名探偵 毛利小五郎   作:和城山

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結局、キンクリダイジェスト風になり、まあ、プロローグっぽい長さのプロローグになりました。
力尽きた旧序章自体は、一応これからも残しておきます。無計画なオリジナルほど恐ろしいものはないって、ちゃんと学びました。
大変にお騒がせいたしました。ホントすみません。


序章 水晶天使の心臓(カルディアエイドス)
01.或る探偵の死


 四方を炎が囲い込んでいるので、辺りは明るく、その向こうに見える夜空は、だから余計に遠く感じられた。

 瓦礫のなか、血だらけで寝転がる毛利小五郎は思う。

 

 ――ああ、死ぬな、こりゃ。

 

 どこか近くで、再び、何かの爆発音が響く。小五郎の居る空間を取り巻く炎もまた、一段とその勢いを新たにした。

 彼のいるそこは奇跡的にまだ燃えてはいないが、肌をジリジリと焦がす熱気に、じきに己も燃えるな……と小五郎は悟る。

 

 と、そこで、崩れた天井から夜空を眺めていた彼の目に何かが映りこむ。

 

 白く大きな満月を背後に、ライトをこちらに向けながら、なんとか近づこうとしては強風に、そしてそれに煽られてどんどんと勢いを増していく炎に、依然として近づけないでいる――一機のヘリコプター。

 

 蘭に、英理に、そしてコナン――娘と妻と、クソ生意気な居候坊主。自身の家族が今、乗っているはずのヘリコプターだった。

 

 まだ俺を助けようとしているのか。思い、そして――

 

 

『ダメえッ!! お父さん!! お父さんッ!!』

 

 

 つい先ほどに聞いた娘の悲鳴が、幻聴となって脳裏に響く。

 叫び、こちらへと手を伸ばす娘の顔は涙で濡れていて、その奥でこちらを見ていた妻は、煤で汚れてもなお美しいその顔を悲愴と絶望の色で塗りつぶしていた。

 血のにじむ腹を手当てしていた怪盗キッドの小僧も、たいして関係はない癖に沈痛そうな表情で――せっかくこの身と代えて助けてやったはずの砂利坊主はといえば、妻にも劣らぬ絶望の顔だった。

 

「ああ……」

 

 吐息が漏れる。

 

『このクソ坊主! 助けてやったんだ!! そんな顔をするんじゃあねえ!!』

 

 あのとき。離れ行くヘリコプターには、かろうじてそれだけの言葉を投げることができた。

 突如バランスを大きく崩したヘリコプターから、落ちそうになった――否、ほぼ落ちて滞空していた一人のガキ。咄嗟にそいつの腕を捕まえて、機内へ引きずり込んだはいいものの、代わりにバランスを崩して落っこちた人間が、小五郎だった。

 

 ……わずか五メートルに満たない位置からとはいえ、瓦礫の散乱した堅い床である。小五郎は咄嗟に受け身を取ったが、流石に気休めにしかならなかった。ヘリより落下するその前から、もともと重症の身体だったのだ。もう、動くことすらままならない。そんな痛みに悶える体で、それでも大声を張り上げることができたことは、我ながらよくやったと思っている。強風とそれによって勢いを増す炎から急いで退避をするヘリコプターにも、きっと聞こえていただろう。

 

 が、今となっては、もう少しなんとかならなかったのだろうか……などとも考え始めてしまう。

 

 状況を見る限り、この後ヘリコプターが小五郎の声を拾えるほど近づけることはもうないだろう。ましてや、彼を救出するなんてことも。

 ……それならば、もう少し。

 もう少しだけ、遺言らしい家族への言葉を言っておいたほうがよかったのではないか。

 そんなことを、考える。

 

 考えて……そこで、小五郎は携帯電話があったではないかと気がついた。

 

 痛みに震える手で、スーツのポケットをまさぐり、旧型の折り畳み式携帯電話を取り出す。見ると器体表面に大きな罅が入っていたが、蓋を開けばどうも普通に使用できるようだった。

 

 そしてメールを打とうとして、だが、携帯電話は手から滑り落ち、一度床で跳ねてから、そばまで寄ってきていた炎のなかへと飛び込んだ。

 震える手を見ると、赤い液体でぬめらかに濡れている。

 

 

 ――ああ、俺の血だ。

 

 

 血で、電話が滑ったのか。小五郎は理解した。そして、こんなに傍まで炎が近づいていたことにすら気づかなかった自身の状態が、もうどうしようもなく死の一歩手前なのだということも、理解した。

 

 

 と、ここでまたどこかが爆発した。そしてその拍子なのか、炎に呑まれかけている小五郎のすぐ隣に、なにか大きなものが倒れこみ、そして砕け散った。

 

 

 その音に小五郎が目をやれば、そこには透明な輝きを見せる水晶の欠片の山があった。

 炎に包まれた鉄筋ホテルの最上階ラウンジに、綺麗な水晶。……死と破壊の気配しか感じていなかった小五郎にして、その砕け散った水晶らはとても清らかな美しいものに見えた。

 が、そんな水晶らも、透明だった輝きはやがて炎の灼熱色に染まってゆき、さらには小五郎の垂れ流す紅の池に沈んでゆく。

 

 

 ――こんなところにこんなものがあっただろうか……。

 

 

 少しだけ朦朧とし始めた頭で小五郎は思考し、が、たいして苦労もなく思い出す。

 

 

 ――ああ、なんだ。あの天使像か。

 

 

 天使像。水晶で出来た、天使像。

 数か月前にギリシアのとある遺跡から発掘された、……考古学者いわく学術的にも美術的にも非常に高い価値を秘めているという、水晶で造られた天使の像。

 それは彼の怪盗キッドさえも誘き寄せるほどの宝石で、そしてだからこそ、「像の護衛」のために、発掘者である大学教授によって小五郎は探偵として依頼を受けたのだ。

 像のお披露目である今日、だから小五郎はこの場に居た。

 ……怪盗キッドが予告状を出したことでこのパーティーの注目度はさらに上がり、そして、小五郎の他にも中森警部をはじめとした警察が対キッドのための布石を幾つも施していた。

 だから、小五郎は思っていた。“これは、今日は楽勝だな”――と。

 

 

 ――だが、まさか。

 

 

 まさかそこに更なる乱入者、否、闖入者が現れるとは――重火器で武装した謎のテロリスト集団が現れるとは、小五郎や中森を含め誰も予測できてはいなかった。

 

 ――なんなんだ、あいつらは。

 

 小五郎は思う。

 

 ――なんなんだ、あの、一様に黒服を着込んだ、マフィアともどうも違うらしいあいつらは――いったい、何だったのだ。

 

 

 “奴ら”はまず、このビル全体に爆弾を仕掛け、そして次に、天使像を奪うために現れた怪盗キッドを射撃した。

 血にまみれて倒れ、逮捕するべくして集まっていたはずの警官らに保護されるキッド。発生する電波障害。順々に爆発するビル。

 人々はパニックに陥り、そんな混乱した避難のさなかでコナンや蘭、重傷だったはずのキッドの行方が不明となった。

 小五郎がそれを知ったのは最後の避難者として地上に降りてからで。止める警察らの手を振り切って、彼は単身、燃えるビルへと引き返した。

 そして最上階。爆破により天井が崩れ、夜空が露出したそのホールにて、黒服の男らと天使像をめぐる対決をしていたキッド、コナン、蘭らの元へと間一髪で彼は間に合う。

 小五郎と同様に蘭たちの行方を追って引き返していた英理が、彼女たちをかばって黒服らの構える銃口の前へ立ちふさがった、丁度そのときに、小五郎はなんとか間に合ったのである。彼の飛び出た階段が、黒服たちの背後に位置していた幸運も手伝った。

 彼一流の柔道により、黒服たちは無力化し、拘束。ただその際に、腹を銃で撃たれてしまったが。相手は複数人だったのだ。この点については、仕方がない。家族らには傷一つなかったのだから、それで大金星であった。

 

 その後、あとは再び地上へ脱出するのみ、と若干に弛緩した空気になった途端に、そこで時限により爆破する更なる爆弾。この爆発により、小五郎が使用した業務用の階段も利用できなくなり、炎はいよいよ最上階までやってきていた。

 緊迫した空気が流れたが、そこに颯爽と近寄るヘリが一台。

 キッドの小僧が喜色満面で「ジイ!」と叫んでいたから、おそらくは噂に聞く彼の協力者だろう。「爺」なのか「寺井」なのかはわからなかったが、曲がりなりにも救出の恩ができることになるので、この情報を警察に流すことはやめておこうと思った。

 

 そして迫る火の手に追われるように、拘束した黒服を含めて全員がヘリコプターに乗り込み、さあ、脱出だ――と、そのときだった。

 

 ヘリが、どこからか狙撃されたのだ。

 おそらくは、黒服の仲間か何かが口封じやら何やらの目的で狙ったのではないかと思われた。

 

 幸いにも致命的な箇所に被弾はしなかったものの、驚いたパイロットにより機体は大きくバランスを崩し、そこで未だ開いていた扉からコナンが落ちて――。

 ――前述のようにして、小五郎が代わりに落ちたのだった。

 

 正直な話、突然に機体から転がり落ちたコナンを、重症の身体ながら伸ばした手で掴めたのは奇跡に近かった。

 まあ、それで自分が落ちているのでは、しょうもないことであると思う。

 

 ただ、まあ――。

 

 今となっては、これで良かったのかもしれない。

 

 いつのまにか、今日一日の出来事を回想していた小五郎は、もしかしてこれが走馬灯かと苦く笑う。

 

 どちらにしろ、自身は拳銃で撃たれて重傷だったのだ。それが、将来のある子供と引き換えに出来たのなら……大人として、あのガキの仮とはいえの保護者として、その責任は充分に果たせたのではないだろうか。

 

 じりじりと迫り、肌を焦がす勢いの熱に、小五郎は息苦しくなって咳き込んだ。

 

 そして頭上に視線を戻し、――炎の向こう、去ってゆくヘリコプターを見つける。

 

 ――ああ、行ってしまうのか……。

 

 自然にそう思い、そこで小五郎は自身が生存を諦めていなかったことを知り、自嘲した。あれほど大層な御託を並べておいて……それでもやはり、己は生きたがっていたのか。

 

 

 ――俺ってやつは、最期までかっこよくはできねえな。

 

 

 そんなことを思って、炎の向こう、暗く広がる夜空を眺める。

 去ってゆくヘリコプターを、恨んでいるわけじゃなかった。むしろ、何度か狙撃を受けながらも、しばらくの間、己の救出を試みようとしていた彼らには、感謝をしてもしきれない。それに乗っているのは、彼の愛する家族たちだ。

 さっさと行って、安全なところへ逃げるんだ――。先ほどまではそんなことも思っていたのだ。たしかに。

 ……結局行ってしまったら、落胆する己がいたあたり、本当に、しょうもないのだが。

 

 

「ああ……人生最後にしては、いい空だ……」

 

 

 熱気を放つ周囲の炎は邪魔だったが、その向こう、遥か遠く天に広がっている夜空は、とても綺麗だった。

 今までの38年の人生の中で、最も美しい夜空かもしれない。

 

「ああ、くそ……綺麗だなあ……」

 

 なぜか涙が止めどなく溢れ出て、仰向けに横たわる小五郎の頬を流れ落ちてゆく。

 

 炎の向こう、夜空に輝く満月だけが、彼の最期を見届けようとしていた。

 

 と、そこで、小五郎の視界のすみに赤い輝きが映り込む。

 

「――なんだ、これ……」

 

 横目で見ると、彼の顔のそば、広がる血だまりの中に、夜空の星の輝きに答えるように煌びやかに輝く、朱い拳大の結晶が転がっていた。

 周囲には同じような形状の水晶片がいくつも転がっているので、その結晶もまた例の水晶像の一部なのだろうとはわかった。

 

 ……しかし、あの天使像に赤い部位などあっただろうか……。

 

 思い、と、そのとき小五郎の頭の隅で先日に娘が言っていた言葉が蘇る。

 

 

 ――それでね、これがすごい不思議な話なんだけど。その天使像は、月の光に照らしたときだけ、心臓の部分が赤く輝くんだって!

 

 

 ――ああ、これがその「心臓」か……。

 

 思い出した小五郎は、たしかに神秘的で、綺麗な石だと感嘆した。

 こんなに美しいのなら、怪盗キッドや、あの黒服の男たちがあれほど躍起になって求めていたことも、少しは理解できるかもしれなかった。

 

 ……炎が、とうとう小五郎の周囲の血液にまで迫り、それを燃やし始めた。

 

 

 

 ――とうとう、最期の時が来るか……。

 

 観念したように小五郎は瞳を閉じる。

 目蓋の裏に、彼の今までの人生が駆け巡っていった。

 

 両親。幼少。妻との出会い。学生時代。娘の誕生。刑事時代。探偵時代。……

 

 そしてそんななかで、最後にふと、あることが思い浮かぶ。

 

 

 ――結局俺は、最後まで本当の名探偵にはなれなかったなあ……。

 

 

 ここ一年ほど、小五郎の心に暗い影を落として消えることなどなかった、あるひとつの思い。

 

 ――最後まで、形だけの名探偵だった……。

 

 重く、暗い、小五郎に巣食う一つの闇。

 

 それは、つまり、――『毛利小五郎』は、名探偵である。――という、それだった。

 

 それは最近にテレビや新聞のニュースを見ている者なら誰でも知っていることであり、実際の事実である――とされていることである。

 世間のほとんどの人間が、「毛利小五郎は名探偵である」という、それを真実だと信じて疑っていない。

 ――毛利小五郎、彼自身の、ただ一人を除いて。

 

 事件解決時の、記憶がない。

 

 最初にそれに気がついたのは、今はもう遠く昔に感じられる一年前、それも「名探偵・眠りの小五郎」が世間に認知されるようになるきっかけとなった事件だった。

 

 その事件以前の小五郎は、事情があったとはいえど妻を拳銃で撃ったという事実からくる自責により刑事をやめて探偵を始めたものの、まるでうだつが上がらず、あげくはその妻が家を出て別居を始めるという体たらくだった。

 

 しかし、その事件からは違った。

 

 捜査の最中に突然首筋に違和感が走ったかと思うと、気がつけば事件が無事に解決されたその後で。

 しかも周囲いわく、それを解決したのは小五郎自身なのだという。

 

 ――まったく、意味がわからなかった。

 

 だが、「お父さん、すごかったよっ」と自分をほめる娘や、「毛利君、君ももう立派な探偵なのだな」と感慨深げに言う刑事時代の上司。彼らのきらきらと輝く瞳を前にして「何をわけのわからないことを言っているんだ」と突き返すのは、小五郎にはどうしても憚られた。

 

 それまで娘には稼ぎの少なさや母親の不在から様々な苦労をさせていたし、上司だった目暮にはたびたび酒に誘うなどして気をかけてもらっていた。

 

 そして小五郎自身、自分に対する今までの周囲の目を気にしていなかったわけではなかった。娘の幼馴染がやれ高校生探偵だ、やれ平成のホームズだと紙面上でその活躍が載るたびに、小五郎は内心でひそかに激しく嫉妬し、羨んだ。

 朝、ゴミを出しに出るたびに、近所の奥様がたから向けられる「同じ町の、同じ探偵なのにねえ……」というような視線を、忘れたわけではなかった。

 

 だから。

 

 そのとき小五郎は、「俺だってな、本気を出せばこんなもんさ」と、そんな虚しい嘘を吐いたのだった――。

 

 

 また当時、どこか心の片隅では「もしかしたら本当に自分が事件を解決していて、しかしどこか記憶に障害が生じているだけなのかもしれない」と、そう思っていたのも事実である。

 

 しかし、その後いくらどんな病院へ通おうとも、小五郎のそれがはっきりこれこれこういう症例だと、そう病気扱いされることはなかった。

 

 

 ――脳に異常は見られない。血液検査結果から覚せい剤などの使用も勿論見られない。

 

 ――記憶を失う直前、首筋に鋭い痛みを感じることがある、と仰いましたが、やはり頸部にもなんら異常は見られませんでした。

 

 ――本当に、記憶がなくなっているのですか?

 

 ――なら、おそらく精神的な問題でしょう。

 

 ――そうでもなかったら、「どんな検査でも検出されない、特定の記憶のみを封印する効能の毒素」を塗ったなにか毒針かなんかで毎度首筋を刺されているのかもしれませんね。

 

 ――まあ、そんな代物があるわけはないですが。……もしかしたら、多重人格の可能性もあります。推理する時だけ、入れ替わってしまうというような。

 

 ――なにか、幼少期でつらいことを経験したことはありませんでしたか?

 

 

 それなりの期間を、病院で体の検査を受け、診療所でカウンセリングを受けた。そうしている間にも次々と事件は起こり、そのたびに「眠りの小五郎」が、小五郎の意識外で活躍した。

 

 やがて医者たちは、そろって小五郎に入院を勧めるようになった。

 

 この頃になると、小五郎はもう、「これ以上検査したってどうせ原因なんてわかりゃしない」と察し始めていた。

 

 これまでの検査やカウンセリングでさえ家族には黙っていたのである。入院などしたらどうしても家族に知られてしまう。

 

 家族は今、「眠りの小五郎」の度重なる活躍に喜んでいる。このままもしかすれば、別居した妻も戻って来てくれるかもしれない、と淡く夢想してしまう程に。

 だから。

 そんな雰囲気に水を差したくなくて、小五郎はひとり、黙ってこの奇妙な症状と付き合い続けることを選択した……。

 

 ――そうして現在へと至る。

 皮肉なことに、今まではたいして役に立ってこなかった、むしろ小五郎自身の推理力の低さにつながっていた生来の調子に乗りやすい性分が、ここにきて逆に幸いし、小五郎は誰にもその胸の内を感づかれることなく、自分自身がよくわからないままという道化である「名探偵・毛利小五郎」として、ここまで過ごし続けることができていた。

 

 

 ……だがその苦しみも、これまでだ。

 暑さに朦朧とする意識の中で、小五郎は思った。

 

 

 ――結局、俺は最後まで「本物の名探偵」にはなれなかったけれど。

 

 

 大きさを増す炎の音、熱さを増す熱。段々と薄れ、暗く深い闇の中へと沈んでゆく意識の中で、小五郎は、

 

 

 ――もしも来世があるってんなら、そのときは。

 

 

 ――そのときこそは、「本物」に……なりてえなあ……。

 

 

 最期にそう思って、そして……。

 

 

 

 

 ――こうしてこの日。一人の男が死亡した。

 

 

 そして彼と共に燃える中で、朱い水晶が異様に煌めきを増して輝いていたことを知る者は、誰もいない。

 

 

 To Be Continued…

 

 

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