鬼滅の刃  とある一剣士の物語   作:鬼滅ニワカ侍Part2

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第13刃  柳一心とは

 

 

 

 

「──────以上が柳さんより教えていただいた情報になります」

 

「灼刀に痣……か。報告は文でもよかったんだけど、鬼を殺す毒を作ったしのぶを直接労いたいと思ってね。わざわざ来てくれてありがとう」

 

「いえ。お館様のためと思えばこの程度……」

 

「毒に関してもお手柄だよ。これまでに前例の無い偉業だ。是非胸を張って欲しい」

 

「……はい。ありがたく存じます」

 

「それはそうとしのぶ。君は柳と接する時間が他の剣士(こども)達より多いと聞くよ。カナエもね。そこで君の耳に入れておいて欲しい事があるんだ」

 

「なんでしょう?」

 

「──────柳一心(かのじょ)は何者なのかについてだ」

 

 

 

 胡蝶しのぶは産屋敷に呼び出され、産屋敷邸に来ていた。やることは柳から聞いた灼刀と痣について。それと鬼を殺す毒を完成したことで、その労いの言葉を賜っていた。鬼の頸を斬れないのに諦めず、執念と鬼への憎しみで頸を斬らずとも殺す術を編み出したしのぶは、その功績を讃えられてもいいほどだ。

 

 産屋敷の人を落ち着かせる声から労いの言葉を貰い、しのぶは深く頭を下げて受け取った。そして産屋敷は、近々行われる柱合会議で話す予定だった柳についての情報を、恐らく鬼殺隊で1番接する時間が長いしのぶへ先に話すことにした。

 

 鎹鴉を通じて全国で鬼狩りをしている鬼殺隊の情報網を使い、聞き込みを行って柳について調べたところ、彼女について明らかとなった事があった。経歴が一切不明で、聞こうにも聞けなかった事柄故に、しのぶは少し瞠目しながら聴きに徹した。

 

 

 

「柳一心……彼女は、戦国時代から続いている由緒正しき剣術一家の一人娘だったよ。良いところの出だったようだね」

 

「だから食べるときの所作が綺麗だったんだ……」

 

「おや、気づいていたのかい?」

 

「あ、いえ。時々見せる所作に気品……のようなものを感じましたので、そうなのかと思って……」

 

「そっか。話を戻すけれど、柳一族……彼女の肉親はもうこの世に存在していない。1年前のある日、彼女を残して全員死んでしまっているようだよ」

 

「……まさか、鬼に……?」

 

()()()()()()()()()()()。警察に周囲の住民から異臭がすると通報が入って確認を兼ねた家宅捜索が行われたんだけど、その時には全員死んでいた。全て()()()()だったそうだ」

 

「それっ……て……」

 

 

 

「──────柳は肉親すらも手に掛けていると見た方がいい」

 

 

 

「──────ッ!!!!」

 

 

 

 しのぶは息が詰まった。自身の親はとても優しく善良な両親だった。姉のカナエと分け隔てなく平等に愛してくれていた。だからしのぶも両親のことが大好きだった。しかしある日、鬼にその大好きだった両親を喰い殺された。

 

 それから復讐として鬼を殺す鬼殺隊に入った。謂わば、しのぶにとって肉親というのはそれだけ大きな存在だ。なのに柳は自分の手で実の両親をその手に掛けているという。もしかしたら鬼の仕業で、人間がやったように見せていただけかも知れない。

 

 しかし、肉親であろうと斬るものは斬る。その考えを柳が持つと言われても納得してしまう。彼女なら、躊躇いなく斬るだろう。納得してしまうから、否定の言葉が出てこなかった。

 

 

 

「詳しく聞き込みをしてもらった結果、一心は幼い頃から強さの頭角を見せていたみたいだね。だからなのか、子供ながら周囲にはこう言われていたらしい──────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ば、化け物……っ!」

 

「こいつは化け物だぁ……っ!!」

 

「ひっ……ひいぃっ!?」

 

 

 

「……………………。」

 

 

 

 柳一心は幼き頃から同年代の子供達よりも自身の格が違うことを理解していた。他者には見えない透き通る世界。背丈よりも大きな岩を持ち上げる剛力。そして剣に対する天賦の才能。何もかもが他とは違った。故に馴染めず、常につまらなそうにし、ちょっかいを掛けてきた同年代の子供を木刀で半殺しにした。

 

 息をするように指の骨を砕き折り、腕や脚を開放骨折させ、鼻っ柱を治しようがないくらい叩き潰した。透き通る世界で見る柳の眼には、その重傷が細かく視えた。だから的確に相手の急所も狙えた。相手の動きが筋肉の動きでわかり、考えることが気配として読み取れた。

 

 

 

「──────一心。お前はまた近所の子供達を診療所送りにしたらしいな。何故そのようなことをした」

 

「かかってこいと言われたから。死なないくらいにはとどめてやった」

 

「はぁ……お前は柳流剣術道場の一人娘。それに正当な跡取りでもあるんだぞ。その剣の才能を喧嘩で浪費してどうする。それではいつまでも柳の看板をお前に継がせられないではないか」

 

「剣は人を殺すためにあるのに、なんで殺すために使ったらダメなんだ」

 

「それは殺人剣。私が伝えるのは活人剣だ。人を殺めるためのものではない」

 

「元々殺人剣だったというクセに……つまらない」

 

「あっ、こら!話はまだ終わって……はぁ」

 

 

 

 柳の父は全く言うことを聞かない我が子に溜め息を吐いた。生まれたときからどこか達観していた子だった。琥珀色の瞳に見つめられると、何故か全て見透かされているように感じて背中が冷たくなるのだ。しかしたった1人の我が子であるため愛情を持って育てている。

 

 歴代で類を見ない剣の才能を持ち、女の身でありながら肉体に恵まれており、容姿も良く、頭も良い。何処に出しても恥ずかしくない……と言えるはずだった。柳には致命的な欠点があり、それは他者を一切思いやれない性格だった。

 

 その他はその他。どうでもいい。興味ない。死ぬなら死ねばいい。目の前で幼い子供が転んで泣いていても、冷めた目で見下ろして邪魔だと言って蹴りを入れようとする冷酷にして冷徹な性格。破綻しているとしか思えないそれに、彼女の両親はどうしたものかと長年頭を悩ませていた。

 

 

 

「師範代ッ!1本お願いします!」

 

「……さっさと来い」

 

「……ッ!!チエェェェェェェェェェェイッ!!!!」

 

「──────声だけだ。最初からやり直せ」

 

 

 

 バキッ……と、聞いているだけで痛みが走るような音が道場内で響き渡った。30人以上居る門下生の全員が息を呑んで瞠目している。鳴った音は1つ。だが柳に向かって木刀を振り上げた門下生は、手にしていた木刀が縦に真っ二つに斬り裂かれており、脚、胴、肩、額を打たれたのだろう……青紫に肌が変色して打撲していた。

 

 目を凝らしていた筈なのに、全く見えなかった。柳が使っているのは門下生達も使っているものと同じただの木刀だ。同じ木刀なのに、木刀を刃物で斬り裂いたかのように縦から両断してみせた。格が、次元が違う。それを見せつけてなお、彼女は次は?と言った。

 

 

 

「……っ」

 

「…………っ……」

 

「誰も居ないのか」

 

「「「────────────」」」

 

「はッ。15のガキにこれだけ言われて立ち上がる奴も居ないのか。腰抜け共め」

 

「一心。やりすぎだ。お前は門下生を何だと思っている?お前と同じ人間なんだぞ」

 

「同じ……?私はこんな奴等と同じではない。同じであって堪るか」

 

 

 

 師範の代わりに剣を教えることができる、謂わば2番目の位である師範代に若干15にして務める柳は、木刀で肩を叩きながらつまらなそうにしており、門下生を大切にしろという父に反論した。

 

 向上心もなく、ただ恐れているだけの奴等と同じに扱われたくない。柳は言葉でも容赦がなく、誰1人認めていない。認められるには彼女から最低でも1本取らなくてはならないのだが、それは非常に困難を極める。何せ、師範である父ですらもう、柳の剣の腕には敵わないのだから。

 

 歴代でも柳流剣術を修める中でも、最強。最も優れた才能を持つ柳一心はその強さ故に、日々不満を抱く。代々伝わる特殊な呼吸法があり、それをものにしてからは更に顕著となる。強すぎて張り合えない。敵が居ないから常に消化不良。門下生には怯えられて最近では1本も頼まれなくなった。

 

 真剣は使えない。だから木刀で木を打ちつけていると、才能が嫌でも感覚を進化させてしまい、大木を木刀で両断するに至る。その次は背丈よりも大きな岩。それをも木刀で両断。斬りづらかったが、その感覚が手の中で熱を持つ。この時にはまだ、斬ることが好きだという自覚がなかった。

 

 

 

 そんなある日……門下生の中でも古株の者が柳に真剣勝負を挑んだ。

 

 

 

「くッ……おぉおおおおおおおおおおおおッ!!!!」

 

「……っ!太刀筋が鋭く……それに気配が変わったっ!」

 

 

 

 接近し、上段からの袈裟斬り。それが異様に鋭く、柳の鋭すぎる気配察知が今までとは違うことを感じ取った。少しだけやる気を出した柳が目を細めれば、世界は遅緩した世界へ突入する。凄まじく速い動きによりその他が緩やかに見える現象。その中で、柳の全てを見透す眼が捉えたのは、門下生の異常な速度の心拍だった。

 

 向けられた袈裟斬りを余裕を持って回避し、すれ違い様に首筋に触れて体温を測る。体温は驚異の39度8分。心拍数は200を超えていた。そして何より、額に風のような形をした痣が発現した。目に見えて強くなった門下生に初めて口の端を持ち上げた柳は、遅緩した世界から戻ってきて正面に木刀を構える。

 

 

 

「面白い……その状態のまま打ってこいッ!」

 

「ッシャアァ────────────ッ!!!!」

 

 

 

「す、すげぇ……っ!」

 

「一心師範代に食いついてるっ!」

 

「俺、こんなの初めて見た……っ!」

 

「アイツはいつか見返してやるって言って、ずぅっ……と頑張ってたからな!」

 

「負けちゃいられねぇな!」

 

 

 

 これまでの人生の中で最も打ち合った。痣が出た門下生の強さは筆舌に尽くしがたく、柳は1時間近く打ち合いを続けさせた。しかし柳家に古くから伝わる特殊な呼吸法により一般人よりも心肺機能が強く、長時間の戦闘に長けていた。そして痣を出した門下生は、痣を出したばかりということもあり、常に最高の状態で戦い続けたが糸が切れたように倒れ込んでしまった。

 

 柳は前のめりに倒れてしまい、他の門下生から手当をしてもらっている痣の出た門下生を眺めていたが、打ち合いに使った木刀に目を落とした。そこには度重なる、それこそ千以上ぶつけ合ったことで粉砕寸前まで追い詰められた木刀が握られていた。

 

 

 

「──────良い。とても……いい。痣を出させて技を磨かせればあるいは……私の元まで来れるやも知れん」

 

 

 

 ミシリと、握力だけで木刀に更に細かな罅を入れた柳は、痣を出した門下生達が一気に自身へ向かってくることを幻視して、対等に戦えることを夢見る。強い者を、もっと強い者を。そうすれば、このつまらない人生に彩りが生まれる。そう思い、今まで1度も真剣にやってこなかった門下生への鍛練を積極的に行うようになった。

 

 1人が痣を出したことで、痣は伝搬するように他の門下生にも現れた。2人3人と増えていき、中にはいつまでも出せない者も当然居たが、柳は見透す眼で視た限り肉体的にも才能的にもある一定の水準を超えているものだけに痣が発現しているのに気がつき、見透す眼で肉体を調べ、打ち合って才能があることを確認し、痣を出す可能性がある者にだけ鍛練を行った。

 

 自身には何故か痣が出なかったが、見透す眼や、体温を好きに弄れることを加味して、特別な体過ぎて痣を出した門下生よりもいくつも上の次元に居るということを自覚し、より自身の居る高みへ辿り着けるよう才能ある門下生だけを導いた。

 

 

 

「一心がな、門下生達をしっかり導くようになって5年以上経った。恐らく一心から見て才能ある者だけなのだろうが、あんな姿を見られて私は幸せだ」

 

「教えるのも上手いらしいわね。あの子を信じてあげて良かったでしょう?」

 

「あぁ。後は才能有る無しに拘らず教えるようになれば、師範の座をいつでも渡してやれる」

 

「ふふ。私としては、あの子にはお婿さんを連れてきて欲しいのだけれどね?誰かさんが我こそは!っていう候補の方々を勝手に吟味して断るから……あの子はもう21になってしまいましたよ?」

 

「そ、それは……っ!顔が良く才能にも恵まれ、どんな芸も1度見れば全て完璧にやってのけるあの子に会った候補者が居ないだけだ!それに歳を気にしなくてもあの子はずっと美しいままだ!周りの女がもう結婚しているからなんだ!生半可な男に私達の一心をくれてやるより余程良い!」

 

「一心が好きねぇ。一心も男の子に全然興味が無いみたいだし、困った人達。ふふ」

 

 

 

 柳は破綻した性格を持ちながら、両親に恵まれていた。どれだけ冷酷で冷徹でも、我が子だからと可愛がる。筋肉密度が成人男性の数十倍という特異な体質なためか、凄まじい量の飯を1度食べて溜め込む柳を見ても、いくらでもおかわりしなさいと言うくらい我が子を愛していた。

 

 女の身で男よりも力が圧倒的に強かろうが他者に対して冷たかろうが、愛情を持って育てた柳は歳を重ねればそれはもう美しく育つ。本人は自身の美しさに興味がなく、いつも胴着を着て木刀を持っており、髪は後ろで無雑作に1つに纏め、邪魔だからとサラシで胸を潰しているが、それでも隠せない美人な姿に門下生も偶に集中できていないくらいだ。

 

 柳が才能ある者にだけ鍛練を行うようになって6年。彼女が抱える痣を出した門下生総勢18人は恐ろしい程強くなった。鍛えているのが柳というだけあって、それはもう爆裂に強く、他の道場の者と試合をした時など秒殺だった。だが、柳にも知らないことがあった。それが判明したのはある痣を出した門下生が22歳を迎えた時だった。突然心臓麻痺により死んだのだ。

 

 

 

「……昨日までは健康そのものだったというのに、何なのだこの内臓は。まるで……年老いた者の内臓と変わらん」

 

 

 

 見透す眼を持っている柳にだけわかったのは、チラリと見えた痣を出した門下生の内臓が酷使された老人のようになっていたことだった。まさか……と思ったものの、その考えを裏付けるように次々と痣を出した門下生が若くして死んでいく。どの者達も25を迎えることなく、内臓が老人のように成り果てながら死んだ。

 

 

 

「一心……師範代……」

 

「……何だ」

 

「はぁ……はぁ……今まで、鍛練を……ありがとう……ございました……俺は……あなたに稽古を……つけてもらえて……幸せ……でし……た………ずっと……あなたのこと………が…………──────」

 

「……どいつもこいつも。あれだけ叩きのめされて私に懸想するなど、つまらん女癖をしおって。はぁ……これでまた、私はつまらん灰色の人生を送るわけだ」

 

 

 

 手を握ってきたかと思えば死んでしまった門下生を無感情に見下ろしながら、柳はまた最初に戻ってしまったことに溜め息を溢した。灰色の味気ない人生を変えるために痣を出す資質を持った門下生を鍛えていたのに、25を迎える前に死ぬのでは短すぎる。

 

 痣を出した門下生が全員死んでから、柳はやることなすこと全てつまらなく感じた。もう適当な奴の嫁になって子供を産んで跡継ぎを作ったらさっさと自害してしまおうかと考えた矢先、運命的な出会いをすることになった。

 

 

 

「ンだぁ?おっ、人間じゃねぇか!ひひっ。へへへっ。ちょうど腹が減ってたんだ!コイツ殺したらお前から先に食ってやるよ!今日はご馳走が山ほどだぜぇ!」

 

「……っ!?そこのアンタ!早く逃げるんだ!コイツは鬼!人間を食らう化け物だ!一般人じゃ勝てない!だから早く!」

 

 

 

「どうやら──────私の人生はまだ捨てたものではないらしい」

 

 

 

 人斬り。鬼狩り。異常者。化け物。人殺し。そう言われるようになるきっかけが向こうから転がり込んできた。柳は灰色の人生に色が付き始めたのを感じ取り、口の端を持ち上げた。

 

 

 

 

 

 






柳一心

幼い頃からバチクソに強かった。生まれたときより見透す眼を持っており、女ながら筋肉密度が凄まじく高いため、見た目に寄らず剛力。筋肉が多く消費カロリーが多いため、1週間に1度力士が気絶するほどの量の飯を食って食い溜めをする。

痣を出すことができないが、その代わり痣を出していない状態で痣を出した者達を凌駕する身体能力を発揮する。

相手の筋肉の動きを細かく視れることから、どんな芸も一度見れば大抵全く同じように熟せる。ただし、音楽系は感覚の部分もあるのでそう簡単にはいかず少し苦手。できないこともないが一度見ただけでは修得できない。

教えるのも上手かったため、門下生に痣を出させる鍛練を高密度で行わせて痣を出させることができる。そしてその痣を出した門下生達全員と一度に打ち合いをするのが一日の中で一番の楽しみだった。

容姿が良く、謎に強すぎる実力に惹かれて意外と門下生からモテていた。縁談は容姿のこともあって割と多かったが、父親が親バカだったがために婚約者もできなかった。もちろん本人も興味がないため相手が居なかった。




柳家

戦国時代から続く由緒正しき剣術一家。代々特殊な呼吸法を継承しており、途切れないようにされている。元は殺人剣だったが今では活人剣として人々に教えられている。

周りにも色々な道場があるが、古くからあることから1番人気の道場。また、門下生だろうが容赦がないものの美人な一心に憧れて入る者も居る。



門下生

柳流剣術を学ぶ弟子達。基本普通に教わっているが、強くなるために柳に稽古を頼みボコボコにされる。が、悔しくて挑み続けた結果痣を発現し柳と少しは打ち合えるようになってボコボコにされる。

柳に認められて痣を出すようになるのが門下生達の中で一種のステータスになっており、大変名誉なこと……みたいな扱いになっていた。

噂では、痣を出して柳から1本取れれば結婚することができた……らしい。




ここで大正コソコソ噂話!


「ねぇ柳さん。どうして女性なのに一心って名前なんですか?」

「母曰く、女だったら時雨(しぐれ)という名前にしようとしたらしいが、強く育って欲しいという父の意向で男だった場合の一心になったそうだ。ちなみに、柳流剣術開祖の名も柳一心だそうだ」

「そうだったんですね。男の人っぽい名前で気になってたんです。あ、それと柳さんは活人剣を使用して戦っているんですか?」

「はッ。まさか。代々柳家に伝わる手記の中に昔使われたという殺人剣の型がある。それを修得し私専用に昇華させたものだ。むしろ殺すための剣術を使う。鬼にも、人間にも……な」

「うわぁ……そういうことにだけ才能全振りですね……ということで次回14刃!『自覚した人斬りの魂は』を是非読んでくださいね。読んでくれないと……毒、注射しちゃいますよ?ふふ」


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