急激な暑さにバテつつありますが、皆さんは大丈夫でしょうか?
私は、日焼けして色黒くなったところです。
時は、紫音とレヴィナスがパルパティーンとの会談していた後であった。。
オビ=ワン・ケノービがグリーヴァス将軍を撃破し、アナキンが分離主義勢力の幹部らをコルサントへ連行してきた頃にパルパティーンは非常時大権を議会に返還した。
予てより返還を求めていた議員団はあっさりと返還された事に訝しげにするも戦争終結に多くのジェダイが大いに貢献した事を高く評価していた。
だが、大権返還後に突如としてジェダイ聖堂と共和国軍中央軍事基地、そして議長のオフィスにそれぞれ急報が入った。
銀河の各地で紛争鎮圧中、又は戦後処理中だったジェダイたちがトルーパー達に裏切られて射殺されたというものだった。
議長のオフィスにいた私はその報告を駆けこんだコマンダーブレイブから聞き、パルパティーン議長は驚愕の表情を浮かべていた。
射殺されたジェダイは少数といっても十数人に及び、ジェダイの側近たるコマンダーや傍のトルーパーが庇って重傷を免れた報告もされたが一斉に銀河中で起きた事態に、パルパティーン議長は即座に緊急事態命令オーダー151を全部隊に命令を発した。
オーダー151とは、現状与えられた命令を破棄し、通常通りの軍事行動に戻る為の命令だった。即座に全軍に発せられた命令だったが、それでもオーダー66の効力が強いのか、各地でジェダイ射殺、重傷の報が相次いで入った。
最前線にいた各ジェダイマスターも襲われた。戦闘の最中、66の命令後151で正気を取り戻した兵士たちに保護されるという事案も相次いだ。
ムンディはコマンダーバカラとその配下ギャラクティックマリーンの兵士たちによる一斉射を受けた後、命令変更により正気を取り戻した彼らによって後送された。
セキュラもまた、周囲の他のトルーパーたちに狙われるもコマンダーブライに護られ、その後直ぐに発せられたオーダー151によって正気を取り戻した兵士たちの対応に当たった。
ケノービは、ヴァラクティルに乗って壁面を疾走中にAT-TEの砲撃を受け、落下、その後も攻撃を受けるも、正気を保ったままのコマンダーコーディを含む部隊がケノービを攻撃する部隊を取り押さえ、またコーディ自身は落下したケノービを捜索。その後にオーダー151が発令され、戦闘は継続。但しジェダイへの攻撃は無くなったが、何が起きたのかはコーディですら分からなかった。その後助け出したケノービからはオーダー66についてどのような命令かを聞かれ、内容を伝えた後すぐにオーダー151も発令されたと伝えた。
ジェダイマスターの中で重傷を負ったのはムンディだけであったが、現場はそれなりに混乱に見舞われた。場所によってはオーダー66が誤報でジェダイは射殺した後という最悪な結果に見舞われた戦場もあったからだ。
パルパティーン議長は、各地における戦闘が終了次第、ジェダイを防護しつつ帰投するよう命令を出し、更にはどうしてオーダー66が発令されたのか、誰が命令を下したのか、その調査を保安部隊に命じた。その上で、パルパティーンは私やレヴィナスを伴ってジェダイ聖堂に訪れた。
「議長、どういうことですかな!?」
聖堂入口から入ると出迎えたマスターウィンドゥは開口一番に議長に問い詰めた。
「私にも分からんのだ。元老院議会を終えてオフィスに戻った瞬間に報告されたのだ。」
「そもそも、何故このような命令を?」
オーダー66の本来の内容は話すわけにはいかない。最初からジェダイ抹殺など話せるわけが無かった。
「ドゥークー伯爵が元ジェダイであったように、ジェダイが悪に染まる可能性を考慮した上で出来た命令だ。その後も戦争中に離反するジェダイが出る中、ジェダイ・オーダーそのものが共和国を離反する可能性が出たからだ。可能性だけであっても備える必要があった。だが、あくまで可能性だ。こうして対話をしている限りは問題無いとして封印していたのだがな・・・。」
「なんですと、そのような理由で!?」
「コマンダーブレイブ、命令を発信した者の姿は分かる?」
「ホログラムに。」
そう言ってブレイブが取り出したホロプロジェクターに映った黒いフードを深く被った男性が映っていた。オーダー66はこの者によって発令されたのだが。
「心当たりは?」
「まったくだ。それ以前にこの者も知らない。」
フードを深く被るこの男が何者か、その場に居る者は誰として分からなかった。
だが、頭のフードの形からザブラクという種族の男である可能性が出て来た。同時にこの男がシスの暗黒卿である可能性も。
「議長、オーダーコードを知る者は議長以外に誰が?」
「儂以外には知る者は儂の議長室の私的利用する部屋を出入り出来る者だけじゃ。」
「出入り出来た者は?」
「多くはジェダイだけだ。最近はマスタークジョウやマスタースカイウォーカーが多かったが・・・2人は関係無いだろう。」
「ふむ・・・。」
「議長、そう言えば、少し前に議長室に何者かが入ったと話していませんでしたか?」
会談時の話において侵入者が居た事を聞くと、議長は頷いた。
「うむ、今はデータを精査しておるが、その時に侵入したとされる種族は人間種である事が分かっておる。同じようにフードを深く被った男がな。」
「なら、恐らくその時にコードが?」
マスターウィンドゥは怪訝な表情を浮かべたままそう聞き返した。
「恐らくじゃな。当時は何を盗まれたかすらも不明であった。今回を機に一度トルーパー達全てを確認した方が良さそうだ。・・・・・だが、コマンダーブレイブ。君はこのオーダーを無視出来たのは何故だ?」
議長からすれば、ある種の命令無視。それが可能であった理由についてどのような理由があったのか、もしかすると、行動抑制チップがまた誤作動を起こしたのかと。
だが、不可解に思っていたのはウインドゥも同様であった。他のトルーパー達はオーダー66という命令に従順に動いたのに対し、シオンの部隊のコマンダーやキャプテン等部隊長の多くが命令を反故したのは何か理由でもあるのでは無いかと考えたからだ。その理由はブレイブの口から過去に起きたあの事件が原因だった。
「閣下、それは我々クローンに埋め込まれた行動抑制チップを摘出しているからです。」
「行動抑制チップ?」
「はい、我々クローンの過度な独立性や攻撃性を抑制する為の物です。しかし、このチップが何らかの誤作動を引き起こし、ジェダイが殺害される事件が起きた。」
「タップの件か。」
フィスト―が思い出しながら言った。
真相はファイブスが騒動で重傷を負い、今も尚意識不明の為、詳しい内容も不明のまま、しかしチップに問題があった事はキャプテン、コマンダー間で共有され、問題解決に動いたアナキンや私らと話を進めながら最初にチップを除去したブレイブとレックス、その後にコーディやグリー等も除去し、問題が無かった為、他の部隊も事故が起きないようにと除去していく姿勢だったらしい。そういう背景から指揮官クラスのトルーパーは指示に従うという事は少なかった。(一部チップを取り除かないと判断した指揮官もいたのだが。)
「成る程、今回はそれが功を為したか。」
「ええ。あの時の判断は間違っていなかったと思います。」
「ふむ。だが、議長室にシスが仮に出入りしたとして、現在は無力化されていても今後何度もこの命令が行われる可能性が出て来たな。」
「尤もだ。こうして結果がトルーパー達によって出ている事だ。チップの摘出を進めよう。」
「いえ、議長。それは止めた方がいいかと。」
チップを全トルーパーから摘出するというのは非常に時間が掛かる。だが、チップの摘出にブレイブは反対した。
「残念な事にチップを摘出して問題無いトルーパーの多くが古参メンバー、戦争初期から中期前頃から生存するトルーパーだけなのです。最近生み出されたルーキーのチップを摘出した場合、非常に制御困難な事態に陥る事も屡々ありました。中には・・・苦渋の決断を強いる場面も・・・。」
ブレイブの部隊でも私に内緒でそう言う事をしていたらしく、チップを摘出した増員組から非常に攻撃的且つ独立性を想うトルーパーが続出し中には軍を脱走したケースまでに発展した。脱走したトルーパーはその殆どが説得が上手く行かずスタンガンで取り押さえるも再教育が儘ならず、チップを戻しても効果が無い者が多く最後は処理することになったという。自分たちの仲間、兄弟で実験するような事になった事実よりも、豹変した兄弟たちを見てチップの必要性を議長やマスターたちに説いた。
「成る程な。コマンダーブレイブ、君の言いたい事は分かった。だが、摘出しなければ我々が殺されかねないのも事実だ。」
「いや、限定的且つプロトコルコードからオーダー66を削除する方向で取り組めば問題無い筈だ。」
「削除出来るのか?」
「加える事が出来るという事は消す事も出来るという事だ。」
その後、議長はカミーノのクローントルーパー量産工場へ直接赴き、プロトコルコードの削除を通達した。カミーノ常駐のジェダイマスターとして滞在していたシャク・ティに対し、事のあらましを伝えようとしたが、彼女もまたオーダー66によって重傷を負ったジェダイの一人だった。彼女の時は、オーダー66によって豹変した訓練兵に囲まれてフォースで対抗するも激しい暴行を受けたが、直ぐに同じくチップを摘出していたコマンダーや定期検査で訪れていたコマンドーたちに助け出された。豹変した訓練兵は一人残らずコマンドーたちによって鎮圧されたという。
問題のプロトコルコードは封印、その後順次削除して行くことが決まり、また誤作動事件後再度オーダー66が謎の男によって発せられる事は無かった。ただ、全軍の指揮官が受け取ったホロ通信の発信地がコルサントのメナライ山脈の登頂部にある小屋が発信源だった。既に物気の殻となっていたが、調査で来たマスターレヴィナスやマスターフィストーはダークサイドの気配を感じ取り、またシスの遺品と思われる物も回収した。
オーダー66誤作動事件騒動はこうして終幕したのだった。
「なんか忘れているような・・・・・・。」
私はこれで終わっていいのかと思いながら・・・・・
???
コルサントから遠く離れたとある宇宙ステーションで・・・・・・
「プロトコルコード、オーダー66は失敗に終わった模様です。」
「何っ!?何故だ?」
「不明ですが、オーダー66を打ち消す命令コードがあったようで、コード命令は解除。僅かにジェダイを殺したに留まっており、本命のジェダイマスター主要メンバーの暗殺には失敗したようです。」
「むう。それでは意味がないでは無いか!何のためにわざわざオフィスから盗み出したというのだ。」
「そう怒るな、デイラ卿。間接的に我々の存在は悟られずには済んだのだ。寧ろこれが失敗したというなら次は実力行使しかあるまい。」
「ジェダイは抹殺せねばならない。その目的は変わらん。そうだな?ザナハリー卿」
「その通りにございます陛下。」
「ならば次の手だ。地球の足掛かりは進んでおるな?」
「はい、・・・・サカマキ」
「御呼びでしょうか?」
呼ばれた青年が玉座の傍で跪く。
「地球の進捗はどうだ?」
「はい、大亜細亜連合なる国家勢力と接触し地球での拠点は確保しました。しかしバトルドロイドの生産は技術者が居ても思うようには進んでおらず、また完成品もあまりよくありません。」
「ふむ、資源的な問題もあると見たが?」
「どちらも・・・です。今しばらく時間が必要かと。しかし、大亜細亜連合の兵士であればそれなりには使えます。」
「クローニング技術は此処には無い。あくまで主力はドロイドである事を忘れるな。」
「はい、陛下。」
そう言ってサカマキと呼ばれた青年が下がった。だが、異様なのは皆が皆、黒いローブのフードを深く被っており、顔も見えない。そんな者が玉座に座る者だけでなく、その場に居る者全員がそうなのだ。異様な光景であるが、彼らに気付く者はいない。コルサントから遠く離れたこの場所は誰にも悟られていない。
それ以上に異様なのは、彼らがいる宇宙ステーションとその周りにあるスタークルーザーであろう。旧共和国時代に使われていたハロワ―級ドレッドノートを含む大型艦船が多数存在したのだから・・・
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レヴィナスやクジョウが艦隊を率いて地球へ行ってから数週間後のある日
議長職としてあらゆる仕事に追われ過ぎたパルパティーンは、ある日に久々にフォースの探求がしたくなった。だが、探求の為の付き添いが今は地球に行っている為、居ない。自身の正体はジェダイ・オーダーにも明かしてあるがさて護衛のジェダイはどうしようかと思った時、ダークサイドのフォースをよく知るシディアスとしてライトサイドのフォースをよく知る緑色の友人、ヨーダに同行してもらえれば良くね、と考えると直ぐに行動に起こした。ショックトルーパー部隊を手配し、ヨーダを適当な理由で呼び出すとパルパティーンは先にヴィクトリー級スターデストロイヤーに乗り込み、準備万端の態勢を見せた。
議長専用に改造されたスターデストロイヤーの議長室に来たヨーダをパルパティーンは出迎えた。
「来たか、緑色の友よ!さぁフォースの探求をこの銀河で探そうぞ!」
「(仕事のし過ぎで頭が壊れたのかの?)突然呼び出すものじゃ、どうしたのだ?」
「言ったであろう?私はダース・シディアスであったが、同時にあらゆるフォースの探求をしておったのだ。闇のフォースを知れば知る程、光のフォースを知りたくなるというものだ。其方には分からぬかの?」
「・・・・・。」
ヨーダは、瞑想室で一日の多くを過ごすようになっていたが、フォースの歴史や遺跡探索というものはあまり理解してきていなかった。今あるフォースからそして師から弟子から更に下の者からの考えを得てそれを理解し、フォースに直結するような複雑な考えをするようになっていたからだった。それ故に、パルパティーンの考えはあまり賛同しがたかった。
「何時もなら、マスターレヴィナスやマスタークジョウが伴ってくれたのだが、今はそうでは無い。故に、共に理解してくれるであろう、ライトサイドのフォースに詳しい其方を選んだのじゃ。」
「ふむ、パルパティーン議長。言う事は分かった。じゃが、何処に行くかは当てが有るのかの?」
「いや、無い。」
「???」
「全てはフォースの導きよ。導かれるがままにその場所へ行くのだ。中には何度も来た事がある場所にも来てしまったが、異なる視点で新たな発見があったのだ。面白いでは無いか?」
新しい玩具でも手に入れたような子供のような思想と共にパルパティーンは動き出した。ヨーダからすれば巻き込まれる側としては迷惑としか言いようがないのだが、勝手に何処かに行って暫く行方不明になるよりはマシかと考え、渋々同行した。
尤も、振り回されながらも訪れたシスの遺跡や寺院、更にはかつて存在したジェダイ・オーダーの寺院や祠、フォースセンシティブたちの廃村等、新たな発見と共にヨーダもまた、パルパティーンに巻き込まれるような形であったが、フォース探求者となっていた。
中には巨大な生物をパルパティーンと共同で撃破したりとヨーダもまたパルパティーンのライトセーバー捌きから実力を垣間見る事が出来たのはある意味大きな収穫だったのだろう。だが、それ以上にあっちこっちに見て回るパルパティーンに振り回されて、コルサントに戻る頃には心身ともに非常に疲れた状態に陥っていたという。
「二度目はメイスかキットに行かせよう。そうしよう、儂には・・・もう無理じゃ。」
もう嫌と泣きながら、部屋に籠るヨーダが居たとか居なかったとか。
次話は出来れば9月以降に出す予定です。
暑ささえ、なんとかなれば・・・・・
オルデランの環境が欲しい・・・と思うこの頃です。