「お兄さん、だれ?」
「……ローランめ、いつか覚えとけよ」

都市で日常の如くクソみたいな仕事をしていたフィクサーは、かつての知り合いの字で書かれた『招待状』に導かれ図書館へ行く羽目となる。
だが、いざ来てみれば―――其処は吸血鬼が住まう館で、全く異なる世界だった。

かくして、金次第で猫探しから戦争まで行う何でも屋―――フィクサーは幻想入りを果たした。
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