榊遊矢のGX次元漂流記   作:おこむね

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#033 『ダークネス』

 墓守次元での命を懸けた闇のデュエルからしばらくして、遊矢は鮫島校長から校長室に呼び出しを受けていた。

 遊矢が校長室に入ると、どうやら呼ばれたのは遊矢だけではなかったようで、クロノスに亮、十代、万丈目、明日香、三沢に大徳寺――と、大徳寺を除いて、遊矢がこの学校で一目を置いているメンバーが全員が集められている。

 

 どういう基準で集められたのだろうと思いながら、十代に視線を移すと、首にかかったペンダントを特に気にした様子もなく自分のものとして認識したようで、当たり前のように首から下げていた。

 遊矢も特に事情は説明しなかったのだが、不思議なカードが手に入るくらいならペンダントが手に入ってもおかしくないと思ったのだろう。こういう時、十代の単純さはとても助かる。

 次に万丈目に視線を移す。少し前にデュエルアカデミア本校に戻ってきた万丈目だが、住む部屋がないということで、今は遊矢とルームシェアをしていた。遊矢も今の万丈目なら、自分のカードを取られるような心配はないと信じて同室を許している。

 次に明日香。少し前に一緒に墓守次元に飛ばされて死ぬ目にあったが、今でも変わらず兄の行方を追っているらしい。しかし、最近は精神的な余裕も見え、前よりも笑うことが増えたような気もする。

 次に三沢だが、対抗戦の代表決定戦で十代に負け、その十代が万丈目に負けたことから、チャレンジャーとして日々デッキ調整に励んでいた。聞けば、遊矢達が墓守次元に飛ばされている頃、三沢が万丈目にデュエルを申し込んだらしく、万丈目が三沢にリベンジを果たしている。

 次に亮だが、十代ほどではないが、かなりの頻度で遊矢とデュエルをしていた。だが、遊矢も負けそうになることはあってもまだ負けたことはない。

どうも、カイザーとしてのプライドはとっくの昔にへし折れたようで、今では負ける度に、自分に足りないものを探している。最近ではエクシーズに手を伸ばし始めていた。

 次にクロノスだが、クロノスは教員ということで、あまり生徒相手に本気を出さないが、アンティーク・ギアデッキの本気は、ユーリでもあった遊矢が一番良くわかっている。十代や万丈目は入学試験で十代が勝ったと馬鹿にしているが、あの時もクロノスは本気を出していなかったと遊矢は見ていた。

 最後に大徳寺だが、不思議な先生という以外のイメージがない。優しいが別にデュエルをした所を見たことはないし、普通の錬金術の先生という感じだ。

 

 改めて見ても、共通点は欠片もない。最初はデュエルが強い人で集められたのかとも思ったが、だとすれば大徳寺がいるのは変だった。

 この部屋にいるメンバーの共通点を考えていた遊矢だが、どうやらタイムリミットが来てしまったようで鮫島校長が静かに口を開いている。聞けば、三幻魔のカードを遊矢達に対処して貰いたいというのだ。

 

「三幻魔のカード?」

 

 そう首を傾げたのは十代だが、疑問符は全員が浮かべている。まるで聞いたことのないカードだった。

 

「そうです。この島に封印されている古より伝わる三枚のカード。それが三幻魔です」

「えっ、この学園って、そんな昔からあったのか?」

「十代……」

「うるさい! 黙って聞け!」

 

 思わず遊矢が注意しようとすると、代わりに万丈目が諫めてくれた。同じレッド寮になってから、こういうやり取りが少し増えた気がする。

 

「そもそもこの学園は、そのカードが封印されていた場所の上に建っているのです」

 

 聞けば、学園の地下深くに三幻魔のカードは眠っているのだという。

 また、島に残されている伝説によると、三幻魔のカードが地上に放たれた時、世界は闇に包まれ、混沌が世界を覆い、人々に巣食う闇は解放され、やがて世界は破滅し、無へと帰す――それほどの力を秘めているカードらしい。

 

「それで、その三幻魔のカードが凄い力を持っているのはわかりましたけど、それを俺達にどうしろと?」

「実は、そのカードの封印を解こうと、挑戦しに来た者達が現れたのです」

 

 遊矢が疑問をぶつけると、本題はここからと言わんばかりに鮫島も口を開いた。

 

「七精皇――セブンスターズと呼ばれる七人のデュエリストです。全くの謎に包まれた七人ですが、もう既に一人はこの島に……」

 

 上陸している――ということだろう。

 

「でも、どうやって封印を解こうと?」

「三幻魔のカードは、この学園の地下にある遺跡に封印されており、七精門と呼ばれる七つの巨大な石柱がカードを守っています。そして、その石柱は七つの鍵によって開かれる」

 

 そう言って、鮫島校長がテーブルの上に置かれた箱の蓋を外すと、中には話にあった七つの鍵のようなものが入っていた。

 

「これがその七つの鍵です。セブンスターズはこれを奪いにやってきます。そこで、貴方達にこの七つの鍵を守って頂きたい」

「守るって言ってもどうやって……?」

「勿論、デュエルで、です」

「「「「「「「デュエル!?」」」」」」」

 

 流石に予想外の言葉だったので、遊矢だけではなく全員が驚いたような声を出している。まさか、デュエルで鍵を守ることになるとは思いもしなかった。

 

「七精門の鍵を奪うには、守護者をデュエルによって倒さねばならない。これも古よりこの島に伝わる約束事。だからこそ、この学園内でも屈指のデュエリストである貴方達に集まって貰ったのです」

 

 大徳寺が呼ばれたのは、誰かが棄権した時の保険らしい。

 

「この七つの鍵を持つデュエリストに、敵は挑んできます。貴方達にセブンスターズと戦う覚悟を持っていただけるなら、どうかこの鍵を受け取って欲しい。ですが、一つだけ……これは本当に危険な戦いです。辞退しても誰も責めません」

 

 しかし、その言葉を聞いた十代は逆に燃えたようで一番に鍵を受け取っていた。続いて、亮、三沢、明日香、万丈目、クロノスと続き、遊矢も仕方なく鍵を受け取っていく。

 これで遊矢だけが辞退しても、いざという時に皆を助けることが出来なくなる。大徳寺に後を任せるのは、流石に不安しかない。

 

 鍵が全員に渡ると、今度は誰が最初に戦うかで十代が騒ぎ出した。十代曰く、一番強い奴からと言うことで、自分だと茶化しているが、クロノスが鼻で笑ってくる。

 今、ここにいるメンバーだけでも、遊矢、亮、万丈目の三人が十代に勝ったことがあった。それで一番強いというのは、ちゃんちゃらおかしいらしい。ただ、そのクロノスは十代に負けており、万丈目にそのことを突っ込まれていた。

 

「本当にありがとう皆さん。この瞬間から、既に戦いは始まっています。いつでもデュエルのスタンバイをしておいてください。そして、三幻魔のカードを、七精門の鍵を、守り抜いてください」

 

 こうして、集められた全員は解放されたが、セブンスターズという新たな敵を前にして遊矢が眉間に皺を寄せる。

 この約一年で遊矢も学んでいた。こういう大きな事件が起きると、大体真っ先に巻き込まれるのは十代だ。今日から十代の側をあまり離れすぎないようにしようと、遊矢は密かに決心する。そして、その心配が的中することになるのは、この日の夜のことだった。

 

 

 

◇◆

 

 

 

 その日の夜、遊矢が同室の万丈目と一緒にデッキの調整をしていると、十代達と思わしき部屋の方から眩い紫の色の光が放たれた。

 ずっと警戒していた遊矢は、万丈目と共にすぐに十代達への部屋へと駆けつけていく。そこには何故か明日香もおり、十代に渡したペンダントがこの光と共鳴しているように見えた。

 そのまま、十代、明日香、万丈目、遊矢が、光に飲み込まれるように消えていく。気がつけば、レッド寮ではなく、デュエルアカデミアの火山の中に四人は立っていた。

 足元には薄い光のようなものが広がっており、デュエルリングくらいの広さがある。下を見ると、火山のマグマが煮えたぎっているにも関わらず不思議と暑さも感じなかった。

 そんな中、火山のマグマが龍の形をして飛び出し、四人の目の前に着弾していく。

 マグマだと思った炎の中から人が出て来る。黒い服に全身を包み、黒いマスクをつけた長身の人物がゆっくりとこちらに歩いてきた。

 

「我が名は、ダークネス」

 

 ダークネスと名乗る人物の胸には、遊矢が十代に渡したペンダントと同じものがつけられており、共鳴するように光を放っている。

 聞けば、この光に導かれてダークネスは最初の相手を十代に決めたと言っていた。おまけに、このデュエルは闇のデュエルで、負けた方は魂をカードに取り込まれるという。

 思わず、遊矢も内心で悪態をついた――あの爺さん、何が闇のデュエルに関わらざるを得なくなった時助けてくれるだ。逆に闇のデュエルに関わるきっかけになったじゃないか。

 

「待て、ダークネス! 俺が十代の代わりに相手になる!」

「悪いが、既に十代と戦うと決めた。やるにしても、君は十代を倒した後だ。榊遊矢」

 

 どうやら、こちらの名前が知られているらしい。

 おまけに、頑固者のようで一度戦う相手を決めたら変更はしてくれないようだった。

 

「フッ、あまりのんびりはしない方がいい。既にデュエルは始まっている」

 

 ダークネスがそう言うと同時に、火山の下の方から翔と隼人の声が聞こえてくる。

 見ると、岩場に挟まるように光の膜の中に二人は閉じ込められていた。当然、犯人はダークネスで、あの光は時間経過で消えると言っている。

 火山との距離を考えれば、あの光がなくなればまず二人は死んでしまうだろう。十代も覚悟を決めたようにデュエルディスクを構えた。

 

「遊矢、退いてくれ」

「……ヤバかったら乱入するからな」

「大丈夫だって。絶対負けねぇから」

 

 十代も心配だが、翔と隼人も心配だ。

 あの光の膜がなくなる前に十代がデュエルに勝つのが一番いいのだろうが、もし長期戦になった時のことも考えなくてはいけなかった。

 

「「デュエル!!」」

 

 先攻はダークネス。不敵な笑みを浮かべたまま、デッキからカードをドローしている。

 

「私の先攻。魔法カード、《強欲な壺》! デッキからカードを二枚ドローする!」

 

 毎度おなじみの壺魔神。どうやらダークネスも手加減する気はないようで、開幕から全力のようだった。

 

「私は手札から儀式魔法《黒竜降臨》を発動! 手札、フィールドからレベル4以上になるようにモンスターをリリースし、手札から《黒竜の聖騎士》を特殊召喚する! 私はレベル4の《ラヴァ・ドラゴン》を墓地へ送り、出でよ《黒竜の聖騎士》!!」

 

 黒い炎に導かれるように、黒いドラゴンに乗った全身黒い騎士が飛び出してくる。

 

 《黒竜の聖騎士》

 効果モンスター 儀式

 ☆4 闇属性 ドラゴン族

 ATK1900 DEF1200 攻撃表示

 

「さらに、このカードをリリースすることで、手札・デッキから《真紅眼の黒竜》を特殊召喚する!」

「レッドアイズ……!?」

 

 遊矢の世界だと、ブルーアイズに並ぶ高額のレトロモンスターだ。この世界のレッドアイズがどれだけの価値があるかはわからなかったが、驚く十代達を見る限り安いカードではないらしい。

 

「デッキより出でよ、《真紅眼の黒竜》!!」

 

 儀式によって呼び出された《黒竜の聖騎士》が光となって消え、その中から赤い眼と黒い体を持った伝説のドラゴンが降臨する。

 

 《真紅眼の黒竜》

 通常モンスター

 ☆7 闇属性 ドラゴン族

 ATK2400 DEF2000 攻撃表示

 

「先攻は一ターン目には攻撃できない……が、手札から、魔法カード、《黒炎弾》を発動!」

「《黒炎弾》だって!?」

「このカードを発動するターン、《真紅眼の黒竜》は攻撃できなくなるが、代わりに真紅眼の攻撃力分のダメージを相手に与える!」

「くっ、先攻は攻撃できないから関係ないってことか!」

「そういうことだ。いけっ、《黒炎弾》!!」

 

 真紅眼の口に炎の塊が作り上げられ、まるで弾丸のように十代へと放たれた。

 

「ぐぅぅっっ!!」

 

 十代 LP4000→1600

 

 予想以上のダメージに、思わず膝を突く十代。

 闇のデュエルでは受けるダメージが大きいほど、プレイヤーが受ける痛みや衝撃も強くなっていく。

 明日香や万丈目が心配そうな声を上げる中、何とか十代も立ち上がった。

 

「どうかな? 魂と命を奪い合う闇のデュエルは?」

「ケッ、こんなんたいしたことないぜ。俺はデュエルだけじゃなくて、体力にもかなり自信があるんだよ!」

「そうか。では、私は速攻魔法、《超再生能力》を発動! このカードを発動したターンのエンドフェイズに、このターン自分の手札から捨てられた、又は手札・フィールドからリリースされたドラゴン族モンスターの数だけカードをドローする!」

 

 ダークネスはこのターンで、《黒竜降臨》と《黒竜の聖騎士》の効果で二回、ドラゴン族をリリースしている。

 

「カードを二枚伏せてエンドフェイズ、《超再生能力》の効果で二枚ドローし、ターンを終了しよう。君のターンだ」

 

 

 ダークネス 手札2枚 LP4000

 フィールド レッドアイズ

 魔法・罠 リバース2枚

 

 VS

 

 十代 手札5枚 LP1600

 フィールド なし

 魔法・罠 なし

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 闇のデュエルは、十代もサイコ・ショッカー戦などで経験があるが、その時に比べても受けた痛みや衝撃は大きいものだった。

 長期戦になれば、翔や隼人のことを抜きにしても、耐えきれるか怪しいと判断し、十代も速攻でケリを付けようと考える。

 

「《カード・ガンナー》を召喚!」

 

 《カード・ガンナー》

 効果モンスター

 ☆3 地属性 機械族

 ATK400 DEF400 攻撃表示

 

 足がキャタピラーで出来た機械のモンスターが出て来て、ダークネスに照準を合わせていく。

 

「《カード・ガンナー》の効果発動! デッキの上からカードを三枚まで墓地へ送り、送ったカード一枚につき、攻撃力を500ポイントアップする!」

 

 当然のようにカードを三枚墓地へ送る。送られたカードは、ネクロダークマン、《置換融合》、《E-エマージェンシーコール》と、ほぼ全てが墓地にいることで効果を得るタイプのカードだった。

 

 《カード・ガンナー》 ATK400→1900

 

「さらに、魔法カード、《融合》! 手札のスパークマンとクレイマンを融合し、《E・HEROサンダー・ジャイアント》を融合召喚するぜ!」

 

 お得意の手札融合も決めて、雷の巨人ヒーローも特殊召喚していく。

 

 《E・HERO サンダー・ジャイアント》

 効果モンスター 融合

 ☆6 光属性 戦士族

 ATK2400 DEF1500 攻撃表示

 

「まだまだ、魔法カード、《H-ヒートハート》を発動! サンダー・ジャイアントの攻撃力を500ポイントアップする!」

 

 《E・HERO サンダー・ジャイアント》 ATK2400→2900

 

「攻撃力がレッドアイズを超えてきたか……!」

「この瞬間、サンダー・ジャイアントの効果発動! 手札を一枚捨て、フィールドに表側表示で存在する、元々の攻撃力がこのカードより低いモンスター一体を選択して破壊する! 俺は、レッドアイズを選択する! いけっ、ヴェイパー・スパーク!!」

 

 サンダー・ジャイアントの稲妻によって、レッドアイズが破壊される。これでダークネスのフィールドはがら空きになり、サンダー・ジャイアントと《カード・ガンナー》の攻撃が通ればライフをゼロに出来るようになった。

 

「バトルだ! サンダー・ジャイアントでダークネスにダイレクトアタック! ボルティック・サンダー!!」

 

 《E・HERO サンダー・ジャイアント》 ATK2900 VSダークネス LP4000

 

 先程のお返しとばかりに、強力な電撃がダークネスにダメージを与えていく。

 

「くっ!!」

 

 ダークネス LP4000→1100

 

 それを見て、確かに命を削っているのは自分だけではないと理解した。ダメージを受ければ苦しいという条件は互いに同じ――

 

「けど、これで終わりだ! 《カード・ガンナー》で――」

「罠発動! 《レッドアイズ・スピリッツ》! 墓地のレッドアイズモンスター一体を特殊召喚できる! 蘇れ、《真紅眼の黒竜》!!」

 

 マグマの中から飛び出すように、《真紅眼の黒竜》がフィールドに戻ってきた。

 

 《真紅眼の黒竜》

 通常モンスター

 ☆7 闇属性 ドラゴン族

 ATK2400 DEF2000 攻撃表示

 

 攻撃力2400のモンスターが追加されたことで、《カード・ガンナー》でダイレクトアタックが出来なくなり、逆に手詰まりになってしまった十代。

 

「くっ、《カード・ガンナー》でレッドアイズを攻撃……!」

「攻撃力1900の《カード・ガンナー》で攻撃!?」

「バカが! 自滅するだけだぞ!?」

 

 明日香や万丈目の驚きの声を聞きながらも、十代は《カード・ガンナー》の攻撃を見守っていく。

 

 《カード・ガンナー》 ATK1900 VS《真紅眼の黒竜》 ATK2400

 

 当然、勝てるはずがなく、反撃の一撃で《カード・ガンナー》は破壊されていった。

 

 十代 LP1600→1100

 

「ぐっ、《カード・ガンナー》の効果発動! このカードが破壊され墓地へ送られた時、カードを一枚ドローする!」

 

 苦しみながら、十代はカードをドローしていく。

 そんな中、遊矢だけがこのプレイングが正しいものだと頷いていた。もし、仮に、このまま攻撃せずにターンを終えていれば、《カード・ガンナー》の攻撃力は400に戻り、手札のない十代は防御も出来ないまま、次の《真紅眼の黒竜》の攻撃で攻撃力差2000のダメージを受けて負けになっていただろう。

 しかし、自爆特攻することで、ダメージを最小限に済ませ、その上手札まで補充できている。痛みを受ける覚悟がなければできない最良の戦術だった。

 

「……カードを一枚伏せてターンエンドだ」

「このエンドフェイズ、君のサンダー・ジャイアントの攻撃力も元に戻る」

 

 《E・HERO サンダー・ジャイアント》 ATK2900→2400

 

 

 十代 手札0枚 LP1100

 フィールド サンダー・ジャイアント

 魔法・罠 リバース1枚

 

 VS

 

 ダークネス 手札2枚 LP1100

 フィールド レッドアイズ

 魔法・罠 リバース1枚

 

 

 どうやら、明日香や万丈目も遅れて十代の狙いに気付いたらしい。二人とも、闇のデュエルは初めてということで、まだ動揺しているのだろう。

 普段の二人ならば、十代のプレイングが正しいとすぐに気付けたはずだ。

 

「私のターン! 墓地の《黒竜降臨》の効果発動! 自分のメインフェイズに墓地のこのカードを除外し、デッキからレッドアイズ魔法・罠カードを一枚手札に加える! 私はデッキから《真紅眼の凱旋》を手札に加える!」

 

 ライフポイントこそ並んだが、手札を使い切った十代に比べてまだダークネスには少し余裕があった。

 

「そろそろ、準備運動は終わりにしようか。命を削るこの痛みが、ドラゴンへの血の生け贄となり、更なる高みへとステージを上げる!」

「へっ、一々大げさなんだよ!」

「私は《真紅眼の黒竜》をリリースし、手札から《真紅眼の闇竜》を特殊召喚! このカードは、《真紅眼の黒竜》をリリースしてのみ、特殊召喚することができる!」

 

 《真紅眼の闇竜》

 効果モンスター

 ☆9 闇属性 ドラゴン族

 ATK2400 DEF2000 攻撃表示

 

 文字通り、ダークネスの名を冠した全身が闇のように真っ黒なドラゴン。おそらく、これがダークネスのエースモンスターなのだろう。

 

「《真紅眼の闇竜》の効果発動! このカードの攻撃力は、自分の墓地のドラゴン族モンスター一体につき300ポイントアップする!」

 

 今、ダークネスの墓地には、一ターン目に使用した《黒竜の聖騎士》に、儀式素材となった《ラヴァ・ドラゴン》、そして《真紅眼の黒竜》の三体のドラゴン族がいる。よって、攻撃力は合計900ポイントアップしていた。

 

 《真紅眼の闇竜》 ATK2400→3300

 

「行くぞ、《真紅眼の闇竜》でサンダー・ジャイアントを攻撃! ダークネス・ギガ・フレイム!!」

 

 《真紅眼の闇竜》 ATK3300 VS《E・HEROサンダー・ジャイアント》 ATK2400

 

 闇の炎がサンダー・ジャイアントの巨体を包み込んで焼却させていく。

 

「ぐああああああああああああああああぁぁぁぁっ!!」

 

 十代 LP1100→200

 

 ダメージは《黒炎弾》を受けた時よりは低いが、闇の一撃にはかなりの痛みと衝撃があった。

 思わず、胸を抑えて蹲る十代。しかし、罠カードだけは、忘れずにしっかり発動させていた。

 

「っ、罠カード、《ヒーロー・シグナル》! モンスターが戦闘で破壊され墓地へ送られた時、デッキからレベル4以下のE・HEROを特殊召喚する……!」

 

 デッキからバブルマンを選択して、守備表示で特殊召喚していく。

 

 《E・HEROバブルマン》

 効果モンスター

 ☆4 水属性 戦士族

 ATK800 DEF1200 守備表示

 

「バブルマンの効果発動! このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、フィールドと手札に他のカードがない場合、デッキからカードを二枚ドローする!」

 

 手札ゼロから何とか回復していく十代。

 

「私はカードを三枚伏せてターンエンド」

 

 

 ダークネス 手札0枚 LP1100

 フィールド ダークネスD

 魔法・罠 リバース4枚

 

 VS

 

 十代 手札2枚 LP200

 フィールド バブルマン

 魔法・罠 なし

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

 ダークネスのフィールドには強力モンスターに加え、リバース4枚と、あからさまに誘いをかけている。攻めあぐねる十代だが、のんびりはしていられなかった。

 

「うわぁ!?」

「隼人君!?」

 

 下から隼人と翔の叫び声が聞こえる。見れば、彼らを覆っている光の膜の一部が消えてなくなり始めていた。

 

「翔! 隼人!」

「ま、まだ大丈夫なんだな! 十代、気張ってくれぇ!」

「アニキー! 頑張ってー!」

「待ってろ、すぐに助けてやる!」

 

 改めて、十代は自分が仲間の命も預かっていることを実感する。負ける訳にはいかない。

 

「俺は、墓地のネクロダークマンの効果発動! 一度だけ、『E・HERO』をリリースなしで召喚できる! 来い、エッジマン!!」

 

 《E・HEROエッジマン》

 効果モンスター

 ☆7 地属性 戦士族

 ATK2600 DEF1800 攻撃表示

 

 通常デッキに入る『E・HERO』の中でもトップクラスの攻撃力を誇るモンスター。こいつで突破口を開こうと、十代は攻めに出る。

 

「さらに、フィールド魔法、《摩天楼―スカイスクレイパー―》発動! このカードの効果で、『E・HERO』が相手に攻撃するダメージ計算時、相手より攻撃力が低い場合、攻撃力が1000ポイントアップする!」

 

 これで、エッジマンの攻撃力は3600まで上がり、《真紅眼の闇竜》の攻撃力を上回ることになった。

 バブルマンの攻撃力と合わせれば、丁度ライフは1100――この攻撃が通れば倒し切ることが出来る。

 

「十代、落ち着け! 相手にはリバースカードが四枚も――」

「バトル! エッジマンで《真紅眼の闇竜》を攻撃! パワー・エッジ・アタック!!」

 

 《E・HEROエッジマン》 ATK2600 VS《真紅眼の闇竜》 ATK3300

 

 焦る十代と止める遊矢だが、既に攻撃宣言を終了してしまっているため、エッジマンは《真紅眼の闇竜》へ攻撃を仕掛けていく。

 

「おっと、その攻撃は通せない。速攻魔法、《皆既日食の書》を発動! フィールドのモンスター全てを裏側守備表示にする!」

「なっ!?」

 

 これにより、フィールドにいるエッジマン、バブルマン、《真紅眼の闇竜》全てが裏側守備表示に変更になり、実質バトルフェイズは終了となる。

 

「くっ、俺はカードを一枚伏せてターンエンド」

「このエンドフェイズ、君の裏側守備モンスターを表側守備表示に変更し、《皆既日食の書》で裏側守備表示にしたモンスターの数だけ君はカードをドローできる」

「俺はバブルマンとエッジマンを表側守備にして二枚ドロー!」

「では、君がカードをドローしたことで、私も永続罠カード、《便乗》を発動!」

「《便乗》だって!?」

「そう、君がドローフェイズ以外にカードをドローしたことで発動が出来る。以後、君がドローフェイズ以外でカードをドローする度に、私もカードを二枚ドローできる」

 

 ちなみに、先程の《カード・ガンナー》やバブルマンの効果の時に《便乗》を発動しなかったのはミスではない。《便乗》の発動は、“~時の任意効果”に該当するため、発動タイミングを逃す場合は発動できないのだ。

 ダメージステップ時には任意効果の発動は出来ず、今回の《カード・ガンナー》の場合、戦闘で破壊されたダメージステップ時に発動したためタイミングを逃す。

 同じく、バブルマンもダメージステップ終了時に《ヒーロー・シグナル》の効果で特殊召喚してドローしたため、タイミングを逃していた。

 逆に一度発動した後の《便乗》は強制効果になるため、どんな状況でもドローが可能になる。ダークネスは、そのためにわざわざ十代にカードをドローさせたのだろう。

 

 

 十代 手札2枚 LP200

 フィールド バブルマン、エッジマン

 魔法・罠 スカイスクレイパー、リバース1枚

 

 VS

 

 ダークネス 手札0枚 LP1100

 フィールド セット1体

 魔法・罠 《便乗》、リバース2枚

 

 

「よくわからないけど、ドローされるってなら、これ以上、ドローカードを使わなければいいだけだ!」

「確かにそうだ。でも、それならドローさせるまでのことだよ。私のターン!」

 

 手札ゼロのダークネスがカードを引く。望みのカードが引けたのか、嬉しそうな笑みを浮かべた。

 

「私は速攻魔法、《記憶抹消》を発動! このカードの効果により、相手の手札が三枚以下の場合、デッキに戻してシャッフルし、戻した枚数ドローしなければいけない」

 

 強制ドロー効果――これにより、十代は嫌でもカードをドローしなくてはいけない。

 

「さぁ、カードをドローしたまえ」

「……俺は二枚を戻して、二枚ドロー」

「フッ、君がカードをドローしたことで、私もカードを二枚ドローする! ありがとう、十代」

 

 しかし、《記憶抹消》などの相手にカードをドローさせるカードがあるとはいえ、《便乗》は相手への依存が大きすぎるカードだ。

 今回は十代のデッキが融合を多用する都合上、ドローカードが多く入っているから機能するかもしれないが、そうでなければ発動できずに腐ってもおかしくないカードだった。

 常時デッキに入れるには難し過ぎるカードと言ってもいい。おそらく、セブンスターズは何らかの手段で、こちらの情報を得ているのではないか――と、遊矢は考える。

 十代は《強欲な壺》、《天使の施し》、《悪夢の蜃気楼》などの禁止カード群もそうだが、バブルマンや《ホープ・オブ・フィフス》、《ヒーローの遺産》などの大量ドローから逆転へのカードを揃えていくデュエルが多い。相手がそのことを知っていれば、メタカードとして《便乗》をチョイスするのもギリギリ理解出来た。

 

「さらに私は《真紅眼の闇竜》を再び攻撃表示に変更し、永続罠、《真紅眼の凱旋》を発動! 自分フィールドにレッドアイズモンスターが存在する場合、墓地の通常モンスター一体を特殊召喚できる! 私の場に《真紅眼の闇竜》がいるため、《真紅眼の黒竜》を特殊召喚!」

 

 ダークネスドラゴンに並び立つように、ブラックドラゴンが復活し咆哮を上げる。

 

 《真紅眼の黒竜》

 通常モンスター

 ☆7 闇属性 ドラゴン族

 ATK2400 DEF2000 攻撃表示

 

「これで、墓地のドラゴン族が減り、ダークネスドラゴンの攻撃力も下がってしまう――が、私は《竜の霊廟》を発動! デッキからドラゴン族モンスター一体を墓地に送る」

 

 そう言って、ダークネスは二枚目の《真紅眼の黒竜》を墓地へ送っていく。

 

「そして、この効果で送られたのが通常モンスターだった場合、さらにドラゴン族モンスター一体を墓地に送ることができる。私は《真紅眼の飛竜》を墓地へ。これで、ダークネスドラゴンの攻撃力はさらにアップする!」

 

 墓地のドラゴン族が四体に増えたことで、ダークネスドラゴンの攻撃力が1200アップした。

 

 《真紅眼の闇竜》 ATK2400→3600

 

「さぁて、そろそろステージも閉幕と行こう。私は罠カード、《奇跡の軌跡》発動! 自分フィールドの表側攻撃表示モンスター一体を選択し、相手にカードを一枚ドローさせる。選択したモンスターはエンドフェイズ時まで攻撃力が1000ポイントアップし、一度のバトルフェイズ中に二回までモンスターに攻撃することが出来る! 私は《真紅眼の黒竜》を選択!」

 

 《真紅眼の黒竜》 ATK2400→3400

 

「くっ、《奇跡の軌跡》の効果でカードを一枚ドロー!」

「再び、《便乗》の効果でカードを二枚ドロー! バトルだ、《真紅眼の黒竜》でバブルマンを攻撃! ダーク・メガ・フレア!!」

 

 《真紅眼の黒竜》 ATK3400 VS《E・HEROバブルマン》 DEF1200

 

 当然、敵うはずがなく、ブラックドラゴンの黒炎で、バブルマンが蒸発していく。守備表示故にダメージはないが、《奇跡の軌跡》の効果でブラックドラゴンにはもう一度モンスターに攻撃が出来た。

 

「次! 《真紅眼の黒竜》で、エッジマンを攻撃! ダーク・メガ・フレア!!」

 

 《真紅眼の黒竜》 ATK3400 VS《E・HEROエッジマン》 DEF1800

 

 バブルマンと同様に、強化された黒炎で焼却されていく。これで十代のフィールドにモンスターはいなくなった。

 

「フィナーレだ! 《真紅眼の闇竜》で遊城十代にダイレクトアタック! ダークネス・ギガ・フレイム!!」

 

 《真紅眼の闇竜》 ATK3600 VS十代 LP200

 

「罠カード、《ヒーロー・スピリッツ》! 自分の『E・HERO』が戦闘で破壊された場合、そのターンのバトルフェイズ中に発動! 相手モンスター一体からの戦闘ダメージをゼロにする!」

 

 十代の命を奪わんとする闇の炎が、ヒーロー達の魂によって防がれる。

 

「凌いだか……ならば、メインフェイズ2で魔法カード、《馬の骨の対価》を発動! 通常モンスターであるレッドアイズを墓地に送り、カードを二枚ドロー!」

 

 永続罠、《深紅眼の凱旋》で、何度でも蘇生出来るが故に、コストとして簡単にレッドアイズを墓地へ送っていく。

 同時に、《深紅眼の闇竜》の攻撃力が上昇した。

 

 《真紅眼の闇竜》 ATK3600→3900

 

「カードを三枚伏せてターンエンド」

 

 

 ダークネス 手札1枚 LP1100

 フィールド ダークネスD

 魔法・罠 《真紅眼の凱旋》、リバース3枚

 

 VS

 

 十代 手札3枚 LP200

 フィールド なし

 魔法・罠 スカイスクレイパー

 

 

 ターンが回る毎に、十代も焦りも増していた。相手の防御が突破できない。後一息が押し切れない――翔と隼人を守る光の膜も徐々に減り、暑さを感じている。あのままでは火傷や脱水症状になるのも時間の問題だろう。

 だが、焦りと同時に体の消耗も増している。十代もこれまでのダメージでかなり体にガタが来ていた。

 

「俺のターン!」

 

 しかし、活路はある。相手にドローをさせることで、ダークネスは手札を補充しているが、それだけ十代の手札も補充されているということだった。

 このドローで四枚になり、十代もいち早くダークネスを倒そうと戦略を考えていく。

 

「魔法カード、《融合回収》! 墓地のスパークマンと《融合》を手札に加える! そのままスパークマンを召喚!」

 

 《E・HEROスパークマン》

 通常モンスター

 ☆4 光属性 戦士族

 ATK1600 DEF1200 攻撃表示

 

 墓地から回収されたスパークマンがポーズを決める。

 

「さらに、《O-オーバーソウル》を発動! 墓地の通常モンスターの『E・HERO』を復活させる! 来い、クレイマン!」

 

 《E・HEROクレイマン》

 通常モンスター

 ☆4 光属性 戦士族

 ATK800 DEF2000 守備表示

 

 スパークマンに並ぶように、クレイマンも復活し、これでレベル4のモンスターが二体揃った。

 

「さらに、魔法カード、《R-ライトジャスティス》! 自分フィールドの『E・HERO』一体につき一枚、相手の魔法・罠カードを破壊する!」

 

 セットカードが二枚破壊される。消えたのは、相手攻撃モンスターを全て破壊する《聖なるバリア―ミラーフォース―》と、効果ダメージを相手に返す《地獄の扉越し銃》だった。

 完璧な防御態勢を敷いていたダークネスだが、リバースカードの半分を失い、面倒くさそうな顔をする。

 

「俺は、レベル4のスパークマンとクレイマンでオーバーレイ!」

「エクシーズ召喚か!」

「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築! 新たな英雄よ、逆境を跳ね返す力をその手に、平和への礎となれ! エクシーズ召喚!!」

 

 どうやらダークネスは、エクシーズ召喚は初見のようで、ようやくその余裕の表情に陰りが出てきた。

 

「――現れろ、《№39希望皇ホープ》!!」

 

 《№39希望皇ホープ》

 効果モンスター エクシーズ

 ランク4 光属性 戦士族

 ATK2500 DEF2000 攻撃表示

 

 そんな中、光の戦士が闇を切り裂かんと現れる。しかし、ホープだけではこの状況を打破することは出来なかった。

 

「だが、ホープとて、ダークネスドラゴンには敵わん!!」

「まだだ! 行くぞ、あの竜との戦いで見せたお前の力を見せてやれ! 俺は希望皇ホープでオーバーレイネットワークを再構築!」

「なっ!?」

「オーバーレイネットワークを」

「再構築だと!?」

 

 エクシーズ次元のプレイヤーがしばしば行う上位の召喚法――当然、この世界ではまだ誰もそれを行ったことはない。

 ダークネスは当然として、仲間の明日香や万丈目までもが驚愕する。遊矢もまた、十代がそのレベルまで来ているとは思わなかったようで、かなり驚いた表情をしていた。

 

「光の中より混沌と共に出でよ、希望の翼――カオスエクシーズチェンジ! 現れよ、《C№39希望皇ホープレイ》!!」

 

 《C№39希望皇ホープレイ》

 効果モンスター エクシーズ

 ランク4 光属性 戦士族

 ATK2500 DEF2000 攻撃表示

 

 白いホープとは正反対の黒いホープ。これが、十代が新たに会得したエクシーズのもう一つ先の力――

 

「行くぞ! 希望皇ホープレイの効果発動! オーバーレイユニットを一つ使い、ターン終了時までこのカードの攻撃力を500アップし、相手モンスター一体の攻撃力を1000下げる! オーバーレイ・チャージ!!」

 

 当然、十代は三つ全てのオーバーレイユニットを消費し、ホープの攻撃力を1500上げ、《真紅眼の闇竜》の攻撃力を3000下げた。

 

 《C№39希望皇ホープレイ》 ATK2500→4000

 《真紅眼の闇竜》 ATK3900→900

 

「ならばこちらは、《深紅眼の凱旋》の効果で、墓地から《深紅眼の黒竜》を守備表示で特殊召喚する!」

 

 《真紅眼の黒竜》

 通常モンスター

 ☆7 闇属性 ドラゴン族

 ATK2400 DEF2000 守備表示

 

 壁を増やしたのかもしれないが、これで《深紅眼の闇竜》の攻撃力はさらにダウンする。

 

 《真紅眼の闇竜》 ATK900→600

 

「今度こそ終わりだ! 希望皇ホープレイで、《真紅眼の闇竜》を攻撃! ホープ剣・カオススラッシュ!!」

 

 《C№39希望皇ホープレイ》 ATK4000 VS《真紅眼の闇竜》 ATK600

 

 新たな力――ホープレイの一撃が、ダークネスの化身を倒さんと剣を振るっていく。

 全員が息を飲んで見守る中、ホープレイの剣が、遂に《真紅眼の闇竜》の首を切り裂き、フィールドに大爆発を起こした。

 

 

 

 




 原作との変化点。

・#29『VSダークネス(前編)真紅目の黒竜の挑戦』より、鍵を守るメンバーに遊矢が追加された。
 教師とかもありなら選ばない理由もなく、大徳寺枠に収まった。

・火山に手にされたメンバーに遊矢と万丈目が追加された。
 墓守のペンダント詐欺にあって遊矢が激おこしている。

・十代がダークネスに翻弄されている。
 急がなきゃいけないから十代も焦っている。

・ホープレイを出した。
 あれしてこうした。雑な強化。



 デュエル内容変更点。

・ダメージステップ終了時のバブルマン効果で便乗を発動していたため、発動するタイミングを変えました。
 変更後は、足りない手札をドローカードで補いつつ、相手にドローさせる効果を使って便乗を発動しています。

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