かの超人の側にはもしかしたら、黒い蛇がいたのかもしれない
続きを書けない人間です。ごめんなさいね、連載って難しいわ。
それはさておき、皆さん「ブルーアーカイブ」ご存知ですか?透き通る様な世界観が売りの学園青春物語RPGで、巷では美少女GTA(あってるかな?)で有名なアレです。様々な
考察やらストーリー読んだ感想やら別の世界線やらチラ見してますとね、どうやらループやら繰り返しやらコンテニューやらしてると聞いてしまったんですわ。
話は変わりますが作者の好きな歌はouterなscienceです。遠い昔にアニメも見ました
つまり、そういうことです。
滅んでいた
生徒が誰もいなくなった砂漠の学校
名も無き神々の王女に敗北した学校
過去の因縁と現在の確執がぶつかり合って何も為せず消え去った条約
意義を見失い、失意と共に潰えた学校
彼方より来訪した色彩は、瞬く間に世界を火の海に沈めた
滅びゆく、いや、もはや滅んだ世界で、しかし彼女は生きていた
超人と謳われ、その名にふさわしい力を持つが故に、生き残ってしまった少女がいた
色彩は少女を認識していたのか、否か
それは分からない
事実として自身に抗う戦力が少女一人になると来訪した時と同様に、あっという間に消えてしまった
だから、少女は生きていた
力無く座り込み血に塗れ、呆然と遠くを見る少女は目の前に黒い蛇がいることに気づいた
瞬きを一つ
少女の目の前にいた黒い蛇は、黒い髪に赤い眼をした少女に変わっていた
「はい、お疲れ」
周囲の惨状が見えていないかの様な軽い声だった
「どうだ?思い出したか?今までなんとなく夢だと思っていた記憶が前の自分からのメッセージだと、やっと気づいたか?」
ボロボロになった少女を嘲笑うかの様な声だった
「惜しかったなぁ?今回は色彩まで辿り着けたじゃないか。20週は前だもんなぁ?久しぶりすぎて対策忘れてたか?」
無駄な足掻きをしていると、少女の頑張りを全否定するかの様な声だった
「この周回で記念すべき一万回目だぜ?ほらへたりこんでないで喜べよ」
けれど
「………それで、どうする」
その顔は苦渋に満ちていた
「お前がどれだけ抗っても意味はない。どれだけ繰り返しても同じ日々に
その目は、少女を心配していた
「なんてたって意識が足りない。誰も彼も自分達の暮らす日々が酷く脆く、簡単に崩れ去るものだと知らない。その奇跡が虚ろなものだと認知していない。そのくせ、いざどうしようもなくなると『返して』、『もう嫌だ』、『神様』だなんて諦めやがる」
気づけば少女の体の傷は治っていた
「この悲劇を前にして抗うお前は、まぁ………オレから見ても頭おかしいと思うが……それでも他の奴らがなんて言ってるか知ってるか?血も涙もない冷酷な超人だとよ。」
気づけば血に濡れた服は綺麗になっていた
「笑っちまうよ。ただ覚えてるだけのお前が超人だぜ?何度も何度も何度も何度も繰り返して、積み重ねる事しか出来ない
気づけば電車の中にいた
「それで、どうする。お前はまだ抗うか」
『初めの問いかけ』に少女は答えた
まだ抗う、と
苦虫を噛み潰したかの様な顔して、されど何も言わずに全て飲み込み、少女を見つめる
「お前に与えた『目に焼き付ける蛇』は言うなれば外付け記憶装置だ。積み重ねた記憶の処理をするのはお前の脳みそだからな、繰り返せば繰り返すほど辛くなるぞ」
覚悟の上です
「お前の言う、先生だったか?あの大人には『蛇』は渡せねぇぞ。神秘のない体は脆すぎる。お前が今どれだけ繰り返しても、この後あの大人に託せるものはほぼ無いぞ」
大丈夫です
「終わりすら、来なくなるぞ」
アナタが一緒にいてくれるでしょ?
「……………………………クソが」
「…………あぁいいだろう!!ならばこの
アナタとならきっと、大丈夫だから
「はよ行けやボケェ!!!!!」
わかる人は分かると思うんですけどちょいちょい歌詞使ったんですよね。なんで楽曲情報の欄初めて埋めました。一応確認はしてるんですけどやらかしてたら速攻消しますから有識者の皆さんアドバイスください。
以下ぼんやり設定
・
白いねぎま系男子を黒くしたのと通称は同じですが、別人です。方向的には蛇の怪物の方が近いかな?
隠せるし、盗めるし、欺くし、合わせるし、合体せるし、奪うし、覚めるし、焼き付くし、凝らせるし、醒めるし、かけるし、冴えてる。
いつから、どこから、何のためにキヴォトスにいるのかは知らないけど、少なくとも今は駆け続ける少女の為に力を貸している
・連邦生徒会長
いわゆる『初めの悲劇』の日、赤い目をした黒蛇が、甘い言葉で唆した、それが彼女にとって周回の始まり
黒蛇にとって想定外だったのは少女がコミュ強で絆されてしまった事、メンタルが強すぎてループを繰り返し続けれた事、全部あげれる大好きな人のいる世界の為に、自分がいなくとも大丈夫にしようとしている事の3つ。要するに情緒をメチャメチャにしやがったって事である。