鬼。それを聞いてどう思うか。何を想像するか。現実に居る訳がないと高を括る?本当に実在するのだと虚像を信ずる?

結果は表の人間には判らない。裏の人間か、運悪くも関わってしまった者達を除いて、判らないのだ。



時は大正時代。場所は日ノ本。踊るは人間。貪るは鬼。



特殊な鋼を使った武器で首を断つか、太陽の光で焼かねば死なぬ人外を狩るのは、弱く脆弱な人間達。その中に、一際異彩な人間が居りました。



「──────某の呼吸に型。秘伝やら継承やら血鬼術と、馬鹿の1つ覚えのように躍起になっているが、果たしてそんなものが常に必要か?鬼も人間も所詮は同じだ。寄って首を斬る。それで全て事足りる。何も難しいことはあるまい?」



これは鬼も人も区別しない、無慈悲に平等な剣士の歩みを追いかける物語。



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