サルゴンのある地域で発生した失踪事件。そこから始まってしまった出来事。テラとキヴォトスが繋がる時、果たしてなにがおこるのか?

1 / 1
生存報告も兼ねて初投稿です。



生息演算「冥界の砂漠」

 

 

サルゴン広域に広がる砂漠地帯。

ある部族たちが生活していたり企業たちが暗躍していたりする地域。

彼らはいつも通り生活していた。しかし、ある時から異常が発生し始めた。

最初は通信が不安定化したり取れなくなったこと。これは砂嵐や天災での影響があるため不可思議に思いながらあまり気に止められなかった。

 

次に人員の突発的な消失。こちらも特に気にされていなかった。むしろ「不幸な」事態で消えることなど当たり前なことであった。そのため違和感も覚えることなく日々が過ぎていった。

しかし、ある事件が発生し始めてから人々は違和感を強く持ち始めた。

ある日、大規模な部族率いる長、いや部族団体ごと突如消失したのだ。この大事件は部族のグループ中に広がった。誰かがやったのか、天災などによる事故のせいなのか、しばらく騒ぎになり地元の企業も出張るほどの事件となったのだが不可思議なことに証拠は一つ所か人も死体も物品も何一つ見つからなかったのだ。

 

これだけに留まらず引き続き消失の事件は相次ぎ部族だけに留まらず調査をしていた企業、トランスポーターまでもが行方不明となる大事件となってしまった。

 

この事件はロドスアイランドにまでも被害が及んだ。鉱石病の治療を契約している部族と現地ロドスオペレーターとの通信、連絡が取れなくなり、この事件のことに関わることになってしまったのだ。

 

この問題を深刻と見た国、移動都市は連合を組み調査をすることになった。調査をすることにより必然的に消失に関わることを考慮し、超長期的に生存するためインフラの設備の提供、エリートトランスポーターの派遣、サルゴンのプロガイド……など大規模な作戦となった。

その中で一際注目を集めたのがラテラーノのミレニアムラボラトリーからの技術提供支援があったのが話題となった。ミレニアムラボラトリーは商品はかなりの質の良いものを取り揃えているが顧客をかなり絞っているのと極度の秘匿主義なためあまり目立つ存在ではなかったためである。 なぜ今回の作戦に関わることに決めたのかある記者が質問した所、「今回の事件は私達が調べる必要のある案件である」と所長の調月リオは発表した。

 

これらの大規模な捜索連行隊でサルゴンで行方不明者が続出している現在危険地帯となっている【オシリス砂漠】の捜索が決定した。

ロドスからはロドスと契約しているトランスポーターや熟練オペレーターを派遣することに決定した。今回の作戦において高確率で行方不明に関わることを考慮してドクターやケルシーは捜索隊に参加者として選ばれることはないとされている。

その代わり連絡が可能な時は都度ドクターが作戦管理に参加することになった。

 

…………

「ドクター、今回の作戦の目的はロドスの立場からは治療契約している部族の発見となっている。最悪失踪問題の解決がされなくとも契約相手の発見だけは最重要目標であることをよく考えてくれ。言い換えればロドスからは捜索相手さえ見つかればよい。

クルビアや現地企業は問題解決も視野に入れており部隊に無茶な作戦を言い渡されることもあるかもしれない。だが受けるか受け入れないかは現地のロドス作戦部隊のリーダーにまかせている。

そして今回の作戦部隊なのだが…あの危機契約も参加している。何が起こるか分からない為気づいたことがあればリーダーに連絡してくれ。

 

それからもう一つ…ミレニアムラボラトリーに注意してくれ。あの企業は今回の作戦において妙に力を入れ込んでいる。最近勢いに乗っている企業の一つだが失踪問題に関わる理由が不明だ。 ロドスの立場としては中立の立場で協力していくように頼む。今回ロドスから派遣するオペレーターの中でそのミレニアムラボラトリーと契約しているオペレーターがいる。コードネーム ユメだ。彼女にも注視するようにリーダーには言ってある。 何か焦っている様子が見られるが…

 

 

ドクター、正直私としては今回の作戦に参加することは不本意なのだ。ロドスの立場が悪くなるため参加しているが本来こんな問題には関わらないのだ。いや、関わらないべきである。私たちロドスアイランドは鉱石病の治療に携わる企業だ。 無闇矢鱈に首を突っ込むと首を締め付けられて本来のことができなくなるためだ。ではなぜ今回の作戦に参加したのかだが…私の経験上、今回の問題はテラ大陸全体に関わるかもしれないからだ。

その理由はオペレーター ユメの存在だ。彼女の種族は一目見るとサンクタに見える。だが違う。ドクターも知っているだろうがサンクタ特有の光輪はあるが翼はない。そして堕天していないにも関わらず共感現象が発生しない。いや、共感についてすら全く知っている様子がなかった。それどころかラテラーノについて何一つ知らなかったようだ。ミレニアムラボラトリーに拾われてからは最低限の知識はつけたようだが…正直今まで生存していたことすら不思議に思える。

 

その中でも重要と思えることは…彼女が鉱石病について過去知らなかったことがある点だ。テラ大陸で生活していく中で源石とは切っても切れない関係だ。そして彼女の出身地であると言っている「アビドス」だ。アビサルの間違いなのではないか聞いたが本人からは違うとはっきり言われている。テラの中では似たような地名はあるがそんな場所は何処にもないのだ。

そして彼女が今回の作戦に参加した理由なのだが…彼女が探しているそのアビドスが今回の作戦で見つかるかもしれないと言っていたのだ。

…そう、源石もなく、天災に怯える必要もなく、彼女のような不明な種族が住んでいる土地があるかもしれないのだ。

…そんな土地がもし見つかってしまったらどうなると思う?

企業どころではない。主要な国が動く可能性が十分有るのだ。天災に怯えなくて済むだけでもどの国も喉から手が出る程の理由になる。

 

ドクター、私としてはそんな土地など見つからないことに越したことはないのだが…もし見つけてしまったのなら…

 

君ならどうする?」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

○○年☓☓月△△日 

作戦実行日行方不明者を探すため今回異例となる複数の連合からなる捜索隊が編成された。

この連合のまとめ上げ代表はサルゴンのある企業だ。

その代表から作戦目標が説明されいよいよ捜索が開始することになった。

今回の作戦において長期的な捜索がされると予想されているためかなりの機材の持ち込みがなされている。手持ちの食料だけでは足りないため捜索活動と平行して拠点造り、インフラの安定、防衛基地の作成なども行うようだ。そのためサルゴンからプロガイドが複数派遣されている。砂漠での生活が余儀なくされるためそれぞれの対策をとる必要がある。

今回の作戦のリーダーに選ばれてしまったが…無事に済むように祈るばかりだ。

……そろそろ出発の時のようだ。

 

 

_________

day 1

今の所順調に進んでいる。通信障害もなく問題なく拠点造りや捜索が行われている。しかし言われている通り人も物が何一つ存在しない。生活していた証拠はあるのだが…何処に消えたのだろう…

 

day 2

昨日と変わりなく捜索は行われている。現地の生活に慣れなく早くに悲鳴を上げているグループが見えるがまだ皆元気そうだ。

捜索は変わらなず何も見つからない。 サルゴンの代表からの司令で防衛拠点の見直しの会議に参加する。今の所拠点を襲う存在は居ない。まだ住んでいる現地の部族がチラチラ見に来る程度だ。

 

day 3

昨日とあまり変化は見当たらない。………

 

day 8

通信が偶に途切れ始めてきた。周りのグループにも緊張する空気が見え始めてきた。最悪今回で連絡が途切れることを考慮して毎回の通信でドクターとの最後の連絡をとるつもりでやり取りを行う。拠点の位置は初日と変わらないはずなのに何故通信が不安定するのだろうか…

気の所為か砂嵐が酷くなってきている気がする…

 

day 9

昨日よりも通信の不安定化が増えてきた。 しかし今の所捜索の目処も解決も立っていない。砂嵐が酷くなって来ており視界が悪い。遭難しないため拠点にこもるグループが増えてきた。野生動物の狩りも行えなくなってきたため拠点での栽培に力を入れる方向になった。

 

day 10

通信が取れなくなってしまった捜索隊が現れ始めた。いよいよ私たちも消失の現象に合うかもしれない。ドクターとの通信も途切れ途切れで満足した情報のやり取りが行えない。…そろそろ私の判断でロドスグループの捜索隊の命運を握る時が来るかもしれない。サルゴンの代表はここからが本番だと部隊の士気が下がらないように演説を行なった。

 

day 11

何と失踪した部族の一部の物が発見された! そこを中心に捜索を行うことになった。人は見つからないが物は発見できるようになってきた。 見た感じ部族達もなんとか自給自足で飢えを何とか凌ごうとしているらしいが一部部族はかなり危険な様子が伺えた。早く彼らを発見しなければ……

 

day 12

遂に全ての部隊の派遣元との通信が取れなくなった。……私たちも完全に孤立してしまったようだ。ビーコンや印をつけたトランスポーターやサルゴンのガイドが元に戻れるか帰還しようと試みたがうまく行かなかった。 これが失踪状態というわけか… 問題解決するためアーツや秘術、占い、天体観測など様々な方法を試しているが今の所うまく行っていない。ここからが本番だ……

 

day 13

改めて捜索部隊の代表が集まってこれからの方針を話しあった。まず部族を発見しても帰れないと意味がないため帰還できる方法を調べることが第一目標となった。初日から動いていないのに何故遭難して知ったのか…背中からヒヤリとした感触を感じた。

周りが緊張してきている割にはユメオペレーターは逆に落ち着き始めてきた。懐かしい気分になってきた?どうかしている…

 

day 24

何と行方不明となった部族の団体の一部を発見した!彼らはかなり危なかった状況だった。無事保護を開始して情報共有が行われた。なんとか一歩進んだようだ。しかし一向に帰れる目処は見つからない…

 

day 32

行方不明となった部族を見つけ始めて情報を集めているが彼らもよくわからないようだ。拠点の拡大を手伝ってもらいながら調べてはいるがまだどうしようもない。しかし部族のシャーマンの一部が何かに祈っている姿を見られた。何に祈っているのか聞いてみたら「神」だそうだ。…だから何の神に祈っているんだよ。そう聞いても漠然とした回答で容量を得ない。そして更にごく一部のシャーマンからユメオペレーターが祈られ始めた。何が起きている…?

 

day 33

天体観測班から信じられない報告を聞いた。私たちがいる場所はテラ大陸ではないそうだ。テラで見られない明らかに不明な星しか観測できないそうだ。では私たちがいるここは何処なのだ…?

 

 

day 34

ユメオペレーターが

「ここはもしかして…知っている場所かもしれない。」

と言ってきた。

一応話半分で明日からユメオペレーターの話の元捜索を行う予定だ。今は少しでも情報がほしい。

 

 

day 38

なんということだ。我々は全く未知で知らない土地を発見してしまった。

ユメオペレーターが言うにはここが「アビドス」という場所でキヴォトスという都市があるそうだ。何故今までこんな場所が発見されなかったのか?いや、そもそも本当にここはテラ大陸なのか?

現地人と思われる人と会話して情報を集めているのだがある人がユメオペレーターを見て酷く錯乱している。何がおきているのだ…?

 

_____________________

「うへ〜また変な人たちが遭難していたの?」

「そうなんですよホシノ先輩!これで何人目って話よ!」

「まあまあ、あの人たちもとても困っていたわけだし助けない訳にもいかないでしょ?」

「お礼として私たちの手伝いもしてくれているし完全に無駄というわけじゃない」

「一部あのカイザーと一悶着あったりヘルメット団に絡まれていたりしたけど追い払えるくらい力はあるのよね」

「銃も使わないのによくやりますよね〜」

「まあそれでも路上で堂々と生活しているのは少し目にあまりますがね…」

「あはは…」

「というか何処の部族だって話よ!なによあのエセ占い師!私たちのことを急に拝み始めるし、なんか食料渡してくるし!変な宗教開いていないんだけど!」

「ん、もっと私たちに貢ぐべき」

「確かにキヴォトスの人にしては変な人たちですよね」

「ただの常識しらずな人たちじゃないの〜?」

 

ある日を堺にアビドスでは謎の部族が迷いこんでいた。彼女たちは彼らがとても困っていたのでできる範囲で手助けをしていた。

仮のはいき…住まいを提供したり、仕事や知識の提供、その他色々彼らに施しをしたのだ。

 

彼らもそのお礼として彼女らの手助けをした。アビドス復興の手伝いや借金の返済、彼らなりのインフラの整備や地域の盛り上げや治安の安定化…そう、彼らなりにもお礼として頑張ったのだ。

 

「あ、あはは…その結果がこれとはねぇ…」

「うへぇ〜流石にこの結果はおじさんもビックリだよお」

「うーんこれはちょっと予想外だよねぇ」

「ん、私はこれも悪くはない」

「どうして…どうして…」

 

 

 

 

 

「どうしてアビドスが謎の民族村として有名な観光地になったのよお〜〜!!」

 

アビドスは彼らの民族村として有名になってしまったのだ!

そんな土地に迷い込む捜索隊、そしてそんな様変わりしたアビドスに訪問することになる我らのシャーレの先生

果たして外から来た者同士の会合はなにを生むのか…

 

 

 

アークナイツ✕ブルーアーカイブコラボイベント

生存演算 冥界の砂漠

 

見知らぬ者同士、見知らぬ土地、外から来た者同士、見知った者が見合う時、はたしてその結果はどうなることになるのか…

 

今なら星5配布オペレーター ユメが貰える!

 

限定コーデ 

エクシア、モスティマ、フィアメッタ「ある教会での一時」

アンジェリーナ、スズラン、グム、ムース「ある学園での一時」

も販売が決定!

 

 

仮時 ミレニアムラボラトリー

 

「はぁ…」

「どうしたんですかリオ会長」

「今の私は所長よ」

「し、失礼しました!…ですがなぜそんな表情を?」

「…今回の作戦でもしキヴォトスを発見してしまったらと考えていたからよ」

「そのことですか…見つかるに越したことはないのでは?」

「そんな訳無いでしょう こんな土地、キヴォトスには厳しすぎる ただでさえひとつの病気で差別が酷いのにそれに加えて色彩と同じ位危機的存在が複数存在するなんて…

そして私にできることはかつてと違って祈るだけ…」

「だ、大丈夫ですよ!ユメさんにはそのために先生宛に手紙を届けてもらう役割もあるのですから!」

「…ええ、そうね」

(……今回は本当に先生だけでなんとかなるのかしら…)

「どうか無事で済むように…」

 

 

 

仮時 トリニティ仮場所

 

「…ふむ、遂につながってしまったか」

「どうしました?アンドアインさん」

「おや、シスターサクラコこんにちは」

「こんにちは 元気そうですね」

「ええ、一文無しな私を助けて頂きありがとうごさいます」

「ふふっ人として当然のことをしたまでですよ」

(当然ですか…)

「改めてありがとうございます」

「いえいえ気にしないでください 落ち着くまでここに居ていいのですよ」

「いえ、私にもしなければならないことができたので今日中には行くつもりです」

「あら、そうですか ちなみに良ければ何をするつもりか聞いても?」

「そうですね… 私の答えと同郷の者の答えを見つけに…ですかね」

 

 

 

ある一般の人たちの間で…

「ねえねえ見て!私超能力に目覚めたんだ!」

「はぁ〜?なにそれ?じゃあ見せてよ」

「フッフッフ よく見ててよ! それっ」

ボッ

「うわっ!急に火がついた!」

「凄いでしょ!?昨日辺りに使えるようになったのに気がついたんだ!」

「いいなぁ〜私も使えるようになりた〜い!」

「じゃあアビドスに行って見るといいよ!」

「アビドス?」

「うん!今有名な所なんだ!」

「へぇ〜」

「所でその腕に生えている石って何?最近流行りのアクセサリ?」

「ああこれ?超能力に目覚めると体の何処かに生えるらしいよ?」

 

 

 

 

…そしてアビドスでは

 

「うへぇ〜また知らない人たちがきたの〜?」

「は、はい それがあの人たちを迎えに来たという人たちなんですけど…」

「ふぅ〜ん今更きたのね」

「今シロコさんが対応しているので一回会ってくれませんかホシノ先輩」

「今日先生が来るって日なのに…まあ、会ってみるとしますかねぇ」

 

 

 

 

 

 

「あ〜〜!ホシノちゃんだ!久しぶり!」

「……え、ユメ先輩?」

 

 

 

 

クックック 先生、「未知」についてどう思われますか?

ーー未知とは知らぬが故に恐怖を覚え、また知らぬがため新たな希望として照らすものである、観測者によって見え方が異なるものです。

観察者であり、探求者であり、研究者でもある私としても非常に重要なものであり希少な存在です。

 

ーー今回の出来事はとある異なる世界から来た見知らぬ者が外から招かれたことから始まります。彼らは当初未知であるこの土地でどう思われたのか?私たちを恐怖の存在として捉えていたのか?はたまた彼らを救う希望の光と見たのか?

今では彼らはこの土地で豊かに暮らしていますが少し方向が違えばどうなっていたことやら…

ーーそしてまた今回、同じ異なる世界から彼らを探しに新たな見知らぬ訪問者が現れます。

「彼ら」ははたしてこの土地と人々、文化その他の事、どう見るのか…

クックック 今回の「未知」が呼び起こす現象と結果。そして先生、あなたも彼らのことをどう「見る」のか…そしてどのような選択を行うのか…楽しみにしております。




生存演算の進歩どう?(進ん)でそう?投稿者は4日で通常エンド達成して報酬全獲得完了です…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。