鬼滅の刃  とある一剣士の物語   作:鬼滅ニワカ侍Part2

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ポケットかぷせるさん、高評価ありがとうございます!




第12刃  痣と酒と女と

 

 

 

 

「──────柳……さん?」

 

「何を驚いている。……あぁ、そういうことか」

 

 

 

 カポーン……と、風呂場に桶が落ちるイイ音が響いた。しのぶの呆然とした声も良く響いた。お湯を頭から被って水が滴る全裸の柳と、紐で余分な袖をまくって風呂場に立つしのぶの両名は、それぞれ全く違う感情が乗った表情をしていた。

 

 何故こんな場面になったのか、それは少し時間を遡る必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しのぶと柳は走って蝶屋敷へと帰ってきた。腹を空かせた柳には申し訳ないが少しだけ待ってもらい、豪勢な食事を用意するつもりだ。それに加えて良いところのお酒なども用意し、鬼を捕まえてくれた柳にはできるだけ楽しんでもらう。

 

 鬼を殺す毒を作った歓喜と灼刀などについて教えてもらうという使命感に燃えているしのぶは、玄関から上がるとすぐにカナエの部屋へ行き、毒に関する顛末を話した。聞いていたカナエは段々と喜色を示し、良かったと言って妹を力いっぱい抱き締めた。ずっと研究して頑張っていたのは知っている。その努力が報われた。喜ばないはずがない。

 

 今日は豪勢にしよう。そうしようと、カナエもお祝いする気満々であり、しのぶも同意した。灼刀についてはカナエも同様に思うことがあったのか、元とはいえ『柱』に就いていたカナエは真剣な表情になり、力強く頷いた。それならいくらでも協力しよう。しのぶはありがとうとお礼を言って、思っていたとおりカナエが風呂の準備を整えてくれていたので、柳にまず最初に入ってもらうことを提案した。

 

 旅をしていて碌に風呂に入れなかったからだろうか、すんなりと聞き入れて風呂へ入りに向かった柳に、しのぶは深呼吸をして高鳴る心臓を抑えようと必死だった。これからやるのは淑女がやるべきではない。遊郭の女などの道の人がやることだ。自分からすることではない。ただ、男ならば必ず喜ぶだろうイベント。そう、女の人に背中を洗ってもらう……である。

 

 

 

「大丈夫よ。姉さんは美人だし、私もよく美人って言われる。美人の胡蝶姉妹って噂になって顔を見に来る隊士が居るくらいなんだから。嫌がられることはない……はず」

 

 

 

 紐で余分な袖のあまりなどを縛って濡れないようにする。何度も深呼吸をして、心を落ち着かせる。医者として鬼殺隊の男の裸なんて何度も見ている。柳だって生物学的には他の男の隊士と何ら変わらない。だから大丈夫だと己を鼓舞し、しのぶは風呂の戸を開けて中に入った。

 

 脱衣所には、柳が着ていた黒い着流しがあった。几帳面なのか、とても綺麗に畳まれている。長細い布のようなものも一定の長さで整えて折ってあるが、何の部分かはよく解らなかった。日輪刀も邪魔にならず、風呂場から出てきた時に水が被らないような位置に置いてある。やはり几帳面なようだ。

 

 曇ったガラス越しに柳のシルエットが見える。この扉の向こうに柳が居る。また早くなった鼓動に今は気づかないフリをして、コホンと咳払いをしてから声を掛けた。

 

 

 

「柳さん。今日は鬼を捕まえてきてくれたお礼にお背中を流そうかなと思って来たんですが、どうでしょう?」

 

『やはりお前か。背中……誰かに洗わせるのは初めてだが、まあいいだろう。入れ』

 

「……っ。じゃ、じゃあ失礼しますね?」

 

 

 

 思ったよりもすんなりと受け入れるので、やはり柳も男の人だと思った。こちらは服を着ているが、風呂場という閉鎖的な場所で美人と持て囃される自身と2人きり。ましてや背中を洗ってもらえるというのだから、男には幸せな時間だろう。感謝して欲しいくらいだと、誇らしげに胸を張って熱い頬と恥ずかしさを誤魔化しながら、震える手で戸を開いた。

 

 湯気が立ち籠めていて視界が悪い。湿った熱気がもわりと顔に当たる。湯気の中に人のシルエットがあり、すぐそこに柳が居る。医者として診察するのに男の人の裸を見る以外ならば、これが初めてだ。緊張して足を滑らせないように気をつけながら中に入り近づくと、ちょうど柳が頭から湯を被った。

 

 後ろで1つに結んでいた髪が解かれてお湯を浴びて張り付く。それを頭を振ることで払い、それでも張り付くものは手櫛で乱雑に後ろへ回した。そして柳が振り返り、体が丸見えとなる。肩につくくらいの髪に、非常に整った顔立ち。太すぎず細すぎないが、鍛え抜かれた肉体。そして──────膨よかな豊胸。括れた腰。大きすぎない臀部。

 

 

 

「………………………へ?」

 

「あ゙ぁ゙……やはり風呂はイイ。体の脂が落ちて清々しい。蝶屋敷の風呂はやはり広いな。私好みだ」

 

「──────柳……さん?」

 

「何を驚いている。……あぁ、そういうことか」

 

 

 

 柳一心。鬼殺隊と協力関係を築いている唯一の外部協力者。単独での上弦の弐を殺す一方で、一般人をも斬り殺す生粋の人斬り。誰が死にかけても気にも留めない冷酷な性格。歴代でも類を見ない謎の呼吸の使い手であり、現『柱』以上の実力者である謎多き剣士。その正体は──────女である。

 

 それも普通とは思えない女だった。背丈は170以上はあり、着流しを着ていた時にはなかった豊満な胸がある。鬼狩りをしているとは思えない、傷一つない綺麗すぎる肌。そして、女でありながら鍛え抜かれているのが一目で解る肉体。腹筋は薄く線が入るくらいには割れている。

 

 しかしそれは不自然ではなく、背丈も高い柳だからこそ見栄えも良いもので収まっている。水も滴るいい女。この時代の女は皆が総じて線が細いが柳は違う。しかし鍛え抜かれた肉体は頼もしさすら感じた。

 

 ジロジロと眺めるのは良くないと分かっていながら、しのぶは遠慮とかそこら辺が完全に頭から抜けてガン見していた。男だと思っていた柳は普通に女だった。どこからどう見ても女だった。訪れた衝撃は落雷の如く体中に駆け巡り、固まった。

 

 当の本人である柳は、何をジッと見て固まっているんだと小首を傾げていたが、何かを察した様子で頷いた。彼女は、しのぶやカナエ達が自分のことを男だと思っていることを知っていた。知っていながら修正しなかった。何故ならどちらで思われようとどうでも良かったから。

 

 

 

「そういえば、お前達は私のことを男だと勘違いしているんだったな。……ん?男だと思っていながら、それを承知で背中を洗いに来たわけだ。はッ……とんだマセガキだな」

 

「そ、それ……はっ……!それより……っ!柳さんは女だったんですか!?」

 

「見て判らないか。こんな体の男が居るのか?これだけ見てまだ疑うならば──────直接触れて確かめてみたらどうだ?」

 

「えっえっえっ……ちょっ……っ!?」

 

 

 

 風呂場というか、風呂に入っているのだから当たり前なのだが、全裸である柳が真っ直ぐしのぶの方に歩いて近寄り、しのぶは恥ずかしげもなく全てを曝け出しながら近寄ってくる柳に困惑して後ろに下がっていた。が、戸は自分で閉めてしまったので背中に壁が当たる。

 

 ハッと思った時にはもう目と鼻の先に柳が居た。後ろに流した髪から水が滴って鎖骨に落ち、傷一つない肌を滑って胸元へ。ついそれを目で追い掛けてしまったしのぶはカッと顔を赤くしたかと思えば、手首を両方取られて引き寄せられる。あと数センチ動かせば柳の豊満な胸に触れそうだ。

 

 同性なのに何故かやってはいけないことをしているようで、体や顔がぐつぐつも熱くなっていく。見て判らないなら触って確かめればいい。柳は言ったとおり触らせるつもりだ。何の躊躇いもなく、豊かな胸を鷲掴みにさせようとしている。尖端の乳頭やら何やらに触れてしまいそうで、しのぶは眼がグルグルし始めた。段々と近づいていき、手が柳の胸に触れ──────

 

 

 

「──────冗談に決まっているだろうが。さっさと背中を洗え。頭は既に洗い終えた。……おい早くしろ。湯冷めする」

 

「へっ……っ!?えっ!?」

 

「早くしろマセガキが」

 

「誰がマセガキですかっ!!柳さんが変なことをさせようとするからでしょうっ!?」

 

「変なこととはなんだ。背中を洗うと言い出したのはお前のクセして」

 

「うぐっ……」

 

「早くしろマセガキ。言っておくが、強くやったら湯に沈めて溺死させるからな」

 

「だから誰がマセガキですかっ!?あーもういいです!わかりました!どうせ私は柳さんの言うことを聞かなきゃいけない立場ですしね!なんなら全身綺麗にしてあげますよ!絶対途中でやめたりしませんから!」

 

「ほう……全身ときたか。ならやってもらおうか。私の肌に傷つけたら沈めるぞ。心して洗え」

 

「ぅ……うぅ……っ!柳さんは女。同性。変なことじゃない。助平(すけべ)なことはしてない。さっさと終わらせて出る!何も変じゃないッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あらしのぶ。遅かったのね。もうそろそろご飯の用意が終わるわよ?……顔が真っ赤よ?熱気のせい?」

 

「……すごく大きいし柔らかくて触り心地良くて……くッ……ちょっと興奮しちゃった……ッ!!」

 

「背中を洗いに行っただけなのよね!?ナニをしてきたの!?」

 

 

 

※胡蝶カナエはまだ柳一心のことを男だと思い込んでおり、背中だけを洗いに行った筈の妹が大人の階段を少し上ってきてしまったと思い込んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ね、柳さんって……女の人?」

 

「……そうなの。さっきは私もびっくりして……」

 

「大きいってそういう……でも、確かに大きい……」

 

 

 

 風呂から上がった柳は用意できた料理が並ぶ食卓へ案内された。サッパリした様子で、ホカホカしている柳を見たカナエは普通に言葉を失う。最後に見た時にはなかった豊満な胸が、代わりに出した服を下から押し上げていたからである。え゙っ……という言葉が出てきても仕方あるまい。

 

 食膳の上に並べられた肉や魚といった多種の料理を、綺麗な姿勢で食べる。脱いだ服を皺がないよう畳んで置いていたり、座る姿勢が背中に棒を1本宛がったように真っ直ぐであったり、食べる所作が一つ一つ綺麗なのは、もしかしたら良いところの娘だったのかも知れないとコソコソ話す胡蝶姉妹。

 

 気配とは他に視線にも敏感な柳は、胸元に視線が集まっていることなど解りきっている。しかし敢えて無視している。2人が男だと思い込んでいることなど知っていて、予想に反したものを持っているのだから見てしまうのは仕方ない。まあ明らかに見過ぎではあるが。

 

 料理を黙々と食べている柳の傍に、スススーッとカナエが移動してお猪口を手渡して注ぎますよ?と言った。日本酒だが飲めるかなと思ったが、頼むと言われたのでどうやら飲めるようだ。これは好都合と思いながら、柳に酒を注いだ。

 

 

 

「はぁ……」

 

「いい飲みっぷりねぇ……さ、どうぞ?」

 

「うむ」

 

「柳さん。ご飯のおかわりはいりませんか?」

 

「先と同じでいい」

 

「わかりました。少々お待ちくださいね」

 

 

 

 この場には居ない栗花落(つゆり)カナヲという少女も一緒に食べたいと思ったが、柳の怒りの沸点がまだ判らないので少し警戒して、柳とはカナエとしのぶが一緒に食べることにしている。そのためか、作戦通りに事が運んでいる。酒を飲み、ほろ酔い気分の柳は至れり尽くせりで悪い気分ではないだろう。

 

 あはは。うふふ。さぁさ飲んで飲んで。こちらもどうぞ?いい飲みっぷりですねぇ。それらを繰り返すこと30分。ちょっとは酔ったんじゃない?日本酒10本は飲んでるし?と思った胡蝶姉妹。柳は服を少しはだけさせていて胸元が見えてしまい、酒の所為なのか頬が上気した肌色と合わさって煽情的だ。しかし柳に酔った様子は見られない。あれ?と思った矢先、柳が口を開いた。

 

 

 

「どれだけ飲ませても私は酔わんぞ」

 

「「──────ッ!?」」

 

「酔わせて口を軽くさせようとしているのだろうが無駄な努力だな。私は酒に強い。だが教えてやるだけならば良いだろう。どうせ灼刀についてなのだろう?この飯の間だけ答えてやる」

 

 

 

 バレていた。酒を飲ませて教えやすくなってくれたらなーという思いで次々飲ませていたのだが、そうもいかないらしい。柳は並々注がれたお猪口をぐいっと一口で飲み、口の端から零れた酒を手の甲で拭った。

 

 そんな所作すらも様になっている。酒にものすごく強かった柳には無駄な努力だと言われてしまい、途端に酒で騙すようなことをしてしまった胡蝶姉妹には罪悪感が芽生えてしまった。元よりそういった狡いやり方を好まない善良な姉妹だ。2人は少し後退って深く頭を下げ、灼刀や痣について教えて欲しいことを正直に話したのだった。

 

 鬼を殺す毒という、前代未聞の出来事をその場で見れたからか、柳は教えるだけ教えてやるとだけ言って酒を注がせ、また1杯呷った。教えてもらえるなら……と、質問を恐る恐るカナエがした。

 

 

「じゃあ……柳さんがやってた灼刀(しゃくとう)ってどうやればできるの?差し支えなければ教えてほしいなーって」

 

「単純なことだ。日輪刀を約40度……最低でも39度以上の熱を加えれば(あか)くなり熱を帯びる。効果は知っているだろうが、鬼の自己治癒の遅延だ。私の場合は全く治癒させないが、他の者達がやってもかなり遅らせることができるだろう」

 

「人の体温は平熱でも36~37度。握っているだけじゃその温度には達せられませんよね?」

 

「灼刀は“痣”を発現させられた者ならば容易に使える筈だ。“痣”が発現するのは39度以上の体温()つ心拍数が200以上の時だ。才能も必要だろうがな」

 

「そんなことが……でもそんなに体温を上げながら心拍数まで上げたら、それこそ体への負荷が大きすぎますよね?」

 

「はッ。当然だ。あれは()()()()()に過ぎん。しかし一方で、“痣”を発現させれば身体能力や五感を爆発的に上げることができる。そこに灼刀を使えば1人か2人でお前達でも上弦の鬼の頸を斬ることができるようになるだろう」

 

「身体能力を爆発的に上昇させる術……灼刀は“痣”を出した人なら発現させやすいというのはわかりました。けど灼刀はそれでしか出せないのでしょうか?他に方法とかは……」

 

「万力の如く握力で柄を握れば短い間だが変化する。他にも、日輪刀同士を凄まじい力で互いに衝突させれば、それでも一時的に灼刀へ変わる」

 

 

 

 柳は知っている情報を細かく教えてくれた。胡蝶姉妹は、1人か2人で上弦の頸を斬れるようになると言った“痣”や、鬼の高い治癒力を遅れさせる灼刀の情報はかなり重要だと確信した。

 

 39度以上の体温に心拍数200以上という、極限の興奮状態であり高温の体温は人体に多大な負荷を与える。しかし発現さえさせてしまえば爆発的な身体能力を得ることができ、強い鬼との戦いを優位に進めることができる。

 

 灼刀も40度近い温度で握れば発現する。他にも日輪刀同士をぶつけ合わせることでも発現でき、万力のような強い握力で握っても発現することが分かった。鬼の脅威の1つである高い再生能力を阻む術があるだけでも戦いやすくなるはずだ。

 

 カナエはもっと他に何かないか聞こうと思った時に、見るだけで生き物の体が判るという不可思議な眼のことを思い出した。これも聞いておきたい。そう思い口を開いたが、しのぶに待ったを掛けられた。

 

 

 

「柳さん。さっき痣を出すことは命の前借りって言いましたよね?それを詳しく教えていただけませんか?」

 

「凄まじい力を手に入るための必要な代償だ。痣を1度出せば他の者へ何故か伝搬する。凄まじい力を持った鬼狩りが集団で生まれるということになるが、欠点として痣を発現させた者は──────齢25を迎えるか、その前に死ぬ。例外は無かった。どの()()()()()死んでいった」

 

「25歳までしか生きられないの……?」

 

「柳さんも痣を?だから強いんですか?」

 

「私は痣を出さない。()()()()()()()()()()()()()()()使()()()。私の肉体は常にその状態を維持し、そんな私は他の有象無象とは違い特別()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 痣を出した場合の欠点を答え、それを聞いたカナエとしのぶは唖然とした。確かに体には負荷が掛かる。だがそれにしても25歳になるまでに死ぬことが確定されるなんて、あまりにも重すぎる欠点だ。大いなる力には大いなる代償が付きもの。しかしそれに正面から喧嘩を売っているのが柳という人間だった。

 

 爆発的な身体能力を得ることができる痣を発現させることなく、痣を発現させた時以上の力を常に引き出し続けているという特異な柳の肉体。そのため、生まれた時からその力を発揮し、これまでその力を使って圧倒的力量差による斬殺を行ってきた。

 

 誇るべきだ。凄まじいその特別性を。しかし柳は自身の特別な体のことを話すとき、つまらなそうで、それでいて悔しそうだった。まるでそんなもの要らなかったと言わんばかりの言葉の重さに、しのぶとカナエは口を閉じてしまった。これ以上何を聞こう。そう考えている間に、柳は飯を食べ終え、最後のお猪口の酒を飲み終えた。

 

 

 

「話は終わりだ。痣を出そうが出すまいが私には関係ない。勝手にするといい。だが私に頼ろうとは考えるなよ。お前達がどうなろうが、私にはどうでもいいことだ」

 

 

 

 

 

 

 柳との話し合いは終わってしまった。しのぶとカナエはまだ少し聞きたいことがあると思ったのだが、相手は柳なのでやめておく。2人は柳にも何かしらの過去があるのだということを胸に秘めながら、部屋を出たのだった。

 

 

 

 

 

 

 






柳一心

身長174センチの女。胸が大きく、腰も括れている。尻もあるが少し控えめ。着流しを着ているときに胸が無いのは、サラシでギッチギチに潰しているため。本人曰く、大きく重いだけで斬るのに邪魔。

中性的な顔立ちで整っているため、外面からは男と思われやすい。しかし正真正銘女であり、顔が整っているので性別がわかると美人。

別に性別を偽るためではなく、着やすくて動きやすい着流しを身につけているだけ。胸は邪魔だから潰し顔は三度笠で隠れているのでパッと見で男に見られる。別に男扱いしても怒らない。間違われることに慣れているから。

特別性の強靭な肉体を持っており、若くして極限まで鍛えられている。痣を出した者よりも痣を出していない状態で凌駕し、常にその状態を保ち続ける。本人曰く、生まれた時から備わっていた。その代わり生涯で痣を発現させることはできない。

体温を自在に調節できるため灼刀を発現させること自体は簡単。
語られていないものの、柳が灼刀を発現させるもう一つの方法は、不可視に思える神速の斬撃で刀を空気摩擦で熱する。一振りできれば最高状態の灼刀に移行する。

ちなみに、飯を食う時にサラシを巻いてなかったのは、しのぶがサラシを洗っておくので今日は付けないでくださいと言ったため。




胡蝶しのぶ

マセガ……(殴

全部とは言えないが、柳から話を聞くことに成功した。この情報を耀哉に早く伝えなければと思っている。これで鬼殺隊の隊士が生き残れるようになってくれればと願うが、痣はどうするか悩む。何せ発現させたら25で死んでしまうため。

柳の全身を洗った人。曰く、胸がものすごく柔らかいらしい。あと脚が長く綺麗。洗っているときにあることに気がついた。




胡蝶カナエ

風呂から出てきたしのぶが大人の階段少し上ってしまったのではないかとめっちゃ焦った。けど、柳が女だという曝露で思考が吹っ飛んだ。すごい美人な男の人だと思ってたらすごい美人な女の人だった気持ちは、すんごい複雑。でもまぁ、いっかーって感じ。






体温39度以上、心拍数200以上で発現するという。この状態だと身体能力が爆発的に上昇し、上弦の頸を柱1人か2人で斬れるくらいにはなる。が、その代わりにデメリットとして齢25にいく前に死ぬ。

これは肉体に多大な負荷を掛けてしまうため。柳が言うには、痣を発現させて25歳に以上生きた者は居なかったらしい。

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