「もしもし。成田さん」
「はい」
「今、崑崙方院にいる者に新発田家の新発田理さんが行ったことと四葉家に引き継がせることを伝えてください。そして司波が借りていたホテルに私が戻るまで待機していてください。成田さんもホテルで待機です。私は四葉の方たちと少し合同訓練に行ってきます」
「了解いたしました。お気を付けて」
外に出るとすでに四葉家のメンバーは準備が整っていた。
「龍郎さん作戦は私の車で説明します、一緒に乗っていただえますか?」
「はい。了解いたしました。」
「まず始めに、彼らの狙いは真夜を航空機または船舶で本土に連れていくことでしょう。そして本土へ連れていかれてしまった場合、四葉の力でも追跡が難しくなります。そのため先に崑崙方院の空港やヘリポート占拠します。魔法研究所というのは機密情報を扱うため多くの建物自体が複雑になっていることがあります。公開されている情報によれば地下二階には備品室というところがあります。ここが真夜がいる可能性が高いと思われます。すでに新発田さんが率いる部隊が航空機や船舶の破壊工作を行っているので、わたし達は二階分の床を壊して進みむことになるでしょう。多少手荒いですが速さ重視で行きます。」
「了解いたしました。もう一度確認なのですが戦争状態に入ったということでよろしいのですか?」
「もちろんです。しかし四葉対大連と思っていただいたほうがいいでしょう。司波家には不利益がないよう四葉が責任をとります。」
「ありがとうございます。でしたら私が真夜様を見つけましょう」
「そうですか。期待しています」
最後の言葉だけは期待していないように思えた。建前で見つけるといったのだと思ったのだろう。
しかし私には大量のサイオンと自己強化術式改がある。これを使えば見つけることもたやすいだろう。
「深夜様、後30秒ほどで着きます。ご準備を」
「わかりました」
到着するとそこには魔法師とは思えない者も対魔法師軍用銃であろう物を持っていた。
「驚きましたか?彼らはアンティナイト対策です。大漢はアンティナイトを多く産出している国でもありますから」
「そうですね。では私にも銃をいただけますか?」
「新発田さん龍郎さんに銃をお願いします。龍郎さんが銃を持ち次第行きましょう」
基地の中の地上階はすで占領を終えた四葉の者と生々しい血痕、その元である遺体があるだけだった。
その中を深夜さまが顔色を変えることなく進んでいく。
「深夜様少しお待ちいただいてもよろしいですか?真夜様の具体的な位置を割り出しますので」
俺は床に手を付け地下に振動系魔法。地上階より上には収束系魔法魔法を起動させる。俺はその魔法から跳ね返って来る微量な振動の強弱である程度の人数を割り脱すとともに穴をあける空洞のラインを見つけた。
「深夜様お待たせしました。真夜さまがいるのは階段で進んで最終階の奥から二部屋目、中央に横になっているようです。地下一階には魔法師が50人サイオン量は多くないようです。しかし、二階には準戦略級ほどの強さの者がいるようです」
「ありがとうございます。では新発田さん先にいってもらってもよろしいですか」
「深夜様待ってください。私が穴をあけますので、その後新発田さんに行っていただいてもよろしいでしょうか」
真夜様に告げると新発田さんに目を合わせアイコンタクトを取ると「かしこまりました」と新発田さんが言ったので地面に向かって<解体>を使って地下2階までの道を開ける。そして新発田さん達に向けサイオン固定魔法を使った。
「龍郎さん貴方何なさったの?」
「強化魔法と思っていただけたらと思います。エイドスの漏れを防いだので隠密行動がしやすくなったかと」
「龍朗さんはずいぶんと珍しい魔法を使うのね。ですが勝手なことはしないでください」
そう言った深夜様は新発田さんらとともに飛び降りていった。
お気に入り、感想、評価などありがとうございます。本当にお待たせいたしました。このペースで投稿していく可能性がありますがとりあえず投稿させていただきます。
最後の場面を後から少し変更する場合があります。
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