八幡に最高の人生を歩ませてみた

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八幡に最高の幸せを

八幡はジャイ子と結婚した。

その理由は、のび太がしずかちゃんと付き合い始めたからである。

 

失恋したジャイ子だが、オタク気質で八幡と趣味があったので、徐々に二人は打ち解けていった。

ジャイ子と八幡の相性は悪くなかったので、周囲もお似合いだと応援した。

 

ジャイ子は優しい性格で、これまで八幡にこれほど優しくしてくれた女子はいなかった。

 

八幡は高校大学とジャイ子と付き合って、遂にジャイ子の大学卒業と週刊誌のメジャーデビューと同時に結婚する事になった。

 

ジャイ子は結婚しても妊娠しても仕事を続けていて、出産後も仕事に復帰することを決めていた。

 

漫画はジャイ子の生き甲斐でもあった。

 

 

生まれた子供は丁度八幡とジャイ子を足して2で割った顔をしていた。

つまり、どちらにも似ていた。

 

 

 

雪乃は葉山と付き合っていたし、八幡達の結婚式にも出た。

恐らくもうすぐ結婚するだろう。

結衣はよくわからないが、イケメンと付き合っていたし、平塚静は何時の間にか結婚していた。

皆幸せになっている。

 

材木座は独身だったが、今度小町と見合いをする予定がある。

材木座の父親が宝くじで五億円手に入れたので、チャンスかもしれない。

 

 

 

八幡は時折考える。

もしかするとジャイ子以外と結婚する可能性があったかもしれないと。

 

だが、そのような可能性がありながら、ジャイ子と出会い結婚出来た事が奇跡なのだから、ジャイ子をこれからも大切にしていこうと思った。

 

八幡はシシャモ漁師になっており、昔からは想像も付かない人生を送っているが、毎日に満足している。

 

ジャイ子と結婚して、子供も生まれて、仕事に誇りを持っている。

人生は素晴らしい事ばかりだ。

 

もう昔のようにバイトをバックレて、制服を着払いなどという日本人らしくない事はしない。

もし子供がそんなことをしたら、ゲンコツで分からせるだろう。

 

十年が経ち、子供が四人に増えた。

皆、八幡とジャイ子に良く似た子供達だ。

 

ジャイ子の漫画がアニメ化して、世帯収入は殆どジャイ子がカバーするようになったが、それでも八幡は仕事を辞めなかった。

シシャモ漁師に誇りをもっていたからだ。

そして、誰かに支えられる事を恥ずかしいとは思わず、ありがたいと素直に認められる様になったからだ。

 

八幡は昔から一人で何かを達成出来なかった。

いつも誰かに助けられて支えられてようやく達成出来ていた。

 

それは恥ずかしい事だと当時は思っていた。

しかし、そうではない。

それを否定してはいけなかった。

恥ずかしい事ではなく、ありがたい事だと。

 

だから、心からのありがとうを伝えればそれで良かったのだと。

 

 

 

 

 

八幡は、享年80歳で無くなったが、彼は愛する妻と子と孫に見送られた。

彼の最後は決してボッチでは無かった。

やはりその人生がまちがっている…………とは、誰も思わない。

八幡は幸せだった。

だからこのお話は、ハッピー・エンド。




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