東方紅魔郷のEXステージ前のフランドールの前日譚です。

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フランドール・スカーレットの脳内日記

1日目

 

ここは真っ暗だ。

 

明かりはどこにも無い。

 

私が望んでここにいるのか。彼女たちの命令でここにいるのか。

 

恐らくその両方だと思う。

 

館にいる妖精を捻り潰したからなのか。

 

心当たりはあまりにも多すぎて、ただ光の無い暗闇にいる自分の事しかわからない。

 

こころのなかで日記を書こう。

 

誰にも読まれない。心の日記を。

 

 

37日目

 

やることが無いのでうたをうたった。

 

かごめかごめと闇の中で歌う。

 

壁の間隔すらもわからなかったが、ただ、何も見えない中にエコーだけが壁の存在を実感させた。

 

時間を流すにはそうするしか無かった。

 

どこからともなく出てくる金属のトレーの上に乗るコップの赤い水だけが、時間の流れを知る機会だった。

 

それが朝なのか夜なのかもわからないのだけれど。

 

467日目

 

悪意。邪悪。それらが内圧の中に蓄積されていく。

 

私は悪魔だ。

 

だから、邪悪を持つのも本能である。

 

悪意を育てるには闇がいい。

 

何も見えない闇の中でこそ、悪意は育つ。

 

だから”この場所”で良いのだ。

 

1275日目

 

私は誰だっただろうか。

 

もう、館の主の名前も、その従者の名前もあまり思い出せない。

 

髪の色はどうだったか?

 

顔はどんなだった?

 

思い出そうとしても思い出せない。

 

ただ、内なる悪意の波紋

だけが、加速する振り子のようにぐるぐると力を増していく。

 

これならいつか・・・

 

27543日目

 

レミリアの言葉を疑った。

 

それはしかし言葉通りの意味を持たず、力を持つためには魔法の力を借りるべきだったと思う。

 

闇の中で咲夜が妖精の力を肉塊の中で語りだした時いつも吸血鬼は月の光を願っていた。

 

日の光が毒だったかと言われると、いつも本を読んでいる魔法使いが殺した。

 

そうしてトレーの上にあるパチュリーはかごめかごめの赤い月だった。

 

 

95471日目

 

それがどういう光だったのかはわからないがいつもレミリアは私を避けていてそれを嫌った私が人間を殺したから今私はここにいるのかと言われるといつも私は不安になって好きという気持ちを向ける相手など居なかった事がまた時間を止める従者がこの幻想郷にいる彼女らへ光へと導いて殺すのかと暗闇に向かって叫んだ。

 

私の体が4つに分離した。

 

いつか私はゼロにする事ができる。

 

 

163909日目

 

人間の味と従者の味の比べ合いの果てに残されていたのは暗闇の波紋のだけで4人である私の言葉通りに分裂をした私は分裂を繰り返していてその波紋のみが蓄積されて、赤い月と赤い空の中で空が落下するのは妄想ではなく私の実行可能な妖精たちの踊りの幻覚の中で、ずっと恋について考えていたの。わかる?恋の迷路はいつだってカタストロフに繋がっていて4つに分裂した私の心はいつだって時計の音のように揺れる心はきがふれていると私を傷つけた貴方達は全員死んでいて赤い空は私が殺した人間の血が空に飛んでいったからで、幻想郷はいつだって幻覚と幻聴。だから精神が分裂している私は正常なの?わかる?それがわからないなら死んで。ずっと私はここにいるから。かごめかごめと歌う中で籠の中にいるのは私なのかそれとも幻想郷にいる存在全てなのかわからない私はずっとわからないままでずっとレミリアの首を時計の針にすべきだった。

 

いつかそして誰も

 

 

180675日目

 

それは証明された数式のようだった。

 

全てをゼロにするパワーを手に入れた。

 

闇の中での言葉の連鎖こそが邪悪を醸造させる最高の手段だった。

 

”この波紋”は、全てを破壊する。

 

幻想郷の全範囲。そして外の世界さえも完全に破壊する事ができるだろう。

 

【ここにたどり着くために、私はずっとここにいた】

 

まずはこの館にいる全員を殺す。

 

 

 

495年の波紋によって、私は全てを破壊する。

 

 

赤と黒の鮮血の光が、円を描いて拡散を繰り返していく。

 

それらは無限の万華鏡のようにリフレクション。反射を繰り返して、無限に分裂を伴う増殖を繰り返す。

 

そしてその光は接触するもの全てを破壊できる。

 

これまで495年、闇しか無かった世界に光が見えた。

 

全てをゼロにできるまでもうすぐだった。

 

 

 

その時、会った事も無い巫女と魔法使いの幻覚が見えた。

 

その幻覚がどういう意味かはわからなかったけれど。

 

 

 

 

 

 

 

このせかいで、だれひとりとして、コンテニューなどできなくさせてやる


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