ラインハルト・フォン・ローエングラムはある意味において、封建社会に対する階級闘争をたたかう、人民解放の革命武力を領導する先軍政治の元帥であった。
 そのような彼は、ハイネセンプロレタリアート革命神話を持つ自由惑星同盟に敬意を払い、同時に専制君主制に対する憎しみから、自身は皇帝とならずに首相の地位に収まり、オイゲンリヒター連邦大統領、カールブラッケ連邦議会議長、内務相オーベルシュタイン、中央軍事委員長ロイエンタール、法務相ケスラーの合議制を実とする、合議制、民主集中制を敷く。
果たして、ラインハルトの上からの革命は成功するのか──