黒の組織の幹部だけど有名アイドルの双子の姉妹なんです 作:黒っぽいアイドル擬き
私はコナン君と服部君に着いて行ってジョディ先生の住んでる住宅に来たんだけど……。
「英語の先生のお給料でこれはおかしくない?」
目の前にあるのは物凄く高いマンションだった。
明らかに家賃はそこらのマンションなんかと比べ物にならなそうな高級感のあり過ぎる……本当に職業あってるの?
「うわー、メッチャ高いマンションやなー!英語の先生ってそんなに儲かるんか?」
「親が結構な金持ちだって蘭達には言ってたみてーだけど……」
「つまり職には着いてるけど親の脛はしっかりと齧ってるんだね。贅沢な事で」
私の何気ない言葉にコナン君と服部君は苦笑いした後、私達はマンションの中に入った。
エレベーターの静かな時間を過ごした後、到着した階を降りた。
「えーと21階の4号室……4号室……ここや……」
私達はジョディ先生の部屋の前まで来ると扉の前で止まった。
「いいか服部、エミリーさん。今日はあくまで探り……妙な真似すんなよ……」
「あぁ……分かってる……」
「言われなくてもしないよ……」
私を何だと思ってるのやら……貴方達よりも私の方が経験があるんだよ?
「そんで?先生に何ちゅうねん?此処に来た訳……」
「え?考えてねーのか?言い出しっぺはオメーだろ?」
「二人揃って何やってるのよ」
呆れた……此処に来るなら言い訳くらい……私も考えてないじゃん……。
いや、確かに行くとは言ったけど流石に初対面だし言い出しっぺの服部君が考えてるのかと思ってたけど……これ、私も人の事言えないねぇ……。
「たく。もう良いよ帰ろうぜ?怪しまれたらヤベーし……」
「アホ!!此処まで来て引き下がれるかっちゅんじゃ!!」
「あ……そこは……」
コナン君の帰ろう発言に服部君が勢い良く壁にバンッてしたけどそこはインターフォンの位置で当り所よろしく見事にインターフォンのベルが鳴った。
《
「げッ!」
「やば……!」
「このお馬鹿達は……」
インターフォンが鳴った事でジョディ先生が反応した。
私は二人に呆れながら視線を向けると服部君がコナン君を持ち上げてインターフォンのカメラの前に持って来るとコナン君が答えた。
「あ、ぼ、僕だよコナン……」
「Oh、クールキッド?」
「ちょ、ちょっと遊びに来たんだけど……」
《OK、OK、ちょっと待っててくださーい!》
うーん……片言……。
日本語は不慣れなのかな……まぁ、良いや。
コナン君の容疑者候補のジョディ先生がどんな人なのか見させて貰おうかな。
私は楽しみにしながらジョディ先生が出てくるのを待っていたら後ろから扉が開く音と話し声が聞こえてきた。
「ごめんなさいね……何か彼が二人に嫌な思いをさせちゃったみたいで……」
「良いっすよ!高井先輩、酒が入るといつもあぁだから……」
「ふん……酔って本性が出たんじゃねーのか?」
「川上先輩こそ酒癖悪いスよ……」
「うるせ~!」
宅飲みかな?
随分と酔った三人が立ち去るのを見た私は随分とジョディ先生に待たされてるのに気付いた。
「ねぇ、遅くない?」
「ホンマやな……何時まで待たせんのや……」
服部君が腕時計を見てそう呟いた時、ようやくジョディ先生の部屋の扉が開かれた……のを見た所で私は二人の目をすぐに手で塞いだ。
「な、何や何や!?」
「何すんだよエミリーさん!?」
「……未成年には早いのよ」
「お、Oh……何してるんですか……?」
私が見たのは……その……何ともセクシーな格好で出てきたらジョディ先生?だった。
ショートの金髪、青い瞳、眼鏡、そしてふかふかなバスローブだけを着た未成年の思春期男子にはちょっと刺激的過ぎる格好だったからつい、目を塞いじゃった。
「その……ジョディ先生?私はエミリー=ヴィンヤード。私も便乗して来たんだけど……その前に服を着てきてくれます?思春期な男子にはちょっと刺激が……」
「あぁ、Sorry。確かに人前に出る格好ではありませんねー。もう少し待っててくださーい」
そう言ってジョディ先生は部屋に引っ込んで行った。
あの顔……そして名前……どうして此処にいるのかしらね……ジョディ先生……。
〜別視点side〜
ジョディは焦っていた。
あまりにも予想外過ぎた客人との邂逅に逃げるべきか知らぬ存ぜぬを貫くか迷いを抱いた。
ジェイムズ達と共に日本で活動を強めている組織の追うべく渡ってきたFBIのジョディ=スターリングは携帯で連絡しながら着替えていた。
《何だと!?シンフォニーが君のセーフハウスに現れたのかね!?》
「はい……私としてもあまりにも予想外でした……ですが組織の命で来たのではなく恐らくプライベートで偶然が重なった結果だと思いますが……」
《うーむ……だが、奴が君の情報を得ていたら間違いなく目を付けられる可能性はあるだろう……その周辺の人間も含めてだ……》
ジェイムズのその言葉にジョディの脳内に教え子として関わっている蘭や園子達、そして今、外でその問題となる人物の近くにいるコナンと服部の事を考えると背筋を凍らせた。
「どうしますか?彼女が相手では逃げるのは困難だと思いますが……」
《今、赤井君を向かわせた。この遭遇は恐らくはシンフォニーも予想外の事の筈。彼女がエミリー=ヴィンヤードとして現れたのならすぐには動けないだろう。奴が本腰を入れる前に君を何とか離脱させる。それまで何とか持ちこたえてくれ。銃を忘れてはならんぞ》
「了解」
ジョディは連絡を終え、着替えも完了すると隠していた拳銃を手にして何時でも撃てる様に準備してから覚悟を決めて悪魔が側にいるコナン達の所へと向かった。
〜side終了〜