ブルーロック×カリスマ

 ※カリスマの知識なしでも大丈夫なはず。


・カリスマ知識
 本橋依央利とは・・・

 人に奉仕すること、肉体的負荷を与えられることを喜びとする。

 シェアハウスでは家事全般を担当しており、命令を待っている。

 ハウスの住人のほとんどと、自作の契約書で「奴隷契約」を結んでいる。自称「国民の犬」「前向きで自発的な奴隷」「Mじゃない」。

 良く言えば甲斐甲斐しく忠実な性格とも言える。

 奉仕することに熱中するあまり、疲労や睡眠不足で倒れることが多い。

 服従すること以外に自身の価値を見出せていない節がある。

 pixiv大百貨辞典より。

 そんな本橋依央利に限りなく近いようで近くないような人間がブルーロックに行く話。

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 カリスマの推しは、湊大瀬くんと今作の性格だけ登場、本橋依央利くんです。

 不仲組です。

 曲も顔も声も最強。

 まあまあまあいってるくにがみきんに君も面白い。


 クリックして頂きありがとうございます。


わがままお嬢の作り方

 

 「初めまして、こんにちわ。僕は、服従のカリスマ。橋本理央だよ。」

 

 「どんな無理なことも何でもやってあげる。」

 

 「だからさ…めちゃくちゃ…めちゃくちゃこき使ってよ!奴隷みたいに!!」

 

 

  俺の幼馴染は、大変…いや。

  

  大分変人である。

 

 

 「ほら。この奴隷契約書に捺印を!」

 

 「ねぇ!潔君!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おい。こらやめろ、ドM.」

 

 「絵心さん。僕はMじゃない。」

 

 「いや。Mだろ。」

 

 「ひーくんまで!僕は、Mじゃない。」

 

 「「Mだろ。」」

 

 そう。

 

 俺…千切豹馬の幼馴染、橋本理央は、変人である。

 

  

 

 「ねぇ。ひょうまくん。このけいやくしょになついんして。」

 

 「は?」

 

 この言葉がはじめての会話。

 

 齢9歳の出来事である。

 

 「今からけいやく内容をよむから、それにどういしてほしいんだ。」

 

 「え?」

 

 「いい?よむよ?」

 

 「は?なにけいやく??」

 

 「奴隷けいやく。」

 

 「これがけいやくしょだよ。」

 

 「けっ・・・けいやくしょ。」

 

 俺は、この時混乱していた。

 

 「よみあげるね?」

 

 

 一つ、橋本理央には、

 

 何を要求されても断る権利はありません。

 

 二つ、橋本理央には、

 

 でもなんの見返りも求めません

 

 三つ、ゆえに頼んだ側は、

 

 罪悪感を感じる必要は全くありません

 

 四つ、カンチガイしないこと。

 

 橋本理央は

 

 あくまでも前向きで自発的な奴隷です

 

 

 「わかった?」

 

 「前向きで自発的な奴隷ってなんだよ…。」

 

 「ほら、早く。このけいやくしょになついんして。」

 

 「いやさっきのしつもんは?」

 

 「そんなのどうでもいいよ。」

 

 「よくない。」

 

 「どんなむちゃなこともなんでもしてあげるからさ。」

 

 「・・・どんなむちゃなことも?」

 

 「そう。どんなむちゃなことも。」

 

 「だからさ…ぼくを奴隷にしよう!」

 

 「・・・わかった。なついん(?)をする。」

 

 「!」

 

 「やったー!ありがとう!」

 

 「でも、なついんってなに?」

 

 「ここに、名まえをかいて、ここにはんこをおすことだよ。」

 

 「はんこ…これしかもってない。」

 

 その時、たまたま持っていたねーちゃんからもらった子供用のハンコ。

 

 可愛らしい字体で“ひょうま”と書いてある小っちゃいハンコだ。

 

 ちなみ豹のイラスト付き。

 

 「ん~それでもいいよ。早くなついんして。」

 

 「わかった。」

 

 「ここに名まえをかいて。そうそう。で、ここにはんこをおして。」

 

 「ん。できた。」

 

 「はい。ありがとう。」

 

 幼稚なぐちゃぐちゃな字でかいた奴隷契約書。

 

 この契約書で俺の人生は、狂わされたのだ。

 

 

 「おはよう。ひょうまくん。」

 

 「!」

 

 奴隷契約を結んだ翌朝、理央は俺の家の前で待機していた。

 

 「なっなんでいるんだよ…。」

 

 「なんで?なんでって…………ランドセルを持つためだよ。」

 

 「え?」

 

 「ランドセルおもいよねぇ…奴隷のつかいどころだよねぇ…!」

 

 「は?あ!おい!」

 

 「よいしょ。ほら。学校いこ?」

 

 「いや…それくらい自分でもつし…。」

 

 「はァ?なに言ってんの?どういうつもり?」

 

 「・・・。」

 

 「昨日、奴隷けいやくしたよね?」

 

 「うっうん。」

 

 「ぼくの存在意義を消すつもりなの?」

 

 「あ…ぇ…?」

 

 逆切れされた。

 

 「こっちは、前向きで自発的な奴隷なの!」

 

 「・・・・はい。」

 

 「つぎやったら…奉仕レベルを強化するからね?」

 

 「・・・え?」

 

 「本当は、今日だって家に押しかけてひょうまくんの綺麗な髪を梳かしたかったし。」

 

 「きっきれい!?」

 

 「ひょうまくんのカッコイイ顔も洗顔して、化粧水して、保湿クリーム塗って。」

 

 「カッコイイ…。」

 

 「可愛らしい小さな歯も磨きたかったし。」

 

 「かわいい…。」

 

 「おしゃれな服も一から着替えさせてあげたかったんだよ!?」

 

 「おしゃれ…。」

 

 「ねぇ!?聞いてる!!??」

 

 「うっうん。聞いてる…。」

 

 「だ!か!ら!せめてでも…!ランドセルをもたせてよ!」

 

 「わっわかったよ…。もてよ。ランドセル。」

 

 「ありがとう。」

 

 この時の俺よ。もっと抵抗してくれ。

 

 この後、毎日理央は、迎えに来て学校までランドセルを3年間欠かさず持って行った。

 

 なんなら、風邪をひいた時までくるもんだから、焦って保健室に突っ込んだ覚えがある。

 

 最初は羞恥心を感じていたが、慣れとは恐ろしいものでランドセルを持つという行為すら違和感を感じるようになった。

 

 「ん。」

 

 「はい。ありがとう。明日の朝は何食べる?」

 

 「あー。明日の朝か…フレンチトースト食べたい。」

 

 「かしこまり。」

 

 この会話、奴隷契約を結んで5日後の会話である。

 

 初日の遠慮をどこかに置いてきたのか、2日目からはいつの間にか母さんを懐柔して、朝からうちに居座っていた。

 

 「おはよう。ひょうまくん。」

 

 当然のようにリビングにいる理央。

 

 あれ・・・?理央は、うちの子だった???

 

 「あ。歯を磨いてあげるから、洗面所に行っててくれる?」

 

 「ん?うん???」

 

 「ほらほら。早く!」

 

 

 「はい。ひょうまくん。口開けて?あー。」

 

 「あー。」

 

 ゴシゴシゴシゴシ・・・

 

 「はい。ペッてしてね。そのあとこの椅子に座って?あ。お腹すいてたら朝ごはん食べてきていいよ。」

 

 「おっおう…。」

 

 「あ。朝ごはん後にする?なら、あんずのヘアクリーム塗るね?」

 

 朝からされるがまま。

 

 「はい。綺麗にできた。朝ごはん食べてきてね。」

 

 モグモグ…ごっくん。

 

 いい香りのする紅茶でちょっと一息。

 

 ・・・楽だな。

 

 え?めっちゃ楽。今日俺起きてから移動しかしてない。

 

 二日目から結構な受け入れ態勢でいた。

 

 「さ。ご飯食べ終わった?学校…一緒に行こう?ランドセルは持つよ。」

 

 

 「なんでもしてあげるね。」

 

 

 「ああ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「おはよう。ひーくん。」

 

 「ん?あーはよ。理央。」

 

 三日目以降からは、部屋まで起こしに来てくれた。

 

 初日、2日目、3日目とメリーさんの如くおはようの場所が近づいてきたのは、びっくりした。

 

 が、今となっては慣れたし、当たり前。

 

 「ふぁーあ。」

 

 「はい。手を挙げてー。そうそう。次、足上げてねー。」

 

 まだ、眠気が覚めない中、理央の声だけに従って行動をする。

 

 服が着替え終わったらむにゃむにゃしつつ、理央に手を引かれリビングへ。

 

 奴隷契約を結んでから数年。

 

 もう、理央なしでは生きられない体になっていた。

 

 契約当初から変わったことといえば、理央もサッカーを始めたこと。

 

 俺がやってって言ったらやってくれた。

 

 何気に命令したのは初めてだったらしく、

 

 「YES!ルリホー!!!」

 

 って独特な喜び方をしてくれた。

 

 ポジションは、ミッドフィルダー。

 

 ストライカーに尽くす奴隷として最高のポジションと本人は言ってた。

 

 俺に尽くせよ?って言ったら、

 

 「うん。僕の四肢全部捧げるね!」

 

 って言われた。

 

 その宣言通り、理央は俺に全部捧げた。

 

 俺がパスといえば、どんな逆境でも針に糸を通すようなロングパスで俺にボールを渡す。

 

 俺はそのパスを受けて敵をぶっちぎる。

 

 鈍間どもには味わえぬ、俺らだけの快感。

 

 高校に入るまで負けなしだった。

 

 俺たちは、最強だった。

 

 そう。だったのだ・・・・。

 

 けど、俺の足は硝子の足だった。

 

 右膝前十字靱帯断裂。

 

 医師から無慈悲にも伝えられた怪我名。

 

 荒れた。

 

 俺を俺たらしめる、足が壊れたのだ。

 

 正気の沙汰ではなかった。

 

 病院に入院してる時の記憶がない。

 

 理央が来てくれたみたいだけど、覚えてない。

 

 退院してから、家に帰って…

 

 今は、誰とも会いたくなくて母さんに誰にも上げないでと言い放つ。

 

 生きてる心地がしない。

 

 なにもしたくない。

 

 それでも時間は、まってくれない。

 

 学校にいかなくちゃ・・・。

 

 6年半ぶりに自分で着替えて自分で髪を梳かす。

 

 自分で全部やって想像以上に時間がかかったことに驚いた。

 

 体が鉛のように重い。

 

 気だるさだけでない。

 

 理央がいつもかばんは持ってくれたからその分、物理的にも重い。

 

 学校について席に座る。

 

 人の視線が嫌にささる。

 

 好奇心、嘲笑、落胆・・・精神的にクるのもがあった。

 

 逃げるように図書館へ向かう。

 

 図書館へ行く途中、鰐間兄弟に絡まれた。

 

 「よォ!()天才!ガラスの足!!」

 

 「・・・。」

 

 「あァ?そう云えば…どうしたんだよ!お前のコンバザメはァ?」

 

 「ムッ!」

 

 「才能にも、相棒にも捨てられたかァ!?っとお兄は言っている!」

 

 「うっうるさい!」

 

 「「ガハハハッ!!!」」

 

 逃げる。

 

 汚い笑い声。

 

 ああ。アイツ等は知らない。

 

 今日、理央が来てないのは…気圧のせいだ。

 

 理央は、気圧が低い日はよく頭が痛くなるだからだ。

 

 ちゃんとメールが来ていた…!

 

 でも…言い返せなかったのは…。

 

 

 

 

 

 次の日。

 

 「久しぶり。ひーくん。昨日はごめんね。奴隷失格だよね…。」

 

 「ああ。大丈夫。理央も大丈夫か、体調?」

 

 「うん!一日中寝てたから大丈夫!だから、安心して負荷をかけてね?」

 

 「・・・ああ。」

 

 「あ。荷物持つよ。貸して。」

 

 「ん。」

 

 「・・・。」

 

 「・・・。」

 

 「あ!ちょ!なんでカバン!!」

 

 「・・・。」

 

 「もー。そういう気分なの?」

 

 「・・。」

 

 「もっと負荷をかけてほしいのに…。」

 

 「・・・。」

 

 「あ。ほかにやることない?」

 

 「・・・ねぇよ。もう。俺に構うな。」

 

 「・・・。」

 

 

 

 

 「は?」

 

 

 

 「は?」

 

 

 「俺に構うな?は?あァ?奴隷として扱き使ってくれないってコト?」

 「は?は?はァあ??」

 

 「そうだよ…。足が壊れた俺なんて…!」

 

 「だから、何?そんなことがどうした?」

 

 「そんなことってお前!!」

 

 「そんなことだよ…足が壊れた?それで?」

 

 「・・・。」

 

 「ただ、足が壊れただけだ。」

 「僕が奴隷契約したカッコよくて、男前な千切豹馬には…‥変わりない!」

 

 「かかかか…カッコイイ。」

 

 「だから…だからさァ!!」

 

 「おおおおお男前…。」

 

 「扱き使ってよ!!奴隷みたいに!!!」

 

 「かわりない…。」

 

 「・・・そう!変わりないんだよ!」

 

 「!」

 

 「僕は奴隷!ひーくんは僕の御主人様!!って聞いてる!?ひーくん!!」

 

 「・・・。」

  

 「あれ?ひーくん、顔が真っ赤だ。」

 

 「・・・ちっ。聞いてるっつの!ちょっと黙れ。」

 

 「わん♡」

 

 

 「よォ!千切!橋本!」

 

 「あ。鰐間先輩。」

 

 「・・・。」

 

 「今日は、コンバザメもいるんだなァ?千切?」

 

 「クワッ!」

 

 

 「は?」

 

 

 「あァ?」

 

 「誰がコンバザメなんですか?」

 

 「はァ?そんなん…お前しかいないだろ!橋本!!」

 

 「・・・はァ?なにいってるんですか?」

 

 「「「!」」」

 

 「僕は、奴隷です。」

 「滅私…貢献…奉仕。僕は、コンバザメなんかじゃない。」

 「僕はァ!奴隷です!!!」

 

 「ムッ!」

 

 「なっ何言ってんだ!お前!っとお兄は言っている!」

 

 「入部初日から言ってますけどォ!???」

 

 「僕は負荷が欲しいんです!命令してください!僕を好きにしてください!」

 

 「なんなんだよお前!!」

 

 「クワッ!!」

 

 「逃げるぞ!とお兄がいっている!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はあ。やっと行きましたか。」

 

 「奴隷契約を結んでない人に命令しろなんて迫るわけがないじゃないですか。」

 「僕にだってそのくらいのポリシーはあります!!」

 「さ。ひーくん。あんな暇人ほかっておいて…カバン、ください?」

 

 「・・・ああ。」

 

 「ありがとう。」

 

 「・・・なァ。さっき命令してほしいって言ったよな。」

 

 「うん!どんな無理難題も命令して?僕を好きにして?」

 

 「!!!」

 「なら・・・・・・。」

 

 「なら?」

 

 「あの先輩達、センター復帰してからウザ絡みしていて嫌なんだよ。だから…。」

 

 「うん!」

 

 

 

 「10-0」

 

 

 

 「10-0…。」

 

 「公式戦、10-0で勝て。」

 

 無理難題。

 

 でも、理央にとってはご褒美だ。

 

 顔をぱあああっと綻ばせて言う。

 

 「かしこまり!」

 「任せて!!!ひーくん!!」

 

 

 「・・・・ああ。」

 

 その後、公式戦で理央は本当に10-0で勝った。

 

 誰一人、ボールを渡さずにすべて理央が決めた。

 

 

 そして、俺ら二人に強化指定選手に登録されたと青い監獄からの招待状がいた。




 
 ネタにしようと思ったら哀愁漂う感じに。

 何故。





 見ていただきありがとうございました。

 続く予定ではある。

 末っ子凛ちゃんの作り方…ねくすと こんてにゅー?

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