呪術師のひとりごと   作:貿易商人

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日本は呪霊がいっぱい


日本は呪霊がいっぱい!夢いっぱい!

「これが呪霊か……」

「その……なんだ……茘じゃ殆ど居ないからな」

「うわ、気持ち悪い。でも、これが渚の見ている世界か」

 

日本は茘と比べて、呪霊がポンポンと出てくる。呪霊の強さはバラつきが酷く、単独で都市を滅ぼせるクラスター爆弾による絨毯爆撃で漸く倒せるような化物から木製バットで殴れば倒せるような弱い呪霊まで様々だ。しかし、呪霊はどれもカッコ良いとか可愛いとか言うような見た目は少なく……気持ち悪い気味が悪いと言った呪霊が多いのだ。

 

日本は呪術大国でもあり、呪術師が産まれる確率が非常に高い分、呪霊の発生率も高く……沢山の人々が行方不明に成っている。呪霊の被害は勿論、呪術を犯罪に用いる呪詛師の暗躍など様々だ。

茘から特使としてやってきた壬氏、李白、猫猫は渚が影に入れっぱなしで呪具と貸した簪などの装飾品を装備している。そのお陰か、呪霊が見えるのだが……初めてみる呪霊はおぞましく、関わりたくないのが正直な感想だった。

 

「で、特使御一行の呪術師はなにもんだ?」

 

そんな茘国特使御一行を五条家まで案内をしてくれることと成った、虎杖悠仁くんのご先祖様である虎杖兵馬は唖然としながら目の前で大暴れを繰り広げる1人の特使を指差した……そう、我らがハジケリスト 禪院渚くんちゃんであった。

 

「「「まあ、渚だし?」」」

「いや、あれは何処から見ても特級呪霊だからな!?特級呪霊の他にも、一級呪霊とかも混ざってるからな!?」

 

「イヤッホホホー!!てめーら、全員……地獄行き!!」

 

渚くんちゃんは游雲を片手で振り回しながら、偶然にも群れていた呪霊の皆様をボコボコにしていく。既に游雲は長い期間、渚の呪力に当てられてきた結果……術式を持たない純粋な力の化身と成った三節棍となって数多の呪霊をワンパンで潰していく。

 

「この……化物が!!」

 

渚と戦うのは頭富士山の特級呪霊。人間なんて雑魚だろ?と本気で思ってた頭富士山であったが、相手が余りにも悪すぎた。

頭富士山の名誉の為にも言うが、頭富士山は決して弱くない。なんなら渚が仮に居なかった場合の茘を単独で滅ぼせる程の力を持っており、令和の時代でも一級呪術師を瞬殺出来る強さを誇る。

 

「貴様のような呪術師が存在していい筈がない!!こんなの……こんなの……世界の理から外れている!!」

 

ギリッと頭富士山が叫ぶ。

 

「「「それに関しては激しく同意!!」」」

 

頭富士山の言葉に関して、同意の意見を叫ぶ茘国特使御一行の皆さん。そりゃそうだろう……何故なら頭富士山の目の前には……

 

「グルル!!」

 

汎用性の塊、どこでも使える場所を選ばない主戦力 玉犬渾。

 

「拙者が……来た!!」

 

我らが適応のチート!人気投票堂々の第一位!!困ったときの魔虚羅!!

 

と、此処までなら普通の十種影法術の使い手と変わらなかっただろう。えっ?他の十種影法術の使い手は魔虚羅を調服出来ないって?自爆技でなら魔虚羅使えるじゃろ?

だが、渚くんちゃんはこの2体の他に、彼等を出していた。

 

「グラァァァア!!」

 

爆雷を響かせる赤き龍。東洋に伝わる竜のように、細長い身体を持つ天空の化身はエジプト神話(ジャンプ)に伝わる、神の1つ オシリスの天空竜である。教えた梨花妃が原因である。

 

「ガメガァァア!!」

 

そして我らが茘、いや中国大陸が誇る四神の頂点に君臨する、大地の化身 玄武(渚のイメージの都合なのか、もはやガメラ)……水、地震(山脈)、冥府を操る権能を誇り……四神最強の力を遺憾無く発揮している。教えた阿多后が原因である。

 

「グルグル!!」

 

ブリテン……というかイギリスに伝わる伝説の魔物。猫なのか分からないが……白くもふもふとして人類では勝つことが出来ないビーストが1体。アーサー王伝説に出てきた怪物キャスパリーグまたの名をプライミッツマーダー。これは教えた玉葉のお姉さんが悪い。

 

「準備はOKかな?まっ聞いてないけど!!」

「ノォォォオオオオオ!!」

 

渚くんちゃんがかめはめ波のように、プラズマレーザーキャノン(鵺の雷撃+満象の水)を解き放ち、魔虚羅の一撃が、玄武の冥府パワーを込めた一撃が、オシリスの天空竜のサンダーフォースが、キャスパリーグの撫でるような一撃が頭富士山を跡形もなく消し飛ばした。

 

頭富士山、100年以上早く消え去ることとなった。

 

 

 

歩くこと暫くして、虎杖兵馬の案内で東京の五条家の豪邸にやってく来た特使御一行。だが、そこで彼等を待っていたのは……

 

「おっ、早かったな!」

 

女子のスカートをはこうとしていた、五条学であった。

 

「変質者だぁぁぁあ!!」

 

まさか、自分の意思でスカートをはく男が居るとは思えず、猫猫は叫んだのだった。

 

 




次回も、東京で渚が大暴れ。

渚くんちゃん「へー、これが蒸気機関車なんだ」→方陣ガコンからのペチペチ

渚くんちゃん「ほー、これが最新の銃だね」→ガコンガコン

渚くんちゃん「これが自転車?」→ガコンガコン

渚くんちゃん「壬氏様!!試作品出来たよ!!」
壬氏様「どあほー!!銃と自転車は時代を先取りしすぎだ!!」



見てみたい話 はい、今回も全部ギャグです。場合によっては複数採用

  • 虎杖悠仁くん、明治にタイムスリップ!
  • 渚くんちゃん、平成にタイムスリップ!
  • 進撃のGの呪霊(銀魂仕様)
  • お鍋のお肉争奪戦
  • 皇帝INプール!!
  • カブト狩りじゃぁぁあ!!
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