未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
アクア視点
今日はバレンタインデー。俺は毎年のように色んな女の子からチョコを貰い………
「「「「死ね、クソ野郎‼︎」」」」
クラスメイトから凶器と狂気を貰っていた。
「くそッ、相変わらず治安の悪い連中だな。」
「やあやあアクアさんや。ちょっと俺からも凶器をプレゼントしたくてね‼︎」
「俺からも最高のキッスならぬデッスを届けようぞ‼︎」
そして、北原と今村が何故か殺す側に回っていたので、
「どうした北原?お前も彼女からバレンタインのチョコは貰わないのか?」
「おい‼︎今それを言うなって………‼︎」
「「「「死ね‼︎」」」」
「今村、奥さんとの新婚旅行はさぞ楽しかっただろうな?」
「星野貴様ァ‼︎」
「「「「お前も死ね‼︎」」」」
ちゃんと被害者にしておいた。そして、一緒に逃走したのだった。
俺たちはクラスメイトから逃げるために、建物の陰に隠れていた。
「ったく、あの連中は………っ!人の幸せがそんなに憎いか‼︎」
「とりあえず、今は息を潜めねえとな………」
「最悪店に行けば、
「よしっ、そこまで頑張って逃げるぞ!」
今や大学内はちょっとしたバイオハザードになっていた。リア充を妬む非リア達による百鬼夜行。魑魅魍魎が蠢く地獄の中で、俺たちはもがいていた。そして、そんな中で………
「そうだ、アクアに俺からバレンタインデーの友チョコがあったんだった。」
北原は友チョコをくれた。これほど信用できないものはない。きっと毒を飲ませて気絶させ、俺を囮にするつもりだろう。
「そうか。ちょっと一回お前が食ってみてくれ。」
「おいおい、これは友チョコだろ?本人が食ってどうする?」
「そうだそうだ、大人しく食え、星野。」
どうやら今村も関与してるらしい。だったらなんとしても、チョコを避けないと………
「「これが俺たちからの
くそっ、コイツら無理矢理食わす気だ‼︎ふざけやがって‼︎
「お前らふざけんな‼︎俺はマリンだぞ‼︎」
「知るか、この二股クソ野郎‼︎」
「これ以上、お前に彼女は増やさせない‼︎」
「別に1人2人増えたっていいだろ………っ‼︎」
2人がかりで俺を狙うとか、とんだ畜生だろ‼︎くそっ!こうなったら、コイツらを囮にして、その隙に…………
『ねえ、アクアくん。』
その瞬間、俺の全身に冷や汗という冷や汗が大量に流れた。会話の全てを全部あかねに盗聴されていることを、すっかり忘れていた。
『あっ…………』
『お店に着いたら覚えていてね。』
「「ぎゃははははははは‼︎」」
『申し訳ございませんでした。』
最悪だ‼︎これで店に逃げても最悪、大学に留まっても最悪、つまり死刑が確定したのだ‼︎どうせ死ぬなら、女の子が多い方がいいに決まってる‼︎だから俺は…………っ!
「お前ら、北原と今村はここにいるぞ‼︎」
「「「「「あぁ⁉︎」」」」」
「「おいお前、ふざけんなよ‼︎」」
「俺だって、
「「ぐぁっ…………‼︎」」
2人を犠牲にし、なんとか多目的トイレに逃げた。そして………
「私はマリン。星野マリンよ。」
瞬時に女装し、ゾンビが沢山いる大学から難なく逃亡したのだった。
そして店に着くと………
「え〜、あかね様。申し訳ございませんでした。」
既に来ていたあかねに土下座した。
「とりあえず死んで。」
「はい。」
そして俺は殺されたのだった。
三途の川にて、俺はアイに会った。
「アクア、ハッピーバレンタイン!私からの母チョコだよ!」
もはやアイは、俺が来ることにすっかり慣れた様子だった。
「ありがとう。」
「あと、性別変わった?」
「逃げるために女になった。また男に戻るよ。」
「アクアって、いつの間にか人間辞めたんだね。」
「過酷な環境で生きてきたからな。」
「おっ、そろそろあかねちゃんから呼び出しだね!バイバ〜イ!また来てね〜♪」
「ああ。」
そして、軽く世間話をした後、俺は現世へと蘇った。
蘇った先では、女の子達がチョコを持って待っててくれた。
「アクアくん、おかえり。」
「ただいま。今度はなんだ?」
「えっと………私からの本命手作りチョコ!はい、ど〜ぞ♪」
「ありがとう。大切に食べるよ。」
まずはあかねからの本命チョコ。それはまるで天使のような、甘〜い味わいだった。とても先ほど俺を殺そうとした人物とは思えないほどに。
「続いては私からお兄ちゃんへ!妹チョコだよ!」
「ありがとう、ルビー。目覚まし時計の形をした、素晴らしいチョコだな。」
「ちゃんと朝起きて大学行ってね!じゃないとミヤエモンに報告!」
「善処するよ。」
続いてはルビーから。どう見ても目覚まし時計だ。そんなに心配しなくても、5割くらいは出席するのに。そう思いながら、俺はチョコと名付けられた時計を受け取った。
「続いては私からアクたんへ〜♪」
「おっ、友チョコか?」
続いてはmemから。一体何をくれるんだろう…………?
「友青汁!」
「年寄りか!いや、年寄りだったな………」
「うるさい‼︎」
それはmemがコラボした青汁だった。彼女は今や、完全な三十路YouTuberとなっていた。
「最後は私から。」
「おお、有馬か。」
そして、有馬からのチョコ。一体どんなものだろう…………?
「はい、水チョコ。」
そして渡されたのは、完全なるスピリタスだった。
「お前にはこれがチョコに見えるんだな。」
「大好きな人へ、大好きな物を届ける。これが私よ。」
「そうか、なら飲み会だな‼︎」
こうして俺は、またしても記憶を無くしたのだった。
ぐらんぶるアニメ3期記念!まさか3期まであるとは思っていませんでした!おめでとうございます!