地球を堕落させるために現れた魔教星団ダラクーザ。それを退治し、愛する者の為に戦う美しき婦人達「人妻戦隊アイサイガー」

これより、描かれるは彼女達の危機を救った2人の忍の短編である。

この小説はアダルトゲーム「人妻戦隊アイサイガー」の二次創作作品にしてクロスオーバー小説です。コラボ相手は「影の軍団」と「ニンジャスレイヤー」です。

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スケブの息抜きに書いたクロスオーバー小説です。二十代目半蔵の決め台詞は「影の軍団Ⅳ」の十五代目・服部半蔵の決め台詞をアレンジしたものです。また、ダラオークという敵幹部はアイサイガーのハード凌辱もの二次創作に出てきたオリジナルの敵幹部をイメージしてみました。


人妻戦隊の危機を救い凌辱フラグを完全破壊する二人の忍の短編話

①影は実在した!あんた、信じるか?

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ダメージをくらい、悲鳴が響く。苦痛に顔が歪む。なんてことだ。強敵だった。

 

そのイドー怪人……ネオショクシュイドーは。

 

「なんてこと……強い……!!身体が……!くうっ……!」

 

アイサイガーの一人、サイガーローズ…守崎美紅は同じ仲間であるソフィー…サイガーリリーと藍胡…サイガーアイリスを見る。既に二人はネオショクシュイドーが出現させた触手に拘束されている。

 

「二人とも……!助けないと……きゃあっ!?」

 

立ち上がろうとした瞬間、サイガーローズはネオショクシュイドーが出現させた触手に瞬く間に拘束される。その周りをいやらしい目線で戦闘員のシタッパー達が見つめる。ネオショクシュイドーもだ。

 

「やぁあっ……!いやぁ…見ないでぇ…!!」

 

脚を無理矢理に広げられ、羞恥心を掻き立てるような姿勢をされるアイサイガー達。ネオショクシュイドーが笑いながら言う。

 

「これはこれはいい様イドー。三人まとめて可愛がれば、いい具合にオルガシードも収集して邪魔なアイサイガーも戦闘不能にできて一石二鳥だイドー!」

 

「そんなこと、させなっ……むぐうっ!?」

 

「んんっ!?」

 

「むぐっ!?」

 

三人を黙らせるかのように触手が口を塞ぐ。

 

「少し黙ってろイドー。これからたくさんお前達を…可愛がってやるイドー!」

 

触手が次々と迫り、彼女達の身体を辱しめんとする。

 

(動けないっ!!触手が絡みついて…!!嫌…!辱しめられちゃう……!!このままじゃ……!!)

 

愛する夫の事が頭をよぎり、なんとか抵抗しようとするが動けない。迫り来る触手に身体が凌辱を覚悟した………

 

まさにその時だった。

 

「笑止なり、ショクシュイドー!!アイサイガーを…彼女達を慰み物にするなど、叶う事と思うたら大間違いという事を知らんとはな!!」

 

「なっ!?」

 

「「「!?」」」

 

ショクシュイドーとアイサイガーは驚いた。本来ならペラペラと言葉を発さないシタッパーの一人が突然として喋りだしたからだ。しかも、威風堂々たる男の声で。

 

「ど、どういうことイドー!?おまえ、シタッパーがなんで言葉を喋れるイドー!?」

 

混乱するネオショクシュイドーにそのシタッパーは言い放った。

 

「例え、天が見逃し…アイサイガーがどんな窮地に陥ろうとも……人間を支配しようとも…婆娑羅摩利支天が貴様を…いや、貴様らダラクーザを…無限地獄へ送ることであろう……!!貴様らが捕えた女達は、先ほど手の者が救いだし、シタッパー達を全員、先に地獄へ送ったぞ……!!残るは貴様らのみよ…!!」

 

そう言うとそのシタッパーは何かを投げつけ、触手を切り裂き、満身創痍のアイサイガーを助けた。

 

「っっ………!貴方は……誰なの…!?」

 

「お、おのれぇぇ!!お前!!何者イドー!?」

 

サイガーローズとネオショクシュイドーの問いにそのシタッパーは笑う。

 

「ふっふっふっふっふっ………!」

 

シタッパーはそのスーツを脱ぎ捨て、その正体を現した。

 

黒い忍装束を身に纒い、刀を携えて、三連星の鉢金付き頭巾を被り、六尺手拭で鼻と口を覆い、両腕に手甲を装着しているその姿を!

 

「なっ!?お前は!?ま、まさか!?影……!?影の頭目!?ほ、本当にいたのかイドー!!」

 

驚くネオショクシュイドー。それはアイサイガーも同じである。

 

本当に実在したのだ。古き戦国の頃より存在せし、忍の軍団は。その最強の頭目は。そして、その名を継ぎ、現代においても人外を問わずに弱き者の為に戦うその忍は。忍達は。

 

その目の前にいる男は……

 

「影……!」

 

「影の……軍団……!その頭目……!!」

 

リリーとアイリスが呟く。そして、ローズは耳にした事のあるその頭目の名を、目の前の男の事を呟く。

 

「二十代目……服部半蔵……!!」

 

「や、やれ!!ぶち殺すイドー!!」

 

「「「「「イギー!!」」」」」

 

動揺するネオショクシュイドーの命令で、シタッパー達が次々と襲いかかる。

 

しかし、それを半蔵は次々と斬り捨てていく。シタッパー達の銃撃も、人間業とは思えぬ回転跳躍で回避し、その近くで着地すると、瞬間にその刀で銃ごと叩っ斬っていく。

 

一人、また一人とシタッパーを、さらにはネオショクシュイドーの触手を切り裂いていく。やがて、シタッパーが全滅し、残るはネオショクシュイドーのみ。

 

「ぐっ!!くそぉぉーーっ!!お、お前ぇぇ!よ、よくもやってくれたなイドー!!お、お前!!影の頭目!!お前の本当の名前を教えろイドー!!お前を殺し、アイサイガーと揃って晒し者にしてやるからなイドー!!」

 

激昂するネオショクシュイドーに対し、二十代目の半蔵はこう返した。

 

「我は名無し、姿無しの影に過ぎぬ。されど、この世を照らす光の裏で、外道を葬る刃の影であると知れい…。天魔伏滅…!!」

 

「っっっ~~~~~~!!黙れイドーーーーーーーッッ!!」

 

構える半蔵へ激昂するネオショクシュイドーは走り出す。半蔵もまた、そのネオショクシュイドーへ向かって走り出した。

 

「くらえイドーーーーーーーっ!!」

 

触手を次々と放つネオショクシュイドー。一瞬、貫かれたかに見えた。だが……

 

「ざ、残像!?」

 

ネオショクシュイドーは辺りをキョロキョロと見渡し、すぐに気づいた。半蔵は既に跳躍し、空中にいる。そして着地の勢いに乗せて、ネオショクシュイドーの額を深々と斜めに斬り裂いた。

 

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ネオショクシュイドーが断末魔の声をあげ、頭を抱えるのを、半蔵の更なる追撃の横一閃が首筋を深々と斬り裂いた。

 

「がああああああっ………!!」

 

ネオショクシュイドーのその声が、最期にあげた声だった。ネオショクシュイドーは血飛沫をあげ、そのまま倒れてピクリとも動かなくなった。死んだのだ。

 

半蔵は刀についたその血を振り払い、ゆっくりと刀を鞘に収めた。

 

「ふぅぅっ……………ふぅぅぅ………!!」

 

半蔵はアイサイガーを一瞥すると

 

「サイガーローズよ……」

 

「!」

 

「夫を……大事にせよ。あの男にお主が必要なように……お主にはあの男が必要だ。」

 

そう言うと半蔵は跳躍し、何処かへと姿を消した。

 

「服部……半蔵……………。」

 

ゆっくりと立ち上がり、去っていった影の頭目の名を、サイガーローズは再び口にするのであった。

 

 

②別次元世界の存在の力を手に入れたオーク系幹部…人妻戦隊への乱暴な凌辱を阻止するは、赤黒の死神なり!

 

「う………ううう………!ぐっ……!!」

 

「ぶひひひひひひひ!!どうだ?この力…!この力はすごいだろう!!ぶーひひひひひひ!!」

 

ダラクーザの新たな幹部、ダラオークは勝ち誇ったように笑い、仰向けに倒れるサイガーローズの胸を踏みつける。彼は、別次元からの魂に憑依され、その力を手に入れたのだ。この世界では漫画の中の存在……人間を、その歴史を裏から支配していた半神的存在…「ニンジャ」の力を。

 

「ニンジャと呼ばれる存在…こんなすごい力を持てるなんて俺様はなんて幸運なんだろうか!!この力があればなんでもできる!!人間を支配することも!!……お前らアイサイガーを奴隷にすることもなぁ……!!」

 

「うううっ!!」

 

ダラオークは勝ち誇ったような邪悪な笑みを浮かべながら、サイガーローズの胸を踏みつける。

 

「負けない……愛の力は…決して…ぐううう…!!」

 

ダラオークは嘲笑いながら、さらに強めにサイガーローズの豊満なバストを踏みつける。非道!

 

「へぇー?そうか!そうか!だったら……イヤーーッ!!」

 

「きゃあああっ!?」

 

力任せにスーツを引き裂くダラオーク。なんたる非道か!ギリギリまで肌が露になるサイガーローズ。彼女達、アイサイガーのバストは豊満である。

 

他のオーク達も次々と力任せに、動けないサイガーリリー、そしてサイガーアイリスのスーツを引き裂いていく。

 

「リリー!!あ、アイリス!!」

 

「ぶひーひひひひひひ!!基地に連れ帰ってお前達を改造する前に…ここで人妻の味とやらを確かめさせてもらおうかぁ!?たっぷりとなぁ!!」

 

「いやぁあ………!!やめて…………!!」

 

ダメージが大きく、反撃が困難だ。他のオーク達も迫る。三人の凌辱劇が始まろうとしていた。

 

「ぶひひひひひひ!!アイサイガーの最後だ!!気高き女戦士どもは全員メス奴隷だぁ!!」

 

「いいや、最後はオヌシだ。そして始まるのはオヌシ達の処刑だ!」

 

「エッッ!?」

 

「!?」

 

その時である!ジゴクめいたその声が響いたのは。邪悪な笑みが一転して驚愕に変わったダラオークが振り向く。その背後にある信号機の上に立っているその影は……ニンジャだ!!ニンジャである!!

 

そして我々は知っている!この赤黒のニンジャを!

 

サイガーローズは知っている!愛する夫がTwitterで閲覧しているその小説の主人公の名を!その赤黒の死神の名を!

 

「ドーモ、ダラオーク=サン。ニンジャスレイヤーです。」

 

「ニンジャ……スレイヤー………!!」

 

「ニンジャスレイヤー……!?」

 

「ニンジャを………殺す者……!?」

 

「に……ニンジャスレイヤーだとぉぉ!?ど、ドーモ…ニンジャスレイヤー=サン…。ダラオークです!な、なぜだ!?存在するはずがない!!あれは漫画の…!!」

 

「オヌシ達、ダラクーザのくだらん発明が私の元いた世界からニンジャソウルを引き寄せたように、私はある男に、そしてオヌシの放つソウルの感覚に引き寄せられてここまで来たのだ。オヌシのような悪しきニンジャを殺すためにな。」

 

「なんだとぉ!?まさか……あいつか!!」

 

ダラオークは、アイサイガーと共にダラクーザに立ちはだかる異世界の戦士「ボボボーボ・ボーボボ」とその仲間達を思い出す。あのめちゃくちゃな奴等なら、現実に存在するニンジャスレイヤーをこの世界に召喚してもおかしくはないのだ!

 

「くそがぁ!!ならばアイサイガーを犯す前にてめぇを殺してやる!!ぶひゃひゃひゃ!!どう料理してやろうかぁ!?」

 

下衆に笑うダラオークだが、わずかに動揺が残っていた。恐れているのだ。ダラオークの精神が…そして宿ったニンジャソウルの残留思念が、目の前にいるニンジャスレイヤーと彼に宿るナラク・ニンジャのキリングオーラに圧されているのだ!

 

直後、ニンジャスレイヤーは手にしたスリケンをサイガーリリーとサイガーアイリスの近くにいる全てのオーク達へ連続投擲!

 

「イヤーッ!!」

 

「「「ぶぎゃあぁぁぁぁぁぁっ!?」」」

 

全てのオーク達の頭部にスリケンが刺さり、死亡!しかし、サイガーリリーとサイガーアイリスに対しての誤射は皆無!ワザマエ!

 

「て、ててて、てめええええええ!!」

 

動揺しながら怒るダラオークを前にして、ニンジャスレイヤーはあの言葉を言い放つ。凶悪な被告人へ死刑判決を言い渡す裁判官めいて宣告した!

 

「ニンジャ………殺すべし!!」

 

「ふ、ふざけるなぁぁーーーっ!!イヤーッ!!」

 

「イヤーッ!!」

 

「グワーッ!?」

 

跳躍して放たれたダラオークの蹴りをニンジャスレイヤーは右腕のブレーサーで防御し、左拳を叩き込む!ダラオークは吹き飛ばされるが、すぐに跳躍!その体格に似合わず、その速さは実際機敏!だが、しかし!

 

「なっ!?」

 

ニンジャスレイヤーは既に背後だ!

 

「イヤーッ!!」

 

「グワーッ!!」

 

ダラオークの背中に強烈な拳が叩き込まれる!さらにニンジャスレイヤーは肩を掴んでこちらを振り向かせると同時に連続カラテを叩き込む!

 

「イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!イヤーッ!!」

 

「グワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワァァーーーッ!!」

 

防御するダラオーク!しかし、あっという間にその防御は破れ、ニンジャスレイヤーの怒りのカラテが次々と打ち込まれていく!

 

ダラオークは地面へと叩きつけられる。ニンジャスレイヤーは着地し、ツカツカとダラオークへ近づいていく。

 

「ま、待て!!待ってくれニンジャスレイヤー=サン!!も、もうこんなことはしねぇ!!ダラクーザも抜ける!!だ、だから!!」

 

必死に命乞いを、精神的ドゲザをするダラオーク。しかし、それを聞くニンジャスレイヤーではない!

 

「私はオヌシのようなニンジャを殺すためにわざわざ次元を、世界線を越えてこうして来たのだ。そもそも、オヌシのような下衆の命乞いなど私には聞こえぬ。ハイクを詠むがいい!」

 

「あ……ああ……!!ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーッ!!」

 

がむしゃらに腕を振り回し、ヤバレカバレのカラテを繰り出すダラオーク!

 

「イヤーッ!!」

 

ニンジャスレイヤーのチョップが容赦なく、ダラオークの両腕を切断した!

 

「アイエエエエエエエエ!!」

 

ブザマな悲鳴をあげるダラオークへニンジャスレイヤーの容赦ないトドメの蹴りが叩き込まれた!南米格闘技のカポエイラより伝わる殺人カラテ技!「メイアルーアジコンパッソ」!

 

「アバーーーーーッ!!」

 

ダラオークの首がはね飛ばされ、残された胴体から血飛沫がシャンパンめいて上がり、そして不可思議に発光。強欲にして邪悪なダラクーザの幹部、ダラオークの最期だ!

 

「サヨナラ!!」

 

ダラオークの首を掴むとニンジャスレイヤーはそのまま何処かへと飛んでいった。

 

「イヤーッ!!」

 

アイサイガーはニンジャスレイヤーの飛んでいった方向を、言葉を失いながら見つめていた。

 

やがて、どこからか聞き覚えのある声がする。愛する人の声がする。サイガーローズは、美紅は心の底から安堵の気持ちを沸き上がらせながら、自分の方へと走ってくる夫を抱き締めた。

 

そこから数百メートル先、現場へと向かう複数のパトカーのうち、一台のパトカーに乗った警察官がふと上空へ視線を向けると、生首を持った赤黒の影が一つ、飛んでいくのを目撃したのだった。

 




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