ねここに頼まれて、アルドは仲間たちを集めてきたのだが…?

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※御注意※
こちらの作品は、アナザーエデンの二次創作小説です。


極力原作ゲームの世界観や設定に沿うようにしているつもりですが、作者小麦の誤解・曲解が存在する可能性があります。
また創作の都合上、個人の解釈で各キャラクターの過去や背景、未来を描写する箇所があります。

※少しでも世界観を崩したくない方、キャラクターの設定を忠実に守りたい方は読まれるのをご遠慮ください※
※暴力やグロテスク、性的な表現は含まれておりません。


※ネタバレについて※
※今回ネタバレに含まれる内容
※メインストーリー 第2部前編(地名のみ)
※ラクレア キャラクエスト
※キャラクター「墨染の軍師」キャラクター名
※キャラクター「残影の佳人」キャラクター名


今回の内容について
・ギャグな感じです。





以上、苦手でない方のみご覧くださいませ。







ねここ様の集客大作戦(アナデン二次創作 短編完結済)

 

 

〜猫神神社〜

 

ねここ「さて、近所の野良猫も特別招待したにゃ!アルにゃん、準備はできたかにゃ?」

アルド「ああ、仲間たちにはとりあえず集まってもらったけど…これって…」

ねここ「よくやったにゃ!褒めてつかわすにゃ!」

アルド「あ、ああ…だけどこれって…」

ねここ「どれどれ、どんな逸材が揃ったのかにゃ?」

 

フィーネ「お兄ちゃんにとりあえず来て欲しいと言われたんだけど、何だろう?」

リィカ「人助けである確率、99パーセントデス。」

 

マリエル「あぁ、かわいい猫さんたちがこんなに沢山…!ここは天国ですか!?」

 

レレ「猫ちゃんいっぱいいるの!」

アルマ「そうね、野良猫…かしら。」

 

シオン「…煮干しはいるか。」

異シオン「…煮干しはいりますか。」

シオン「むっ!」

異シオン「むっ!」

シオン「…」

異シオン「…」

シグレ「…む?」

 

シャノン「うちの子たちも大好きな、この『ちゅるる』はいかが?」

オトハ「見慣れぬ施しに食いついてくれるかのう…」

シャノン「どうかしら…」

イトメ「にゃーん!」

シャノン「あら!お味はどう?気に入ってくれたかしら?」

イトメ「にゃ!」

オトハ「おお!夢中にさせる何かがあるのか!見た目からは想像できん…!」

 

ねここ「ふむふむ…なかなか有望そうな者たちだにゃ。」

アルド「いや、実はさ…」

ねここ「よし!皆の衆!集まってもらったのは…にゃ!?にゃにゃーん…」

マリエル「ああ!ねここさんの耳!しっぽ!…なでなでさせてください!」

ねここ「にゃ…す、既ににゃでなで…してるにゃ…あたしを…こんなになでなで…してもいいのは、オトねえだけにゃ!…じゃなくて、話を聞くにゃ!」

マリエル「あ!ごめんなさい!可愛いすぎて、つい夢中になっちゃいました…」

ねここ「ふぅ…ま、いいにゃ。ここに集まってもらった人間たちには、『盛り上げ役』をやってほしいにゃ。」

アルマ「…『盛り上げ役』?」

ねここ「そう、もうすぐ猫神神社には『とうさんき』がやって来るにゃ。」

フィーネ「父さん、妖気です?」

ねここ「ちがーーうにゃ!!それはあうとにゃ!!」

シャノン「『閑散期(かんさんき)』、かしら?」

ねここ「そう、それにゃ!」

シャノン「お客さんが少なくなる時期のことね。」 

ねここ「うむ、とにかくそういう時期が来る前から、人間たちが来るようにしておきたいにゃ。」

リィカ「それで、人を集めたのデスか?」

ねここ「ここに集まったねこ好きの人間たちが、思う存分猫たちと触れ合う姿を見せつけるのにゃ。」

レレ「それだけでいいのー?」

ねここ「ふふーん…行列ができている団子屋の団子は気になって食べたくなるにゃ!この心を利用するにゃ!」

リィカ「今回の話デハ、架空の客つまりサクラ、と呼ばれる人員、またバンドワゴン効果、とも呼ばれる心理を利用する宣伝手法のことデスね。」

異シオン「なるほど。猫神神社には集客効果、ねこ好きの者たちには猫たちと触れ合えるという利点。支出を抑えた宣伝、という訳ですか…。」

ねここ「ゆくゆくは、更に人間も集まり、猫神神社の各種売上も上がりがっぽがっぽにゃはははは!というものにゃ!」

オトハ「そこまで上手くいくかは分からんが、ねここの案は妙案に思えるのう!」

ねここ「オトねえ、もっと褒めてにゃ!」

オトハ「まあ本来は、人間が猫たちに構いすぎるのもあまり良くないんじゃが…今回はいいじゃろ。」

ねここ「…とにかく、集まってもらったみんなは猫たちと楽しく遊んで…ところで、あの集団は何にゃ?さっきから騒がしいにゃ。」

 

 

ラクレア「ガウ、バウ!落ち着け。あれはただの猫たち…安全だ。」

ガウ「うぉん!」

バウ「うぉっ!」

 

グレイ「バウッ!」

ハーディ「グレイ、ステイステイ!子猫ちゃんたちを怖がらせるなよ。」

異シャノン「カッコいいワンちゃんね!」

ハーディ「ああ、俺の頼れる相棒さ!」

ヒナギク「…わっちの番犬の方が強い。頭も3倍良い。」

異シャノン「そっちのワンちゃんも気になるわ!」

ヒナギク「それより、あれは犬…なんか?」

 

テトラ「…」

ミナルカ「…」

 

異シャノン「つ、強そうな…ワンちゃん…かしら?…」

 

 

ねここ「何なのにゃ!?見た目からして猫の敵らしき生き物たちにゃ!アルにゃん!おみゃーは『猫に仇なす傍に立つ者』にゃ!?」

アルド「待て待て!おかしいとは思ってたけど…最初から『猫が好きな仲間』を集めてほしいと言ってくれよ!」

ねここ「何言ってるにゃ。最初からそう言ってたにゃ。」

アルド「言われてない!」

ねここ「言ったにゃ!」

アルド「言われてにゃい!…じゃなくて…これを見てくれよ。」

ねここ「何にゃ…この絵…あ!これは…ねここ様の絵にゃ!」

アルド「そうだよ、ねここが食べ物を頬張りながら急に現れてこの絵を渡して来て、すぐ居なくなっただろ?」

ねここ「そうだったにゃ。ナベシマとフクロベに魚をたくさん貢がせて、食べ歩いてたにゃ。…我ながらお行儀が悪いにゃ。」

アルド「で、オレが絵の意味を考えて『こういう仲間をたくさん集めるんだな?』と聞いたら頷いて、『時間が掛かるぞ』と言ったら思いっ切り首振ってただろ。だから急いで色んな所へ行って仲間たちに来てもらったんだよ。」

ねここ「でもこの絵で分かったはずにゃ。」

アルド「分からなかったんだって!」

ねここ「どう見ても、猫たちと人間たちが猫神神社で遊んでる様子にゃ。」

アルド「嘘だろ!?」

 

アルマ「ねえ、見せてちょうだい…こ、これは…」

レレ「すごーい魔物たちと、すごーい魔物たちが戦ってるの…?」

アルド「だよな?そう見えるよな?」

シャノン「…あら、ふむふむ…うーん…4足歩行と2足歩行らしき動物、で判断したのね…むしろ、よく分かったわね…」

異シオン「それで、動物が好きそうな仲間を集めていた訳ですか…」

 

マリエル「なるほど!このツノ…じゃなくて耳が猫さんということですね!…耳がちょっと多いですけど!」

 

リィカ「ちなみにワタシの芸術センサーでは、抽象画として認識していますノデ!」

 

ねここ「何たることにゃ…あたし、一生の不覚にゃ…」

アルド「いや、普通に喋ってくれればよかったのに…」

ねここ「昨日のお掃除をサボった罰で一食抜きだったにゃ…お腹ぺったんこだったにゃ。」

アルド「自業自得じゃないか…」

ねここ「にゃーん…」

アルド「でも盛り上げるのは、ねこ好きだけじゃなくてもいいんじゃないか?」

ねここ「どういうことにゃ?」

アルド「色んな動物たちと戯れてるのを見せるのだけでも、充分宣伝になるんじゃないか?」

ねここ「それにゃ!!これぞガケの増強にゃ!」

異シオン「…『怪我の功名』でしょうか?」

ねここ「…それにゃ。とにかく、猫もそれ以外の生き物も、今日は自由に楽しむにゃ!」

 

 

〜〜

 

 

ラクレア「ガウ!バウ!次だ!」

ハーディ「グレイ!いいぞ!次もキャッチだ!」

男の子「すげー!空中で球を拾ってる!」

 

ミナルカ「…この饅頭とかいう菓子、あるだけ持って来い。金は払う…あのアルドというやつがな。」

 

アルマ「この神社で売ってる猫用おやつ、大人気ね。」

レレ「みんな美味しそうに食べるのー!」

女の子「わーい!猫だけじゃなくて動物がいっぱいいるー!」

マリエル「ああ!ここは天国です!」

ねここ「おせんべい美味いにゃ。」

お姉さん「かわいい!」

おやじ「うおおおお!ふわふわ!もふもふ!」

ねここ「気安く触るんじゃないにゃ!」

おやじ「うおおおお!」

 

 

フィーネ「猫も皆も、仲が良さそうで良かったね。」

アルド「そうだな。」

リィカ「集客効果は当社比150%の見込みデス。」

オトハ「結果良ければ全て良し、じゃ。」

ねここ「むふふ。あたしの手柄にゃ。褒めてにゃ!」

オトハ「偉いぞ、ねここ!…さっきまで猫たちに混じってひたすら食って遊んでおったが。」

ねここ「ふふーん。」

オトハ「何にせよ、もとから神社に通っていた者も、興味本位で来た者も、多く集まってくれたようじゃ。」

アルド「仲間にも集まってもらった甲斐があったよ。」

ねここ「ふふーん。」

アルド「ねここ、得意そうにしてるところ悪いけど、今回は大変だったんだからな?」

ねここ「結果良ければ全て良し、にゃ。」

アルド「…まあいいか。」

 

 

〜〜

 

 

サイラス「遅くなったでござる!…これは何の集まりでござるか?」

ねここ「これが好きなのもいるのかにゃ?人間のことは理解できないにゃ。」

サイラス「何の話でござる?」

ねここ「まぁ、いいにゃ。おみゃーも混ざって来るにゃ。」

サイラス「仲間たちも来ているでござるな!よく分からぬが、承知したでござるよ。」

ねここ「違うにゃ。おみゃーはあっちにゃ。」

サイラス「ゲコッ!?…あの猫たちや、動物たちの方でござるか…?」

 

 

〜〜

 

 

ヴァレス(カブトムシver.)「よーし、猫ども!吾輩が全力で遊んでやろう!」

シオン「猫を襲う不届き者は…」

異シオン「…成敗します。」

ヴァレス「え?いやこれは追いかけっこという遊びで…グオオオオオオオオ!!!???」

 

フィーネ「お兄ちゃん、なんであれを連れてきたの?」

アルド「あれが、ねここの絵の生き物に一番近かったんだよ…」

フィーネ「えぇ…」

 

 

 

〜〜後日 猫神神社〜〜

 

ねここ「何でにゃ!また人間たちが来なくなったにゃ!」

オトハ「一時は話題になっても…ということかのう…」

ねここ「こうなったら、次は妖怪を集めて『ほらー』な『てーまぱーく』を目指すにゃ!人間たちには人気があるらしいにゃ!」

オトハ「うーん…肝心の猫はどこへ行ったのじゃ。普通の猫神神社でいい気がしてきたぞ…」

 

 

 

〜〜

 

ねここ様の集客大作戦〜完

 

〜〜

 






最後までまでお読みいただき、ありがとうございます。

こちらの作品は、原作ゲームであるアナザーエデンの製作・運営に携わる全ての方々への敬意と感謝の上で書いております。

また、個人の趣味で楽しむ範囲の二次創作であり、商用での利用は一切考慮、予定しておりません。

小麦

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