迷宮姫に仕えているんだが、今日も姫様はポンである。 作:サイキライカ
と言っても内容が特殊なために簡単な説明は当時の会話を要約した一部抜粋という形にします。
リクエスト相手(以下リ)
「執事が悪魔ムーブ全開でブチ切れて魔王執事化をやらかす事はあり得ますか?」
俺「……あるとしたら開幕〇〇〇〇〇〇牧場見ちゃうとかするぐらい陰惨で救いの無い光景でも見れば世界滅ぼすつもりでやらかしますね」
リ「つまり、〇〇〇〇〇〇〇世界は牧場スタートで〇〇〇〇〇とは敵対したと?」
俺「いや……うん。執事の価値観的に一部以外のキャラは普通にアウトなんで〇〇〇〇〇〇牧場外スタートでもそのうち対立してアウト判定からの完全敵対しますね」
リ「だとしたら〇〇〇と〇〇〇も?」
俺「死にます」(無慈悲)
リ「じゃあそれで」
俺「おかのした」
あ、暈してはいますが結構グロ描写あるので苦手な方はバックしてください。
消えた子供達を探すため数多の次元を渡り続けた。
だから当然、気分が悪くなる光景なんてものを見る機会はうんざりするぐらいにはあった。
だから事前に『拒絶の罪宝リース』で自身の感情を隔離しておいたのだが今回『も』その判断が功を奏した。
だが、だからこそだ。
「地獄がエデンに見える光景と出会うのは初めてだ」
そうとしか言えないほど酷い光景を前に俺はそれしか口に出来なかった。
老若雌雄問わず拘束された『ソレ』が生きたまま生皮を引き剥がされ泣き叫ぶ苦痛の悲鳴が耳朶を打った。
若めの雄と雌の『ソレ』が拘束され人型の亜人と称せるだろう存在を相手に生殖活動を強要されて漏れてくる拒絶の嘆きが耳朶を打った。
明らかに子供と言えるような存在の丸焼きを絶望に染まった顔で喰らいながら怨嗟の狂気を零し続ける『ソレ』の救われない呪いが耳朶を打った。
他にも……いや、これ以上は止めておこう。
いい加減俺以上に抑えが効かなくなった奴らを嗜めないといけない。
「待て」
怒り狂い自らの存在を削ってでも自らを【召喚】しようとしている精霊達に向け、俺は少しだけ留まるよう命じる。
「俺達はまだ
この世界がどんな理にあるのか、彼等があんな目に遭うような者達なのか、それを知るのが先ず初めだ」
もしかしたら彼等は
もしかしたら彼等は見た目と所作だけが似ているだけの
もしかしたら世界の理とヒエラルキーそのものが違うために俺達にとっての家畜が人間の姿形をしているだけであるかもしれない。
「私の『牧場』に無断で入ってきたのは誰でしょうか?」
リースでさえ抑えるのがせいぜいな程に肥大した激情の手綱を握り続けていた俺に向け、 酷く耳障りが良い優しげで
「おや? 驚きましたよ。
人間かと思いましたが『同胞』とは。
実に巧妙な変化に私でさえ見間違えてしまいましたよ」
そう男は感心した様子で俺の人間化に称賛を口にした。
「まことに申し訳ないですが、この『牧場』の《羊》達は実に繊細なので予定に無い来客はお断りしているのですよ。
ですので退去していただきたいのですがご同行願いますね?」
……成程。今の一言で理解した。
そう出ていくよう促す男に俺は薄く口元を緩め友好的に見える顔を作りながら嘯いた。
「そういう事であるならば致し方ありませんね。
とはいえ此度の不法侵入は意図したものではないので弁明の機会をいただきたい」
「ほう? ならば話を聞くぐらいの猶予は用意しましょう」
「ありがとうございます。
私はある者達を探して空間転移を用いて世界を旅しておりますが私の用いる魔術には到着地点を指定出来ない難点があるのです。
ですので今回も此処が如何なる場所なのか知らないまま転移してしまったのですよ」
「不法侵入は無作為な長距離転移の結果であると?」
「ええ。
ところでなのですが、この『
俺の家畜発言に精霊達の怒りの矛先の幾分かが俺に向くが奴に合わせただけだまだ我慢しろと宥め賺すと俺の言葉に気をよくした様子で笑みを深くしながら滔々と語り出す。
「
「
角も生えていないですし体毛も頭以外は刈るほどの収穫量は見込めないように思いますが、食用ですか?」
「いいえ。確かに
「皮……ああ。だからですか」
生皮を引き剥がされ泣き叫ぶ声に納得した様子をみせる。
「ですが少々喧しいすぎるのでは?
余り騒がしいと
「ハハハ。そこについては心配いりませんよ。
多少手間ではありますがローブル聖王国にはまだ数万以上自生していますので減ったならまた連れてくればいいだけです。
それに死んだなら
「ははぁ。それはそれは」
膨れ上がる感情に抑えつけているリースが軋みを上げ、そろそろ限界だなと他人事のように考えながら機を見計らう。
「皮が有用ということですが如何様な使い道があるのですか?」
「
第三位階魔法までならば自在に書き込み使用出来るので非常に重宝しています」
第三位階がどの程度かはしらないが、言い分からして【火の粉】や【ファイヤーボール】よりは高威力の魔術なのだろう。
「ほう? 私も魔術の類は道具頼りなので羨ましい限りですよ。
とすると痛みを与えているのも敢えてですかな?」
「麻酔は皮の品質に関わりますからね。
まあ、彼等の泣き叫ぶ声が心地よいのは間違いないですが。
特に子供の甲高い悲鳴は良質な管楽器のようで実に気分を良くしてくれますね」
「ああ。よく分かりますとも」
抱く感情は正反対だろうがな。
「とするとあちらは交配種の皮を得るための交雑実験のために?」
狂ったように腰を動かす頭が牛のような異形に視線を向けると男は「ええ」と愉快そうに肯定した。
「ですがこちらのほうの成果は今の一つでしてね。
今のところ孕んだ羊はまだ出てきていないのですよ
他の種も試してみたいのですが誤って食い殺してしまわないように躾けても無駄に傷付けて皮の品質を落としてしまうので困っていますよ」
「確かにそれは本末転倒ですね。
では、あちらの
言葉にする事さえ憚られる悍ましい所業に対し疑問を問うと、男は笑みを醜悪に吊り上げる。
「
死にたくないと見苦しく藻掻き尊厳を自ら打ち壊す様子は実に愉快な見世物でしょう?」
「ええ。ええ。実に
「では、そろそろ参りましょう。
貴方とは仲良くなれそうですし、もっとゆっくり話をしたいですからね」
同好の士を得たと言わんばかりに朗らかに垂れ流すその言葉に俺は
「私はそうは思いませんね」
刹那、男に目掛け鎖が飛来しそのまま絡みついて拘束した。
「何!?」
「【デモンズ・チェーン】。
その鎖に囚われた者は汎ゆる異能を禁じられ身動き一つ叶わなくなる」
驚愕する男を睥睨する背後の空間が歪み、炎の羽根が舞い踊る。
「フェニックス!?」
「まあ、不死の炎鳥というなら近似種であるのは確かですね。
彼の名は【炎王神ガルドニクス・エタニティ】。
私に使役を許してくれている精霊の一体です」
俺が紹介するその背後で【炎王神ガルドニクス・エタニティ】が甲高く嘶くと炎の羽根がこの悍ましい『牧場』を囲いひらひらと幻想的な光景を生み出していく。
「何をするつもりだ!?」
「見てわかりませんか?
直後炎の羽根が一斉に火力を爆発させ俺と男以外の『牧場』の全ての事命を焼き尽くした。
「な…あ、キサマぁぁぁぁぁぁ!!??」
「ああ。安心なさい。
ガルドニクス・エタニティの炎は命の炎。
彼等は苦しみもなく灰となりその魂の穢れは全て清め洗い流されましたよ」
忌まわしき施設ごと肉も骨も魂まで焼き払われ、残されたのは俺と男だけ。
リースを解除しているのに人を殺した事に罪悪感は悲しいぐらい無い。
それがこの男への怒り故に感じていないだけなのか、或いは俺の悪魔としての本能からなのか、今は感傷に浸る時ではないと男に向き直る。
「よくもアインズ様への貢物を!!??
ナザリックへの暴挙が許されると「どうでもいいですよ」…は?」
口喧しい戯言を切り捨て俺は告げる。
「お前がどこの誰で誰に仕えていようが
「何を…?」
「お前を殺す。
お前の組織を殺す。
お前の主を殺す。
私は
そしてお前達は俺の記憶に残さない。
だからどうでもいいんだよ」
アインズ、ナザリック、人間だった頃に聞いたような気がするが、こんな記憶に残す価値もないトコジラミの主だ。
纏めて踏み潰しても問題あるまい。
俺の確定事項を通達すると男は何故か笑い出した。
「ナザリックを殺す? アインズ様を殺す?
く、くくく、アハハハハハハハハハ!!」
そして鬼の様な形相で俺を睨みつけながら怒鳴り散らした。
「大言壮語も大概にしろ雑魚悪魔風情が!!
貴様にナザリックが! 至高の御方達を束ねられていたアインズ・ウール・ゴウンズ様を殺すなど万死でさえ生温い!!」
「その雑魚悪魔の手繰る鎖一つ千切れないお前は微生物か?
それと、お前にも手伝って貰うから安心しろ」
そう言って俺は一枚のカードを取り出した。
「私がナザリックを裏切るだと?
馬鹿も休み休み言え!!」
喚く男の言葉を無視して俺は取り出したカードから精霊を【召喚】する。
「来い。【パラサイト・フュージョナー】」
実体化した【パラサイト・フュージョナー】は子指より小さくともすれば簡単に見失いそうな程の姿であった。
「こいつを今から貴様の耳から侵入させ脳に寄生させる。
するとあら不思議。
お前はナザリックを裏切り滅ぼしたくて堪らなくなるようになる」
「脳に寄生させるだと!?」
これから何が起きるのかを聞かされた男から初めて余裕が消え去りその顔に恐怖が浮かび上がる。
「大丈夫大丈夫。痛いのは一瞬だ。
これまで沢山人から尊厳を奪い痛めつけてきたんだ。
自分がやられるぐらいなんてことはないだろう?」
ゆっくりと見せつけるように近づいて行くと男は首を振って抵抗する。
「待て!? 分かった!! 先程までの暴言を全て水に流そうじゃないか!!
それだけで当然終わらせる気はない!!君には望む物をなんでも用意しよう!!
なんならナザリックの私の補佐として特別に迎え入れてもいい!!」
なりふり構わなくなったらしく甘言でもって懐柔を試みる彼に対し俺はニッコリと
「私が欲しいものは今は一つ。
お前の
「やめろぉぉおおおおおおおお」
叫び声に僅かばかり留飲を下げながら、俺は【パラサイト・フュージョナー】をその無駄に大きい耳の中へと滑り込ませた。
という訳で〇〇に入る言葉は「デミウルゴス牧場」「ナザリック」でした。
一応続きのプロットはありますが原作アンチ&キャラ死亡多数な展開なのでアンケートで描くか決めたいと思います。
ナザリック崩壊する光景を
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いらない
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そんなものより姫様のポンを寄越せ