ISおじさん   作:サンバガラス

13 / 13
久しぶりの投稿です。


第十三話 友人として見過ごせない。

 

朝礼が終わり、陽介達は更衣室に来ており。少し時間があった為、自己紹介をしていた。

 

「俺は織斑一夏。一夏って呼んでくれ」

 

「嶋㟢陽介だ。陽介でもおじさんでも好きなように呼んでもいい」

 

「うん。ありがとう。よろしくね一夏、陽介さん。僕の事はシャルルでいいよ」

 

「「分かった」」

 

そうしているうちに時間が来ており、2人は急いで着替えていた。

 

「このISスーツ、着る時に裸ってのが、キツいんですよね」

 

「分かる、分かる。あれが特に引っかかるんだよ」

 

「ひ、引っかかる・・・」

 

「「?」」

 

シャルルは2人の会話に顔を赤くしており、2人は不思議そうにシャルルを見た。それと同時にシャルルのISスーツに目に入った。

 

「シャルルのそのスーツ、着やすそうだな何処のメーカー?」

 

「デュノア社製のオリジナルだよ」

 

「「デュノア?」」

 

シャルルの言葉に何かを思い出そうしている陽介達。

 

「確か、シャルル君の苗字もデュノアだったな」

 

「そう。父が社長をしてるんだ。一様、フランスで1番大きいIS企業だと思う」

 

その言葉に

 

「成程社長の息子か・・・道理で気品があって良い所の育ちって感じる訳だ」

 

「・・・そうだね」

 

一夏の発言にシャルルは一瞬暗い表情になった。しかしその表情を陽介は見逃さなかったのだ。

 

(何かあったのか?)

 

その後授業が始まり、それから昼休み、放課後の一夏達との訓練などいつものルーティンを過ごし、陽介達は寮に戻っていた。シャルルは陽介と同室になっており、2人は部屋着に着替えてコーヒーを飲んでいる。

 

「はぁーー、やっぱり、男同士ってのは良いな。たかふみと一緒に暮らした時みたいだな」

 

「たかふみ?」

 

「俺の甥っ子だ」

 

「家族なんだ・・・良いな・・・」

 

シャルルはそう言ってコーヒーを飲んでいた。

 

「美味しい!!良い豆使ってるんだね」

 

「そうだろ!!中々良い豆がこの前手に入ってな、今度シャルル君にも教えるよ」

 

そんな会話をして夜を過ごしていた。次の日、朝礼にて、新しい転校生が来ていた。

 

「え、えーと、今日も嬉しいお知らせがあります。・・・ドイツから来たラウラ・ボーデヴィッヒさんです」

 

転校生は灰色のロングで眼帯をつけた少女であった。

 

「挨拶をしろラウラ」

 

「はい。教官」

 

(((教官?)))

 

その言葉にクラス一同疑問を思い浮かべている。

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

一言だけ言ってその後は黙ったままであり、真耶はおどろおどろしている。やがてその間に耐えきれ無くなった。

 

「・・・・・ほ、他に言う事は?」

 

「無い」

 

そう告げるとラウラは一夏の方に向かって歩き、ビンタをしようとしたが、いつの間にラウラの横に移動した陽介に手首を掴まれていた。

 

「貴様・・・何のつもりだ!!」

 

「それはこっちの台詞だ。お前こそ一夏君に何をするつもりだ?友人として見過ごせない」

 

「貴様には関係無い!!」

 

「言ったはずだ。友人として見過ごせない。離れろ」

 

「っ!!?」

 

ラウラは陽介の殺意の籠った目を見て少し怯え、掴まれた手を強引に振り解き、一夏の方を向いた。

 

「・・・私は認めない・・・貴様があの人の弟であるなど・・・認めるものか!!!」

 

波乱の幕開けである。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

オール・フォー・ワンから逃げきる方法について(作者:ヒロアカは青春…?)(原作:僕のヒーローアカデミア)

オール・フォー・ワンってヤンデレ適性あるよねってこと。▼多分どうやっても逃げられない()


総合評価:807/評価:7.44/連載:35話/更新日時:2026年07月20日(月) 06:00 小説情報

個性、海賊。ヒーロー向きじゃないって?これ以上ない英雄の個性だろ!(作者:紡縁永遠)(原作:僕のヒーローアカデミア)

事の始まりは中国、軽慶市。『発光する赤児が産まれた』というニュースだった。▼ 以降各地で「超常」は発見され、いつしか「超常」は「日常」に、「架空(ゆめ)」は「現実」となった。世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である現在、個性を悪用する敵(ヴィラン)により混乱渦巻く世の中で、かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が、脚光を浴びていた。そう、「ヒーロー」と呼ば…


総合評価:690/評価:5.92/連載:6話/更新日時:2026年07月15日(水) 00:00 小説情報

俺の個性はサイキョー(作者:鈴木颯手)(原作:僕のヒーローアカデミア)

エンデヴァーこと轟炎司の生き写しのような焦凍の双子の兄が雄英高校に通う話。▼※ヒロインタグを追加しました。▼※ヴィラン予備軍タグを追加しました。


総合評価:2509/評価:6.97/連載:32話/更新日時:2026年07月18日(土) 12:30 小説情報

ダンジョンに魔虚羅がいるのは絶対に間違っている(作者:パクチーダンス)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

深夜に思いついたネタ▼呪術廻戦とのマコラとは一部乖離がある。▼


総合評価:4875/評価:8.52/連載:4話/更新日時:2026年05月18日(月) 08:30 小説情報

新人先生はネタバレ生徒しか引けない(作者:KuRoNia)(原作:ブルーアーカイブ)

シャーレに着任したばかりの先生が、シッテムの箱で見つけた『募集』機能。▼それは、シャーレに入部届を出している生徒をランダムで呼び出す、いわゆるガチャのようなものだった。▼軽い気持ちで初回募集を行った先生の前に現れたのは、臨戦状態のホシノと黒いドレス姿のシロコ。▼だが先生は、まだアビドスにも行っていない完全な新人先生だった。▼「うへ……最序盤じゃん」▼「ん、ネ…


総合評価:12401/評価:8.87/連載:56話/更新日時:2026年08月12日(水) 00:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>