは個性使ってお前をぶっ殺そうとすんだぞ!個性使ってねえ俺に負けるお前がヒーローになんてなれるのかよ!」

「今度こそ…!負けないよ!かっちゃん!」

 

 そんな風に体を鍛えたり勉強したりして…

 

 あ、因みに普段の勉強会はというと

「なんでお前はさっき教えた事記憶から消えたんだこのクソが!!」

「はっはっは!済まない爆豪くん、でも私はめげない!」

「めげろカス!」

「ここはこの条件から公式のこれを適用してあーでもこのパターンもあるから一度これを試してから…」

「お前は黙って計算もできねーのかそのブツブツやめろ!サブイボが立つ!!」

 大体こんな感じ。

 

 

 

 ある晴れた春の日のことだった。珍しく運動場が使えないとされたため、身体を休める為に緑谷と飛田は真っ直ぐに帰宅…しようと思ったらヴィランに襲われたのだ。

「Mサイズの隠れ蓑みーっけ!」

 言うが早いかヴィランは緑谷に取り付いた。

「もがぁ!?」

「緑谷くん!今助ける!」

 もがき苦しむ緑谷から泥のようなヴィランを引き剥がそうとヘドロを掴んで掻き出そうとする飛田だが、まるで手応えはなかった。

「掴めないよ、流動的なんだから」

 しかし緑谷も伊達に鍛えていない。個性がない分努力した緑谷はその外観に似合わぬタフネスと肺活量を誇っていた。自分ではどうにもならないと緑谷から距離を取った飛田が見たのは諦めの文字など微塵もない緑谷の目、そして飛田は緑谷達から離れる様に走り去った。

「友達を置いて逃げるなんて酷いやつだなぁオイ」

「もがもが…」

 だが、捕まったいる緑谷はそうは思わなかった。飛田は…友人はそんな人では無いと。彼は共に過ごした緑谷を信頼し、その場を離れたのだと。

 

 事実、飛田が向かったのは人の多いところであった。

「友人が流動的な体のヴィランに捕まってしまった!助けてくれヒーロー!このままでは私の友が死んでしまう!」

 悲痛な叫びに呼ばれて現れたのはナンバーワンヒーロー…つまりオールマイトであった。

「オール…マイト!?」

「もう大丈夫だ少年!私が行く!さぁ、君の友人のもとに案内したまえ!」

 こうして未だに緑谷を支配せんと拘束していたヘドロヴィランのもとに飛田とオールマイトが現れた。

「もう大丈夫だ緑谷くん!彼が来てくれた!」

「お、おお…オールマイト…!?」

 突然のナンバーワンヒーローの登場にヴィランは驚いたように声を上げる。しかし後悔も反省ももう遅い。オールマイトは下がってなさいと飛田を下がらせてから拳を振りかぶった。がしりと緑谷の体を掴んだ後に空を殴りつければその衝撃で流動的な体は弾け飛んだ。

「君達、もう安心だ。」

「ありがとうございます!オールマイト!」

「無事で何よりだよ緑谷くん。済まない、君を置いて私は逃げてしまった。」

 助けを呼ぶためとはいえ、苦しむ友人を置いて走り去ったことは事実。飛田はそのことを少なからず後悔している。しかし、そんな彼らにプロの意見が刺さった。

「何をいうんだ少年。君が居たからこそ彼を助けられたんだ。ヴィランに立ち向かう事だけが勇気じゃない、自分の至らぬ点を認め他者に助力を乞うのもまた勇気。そして緑谷少年…だったか?彼が私を連れてくるまでよく耐えた。素晴らしいタフネスだ!」

 バシバシと飛田と緑谷の背中を叩くオールマイト。そして彼はヘドロボディの回収を二人に頼み、三人はヘドロヴィランを集め終えると再び向き直った。

「協力感謝するよ少年たち!私はコイツを警察に引き渡してくるよ。じゃあな!」

 そう言って深く膝を落とすオールマイトに二人は引き留めはしないものの、それぞれ声を掛けた。

「僕!あなたみたいなヒーローになります!」

「私も、あなたの様な偉大な男になって見せます。」

「…楽しみにしてるぜ!HAHAHAHA!!」

 そう言って何処かへと飛び立つオールマイトを彼らは見送った。

 

 

…………………………

 

 

 そして迎えたるは雄英高校入試の日。普段の学習により問題なく発揮を終えたのは緑谷と爆豪。そして最終的に気合の一夜漬けで奇跡的に乗り切ったのが飛田。

 実技試験になり、圧倒的実力で実技をこなす爆豪。当然彼は合格する。しかも首席として。

 

 試験開始の合図とともに走り出した緑谷は自分に出来ないことを理解していた。それはヘドロヴィランに成す術がなく直様助けを呼びにいってくれた友人の飛田の影響もあったのだろう。いくら身体を鍛えようが動く機械相手に素手で簡単に勝てるはずもない。だからこそ彼はレーザーを撃つ個性の学生が破壊した破片に目を付けた。破片のうち、細かく鋭いものと持ち易く丈夫な物を選ぶ。右腕に丈夫な破片をコードと思われる紐でくくりつけ固定する。直後に緑谷を襲ったマシンの攻撃を右腕で器用に受け流すと、関節部分に鋭い破片を刺し、中のコードを斬り裂く。持ち前のタフネスと観察力、思考能力の高さを生かした緑谷は無個性にしては驚異的なスピードで点数を稼いでいった。現れた0ポイントマシンに対しても立ち向かうことはなく、かと言って瓦礫で身動きの取れない女の子を見捨てることもなかった。走り去っていく受験者の背中に緑谷は叫んだ。

「誰か!瓦礫を退かすのを手伝ってくれ!助けてくれ!このままではこの子が大怪我を負う!」

 皆が我先にと走る中、ある男がその声に足を止める。個性エンジンを持ち、ヒーロー一家に生まれた男、飯田 天哉である。

「試験とはいえ、人を見捨てる者がヒーローになる資格などある者か…!馬鹿者!」

 飯田は己を恥じ、踵を返すと全力疾走で緑谷の元へ戻ってきた。

「俺も協力しよう。君のその破片を梃子の原理に使うんだ」

「うん!」

 しかし、瓦礫は中学三年生二人の力では少し動かすのがやっとであった。タイムリミットは迫りつつある。そしてそこにもう一人、救出活動に協力する者が現れた。

 その女の子の名は麗日 お茶子。

「私に任せて!」

 彼女の個性、無重力により瓦礫の重さは緩和され、素早い瓦礫の撤去が可能となった。

 しかし、目前に迫る0ポイントマシンのキャタピラは周りの物を踏み潰しながら近付いてくる。

「俺の個性で振り切ってみせる!彼女は俺が抱える。二人も俺に捕まってくれ!」

「私は個性で軽くするね!」

 そして彼らは無事に合格することとなるのである。…助けられた名も知らぬ女子生徒は落ちた。(そりゃそうだ。)

 

 飛田はというと、彼は当然スタートダッシュには遅れた。しかし、弾性を付与して跳ねるように移動する飛田にはスタートダッシュの遅れなど直ぐに取り戻すことができた。

「私は直接的な暴力は好まないのだがね、機械相手では仕方、あるまいッ」

 飛田は壁に弾性を与え、三角飛びの様に壁を蹴るとそのままマシンに突っ込んでいく。荒事は好まないなどと言った彼だが、その拳にはしっかりとメリケンサックが嵌められている。壁に弾かれることで威力を増した飛田の拳はメリケンサックによりマシンを砕く。

「これぞ!ジェントリーミサイル!」

 さらに、彼を攻撃をしてきた別のマシンに対しては咄嗟に空気に弾性を付与し

「ジェントリーリバウンド!」

 などと技名を叫ぶ余裕を見せる。そしてよろけたマシンに対する追撃のため、飛田は自分の作った空気の膜(ジェントリーリバウンド)を避ける様に移動した。任意で個性を解除できない不便さを感じていると、吹っ飛んだはずのマシンは反撃の為に再度接近していた。

「しまっ…」

 慌てて拳を振りかぶる飛田だったが、先程のジェントリーリバウンドに膝をぶつけてしまう。

「あっ…」

 そう、さっき置いて焼けたばかりだが完全に忘れていたのだ。しかし、奇しくもその反動でパンチの加速されたのである。

「おお!?これぞジェントリーパンチ!」

 思わぬ新技を習得し、0ポイントヴィランからは全力で逃げたものの、しっかりと個性を活かした彼もまた合格することになる。

 

 

…………………………

 

 

 平和の象徴と言われ続けた伝説のNo. 1ヒーローオールマイト、長年No.2として精進し続けやがてNo. 1となり無数の事件解決とヴィランを退治したエンデヴァーやその迅速過ぎる事件解決から早すぎる男と言われるホークス…ジェントルは彼らに匹敵し後世に名を残す偉大なヒーロー…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …になる予定だ。

 

 さぁ!これから始まる"解決"浪漫、目眩くなく見届けよ!彼は救世たる紳士のヒーロー、ダンセイヒーロージェントル!




続き?無いよそんなもの。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。