原作:魔法少女まどか☆マギカ
タグ:憑依 クロスオーバー 鬱フラグクラッシャーズ 魔法少女まどか☆マギカ ロム兄さん ロム姉さん? シリアス……シリアス? 待てぇい! ←な、何者! ←貴様らに名乗る名はないっ! マミさんを救い隊 あとがきに裏設定あり 憑依
ズール皇帝こそが正義だ!!
五飛……。
「せっかくのところ悪いけど、一気に決めさせてもらうわよ!」
リボンが、ぬいぐるみを捉える。
マスケット銃から銃弾が雨のように降りかかり、愛らしいぬいぐるみを貫き、弾く。
地に落ちるぬいぐるみを、銃の先でとらえ、頭を打ち貫く。
「マミさんすごい!」
黄色い魔法少女。
物陰から声援を送る桃色の髪の少女ににこりと笑いかけると、彼女のリボンがマスケット銃に巻き付く。
少女の心は満たされていた。
今まで孤独に戦い続けた少女。
後輩ができた。ただそれだけのことだったけれど、彼女はとても幸せな気持ちになれたのだ。
もう一人で戦う必要なんてない。
もう私は、一人ぼっちじゃない。
――――もう、何も……怖くない。
リボンがほどけていく。
手に持っていたの銃身が巨大化したマスケット銃。
それをぬいぐるみの魔女へとむけ、ねらいを定める。
「ティロ……」
さらに巨大化する銃。
もはや少女には支えきれず、固定する足が銃自身についている。
魔力を迸らせる銃口。
それは今まさに魔法少女、巴マミの晴れ舞台を飾らんと輝いていた。
「フィナーレ!!」
弾丸がぬいぐるみを貫く。
その弾丸はそのまま大穴をあけ、そして決着はついた……。
「え?」
ぬいぐるみの口から黒い化け物が飛び出す。
鋭い牙を光らせ、今にも少女の首を食いちぎらんと襲いかかる。
「マミさん!?」
少女が状況を理解し声を上げる。
しかし、その口は無残にも。
少女の首を……。
「待てぇい!!!」
どこからともなく聞こえてきたその女の声。
そして、その女の影は、先程まで魔女が座っていた椅子の、もう片方に立っていた。
「悪の暴力に屈せず、恐怖と戦う正義の気力!
人、それを“勇気”という!」
『な、何者ですか!』
((え?魔女って喋るの?))
今、この場にいる少女の心が一つとなった。
「貴様に名乗る名はないっ!
とうっ!」
女の影がその椅子を蹴り飛ばして飛び上がる。
青い兜、青、白、赤の三色で構成された体のラインがでる変わった形の鎧を纏うその男は、兜の頬からフェイスガードのようなものを展開し、少女の前で停止した魔女へと肉薄した。
「天空宙心拳、稲妻二段蹴り!」
高速で魔女へと二回蹴りを食らわせる。
魔女はあっけなく吹き飛び、自らの結界のケーキへと突撃していった。
「そこの少女、大丈夫か。
君たちの勇気、見せてもらった。
あとは私に任せろ!」
「待ってください!
あれは魔女と言って、普通の人じゃ手に終えな……!」
「天空宙心拳の前には、無力!
魔女シャルロッテよ!お前の最期の叫びを聞かせてみろ!」
女はマスクの奥の瞳を更に耀かせると何時の間にか握っていた剣を天に掲げ、叫ぶ。
「剣狼よ!勇気の雷鳴を呼べ!」
雄叫びとともに雷鳴が鳴り響き稲妻が男彼女を貫く。
閃光の中に女が消え、同時に青い鋼の体を持つ者が現れて名乗りを上げる。
「闇在る所光あり、悪在る所正義あり、天空よりの使者ケンリュウ参上!」
ケンリュウから聞こえるその声は、先ほどの彼女と同じものであった。
魔女がその巨体を起こし、ケンリュウを噛み砕こうとその口を大きく広げて接近していく。
「天空真剣」
対するケンリュウは全く動じず。
なにかを待っているように静かに、そして冷静に魔女を見据えていた。
そして、魔女が間合いに入った瞬間、ケンリュウの持つ剣、“剣狼”が振るわれる。
「……?」
魔女は、何が起きたかわからないようにきょろきょろと辺りを見渡している。
気づいていないようだ。
自分が既に、真っ二つにされていることに。
「円月切り」
周囲には、鮮やかな剣閃が世界を彩る。
女が呟く瞬間、魔女シャルロッテは自らが死んだことすら気づかずに、二つに裂けてグリーフシードへと変わった。
「あ、あなたは一体……?」
マミが女へと問いかける。
ケンリュウはいつの間にか消え、最初にいた女の姿。
彼女は顔だけこちらに向けると、答えた。
「名乗る程のものではない。
だが、あなたが戦い続けるというなら、また何時か、ともに戦う時が来よう」
マミの瞳を見つめてそう言葉を残すと悠然と去ってゆく謎の女。
その顔は幼く、マミと同じくらいの年齢だろうか。
横顔に、わずかにちらつく青い髪を揺らしこちらをちらりとみると、歩き出した。
その背中にマミに駆け寄っていた桃色の少女が声をかける。
「あの、何処へ行くんですか?」
「全ては、剣狼の導きのままに」
消え行く結界の中に消える女の背を見るマミの眼は、勇気に溢れていた。
設定厨の裏設定タイム
主人公 ???
称号 憑依者
憑依対象 美樹さやか
前世を持つ憑依者。
名前も、家族構成ずらわからない。
しかし、前世があったということ、そして前世で大好きだったアニメや漫画、ゲームなどの知識だけを覚えている。
そのおかげで、自分が美樹さやかであることに気付き、急いでQBを探す。
「俺を魔法少女にしやがれぇ!」
願いは「守れる力が欲しい」。
優しい両親、幼馴染、親友を救うべく、ついでに先輩と転校生も救うべく。
彼女は魔法少女になるため、契約をした!
「なにこれ」
クロノス人のお兄さんみたいになった。
名前:美樹さやか(ロム)
性別:女性(精神はどちらかわからないので若干女性寄りの男勝りとなっている)
所属:見滝原中学二年
特技:カードゲーム、天空宙真拳
好き:アニメ、ゲーム、漫画、カードゲーム、ウルトラマン、かわいいもの
苦手:諸悪とピーマン
天敵:現代兵器、数学
保有スキル
天空宙真拳:A
クロノス星に伝わる拳法・天空宙心拳。
これにより、彼女は生身のまま巨大な魔女と戦うことも可能
心眼:B
敵の動きを見切り、見えないものをも見切る心の眼。
これによって、天空宙真拳はさらなる強さを得る。
英雄の心:-
決して絶望せず、濁らぬ魂
これにより、永遠に魔女となることはない
合身:-
剣狼を使い、蒼い巨人、ケンリュウ
赤い巨人、バイカンフーに合身することができる。
ステータス
筋力 S(正拳突きで三階建ての豪邸を粉々にする程度)
体力 A(フルマラソンを走っていい汗をかく程度)
スピード A(スポーツカーと並走できる程度)
魔力 C(使うのは剣狼、ケンリュウ、バイカンフーを呼び出すときのみ)
幸運 C+(一般的な人間より少し高い程度)
耐久 B+(鍛え上げられた()体)
“剣狼”
柄が金色の剣。鍔に「狼の紋章」が刻まれており、さやかはこれを使いケンリュウやバイカンフーに合身する。
この世に一本しかなく、時を超え、次元を超えた存在であり、様々な持ち主が存在する。
彼女の場合、柄にソウルジェムが埋め込まれている。
“ケンリュウ”
剣狼で呼び出される蒼き巨人。
全高3.33m、重量33t。光のエネルギーが頂点に達した時、剣狼は次元の壁を超えて、ケンリュウを呼び寄せられる。
さやかはケンリュウと合身する事により、その力を数十倍に高める事ができるようになるのである。
剣狼の柄に埋め込まれたソウルジェムは、心臓部分に埋め込まれている。
“バイカンフー”
剣狼で呼び出される赤き巨人。
全高5.76m、重量59t。最高速度M1.0。
「天よ地よ、火よ水よ…我に力を与え給え!」とさやかが唱え、剣狼を空中に投げ上げる事でパイルフォーメイションが発動、さやかの意思を受け、剣狼が空中で光となると、時を超え、次元を超え、パイルフォーメイションは完成する。
バイカンフーは地上全てのエネルギーとシンクロし、自然現象さえも変えるパワーを出すことが可能となる。
一部wikipediaより引用しました。