「伝説って?」「ああ!」   作:絞りカス

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お久しゅうございます
気がつけば就職し国の犬になりました
頻度は減りますが頑張って完結させます


道楽者 日常を過ごすってよ
ねむる ねごと じわれ


 目が覚めた時、夢を鮮明に覚えているというのはあまり良く無い事だと言う。

 

 曰く、脳みそは睡眠によるリフレッシュを行う事で健康であるらしい。

 その時に見るものが夢である。

 

 その夢の内容が、あまりよろしく無いものは悪夢と呼ばれるのは当然の事だ。

 

 例えば、東のおっちゃんが全裸でケツ振りながらアイリスアウトしていくような夢だったり、カブがよくわからない抱き枕を担ぎながら奥さんと喧嘩していたりすることを傍観していたり。

 

 普通にストレスだろこんなの覚えてるの。

 誰が好き好んで、歳行ったオッサンのケツ振りとやたら生々しい痴話喧嘩を覚えてなきゃならんのだ。

 

 と、このように普通に気分が悪くなる。

 得体のしれないバケモノに追われたり、地面にポータルを置かれて無限に落ち続けたり、自分がいきなり伊○誠ナイフで後ろから突き刺されたり。

 世間一般往々にして、このように不快感を伴うものを悪夢と呼ぶが、ぼくにとってはもう一つ悪夢と呼んで良いものがあると考える。

 

 

 過去の、幸せだった時の夢だ。

 いや、別にそういう夢を見れるということ自体はいい事ではあるんだろう。

 夢で思い出せるほどの幸福を過去に体験しており、それを限りなく近い形での再体験が可能であるからだ。

 では、僕はなぜそのことを悪夢と呼ぶかは、その後にある。

 これらは、目が覚めた瞬間になかったことになり、自分の目の前から消え去っていくからだ。

 

 それは、どこまでも残酷だと僕は思う。

 例えば、自分の好きな人が自分の横で笑っていて、手を伸ばしたら触れられるか触れられないかのギリギリにいるとする。

 もう少しで触れられる、その刹那に自分で、その世界を壊すようにセットした忌々しい目覚まし時計がジリリと鳴る。

 

 自分の体験し、もう一度と願った幸福は寸前で自分の手で設置した爆弾に破壊される。

 

 これを残酷と言わずして何と呼ぶのだろうか。

 怖い夢は、終わっても「怖かったな」で済む。

 でも幸せな夢は、終わっても「もう一度」を願ってしまう。

 夢の中の僕はいつだって笑ってる。

 現実の僕はその夢を思い出して、泣いてる。

 これが悪夢と呼ばないのなら、いったい何を悪夢って呼べばいいんだろうか。

 

 だからこそ、僕は昔を思い出すような夢を見た後は、必ずこう思うのだ。

 

 あぁ、なんと不快な幸せのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 ☆

 

 杏ちゃんからの挑戦を受け付け、別に例えれば将来を約束されてから、少し経った平日。

 実は学生であるという身分を行使するために、学校にて日常の一部を過ごしていた時のことだ。

 

 新しい本を借りてホクホクの顔で、昼食を食しながらふと考える。

 

 今更になってしまうが、あんな大事な約束をすんなりと安請負してしまってよかったのだろうか。

 いやまぁ、考え直したところで結果が変わるわけではないが、どうもよぎってしまう。

 

 そこまで考えていた所で、ふと限りなく見たことのある顔を見かけた。

 

「ノメちゃん、これから昼飯?」

「うおっ……都楽か、脅かすんじゃねぇよ」

 話しかけるとものすごい勢いで肩を震わせてノメちゃんがこちらに向いた。

 心臓が跳ねる音が、本人より先に聞こえた気がした。

 

「なんで君はまた日常生活でも切羽詰まってる顔してんだ」

「……次の授業、英語の小テストなんだが……」

「理解のある道楽者ちゃんは全てを察しました。さては君勉強してないな?」

「……ここで当ててくるお前が俺はここ最近で一番こえぇよ」

 

「この程度で当たる君が悪い。……それって抜き打ち?」

「いや、前の授業で言われていた……」

「うーん10:0で君の過失。残念だけど僕はこれで……」

 そう聞くとノメちゃんは絶望したように顔を真っ青にした。残念ながら自身の怠惰が原因の人間に助け船を出すのはちょっと……

 人間ってのは、自分で撒いた種に限って丁寧に育てるものですね()

 ノメちゃんは学生生活で育て過ぎだって。その内クソデカい木になるよ?コログ族?

 

「ま、待て!このテスト半分だったら別個で課題出されるんだよ……」

「それをやると、今日の活動側に支障が出るから、眉間にしわが寄っていると……」

 

 僕が言い切るより早く、ノメちゃんは頷いた。

 

「単語帳は?」

「……家に忘れちまった」

「あほちんめ。貸してあげるから勉強せぇ」

 

 

「あと一応ちょっとしたテストするんだけど、暦とかは流石に英語でわかるでしょう?」

「俺を舐めんな」

「発言に信用がない。んじゃ、一月」

「ニューイヤー」

「Januaryね、次二月」

「ガリガリ―?」

「February。次三月」

「これは分かる。ディクショナリー」

「それ辞書」

「マンスリー」

「お前フェフ姉さん同じこと言ってるのヤバいよ?」

 

 あとそれレオ○レス。相手のボケが雑なんだ。たぶん。というかボケであってくれ。

 流石に同年代の能力がここまで下回っているのは擁護できませぬ。

 

「ほら、単語帳。穴あくほどその単語帳暗記して回避できるようにしな」

「マジで助かる。帰りに帰すからな」

 

 “それ追加課題回避できること前提なのでは?”とは思ったが、口には出さなかった。

 

 友情とは沈黙の共有である。沈黙できる関係が、信頼だ。……と、宝船の誰かが言っていた気がする。バタさんか小坂さん辺りが。うんきっと(適当)

 彼の後ろ姿を見送る。肩をすくめ、手を振るまでもなく、廊下の向こうに吸い込まれていく背中を。

 果たして一夜漬けよりも付け焼刃の休み漬けでどうにかなるかはまぁ考えないことにした。

 

 そして、僕はゆっくりと息を吐いた。

 

 うん。昼飯を食べよう。

 まぁそれはそれとして、後で青ちゃんには告げ口しておこう。許せ友よ。

 ……いや、現役高校生の英単語力が○ェフ姉さんレベルな方が悪いか。

 あー、クリームパンが美味しい。

 

 

 

 ☆

 

 

「で、ちゃんと耐え切って来たと」

「あぁ。マジで助かった」

 

 “戦いを終えた人間”がドヤ顔と呼ぶにふさわしい顔で息を吐いた。

 なんで耐えてるんだよ。

 ノメちゃんのその表情には疲労とかすかな達成感が見える。テストの結果ではなく生還報告に近い。

 自分の蒔いた種でドヤ顔するのはアカンすよ(外苑前ノスケ)。

 

 

「……そういや杏ちゃんは?」

「俺が借りに行ってた時点でドボンしてやがった」

「あの時のテスト前の勉強の意味is 何処?」

 

 多分既にこはねちゃんあたりに報告が入っているのだろう。

 骨は拾わない。南無三。

 まぁ目の前で青ちゃんに報告してある事を知らずに自慢げに胸を張っているノメちゃんも、そう遠くないうちに地獄に叩き落されるんだけど。

 

「さて、君らはオフになったわけだが……青ちゃんは何してる?」

「今日は来れねぇ。家の都合に向き合うらしい」

「それはまぁ、頑張ってほしいが」

 

 青ちゃんにとってそれは苦痛を伴うものだろうに。

 他人である僕からは激励の念しか送ることができないが。

 ……また今度、釣りに連れて行ってあげよう。

 

「ノメちゃんはどうすんの?」

「……どうすっかな。個人練もやめるって話し合ったし、こういう日に限ってやることがねぇ」

「勉強すれば?」

「昼間のトラウマ蘇るからやめろ」

「自分で蒔いた種定期」

「うっせ。正論が痛ぇ」

「正論が聞く君が悪い」

 ノメちゃんが嫌そうに額を押さえるのを見て、僕は思わず吹き出した。

 前に頭を悩ませていたノメちゃんの顔や先ほどの眉間にシワまみれの顔から解放されていい顔になっている。

 

「ふーん……」

 

 とりあえず相槌を打ちながら、ノメちゃんの表情を観察する。

 さっきまで眉間にしわを寄せていた人間とは思えないぐらい、今はどこか気が抜けている。

 休日とは、こうも人をゆるませるのか。

 それとも単に、苦難という燃料を使い切った直後だから、己の感情がアイドリング状態に落ちているのか。

 

「ノメちゃんってさ、夢って覚えてる?」

「夢……覚えてるに決まって」

 

「あぁ違う、あのー寝てる時の方の夢」

「あぁ?……今朝のものくらいはな」

「んなこと覚えてないで英語覚えとけばよかったのに」

「はっ倒すぞ」

「冗談だって」

 

 半分は冗談、残り半分はガチである。

 昼間の小テストの事件、あれは見ていても痛かった。心と胃が。

 手を差し伸べられなかった杏ちゃんもこうなっていたと考えると更に。

 

「どんな夢だったかとか言えたりする?」

「んだよいきなり……」

「やることないっていうんだから、こういうの聞いて暇つぶしだよ」

 

「そうかよ」

 

 そう言うノメちゃんの顔をぼんやりと観察する。

 “暇つぶし”と言ったけれど、正確には──こういう時のノメちゃんは、話題を投げるとだいたいなんだかんだ乗ってくれる生き物だ。

 その“乗り方”が、今日みたいなオフの日の空気をちょうど良くしてくれる。

 

「俺の今日の夢は……まぁ何かよくわからねぇ夢だった」

「というと?」

「なんかよくわからねぇ場所で……バカみたいにデケェ犬を連れた絵名に追われてた」

「まぁ聞いといてあれだけど意味わからないね」

「悪夢……悪夢なのか?コレ。まぁそんな中を逃げ回ってたら、パンケーキの魔人を名乗ったお前が出てきた」

「パンケーキの魔人????????」

 

 どっかの悪魔を電ノコ一本でどうにかする漫画でも出てこなさそうな魔人にされてるの何?

 せめて生クリームの魔人であれよ夢の中の僕くらいは。いや、どっちも嫌だけど?

 

「で、なんかわからねぇがお前を圧力鍋に封印して」

「圧力鍋に封印して??????」

 

 なんで僕そんな魔封波みたいに封印されたの?

 よりによって圧力鍋?封印先が一般家庭用調理器具なの?壺とかランプじゃなくて?

 

「で、圧力鍋のスイッチを押したら願いをかなえてくれる魔人になった」

「呼び出し方が封印先の用途に偏り過ぎている」

 

 ボタン一つで調理から願望成就までできるの便利すぎるし危なすぎる。

 僕が何段階加圧されるんだよ。『ホロホロお肉の魔人feat.僕』が完成するじゃん。

 

「それで、さっさとこの場から逃げ出させろって願ったところで、目が覚めた」

 

 夢の内容は往々にして支離滅裂なのが多いけど、いざこう羅列されるとやっぱりひっちゃかめっちゃかだと改めて思う。夢を見た張本人が一番思っているだろうけど。

 “追われて逃げて圧力鍋”の三単語に集約されるカオスである。

 なんで締めの段が圧力鍋になるのが正解になるんだよ。

 妥当だから何も言えないじゃないか。

 

「どうだ?俺の夢の感想は」

「なんだろうね、頭痛してきたよ」

「お前の自業自得だろ」

「自分の言葉がその日に返ってくるとは思わなかったよ」

 

 犬がフリスビーを投げて取って帰ってくるくらい早かったよ。

 犬飼ったことないからわからないけど。

 

「まぁ……夢でよかったし、良い悪夢だったなとしか」

「だな。……待て、良い悪夢?」

 

「そりゃあに逃げ切れる悪夢且つ、目覚めた時に夢でよかったと思えるんなら、良い悪夢でしょ?」

「そういわれれば、まぁいい悪夢だったんだろうが……」

 夢の内容がどれだけハチャメチャなものでも、最後に「助かった」と思えるのであれば十分良い悪夢と言えると僕は思う。

 

 例えば、テスト勉強をしていない現実から逃げ延びられた、とか。

 いや、現実は逃げら……れなかったんだけどねノメちゃんは。

「逆に嫌な悪夢ってなんだよ、死ぬ夢とかか?」

「イヤイヤまさか。もっと簡単だって」

 

「幸福な記憶の夢」

「なんでだ?そもそも悪夢ですらないだろソレ」

 ノメちゃんは僕の解答を怪訝な顔で突っぱねる。

「まぁまぁ、そりゃそうなんだけどさ」

 

「自分の、もう二度と会えない人間が出てきて、もう会えないと思ってたのに会えて幸福でも、そこから何かを伝えたり新しい思い出を作ることも出来ずに目が覚める」

「コイツは、悪夢と言って差し支えないんじゃないかな?」

 そこまでの理由を告げると、ノメちゃんは黙って僕の話を聞く姿勢になった。

 

「……やけに具体的だな」

「そりゃあ夢の良し悪しなんて主観でしか語れまへんのでね」

 

「あーそうね。例えば、例えば君が夢を見るとする」

「おう」

「そこでみんなに褒められながら褒美に好きなものをもらえたとする。まぁ誕生日プレゼントとかかね」

「おう」

「それをさらに、自分の記憶で一番幸福だった記憶と共に引き起こる」

「……いいことじゃねぇか?」

「そうね、だがこれは夢だ。夢は必ず終わるものだ」

「その幸福は、おわるんだよ」

 

 自分で語っていたが、僕の言葉は自分の思っていた以上に静かに落ちた。

 

「美味しい思いしてたのに、そいつは幻で、享受しようとしたらそんなものはないって突き付けられるようにベッドから飛び起きる」

 

「……」

「まぁ悪夢なんて見ないことに越したことはないね」

 

 僕は制服に入れていたパイプを薬液に浸し、口に咥えたソレで空に泡を投げた。

 

「じゃあこの時間なんなんだよ」

「暇つぶしの時間稼ぎの戯言」

「……」

「だから無言で蹴りを入れようとしないで?アッ待ってグーはマズいって」

 

 人に追いかけられようと幸福な幻を見ようと、見た者が不快に思えば悪夢であり、良い体験をしたと思えばただの夢。

 結局のところ、夢をどう受け取るかなんて、本人の心の体温みたいなものだ。

 冷えていれば悪夢に魘されて凍えるし、温まっていればよい夢としてただの思い出話で終わる。

 それでも人は夢を見るし、見たことを忘れたり、やけに覚えていたり、どうでもいいところだけ鮮明に覚えていたりする。

 まるで、都合よく拾った記憶の切れ端をパッチワークみたいに繋ぎ合わせて、勝手に物語に仕立てているようでもあった。

 

 そんなどこまでも曖昧なものを、僕らは毎日のように観測するのだ。

 時に現実よりも悪辣で、時に現実以上に幸福な映像を。

 

 

 

 

 

「あ、ノメちゃんの壊滅的な英単語力は既に青ちゃんに報告済だよ」

「嘘つけよ。お前がんなことするわけねぇだろ」

「……」

「……マジか?」

「どっちだろうね」

「なぁ、マジでどっちだ?なぁオイ」

 

 フフフ……ギロチンの落されるスリルを想像して震えて眠るといい。

 あっやっぱりグーはやめて?

 

 




唐桜 都楽(かざくら とらく)
生クリームの魔人
東雲彰人(しののめ あきと)
パンケーキの魔人

リハビリを含んでいるので量少なくて申し訳無し
言い訳タイムです
近しい人が行方不明なったり引越したりと色々と起きていて、プロセカの小説を書く事から離れ過ぎてました
社会人になったので折り合いをつけながらやっていこうと思います
評価入れてお気に入り登録して、感想投げてほしいだ。
 感想ないと、おら不安だ。
ついでにお題箱みたいなものを置いておきます。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=327501&uid=291605
 よろしくお願いします。
感想用フォーム https://syosetu.org/?mode=review&nid=341288

評価用フォーム https://syosetu.org/?mode=rating_input&nid=341288&volume=4

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