思いつきで書いたので拙い部分あると思いますがご了承ください
「おい、タダノ。ぼーっとするな。」
先生が呆れたように俺に言った。いつものことなのでクラスメイトあんまり気にしないらしい。それとも、自分の存在がとても薄いのかもしれない。
「…すいません。」
いつも通り謝る。先生は全くみたいな態度で授業を再開する。こんなことだけでも自分の頭によぎるのはこのままでいいのか?という簡単な問いだ。答えはもちろんダメに決まっている。高校受験では必死に勉強して受かったものの、高校に入り目標を失い。何も考えすに流れに流れながら過ごしてきた。運動部のやつみたいにスポーツに打ち込むこともなく、軽音部みたいな青春らしい青春も送れてない。中学の時は自分も漫画やドラマみたいなキラキラした生活があると信じていた。でも、入って気づいたのはそんなことはごく一部の人間にしか味わえないことだという事実だけだ。朝は眠気が残ったまま目覚め、夕方まで将来使うかどうかすら分からない授業をうけ、家に帰って大して面白くないゲームをして、メタ的な内容のテレビを見て腐ったように寝る生活だ。
「すまん、この問題教えてくんね。」
隣のやつがそう言ってきた。名前は確かキシタとかいうやつだ。
「自分に聞かない方いいよ、あいつの方が賢いし。」
そうやって断る。相手はあーみたいな表情のまま申し訳なさを出しつつそいつの方にいった。どうせ、感じ悪いみたいこと思われてるんだろうな。そんなことを考えているうちに授業は終わり、それを何度か繰り返して学校は終わった。
「………。」
うつむきながら廊下を歩き、靴箱で履き替え、駐車場で自転車に乗って家に帰る。帰り道では小学生くらいの男の子がふざけあい自動車に轢かれそうになっていた。
「危ないな。」
思わす呟いたが、特に意味はない。返事をしてくれる相手もいない。普通の人なら寂しく感じるかもしれないが、これにももう慣れた。きっとヒーローなら轢かれそうになってる子供を助けるんだろうな。
「……。」
いや、ヒーローじゃなくても助ける人は助けるだろう。それを偽善だとののしる人もいれば、賞賛する人もいるだろう。自分は偽善だと糾弾するかもしれない。人を助けることができないから、違う。助けたくても助けない。周りが怖い、罵られるかもしれない。自分が傷ついてしまうかもしれない。だから助けたくない。自己犠牲の四文字なんて頭の中にはない。
「あ。」
踏切が見える。締まり始めている踏切が、その中には小さな女の子。よく見ると足がなにかに挟まってて身動きがとれないらしい。すぐそこには電車が来ていて轢かれそうだ。
「……。」
自分は下を向いた。そして、数秒後耳を引き裂くような轟音と悲鳴が聞こえた。
「おい、タダノ。ぼーっとするな。」
先生が呆れたように俺に言った。どうやら居眠りをしていたらしい。
「…すいません。」
いつも通り謝る。先生は授業を再開する。相変わらずつまらない。
「すまん、この問題教えてくんね。」
隣のやつがそう言ってきた。名前は確かキシタとかいうやつだ。
「ここは自分も分からん。」
そうやって断る。相手は笑いながら別の方にいく。こいつに聞くべきじゃなかったみたいこと思われてるんだろうな。そんなことを考えているうちに授業は終わり、学校は終わった。
「………。」
うつむきながら廊下を歩き、靴箱で履き替え、駐車場で自転車に乗って家に帰る。帰り道では小学生くらいの男の子がふざけあい自動車に轢かれそうになっていた。
「危ないな。」
思わす呟いたが、特に意味はない。返事をしてくれる相手もいない。普通の人なら寂しく感じるかもしれないが、これにももう慣れた。きっとヒーローなら轢かれそうになってる子供を助けるんだろうな。
「……。」
いや、ヒーローじゃなくても助ける人は助けるだろう。それを偽善だとののしる人もいれば、賞賛する人もいるだろう。自分は偽善だと糾弾するかもしれない。人を助けることができないから、違う。それは言い訳だ。自分で自分を批判する。
「あ。」
踏切が見える。締まり始めている踏切が、その中には小さな女の子。よく見ると足がなにかに挟まってて身動きがとれないらしい。すぐそこには電車が来ていて轢かれそうだ。
「……。」
自分は下を向こうとした。なのに
「ああ、クソ!!」
全力だ走った。まだ間に合うかもしれない。自分で自分を否定したい。自分の弱さを認めたくない。その瞬間、女の子を守ることは…いや違う…この行動は善でもなければ偽善でもない。ただただ自分を否定したいと思う感情が自分の何かを突き動かした。
ああ、神様。本当にあなたがいるのなら、私に勇気をください。
女の子を突き飛ばした。そして、音がする方を見る。
鈍い音と共に強烈な痛みが自分を襲った。