ヴィランになれない男の話

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敵?名 ノーネーム

「なあ君が相手するべきは私じゃないだろう、ヒーロー」

ぼろぼろのヒーローの前で強奪したスマホで動画(ヴィランへの私刑)を投稿しながら彼は言った。

「ヴィランを捕らえるのは我々の職務だ、ノーネーム。」

そう言いヒーローは銃で撃たれ倒れた。

「私は誰もが許容しその自覚もないヴィランを他者を考慮せず私刑にかける犯罪者だ。だが私はヴィランではない。この社会におけるヴィランとしての定義に私は当てはまらないのだからら。ゆえに私が名乗るなば (ノーネーム)、そうノーネームだ。」

それに俺を捕らえるのはお前ら(ヒーロー)じゃない。

そう言いながらより市民の声(インターネット)より危機(ヒーローの活躍)を知った彼はスマホを盾として使っていたぼろぼろの公共の場で事故に繋がる危険性がある方法での個性を使っていた男(スマホの持ち主)と共に投げ捨て、

「俺は個性犯罪者(ヴィラン)ではないゆえにノーネームなのだから。」

とつぶやいてその場を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日後 ニュースにて

 

本日PM15:54

XX県○△市で自称犯罪者、元サポート会社勤務、濁川 清(27才)、敵名ノーネームが恐喝で付近のパトロール中であった警察官に現行犯逮捕されました。警察によると『無個性であるため(ヴィラン)ではない』と供述しているがそれ以外の罪は認めているとのこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

濁川 清(36才)男性 個性 無個性

サポート科卒業後、サポートアイテムの開発会社に就職し33才で退職

その後ノーネームとして活動

新人類《個性持ち》に対する思想

形状の多様性による画一性のある道具等への適性の低下

体質の違いによる解決不可能な感覚的不理解

一世代毎に大幅に変化する不安定さ

これまでの進化と逆行した生物一個体としと過剰なまでの肉体的戦闘能力

などの特徴をもつ生物

新人類ではあるが人類以前に生物として欠陥があるレベル せめて同族意識を改善するべきである

ヴィラン?としての思想

無個性が淘汰される旧人類と認識しているが淘汰する側の新人類(個性をもつ人類)の存続性の低さが許せない

|戦闘能力の向上で近いうちに滅ぶと推測したため個性の安易な使用に対して忌避感を僅かでも与えようとしている。

犯罪者としての自覚はあるが無個性であるためヴィランであることは認めていないので自身を捕らえるのは警察であるべきだと願っている。

装備

変声機 消臭剤 毒 クロスボウ 爆薬

パワードスーツ(迷彩機能付き)等 

対象

公共の場でのヴィランと呼称されていない個性無断使用者(ヴィラン)


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