承太郎にも被害が出、神社の賽銭箱は攻撃で燃えてしまう!
早苗は霊夢と承太郎に3日の猶予をやるといったが、二人は即直行ッ!
果たして妖怪の山を巻き込んだ決戦の行方はいかに!?
〜博麗神社〜
早苗:「博麗神社の巫女、博麗霊夢ッ!」
霊夢:「あ?」
ガラッ
承太郎:「どうした?」
早苗:「それと…誰?…まあいいッ!観念して降伏するか、神社を廃業しなさい!」
霊夢:「いきなり何?あんた誰?」
早苗:「妖怪の山におわす八坂神奈子様こそまことの神ッ!守矢神社は神奈子様の神社!私はその巫女、東風谷早苗ですッ!」
霊夢:「守矢神社の…巫女…?」
承太郎:「幻想郷に神社はここだけじゃねぇのか、霊夢」
霊夢:「そのはずよ…」
早苗:「ろくな神もいなければ参拝客もいない!いるのは妖怪だけ!こんな神社は無意味ですッ!」
承太郎:「おい女!お前、何者か知らんが態度がデカいな」
霊夢:「う、うちはそういうのじゃないのよ…!」
早苗:「私達は幻想郷に真の信仰をもたらすためにやってきました!刮目して見なさいッ、奇跡を起こす神の力をッ!」
バッ!
霊夢:「ッ!?」
承太郎:「こいつッ…!」
ドンドンドンドンドンドンドンッ!
霊夢:「くッ!」
バッ!
ドグオォッ!
ドグオォンッ!
ボォッ!
霊夢:「ああッ!!」
(賽銭箱がッ!)
承太郎:「てめー…いきなり何しやがるッ!」
早苗:「神奈子様の加護を得た私の力は、すでにあなた以上ッ!その上、幻想郷最強勢力、妖怪の山を従えています!抵抗は無意味ですよッ!」
早苗:「神奈子様の慈悲として、猶予を与えましょう!」
承太郎:「あぁ…?」
早苗:「三日後、私は再びここにやってきます、その間によく思案しておきなさいッ!ハハハハハハッ!」
フッ…
承太郎:「ッ…去ったか」
ーーーーー
翠香:「妖怪の山にもう一つの神社、もう一人の巫女とはねぇ…古巣がそんなことになってるとは…で、どうするの?」
承太郎:「思案に3日もいらん、奴はこの空条承太郎を敵に回した、慈悲はいらねぇ」
霊夢:「自分たちが何に喧嘩を売ったのか、思い知らせてやらないと!」
承太郎:「妖怪の山が守矢神社につくなら、」
霊夢:「山ごと全部退治してやるわッ!今からッ!」
承太郎:「お仕置きタァーイムしてやるぜ」
翠香:「ほう…。」
承太郎・霊夢:「「戦争だッ!!」」
〜妖怪の山〜
穂子:「紅葉の美しさこそ秋の象…」
承太郎:「スターフィンガーッ!」
ビシッ!
穂子:「ひいッ!」
山の妖怪:「実りの神なのよ!?もっとうやまいなさ…」
承太郎・霊夢:「「やかましいッ!」」
ドゴォッ!
ボギャァッ!
山の妖怪:「ぎゃッ!」
霊夢:「次だ次ッ!」
承太郎:「全員ぶちのめすッ!」
ゴォォォォォッ!
山の妖精:「人間が山に入っちゃだめよ!厄が…」
バシュッ!バシュッ!
山の妖精:「きゃあッ!」
霊夢:「邪魔よッ!」
〜文々。新聞社〜
ブォォォォ、ブォォォォォ!
射命丸:「今の警報は!?警告ッ!」
椛:「お山に侵入者ッ!博麗の巫女ともう一人が攻め込んできましたッ!山の妖怪を蹴散らしながら玄武の滝方面を上がってきますッ!」
射命丸:「博麗の巫女が!?確かかッ!?」
椛:「はい!我々は九天の滝で防衛ラインを張りますッ!では!」
バッ!
射命丸:「私もすぐ向かうッ!…お山を巻き込んで全面戦争とは、最悪のシナリオじゃないですか…!」
露伴:「ほう、また面白い体験ができそうだな」
射命丸:「ちょ、隠れてなさいよ!」
露伴:「はいはい…山の妖怪たちの記憶を見せてくれるって言うから来たんだよ僕はッ!外に出られなくちゃあ意味がないだろッ!」
射命丸:「だから言ったじゃないですか、大天狗様の見込みの甘さが招いた事態ですよッ!」
露伴:「…聞いてないのかよ、人を無視して電話しやがって…」
射命丸:「…ええ、もちろんです、私の方でうまくやっときますんで、引っ込んでて下さいよ!」
露伴:「…で、何の電話だ?」
射命丸:「上司に連絡です」
ガチャン!
射命丸:「とにかく非常事態なんで、露伴さんも聞き分けて下さい!」
露伴:「非常事態?おいおいおいおい、まさかお前、あの博麗の巫女と承太郎さんとやる気か?」
射命丸:「承太郎さんにはあなたから伝えてもらうつもりだったんですがね…実はちょっと前にお山の外から神社が引っ越してきたんですよ」
露伴:「神社?幻想郷にもう一つ神社ができたっていうのか?」
射命丸:「私はこれから仕事なので、ここでおとなしくしていてください」
露伴:「…」
射命丸:「…お山は本来立入禁止なんですからね!他の天狗に見つかりでもしたら、あなたも私もただじゃすみませんよ」
露伴:「分かった、分かったよ!」
コト…
露伴:「…?おい、なぜカメラを置いていく?取材じゃないのか?」
射命丸:「趣味の新聞記者だけやってられればいいんですけどね…お山の天狗のつらいところで、組織のために己を殺さなきゃならないときもあるんです」
露伴:「嫌なら辞めりゃあいいじゃあないか…」
射命丸:「妖怪の山が幻想郷最大勢力なのは、組織あってこそですからね…大人しくしてて下さいよ!」
ガチャッ
バッ!
…バタム
〜紫の部屋〜
藍:「紫様、お目覚めですか?いよいよ始まりました、妖怪の山に博麗の巫女が攻め込み、天狗と交戦中です」
紫:「霊夢は流石に事態の重大さを理解しているわね。さて、博麗の巫女の戦いぶりを見せてもらいましょうか」
〜妖怪の山〜
椛:「うあぁッ!」
ドボォォン!
承太郎:「甘いぜッ!」
ゴォォォォォッ!
バッ!
霊夢:「ッ!」
射命丸:「いけませんねぇ、霊夢さん、承太郎さん」
承太郎:「出たな、でたらめ新聞屋」
射命丸:「立入禁止の妖怪の山に侵入し、お山の妖怪や見回り天狗たちには乱暴狼藉ッ!博麗の巫女といえど、見逃すわけにはいきませんッ!」
霊夢:「立入禁止なんてあんたらが勝手に決めたことでしょ」
承太郎:「言いたいことはそれだけか?もうぶちのめしていいか?」
霊夢:「守矢神社に味方する連中に、容赦はしないわよ!」
射命丸:「流石血も涙もない博麗の巫女とスタンド使い…!しかしここは退けませんッ!なぜなら今の私は新聞記者にあらずッ!『妖怪の山の烏天狗、射命丸文』ッ!さあ、お山を代表してお相手しましょう、『風神・木の葉隠れ』ッ!」
承太郎・霊夢:「「ッ!!」」
射命丸:「フハハハハハハッ!」
〜文々。新聞社〜
ガチャリ…
露伴:「まあ承太郎さんと博麗の巫女は守谷神社を退治しに来たんだろう…フフフフッ、僕は早く次の体験がほしいんだッ!今のうちにこの山の妖怪共の記憶を見てやろう…。」
〜玄武の滝〜
射命丸:「幻想郷最速の天狗の姿、はたして捉えられますか?…フッ、フフフフ、フハハハハハハハッ!」
パッ!
承太郎:「ッ!?野郎…速いッ!」
(スタープラチナの目でも追うのがやっとだ…)
フッ!
フッ!
フッ!
霊夢:「どうすんののよ承太郎!」
承太郎:「『スタープラチナ』ッ!」
射命丸:「待ってッ!」
承太郎:「あぁ?」
射命丸:「戦っているふりを続けて!こうでもしないと内緒話できなくてですね」
霊夢:「はぁ!?」
承太郎:「てめー…ふざけてんのか?」
射命丸:「いやぁ、うちの下級妖怪や見回り天狗がご迷惑をおかけしてどうもすみません、守矢神社は突然山頂に現れてですね、お山を支配する我々天狗も困り
果てまして」
承太郎:「…俺達が知らない訳だ」
射命丸:「守谷の神、八坂神奈子は力ある神で、武力衝突すればどれだけの被害が出るかわからない。それよりむしろ味方について利益を得ようという派閥が優勢なんですよ」
ドゥーン
パッ!
承太郎:「で、俺達と衝突してさらに被害を出しているって訳だ」
射命丸:「いッ!?」
(速いッ…!全く見えなかった…、時を止めたみたいに、
速すぎるッ!)
パッ!
射命丸:「いやぁ、アホですよあいつらは、私はもちろん博麗神社派ですので、霊夢さんと承太郎さんには守矢神社を退治していただきたい。ですが、私もお山の中間管理職、上司の命令には逆らえませんし、同僚や部下の手前もあり、霊夢さんと承太郎さんを黙って通すわけにはいかない立場でして」
霊夢:「全部そっちの都合じゃない」
射命丸:「ですからここは一つ、『私が博麗の巫女に全力で立ち向かったものの、力及ばず敗北、守矢神社への侵入を許可してしまう』、そういう筋書きでお願いします!」
承太郎:「で、勝利した方に付こうというんだろ?」
霊夢:「虫の良いこと言ってんじゃないわよ、このコウモリ天狗ッ!」
射命丸:「!?…あぁ、そういうんじゃないかと思ってました…」
霊夢:「『夢想封印』ッ!」
承太郎:「『星の白金』ッ!」
ドグォォッ!
ドゴドゴドゴドゴドゴッ!
射命丸:「ぐわぁぁぁーッ!」
ーーーーー
露伴:「さて、最初は誰にしようか…」
ガサガサッ!
露伴:「ッ!」
(…?何か…いるような…いやいない…?いや、人の輪郭が見えるッ!)
にとり:「クスクスクス…」
露伴:「…バレているぞ」
にとり:「いッ!?」
露伴:「最初はお前だッ!『ヘブンズ・ドアー』ッ!」
パラララララララッ!
にとり:「ち…力が入らない…!」
露伴:「君の記憶を見せてもらおうか、どれどれ…?」
〜妖怪の山・山頂〜
ストッ
ストッ
承太郎:「…」
霊夢:「ここが守矢神社ね?」
早苗:「山が騒がしいと思ったら、あなたですか…まさか、…まさかッ!その日のうちにやってくるとは…」
神奈子:「よい、早苗」
早苗:「はっ!」
神奈子:「よくぞ来た、博麗の巫女よ。我こそは守矢神社の神、八坂神奈子であるぞ」
霊夢:「博麗神社の巫女、博麗霊夢よ。あんたが親玉ね?」
承太郎:「てめーらの挑発に乗ってわざわざ来てやったぜ」
神奈子:「……」
〜紫の部屋〜
藍:「風神、八坂神奈子、我々が外の世界から招いた守矢神社の主神。神代に諏訪の土着神と戦ってこれを下し、守矢神社を奪い取った、文字通りの武神です。八坂神奈子の加護を受けその奇跡をつかさどる巫女であり、自らも神の血を引く現人神ッ!決して博麗の巫女に劣るものではありません」
〜妖怪の山・頂上〜
神奈子:「信仰なき神社など神社にあらず!我らは幻想郷に神への信仰を取り戻すために来た者である。博麗の巫女よ、我が軍門に降れ。さなくば神社を廃業せよ」
霊夢:「博麗の巫女は言わば幻想郷の法そのもの。それを降伏しろだの廃業しろだの、意味は分かってるのよね?」
神奈子:「然り。そちに代わりて我らが幻想郷を支配しようッ!」
承太郎:「おい、ちょい待ちな、別にこいつは支配も何もしてねぇぜ」
霊夢:「まあいいわ、幻想郷じゃ神だって妖怪の一種、退治するのは私の仕事よッ!」
承太郎:「…そうか、…テメーらまとめてぶちのめしてやるぜ」
早苗:「神奈子様…!」
神奈子:「されば、力で奪い取るまでッ!山の妖怪たちの眼前で、いずれが幻想郷を統べる神社か知らしめるとしようッ!巫女は幻想郷の維持に必要な故、他の妖怪には殺せなんようだが、我らには新たな巫女がいるッ!…手加減はせぬぞッ!!」
〜紫の部屋〜
藍:「そう、それこそが守矢神社を招聘した理由!今日こそは、博麗の巫女の最後の日ッ!」
〜妖怪の山・頂上〜
霊夢:「こっちのセリフよッ!」
承太郎:「フンッ…かかってきやがれ」
神奈子:「いざ、荒ぶる神の御霊に触れるがよいッ!」
早苗:「八坂の神風、お見せしましょうッ!」
承太郎:「…霊夢、距離をつめるぜ」
霊夢:「当たり前よッ!」
ドンッドンドンドンッドンドンドン
承太郎:(弾の速度はたいしたことはねぇ…だが何か…何かこの先にあるはずだぜ…)
「霊夢、15mまで近づいたら気をつけろ」
霊夢:「了解ッ!」
ゴオオオオオオオオッ!
承太郎:「何ッ!?」
(柱だとッ!?)
霊夢:「ッ!」
早苗:「無駄ですよッ!」
ドガガガガガガガガガッ!
承太郎:「ッ…オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ドゴォッボゴッドゴッドゴォッ!
承太郎:「フン…コケにしやがって」
〜紫の部屋〜
藍:「ここまでは全て順調に進んでいます」
紫:「流石はあの二人ね。神とあの早苗に対してなかなか健闘しているわね」
藍:「それも時間の問題でしょう。しかも、守矢神社はまだ奥の手を残しています」
〜妖怪の山・頂上〜
ドグォォッ!
ズズズズズズ…
承太郎:「チッ、あの柱が邪魔だぜ…」
霊夢:「確かに15m、厄介なものが現れたわね…」
〜守谷神社内〜
諏訪子:「全く神奈子ってば、幻想郷に来てまで戦争とか、はりきっちゃってまあ…早苗の手前も分かるけどさ……まあ、私には関係ないけどね」
〜頂上付近〜
ドスン…
射命丸:「あぁ、死ぬかと思った…」
はたて:「文ッ!?」
射命丸:「おっと、私の仕事はもう終わりですからね!ちゃんとどっちが勝っても申し開きできるようにしといたんで、…今の私は、『文々。新聞』の記者ッ!」
はたて:「…あんたって…」
射命丸:「はたては気にせず仕事していなさいよ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!
射命丸:「ッ!?」
はたて:「地震!?」
ドグォォッ!
霊夢・承太郎:「ッ!?」
早苗・神奈子:「ッ!?」
〜頂上付近〜
ドスン…
露伴:「ゲホッ、痛ってぇッ!」
にとり:「うへぇッ!…どうだい?河童の科学力は…?…うへへへ…」
ブシュッ、ブシュッ…ドグォォッ!
露伴:「オ゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ッ!」
ボーンッ!
承太郎:「何ッ!?露伴だとッ!?」
はたて:「人間がもう一人ッ!?何してくれてんのよあの河童ッ!」
射命丸:「あぁ、重大な規則違反ですねー」
パシャッパシャッパシャッ!
射命丸:「河童の無軌道ぶりには全く困ったものです、後で譴責を出しましょう…まあ、どうせ聞きゃしないけど」
露伴:「…痛ってぇなあの野郎…記憶に『自分の持つ科学力を岸辺露伴に見せる』、なんて書かなければよかった…」
霊夢:「えぇー…」
承太郎:「…やれやれだぜ」
早苗:「博麗神社にくみする者ですねッ!神奈子様に盾突くのなら、等しく神罰を下しましょうッ!」
露伴:「おいおいおいおいおいおいおいおい…僕を殺す気か?そうだ、今日魔理沙が持っていた八卦炉を使おう、『ヘブンズ・ドアー』ッ!」
パララララララララッ!
露伴:「『弾幕は岸辺露伴が使っても打てるッ!』」
カッカカカカカカカカッ!
露伴:「物体に書き込めたぞッ!やはり僕は成長しているッ!漫画家としても、スタンド使いとしてもッ!」
ドンドンドンッドンドンドンドンドンッ!
早苗:「さらばだッ!」
露伴:「『ヘブンズ・スパークッ!』」
ドーンッ!
早苗:「何ッ!?」
ドグォォッ!
早苗:「ぎゃあッ!」
神奈子:「早苗ッ!」
ヒュゥゥーッ…
ドグォォン…
霊夢:「あんたなんで魔理沙の八卦炉持ってるのよ!」
露伴:「なぁに…あいつは今僕の能力で眠ってもらってる、夕方には目が覚めるさ」
承太郎:「…てめー、正真正銘、最低の野郎だな」
露伴:「さて、どうせ山の妖怪あらかた倒したんだろう?今のうちに記憶を全て見てしまおう、じゃあな」
※そう、今まさに魔理沙はヘブンズ・ドアーにより眠らされているのである
早苗:「うッ…」
ドサァァッ
神奈子:「早苗ッ!…くッ!」
承太郎:「さあどうした?あとはテメーだけだぜ」
ズッ…ズズ…
早苗:「う…私は…絶…対に…負けま…せん…私が倒れたら…神奈子様達が…!」
ググ…
早苗:「ッ…」
(…声が…出ない…)
ガシッ!
諏訪子:「……よく頑張ったよ…早苗…」
早苗:「…」
諏訪子:「…後はゆっくりしてて」
早苗:「…!」
霊夢・承太郎:「ッ!」
早苗:「諏訪子…様…!?」
神奈子:「諏訪子ッ!?」
諏訪子:「いやぁ、外向きのことは神奈子の担当だから、出てくるつもりはなかったんだけどね…。…早苗がこれだけ頑張ったんだ、私だけ見てるわけにもいかないかなって」
早苗:「諏訪子様…!」
諏訪子:「我こそは守矢神社をしろしめす神、洩矢諏訪子ッ!」
射命丸:「守矢神社に神がもう一人ッ!?これは大スクープですッ!」
はたて:「こんなの聞いていないわよ?…でも、これなら…!」
〜紫の部屋〜
藍:「あれが、守矢神社のもう一柱の神…!」
紫:「洩矢諏訪子。いつとも知れぬ太古より存在する土着神で、守矢神社の大元の神。神代に八坂神奈子との戦いに破れて姿を消したと言われているけど、実際は裏でずっと協力して守矢神社を運営してたのよ」
〜頂上〜
霊夢:「うわー、ヤブヘビ」
承太郎:「…ヘビ、というよりカエルだな、フンッ、二人で行くぜ」
霊夢:「承太郎は突っ込みなさい、私はフォローするから」
承太郎:「ああ、分かった」
バッ!
バッ!
神奈子:「我らが未来のため、博麗の巫女を下すッ!」
諏訪子:「神代の諏訪大戦の再演といこうかッ!」
バッ!
バッ!
ドドドドドドドドドドンッ!
承太郎:「むッ…速い、あの早苗とかいう奴より数段上だ…」
霊夢:「よしッ、今よ承太郎ッ!」
承太郎:「『スタープラチナ』ッ!」
ドギュゥゥン!
承太郎:「『スタープラチナ、ザ・ワールド』」
ドゥーン
承太郎:「今は3秒時を止めていられる…一気に詰めるぜ」
ゴォォォォォッ!
承太郎:「奴まで残り42…37…22m、だが、限界だ…時は動き出す」
フッ!
諏訪子:「ッ!…瞬間移動が能力か…?でも、逃さないよッ!」
パンッ!
ズズズズズズズズズ…
ボゴォッ!
承太郎:「ッ!」
(この土の塊…いや、手はッ!?)
霊夢:「承太郎ッ!避けてッ!」
〜紫の部屋〜
紫:「八坂神奈子が風を操る神ならば、洩矢諏訪子は地を操る力を持つというわ」
藍:「漫画家というケチが付きましたが、守矢神社の奥の手を出した今、大勢は決したというところでしょうか」
〜頂上〜
承太郎:「だが霊夢、こいつは遅い、問題はねぇぜ」
霊夢:「…いや違うッ!何か…何かあるッ!」
ズズズズズズ…
ボゴォッ!
承太郎:「何ッ!?」
(…まさかッ!野郎…とんでもねぇこと考えやがって…!)
霊夢:(ヤバいッ!承太郎が潰されるッ!)
諏訪子:「私の操る土は、鉄よりも硬いッ!フフッ…捕まえた」
ドグォォン…
霊夢:「承太郎ッ!!」
神奈子:「さあ、奴は死んだッ!博麗の巫女、あとはあんただけだよ?」
霊夢:「フッ…フフフフ、私だけですって?まだ私は一人じゃないわ!」
…ㇻ…ォㇻ…ォ…ォㇻ…
神奈子:「何だ…?何か聞こえる…まさかッ!?」
承太郎:「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ドゴォォッ!ドゴドゴドゴドゴッ!
諏訪子:「あッ!?あれを全て破壊しただと…!?」
承太郎:「フン…ちと鉄分不足の土だったようだな、霊夢、お前…相撲は好きか?特に、土俵際の駆け引きをッ!」
神奈子:「くッ!」
ドンドンドンドンッドンドンドンッ!
承太郎:「『スタープラチナ、ザ・ワールド』ッ!」
ドゥーン
承太郎:「奴まで13m…7m…3m…残り2秒、柱ごとぶちかますぜッ!」
ドギュゥゥン!
承太郎:「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!
承太郎:「…時は動き出す」
神奈子:「ガハァッ!」
諏訪子:「神奈子ッ!」
霊夢:「ええ…好きよ、相撲。でも、殴るのは反則ね」
承太郎:「フッ…さあ、後は頼むぜ」
霊夢:「『無想、転生』ッ!」
承太郎:(花京院に考えてもらった技か、面白いこと思いつくぜ)
ドグォォォォッ!!
ーーーーー
承太郎:「てめーらの敗因は、たった一つだぜ…そう、たった一つのシンプルな答えだ…『てめーらはおれらを怒らせた』」
〜紫の部屋〜
藍:「チィッ…あと一歩だったものを…!」
ゴソゴソ…
橙:「むにゅ…フアァ〜…」
藍:「あっ、橙、起こしちゃった?ごめんごめん…」
紫:「…ふぅ……フフッ」
〜頂上〜
パシャッ!
射命丸:「フフッ…」
神奈子:「…外の世界では、信仰は失われようとしている。信仰されない神は力を失い、消えてしまう。守矢神社にまつられている私達も消えていくはずだった」
パシャッ!パシャッ!
承太郎:「やめろ、おれを撮るな」
射命丸:「そんなこと言わないでくださいよ?異変を解決した巫女の仲間なんて、絶対いい記事になると思いませんか?ほらほら、こっち向いてくださいよ?」
承太郎:「やかましいッ!うっとうしいぞお前ッ!」
神奈子:「そうね…それが運命と受け入れていたわ。人間はもう私達を必要としていない、このまま消えてしまってもいいと…でもそんな時、そんな考え方を変えてくれたのがこの子、早苗なのよ。幻想郷に来ればもう一度信仰を集めることができる、そう言って私達をここに連れてきたの。おかげでこの通り、姿を顕せるほど力を取り戻したわ」
承太郎:「…今まで、姿はなかったのか…」
神奈子:「だから、私達を信じてくれた早苗のためにも、この新天地で信仰を集めようと思ったのよ…」
諏訪子:「ところが、山の妖怪たちには警戒されて、なかなか信仰が集まらなくって…それで、高名な博麗の巫女を倒して名を上げようとしたんだけどねぇ…」
露伴:「それは、相手が悪すぎたな、神様」
射命丸:「ああッ!露伴さん何で出てきてるんでかぁーッ!」
露伴:「早く体験がほしかったんでね、もう5人ぐらいの記憶を見たが、どれも非常に興味深かったよ」
承太郎:「てめーらの事情は事情、」
霊夢:「こっちの迷惑は迷惑、やらかしたことの始末はきっちり
つけてもらうわ」
承太郎:「…まず、当然霊夢の神社は修繕してもらうとして…どうする?霊夢」
霊夢:「…神社なら酒があるでしょう?今すぐありったけ用意しなさい」
露伴:「…僕にも攻撃して来たんだ、一つだけお願いするよ」
承太郎:「お前が?」
露伴:「ああ、幻想郷の妖精やら人間やら妖怪やら、ありったけ集めてくれ」
霊夢:「…あんたまさか…」
承太郎:「てめー、正真正銘、冗談抜きの最低な野郎だな…まあいい、それなら両方合わせて『宴会』にしないか?」
霊夢:「いいわね、…そこの天狗ッ!山の妖怪共を集めてきなさい」
射命丸:「…はい?」
はたて:「…?」
そして、時間は流れ…
〜3時間後・守谷神社内〜
早苗:「ッ…ん…?」
チルノ:「あっ、目が覚めたよ〜」
早苗:「これは…一体どうなっているのでしょう…?」
魔理沙:「おっ!」
早苗:「…?」
魔理沙:「まあ飲めよ!」
早苗:「ええ…?」
露伴:「一緒に飲んでみりゃあ、たいして恐ろしい神でも
なかったか…」
承太郎・霊夢:「「……」」
スクッ
ーーーーー
承太郎:「…お前、気づいてるよな?」
霊夢:「ええ…、出てきなさい、紫」
承太郎:「てめーが糸引いてるのは分かってるんだぜ」
紫:「…流石はお二人さん、お見通しね」
承太郎:「俺達を始末させようだとか考えやがって…」
霊夢:「覚悟はできているんでしょうね?」
紫:「…悪かったわ、今回は私の負けね」
霊夢:「え、あんたが殊勝なの、気持ち悪いんだけど」
紫:「妖怪は人間を襲い、人間は妖怪を退治する。それが幻想郷のルール。…とはいえ、巫女とスタンドが強すぎて釣り合いを取るのに苦労しているのよ」
霊夢:「だからあんまり働かないようにしているでしょッ!」
承太郎:「いい加減にしねぇと、こっちからテメーをぶちのめしに行くぜ」
紫:「私より幻想郷を愛している妖怪がいれば、喜んで代わるわよ」
霊夢:「どうだか…」
紫:「信仰の第一歩は信頼から、というわけね。守矢神社と山の妖怪達との仲を取り持ってあげるなんて、ずいぶん親切じゃない」
承太郎:「…あいつらがまたテメーみてぇなのに唆されたりしねぇようにするためだ」
霊夢:「…ていうか、あんたの目的が本当にそれだけとは…」
霊夢・承太郎:「「あ…」」
承太郎:「逃げたな…」
霊夢:「逃げたわね…」
ーーーーー
承太郎:「まあ、今日は露伴が居てよかったぜ」
露伴:「僕だってまさか山に来てまで戦うとは思っても見なかったよ」
魔理沙:「しかし、よくもまあやってくれたなぁ!露伴ッ!…霊夢を助けられなかったじゃないかよ」
承太郎:「そんなに助けたかったのか…露伴が悪い事をしたな」
(こいつおそらく、霊夢のことが…)
ガラッ!
翠香:「宴会だろ!?みんな集めてきたよ!」
1.紅魔館組
・レミリア・フランドール・咲夜・パチュリー・小悪魔・美鈴・DIO
2.冥界組
・幽々子・妖夢
3.永遠亭組
・輝夜・永琳・鈴仙・てゐ・仗助・妹紅・慧音
4.妖精組
・幽香 その他多数
5.パッショーネ組
・ジョルノ・ミスタ・ナランチャ・フーゴ・アバッキオ・ブチャラティ・トリッシュ
露伴:「フッ…ハハハハハハハハハッ!まあ最初は…射命丸ッ!僕はなぜ君にジャーナリスト魂が生まれたかが気になるッ!君の記憶をもらおうッ!」
射命丸:「えっ私!?」
露伴:「君の新聞記事への情熱…興味が湧くよ」
射命丸:「…私もです、漫画家の貴方を記事にしたいと、ずっと思ってたのです」
露伴:「ほう、それじゃあ互いに調べるとするか」
ジョルノ:「言っておきますけど、僕とナランチャとフーゴは酒は飲みませんからね」
神奈子:「いいや飲んでもらうぞッ!」
ジョルノ:「だからッ!」
仗助:「ほら皆さん早く早く!」
てゐ:「わーい!」
永琳:「姫様、行きましょう」
輝夜:「ええ。」
DIO:「改めて思ったが、やはり蓬莱の薬を使ったほうが、利益は多かった気がする…石仮面を被ったからこそ、このDIOは常に太陽光から逃げねばならぬ運命…」
レミリア:「でも、それを切り抜けながら生きていくのも、悪くはないと私は思うわ」
DIO:「…そうだな」
ブチャラティ:「さあ、宴会を始めようじゃないか」
The End.