はるか昔、我々が思うよりもさらに古く、今ある文字にも残されなかったときのこと。そこには、多種多様な人種と、さまざまにして摩訶不思議な力ある者たちが交わる世界が広がっていた。
この書では、口伝により伝えられてきたその歴史を、一部でもよいから筆写することを試みるものである。そのために、とりあえず、当時を生きたとある人物の耳目を借りて記そうと思う。その人物とは、ドワーフのオインである。
彼は、一般にドワーフと言われて想像されるところの、肉体矮躯なれども頑健強靭、性は他種族に対して排他的で強情、技能を得意として、他種族に珍重される逸品を作り出す、という固定概念からそう離れるものではないけれども、旅好きで他種族に対してもそれなりに人好きのする性格であった。
このオインの視点から歴史を追うにあたって、いきなり何年のどこそこでこんなことがあったと書いても味気ないことだし、まずはドワーフの生態と文化から記していきたいと思う。そのほうが読者諸氏としても多少歴史に興味がもてるであろうし、筆者としても読者諸氏に苦痛と退屈を味合わせるのは本意でないから、ここはご了承いただきたい。
この書では、口伝により伝えられてきたその歴史を、一部でもよいから筆写することを試みるものである。そのために、とりあえず、当時を生きたとある人物の耳目を借りて記そうと思う。その人物とは、ドワーフのオインである。
彼は、一般にドワーフと言われて想像されるところの、肉体矮躯なれども頑健強靭、性は他種族に対して排他的で強情、技能を得意として、他種族に珍重される逸品を作り出す、という固定概念からそう離れるものではないけれども、旅好きで他種族に対してもそれなりに人好きのする性格であった。
このオインの視点から歴史を追うにあたって、いきなり何年のどこそこでこんなことがあったと書いても味気ないことだし、まずはドワーフの生態と文化から記していきたいと思う。そのほうが読者諸氏としても多少歴史に興味がもてるであろうし、筆者としても読者諸氏に苦痛と退屈を味合わせるのは本意でないから、ここはご了承いただきたい。
| ドワーフという人種について | |
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