ほぼ慧視点。1部楽視点あり。
また書いてしまいました。自己満です。
どうしてでしょうね、書く手が止まりません。
慧楽可愛すぎ問題。
慧視点の慧楽は見てて楽しい。書いてて楽しい。最高です。
慧と楽は口調が似てるようで違うのでそこを文字で表す……というか書き出すのが難しいんですよね。ほぼ諦め状態。
皆さん、唐突ですが質問。慧は圧倒的攻めだと思いますか?それとも慧楽の時のみ攻め?
私は絶対的攻めの持ち主だと思うんですよ。だってあの顔立ちにあの性格ですよ?受けなわけないじゃないですか(個人の意見です)
楽は受け。絶対。そうに決まってる……!
はい、すみません。急に語り出してしまって……。
今回は5000文字ないくらいです。
ごゆっくり〜……
「うん、うんそうだね。まぁここはこうして……よし、順調順調。」
俺は魚臣慧。プロゲーマー。現在新作格ゲーの分析配信をしている。
「ふーん……このキャラがこうで……。ん?何何……慧きゅんが最近気になっているゲーマーさんは居ますか……?」
気になっている……これは今後のご活躍に期待ですね、とかの方なのか魔境関連なのか……。
「
そういうと凄いスピードで荒れ始め、あーやばいこれ言っちゃいけなかったかも……と反省した。
――
「あ"ー……疲れた……。」
数時間経ち、無事配信を切り上げた俺はベッドに飛び込む。
配信では"ああ言った"ものの、顔隠しをプロゲーマーにしたら相当な勢いで上がるのは間違いない。
「絶対俺のところに入れてやる……」
そう、俺は顔隠し……いや"陽務楽郎"に恋愛感情を抱いていた。
リアルで会ったのは数回程度。顔は……まぁ無理矢理見せてもらった……。
正直すげぇ好みの顔で、見た瞬間の真っ赤な林檎のように赤くなった表情の楽郎は今でも思い出す度に会いたくなる。
楽郎は高校生。まだ青春真っ只中な年。
だからきっと恋だってやりたい放題なのだ。
「きっと普通の恋をしてんだろうなぁ……」
俺はゲイなわけじゃない。前までは女性との交際をしていた。
でも楽郎を見た時に思った。こいつを手に入れたい、って。
考えれば考えるほど苦しくなって……でも諦められなくて。
迷惑な感情だなんて分かってる。でもそんなの仕方ないじゃん……。
「はぁ……風呂入ろ……」
――
「〜〜ッッ!!!!!!」
俺は陽務楽郎。現在プロゲーマーの
「んだよアイツ!!!!!!急に俺の名前出すんじゃねぇよ!!!!!あ"〜〜〜ッッ!!!!!」
恥ずかしさと嬉しさのあまり気持ちが爆発しそうになる……ほんとなんなんだよ!!!!!
「なーにが!『今後すげぇ奴になると思うんだよね』だよ!!!!!もうマジで無理……破裂しそう……」
俺がカッツォのことを気になり始めたのは初めて会ったGGCの時だった。
その前から気に入ってはいた……けど、やっぱり友人的なやつだと思ってたからそこまでだった。
でも初めて会ってみて気づいた。俺ってコイツのこと好きなのかもしれないって。
もちろん向こうはいくら総受けだって言われてても男だし……受け受け言われてるせいで余計男なんて無理って思ってそうだから……だいぶ諦めてる。
アイツは俺の事ただの"友人"としてしか見てないだろうから。
「初めての恋がこれとか……マジで最悪……」
考えれば考える程、嫌になる。どうして"好き"という感情に気づいてしまったのか。
「シャンフロ……ログインすっかぁ……」
まぁ深く考えても現実は変わらない。そんな時こそゲーム!!!!!!さぁーって……気分転換だ!!!!!
――
「おっ、と?」
そこにはサンラクから俺宛てのメールだった。
件名:ちょっとご相談が……
差出人:サンラク
宛先:オイカッツォ
本文:シャンフロに来い、今すぐ!!!!!
なんだこれ……?????
まぁいっか……丁度始めようと思ってたし。
「なんだよ、急に呼び出して……」
「!!カッツォ!?早くね!?」
「いや丁度始めようと思ってたところだったから……」
何その顔〜っっ!!!!!!鳥面のくせに可愛いんだけどー!!!!!!!嬉しそうにすんじゃねぇよ……あ"〜……!!!
「んで?ご相談ってなんなの?」
そう、これが本題。何が来るんだ……コイツのことだし変なことだろうな……
「そのことなんだけどさ……えと……その……」
んんん?なんでこんなごにょごにょしてんの?え?何?そんなに言い難いことなの??余計怖いんだけどえ?
「今度……!一緒に出かけたいんだけど!!!!!」
……?え?
んんんんん?!聞き間違い!?
「えぇっと……俺と……出かける……?」
「そう、だよ!!!!」
聞き間違いじゃなかったー!!!!!!!!
えええ??なんで?どうして???はぁ??
「いいけど……なんで俺……?」
も、もしかして……そういう……
「その……実はちょっと欲しいクソゲーがありまして……」
……ん?
「それが18歳以上しか買えねぇからギリギリ無理でさ……」
……おっと……?
「だからお前に代わりに買って欲しいっつーか……」
ふーんへー?へぇ?????まぁ何となくわかってたよ??分かってたけど……!ぐっ……!!!
「わかった……イイヨ……」
「!!!サンキューカッツォ!!!!!!」
嬉しそうな顔するな……死ぬ……
「じゃあ集合場所は……」
「あーいい、いい。俺がそっちまで行くから。」
「いやでも流石にワリィよ……」
「ばーか、俺がしたいだけだよ。」
その後、時間と日にちを決めてその話は終わりになった。
「っと……ここかな。」
着いたのはサンラクの家。確か家族と住んでんだっけ……まぁ当たり前か。まだ高校生だし。
ピンポーンとインターホンを鳴らすと今行くー、という聞き慣れた声が聞こえてきた。
少し待つとガチャ、と玄関を開けて、満面の笑みで行こうぜ!!と言う。はぁ、可愛すぎる今すぐ抱きつきたい……。
「悪いな。付き合わせちまって……」
「いいよ全然。むしろリアルでサンラクに会えて嬉しい……し……」
あ、やべ。何言ってんだ俺。つい本音が……
「いやちが、忘れて……」
「ぉ、れも……カッツォに会えて嬉しいっていうか……」
ぇああぁはぁ!?な、何その顔!?照れて……っ、赤……!?!!?
「あーもう!!何言わせてんだよバカッツォ!!!!!!」
そう言うとサンラクは俺の腹に一撃入れてきた。
普通に痛い……
そうこうしてるうちに目的地に到着。
「……このゲームなんだけど……」
……ふーん……R18って言うくらいだからエロ系のやつだと思ったけどそうでもな……スーッ……前言撤回。これ表紙詐欺だ。クソゲーだし。絶対そうだわ……。
「一応聞くけど……どんなゲームなわけ……?」
そう聞くとサンラクはむすっとした顔をしながらゲーム内容を話し始めた。うーん、これはやばい。うん。やばいね。そんなゲームホントにいいの?ねぇサンラクがサンラクじゃなくならない?それサンラクが主人公設定だよね??洗脳されたりしないよね?大丈夫だよね?!
「……って感じ。正直死ぬほどおもんない。そこらのエロゲとかみたいに絵も可愛くねぇしな。」
あー……聞かなきゃ良かった。あからさまにクソゲーの匂いしかしねぇ……。というかクソゲーどころじゃなくゲームとしてイカれてる……あ、それがクソゲーか。
「そんなゲームやって……サンラク自身は大丈夫なわけ?影響とか……」
「あーなんか洗脳術がだいぶイってるから、結構ヤバいとかなんとか。まぁだから年齢制限あるんだろうけど。」
エロと同時にだいぶ物としてイカれてるんだな……。
「俺そんなゲーム買いたくないんだけど……」
「……おねがい。」
こっちを見てくるサンラクの目に負け、速攻買ってしまった。そんな目で見るなと思った時にはもう負けは決まっていたのだ。
「んー!疲れた……。ホント付き合わせて悪かったな、カッツォ。」
「んーん。大丈夫。楽しかったし。」
「もう10時かぁ。結構遠いからなぁ。」
「……あ、俺次の駅だ。」
「え、あ……そうだな。」
……あれ……なんでそんな寂しそうな目してるわけ?!
「さ、サンラク……もし良ければだけど俺ん家泊まってかない……?」
思い切って言ってみちゃったけど……迷惑だよね……あー!!俺の馬鹿ー!!!
「……いいの、か、?!」
んんん!?思ったよりも食いつきいい……っていうかめっちゃ嬉しそう!?!!?かわ、っ!!可愛すぎるんだけど!?!?
「ここがカッツォん家……でかい……」
「まぁそりゃあね。ほら、あがって。」
あー!!!狭い家のが絶対近づけたし、あばよくば一緒に寝れた可能性だってあったのに!!!なんで家がデカいんだよ!!!
その後はお風呂を沸かして入った。別々ですけどね!!!!!!
家にあったものを軽く食べ、ゲームをしてたらいつの間にか3時過ぎ。もう流石に寝なければ。明日が休みで良かったー……。
「そろそろ寝よっか、サンラク。」
「ぉっ、おう……、!!!」
「俺隣の部屋のベッドで寝るからサンラク好きなところで寝ていいよ。」
そういうともごもごしながらこっちを伺う。え、何、そんなチラチラ見られても……可愛すぎて押し倒したいんですけど?お誘い?ねぇお誘いなの?????
「い、っしょに寝たいんだけど……。」
お誘いだったーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
「いぃ、っ……けど……」
そして裏返ったぁぁあああぁ
やばいやばいやばい隣に好きな奴が居るのってこんなやばいの!?ぁぁぁ理性持たない押し倒したい犯し潰したい……!!!!!!
でも未成年にそんなことしたら死ぬ……!!!社会的にも人間的にも俺が終わる……!!!!!
「寝た……かな……?」
恐る恐る隣を見るとまだ寝てない……というか寝る気配一切無しのサンラクが居た。
目ガン開きじゃんなんで!?電気明るくしないと寝れないタイプなの!?
「ん、かっつぉ……。」
俺の視線に気づくと、急に俺に抱きついてきた。ぐりぐりしてくる。まってほんとむり……あぁぁあ……
「ちょ、サンラク……」
離す気配は無し。てか力強すぎだろ……
「あー……もう。そんなことしてると襲っちゃうよ馬鹿……あ。」
駄目だ……こいつと居ると感情が爆発しそうになるからか本音が出てしまう。またやってしまったが……まぁこいつも鈍感主人公並の鈍感力極めボーイだからなぁ。なんとかなる……だ……ろ、
俺が思っていたのははぁーん?カッツォ君、総受け魚類なのに攻めること出来るんですかー?それとも誘い受け練習ですかー?プークスクスを想像していた……のに……
「なんだよ、その顔……」
俺が思っていたのとは程遠い、顔から耳まで真っ赤なサンラクだった。
照れすぎて涙目になりつつあるその顔は俺にとって見たくて見たくて仕方がなかった表情なのに……。
胸が、痛い。
もしこのままコイツを食べてしまったらきっと元には戻れない。
言えない感情、移せない行動。
俺もちゃんとした男だよ、。
そんな目で……こっちを見るなよ……
「我慢、出来なくなるだろ……。」
声に出てるかも分からないくらい、俺には余裕が無くて。
それを分かっているサンラクもサンラクだ。
どうして……嫌がらねぇんだよ……。
突き飛ばせよ……殴れよ、怒れよ、軽蔑しろよ……!
いっそ、嫌いになってくれたなら……。
「この恋を、諦めることが出来るのに……」
泣くなんて、みっともない。
情けない。
「カッツォ、泣くなよ馬鹿。俺、まだ何も言ってないだろ。」
恋愛的感情の好きというのは自分勝手で左右していいものでは無い。
それが現実的に叶いにくいものなら尚更。
「さんら、くは男なんか嫌だろ。」
泣いているからか、上手く喋れない。
泣いていなくても、喋れなかっただろうけど。
「誰がそんなこと言ったんだよ。俺はお前が好きなのに、。」
「は、?」
「はぁ、お前も俺のことが好きなら最初っからそう言えよ!!!俺もずーっと片思いだと思い込んで、勝手に落ち込んで、ちょっとのことで舞い上がってもすぐ諦めようってなって。辛かったんだからな、この野郎。」
「言えるわけないだろ……俺もそうだったし……」
こんな展開、知らない。分からない、理解が出来ない。
夢は、きっと長くは続かない。
「夢じゃねぇよ。」
そう言うと俺のほっぺたを引っ張る。
「い、ひゃい」
「お前が最低なこと言うからだろ!!これは現実!俺の気持ちは本当!分かったらさっさと付き合ってくださいって言え!!」
「なんで俺が言うんだよ」
本当はなんでお前が泣いてんだよ、って言いたかったけど。
そんなの……聞かなくても分かるから。
「付き合ってください、楽郎くん。」
「なんだその告白、笑 しょーがねぇから受け取ってやるよ慧。」
俺達はただ少し踏み出しすぎただけ。
それがお互いに想っていたことで。
望んでいたこと。
これから、が怖いなんて思うの……いつぶりだろう。
ずっとコイツと居れるのか不安でしかないのに。
どうしてそんな笑顔なんだよ、
「ばーか、幸せだからに決まってんだろ」
「……はは、そうだね。」
考えすぎてたみたいだ。
今が、今が幸せで……コイツが居れば……
きっと、大丈夫。そんな気がした。