※とりあえずアスカでギャグが書きたくなったので書いただけのクソ文章です。キャラ崩壊しかないしアスカは理不尽な目に遭うしめちゃくちゃ短いです。回覧は自己責任でお願いします。何かの間違いで需要が発生しそうなら続くかも(続くとは言ってない)
物騒な対空砲や大小様々な誘導ミサイルでこれでもかと武装を施されまくった、殺意溢れる兵装ビルディングが並び立つ要塞都市のど真ん中で。
「どおぉりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」
身の丈程もある巨大なロケットバズーカの"砲身"を両手に握った赤色の巨人が、黒光りするバズーカを棍棒の様に振り回している。
その巨人の名は、エヴァンゲリオン弐号機。人類の平和を守る国際秘密組織NERVが作った、全長40メートルを超える究極の人型決戦兵器である。
だがしかし、人類科学の忰を結集して造られたその巨人の戦い方は、まるで有史以前の原始人の様であった。
「もういっちょおぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」
遠距離火砲である筈のバズーカで、さながらホームランバッターの様なフルスイングを繰り返すエヴァ弐号機が、目の前に立つ"使徒"と呼ばれる巨大な人型のバケモノを、親のカタキの様にタコ殴りにしている。使徒は殴られる度にベコッとベコッと患部を凹ませていき、頭の無いずんぐりした胴体の首元辺りに貼り付けられた無機質な仮面の両目から、ポロポロと悲しげに涙を流していた。可哀想である。
『ぴえーん』
「使徒が泣くなァッ!」
しかし、弐号機は容赦しない。ぴえんぴえんとぐずる使徒の仮面に向けて、上段から一気にバズーカを振り下ろす。鋼鉄の棍棒で顔面(?)をぶん殴られた哀れな使徒は、いよいよぴえーん!と大泣きしながらうずくまってしまった。可哀想である。
「可哀想じゃないわよッ!」
可哀想じゃなかった。弐号機はうつぶせになった使徒の脇腹を乱暴に蹴っ飛ばして仰向けにさせ、最後の一撃を使徒の胴体ど真ん中、"コア"と呼ばれる赤い球体へ轟ッ!と振り下ろし…
…カチッ!
「は?」
その衝撃で、弾詰まりが治ったバズーカがようやく作動した。
その巨大な砲身を、砲手である弐号機自身のお腹に向けた状態で。
「ちょ————!?」
———鈍色の要塞都市に、鈍い爆発音と甲高い悲鳴が響き渡った。可哀想である。
◇
「ちょっとバカリツコ!ぬぁによあの新型バズーカ!とんだ不良品じゃない!」
要塞都市の地下深くに居を構えるNERV本部の指令室で、帰還したエヴァ弐号機のパイロットである14歳の少女、惣流・アスカ・ラングレーが、真っ赤なプラグスーツを着たままお腹に包帯をぐるぐる巻きにしてギャーギャーと喚いている。エヴァンゲリオンとパイロットは神経接続で感覚を共有している為、どてっ腹にゼロ距離バズーカをぶち込まれたアスカのお腹には、ちょっとヤバい感じがするくらいの巨大な青タンが出来ていた。可哀想である。
ちなみに包帯に意味はない。NERV医療スタッフたちの完全なる趣味である。
「あらアスカ。怪我はもういいの?」
NERVの兵器開発全般を受けもつ白衣の技術主任、赤木リツコが、今にも殴りかかってきそうなバチギレ少女に静かな笑みを向ける。
「どの口が言ってんのよこの不倫女!」
益々激昂したアスカが、リツコの白衣を乱暴に掴み上げる。
「アンタがよこしたポンコツのせいでこうなっでしょぉぉぉぉぉぉがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「ジャムなんて銃火器にはつきものよ。あと不倫してない」
「うっさいわよ愛人女!じゃあトリガーも引かずに暴発したのは!?」
「あんな使い方は想定外だもの。おかげでいいデータがとれたわ。あと愛人じゃない」
「アレで殴って戦えっつったのもアンタなのよこの昼ドラ女!」
「殴って戦えなんて言ってないわ。ただバットにはなりそうねって言っただけ。あと昼ドラじゃないわ。夕方アニメよ」
「ああ言えばこう言う!」
「言葉は私の武器だもの。あとコレも」
「ぎゃっ!?」
バチバチッ!と電撃音が炸裂し、アスカがばったりと床に倒れた。リツコの右手には、いつの間にかゴツいスタンガンが握られていた。
「こ、子どもの患部にスタンガンを…」
「大人に逆らう子どもは子どもじゃないわ。連れていって」
「なっ、ちょっ、はなしてっ、はなしなさいよっ!このエッチ!」
いつの間にか現れた黒服男たちに取り押さえられたアスカは、そのままズルズルとどこかへ引きずられていった。
「覚えてなさいよぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」
大音量で呪詛を撒き散らして室外へと消えていくアスカを見送りながら、リツコは気だるげにタバコに火をつけた。
「ふぅー…次はエヴァの指にミサイルでも仕込んでみましょうか…名前はそうね…すぅー…ふぅー…エヴァスターミサイル…ふふ、カッコいいわ…すぅー…」
薄闇の中ひとりクスクスと怪しく笑うリツコの姿に、本部オペレーターの伊吹マヤはひとりキュンキュンと胸を高鳴らせた。
◇
「ただいまー…」
黒服たちに簀巻きにされて軽トラックの荷台に放り込まれ、そのまま自宅マンションまで強制送還された哀れなアスカは、プラグスーツ姿のままヘロヘロの体で11階の我が家へと帰宅した。
「おかえりなさい」
ト、ト、ト、と静かな足音と共にアスカを迎えたのは、アスカのクラスメイトであり同じエヴァのパイロットでもある青髪の少女、ファーストチルドレンこと綾波レイだ。
「ファースト…お風呂沸いてる…?」
「沸いてる」
「ナイスぅー…」
同居人の脇をふらふらと通り過ぎ、浴室へと繋がる洗面所のアコーディオンカーテンをがらりと開ける。
今日も今日とて酷い目に遭った…一刻も早く命の洗濯を…
「キャーッ!?」
「キャーッ!?」
カーテンの向こうにいた全裸の少年と共に、アスカは真っ赤になって泣き叫んだ。
「アスカのエッチ!いきなり開けないでよ!」
「ア、ア、アンタバカァ!?だぁれがアンタの貧相なカラダなんて有り難がって見たがるのよっ!自意識過剰よこのモヤシ!」
「ならさっさと閉めてよ!」
「イヤよ!せっかくだから見れるだけ見るわよ!何隠してんのよ手ェどけなさいよっ!?」
「イ、イヤーッ!?あやなみー!あやなみーっ!」
両手で必死に恥部を隠すもう一人の同居人、サードチルドレン碇シンジの裸体に血走った眼で迫るアスカ。先の戦闘による多大なストレスで、アスカの精神はかなりキていた。
「碇くん…」
「はやなみっ!?」
そんなアスカの背後に、スィーンとスライド移動で現れるレイ。シンジは縋りつく様な目でレイに助けを求めた。
「碇くん、目線もっとこっち」
「はやなみぃ!?」
レイの右手には、最新型のハンディカメラが握られていた。
「ちょっとファースト!シンジが脱いでるなら先言いなさいよ!びっくりしちゃったじゃない!」
「いいの。この画が欲しかったの。碇くん、もっと上目遣いで。はい、キュー」
「何言ってんだよ!?やらないよ!何がキューだよ!何がキューだよッ!」
未成年の少年少女たちによる、掟やぶりのヌード撮影会が今、はじまった。
終劇
なんで新劇エヴァはアスカのおっぱいナーフしたの?(半ギレ)