◆あらすじ

 人類は知らない。
 2億5千万年前、この地球に一体の神が降臨したことを。
 人類は知らない。
 2億5千万年前、この地球で神に牙を剥いた獣がいたことを。


 太平洋上・小笠原諸島の外れに浮かぶ絶海の島々、依諏間(いすま)諸島。この島で発生した怪異事件の解決を目的として依諏間島統合調査団が発足する。
 しかし、この島に渦巻く権謀術数の主体は人間などではなかった。暗躍する教団。語り継がれる信仰。恐るべき大宇宙の恐怖が、そして強大なる大地の怒りが、この小さな惑星上で衝突しようとしていた。
 それでも人類は深淵に向かって手を伸ばす。その先に待っているものが破滅であったとしても、空虚な真実へと足を進める。

 この惑星の歴史に、人類は存在しない。


◆注意

 本作は東宝の怪獣映画「ゴジラ」と、ハワード・P・ラヴクラフトをはじめとする多数の作家が体系化した架空の神話「クトゥルフ神話」の世界観をクロスオーバーした二次創作小説です。作中に双方の原作に対する自己解釈、設定の改変等が見られます。特にクトゥルフ神話側は公式と呼べる設定が少ないこともあり、作者の自己解釈による設定が多数見られることをご容赦ください。ゴジラ側にも世界観の同一化を図る上で独自の設定が多分に用いられていることをご了承ください。
 R-18Gレベルではないものの、人間が無惨に死ぬ描写・人体破壊などの残酷な描写が作中に含まれます。
 また、会話や設定・法律・組織等のリアリティについても正確でない可能性が大いにありますことを御承知ください(むしろツッコミどころが多数あると思います)。

 ※かなり不定期な更新となりますので、忘れた頃に投稿されるようなペースでの進行となります。完結はできるよう尽力しますのでどうかよろしくお願いいたします。