アンケートは320人もの人達が投票してくれましたが結果は、こうなりました
(54) 志村菜奈世代に転生
(33) オールマイト世代に転生
(62) 緑谷くん世代に転生
(171) 最終話の続き
という訳で1番投票された数が多かった最終話の続きを書いてみましたが、完全にONE PIECEの話になっていますので、それでも構わないという人だけ読んでください
剣を学んだ道場の大人でさえ勝てないほどに強いゾロくん、そんなゾロくんが1度も勝てていないくいなさん。
そしてくいなさんよりも更に強く、シモツキ村では私以外に相手になる者が居ないクノウさんは、基本的に私と一緒にいることが多い。
「先生、今日は何をするでござるか?」
今日も私の後ろを着いてきたクノウさんが、笑顔で何をするか聞いてきた。
「そうですね、今日は斬鉄について学んでもらいましょうか。万物には呼吸がある為、それを読み取り、武器に意思を伝えて、斬るべきものだけを斬る術を学んでもらおうかと思っています」
「ああ、そういうことでござるか、完全に理解したでござる」
頷きながら言ったクノウさんは、訳知り顔をしているが、間違いなく何も理解していない。
「クノウさんがそう言っている時は、何もわかっていない時なのはわかっていますよ」
「バレるのが早すぎるでござるよ。拙者にもっと心の準備をする時間を与えてほしいでござる」
「それでは、ゾロくんとくいなさんにだけ先に教えてきますね」
時間が必要ならクノウさんは後回しでもいいかと考えて、ゾロくんとくいなさんを探そうとした私の肩を掴んだクノウさんの手。
「待ってほしいでござる!拙者だけ仲間外れは嫌でござるよう!もっと拙者を構ってほしいでござる!」
取り乱した様子で大きな声を出すクノウさんは、冷静さを失っている。
落ち着かせるようにクノウさんの頭を撫でながら私が「とりあえずクノウさんは落ち着きなさい」と言うと「凄く落ち着いたでござる」と言って一瞬で落ち着いたクノウさん。
そんなこともあったが、ゾロくんやくいなさんとクノウさんに私を加えた4人で集まることは多く、シモツキ村でも別格な子ども達3人には私が指導を行って剣の腕を磨く日々を続けていた。
私以外の3人も普通の刀で斬鉄が可能な程度には鍛えることができたが、まだまだ教えることは沢山ある。
以前よりも剣士として強くなっていることを理解している3人も、私の指導を受けることに抵抗はないようだ。
翌日、今日も全員で鍛練を行おうと考えていたが、この日は朝から嫌な予感がした。
直感に従って霜月家に向かい、家の中に入ると、足を滑らせたのか階段から落ちそうになっていたくいなさんを発見。
階段を落ちかけていたくいなさんを素早く助け、くいなさんの父親であるコウシロウさんにもくいなさんが階段から落ちそうになっていたことを伝えておき、階段に手すりを付けることを提案しておく。
なんてことがあったりもしたが3刀流を目指して口を鍛え始めたゾロくんを手伝ってみたり、クノウさんが覇気を使う感覚を掴んだので、軽く覇気を教えてみたりもした。
そんなある日、シモツキ村のある島以外の島がどうなっているのかが気になった私は、空を走って東の海の様々な島を巡ってみる。
島巡りをしている途中で通りかかった岩しかないような無人島らしき場所。
その島には倒れている大人と子どもが居たが大人の方には片足が無く、2人とも痩せ細っており、飢えて死にかけているのは確実だ。
数週間以上の絶食で飢えていた2人の内、片足が無い大人はゼフと名乗り、子どもの方はサンジと名乗った。
とりあえず簡単な治療を施して無人島から保護しておいた2人には、何か栄養があるものを摂取させた方がいいだろう。
一応見聞色で確認してみたが、2人とも誰かに危害を加えるつもりはないようだから、シモツキ村にまで連れていっても問題は無さそうだ。
今は誰も住んでいない家に2人を連れていき、元気になるまでは、しばらくその家で過ごしてもらうことにした。
数週間全く食事が出来ていない状態の相手に固形物をいきなり食べさせると死ぬので、まずはジュースから徐々に段階を踏んでいった方が良さそうだな。
島巡りで見つけたココヤシ村で、ベルメールさんから購入したみかんを使ったみかんジュースを最初に飲ませておき、次に重湯を飲んでもらい、ある程度胃が働くようになってきたら今度は胃に優しい粥を作って持っていく。
胃が粥に慣れてきた頃に、豆腐とネギの味噌汁を食べてもらって、最終的には温野菜が消化できるようになるまで2週間かかったが、これでもう普通の食事を食べても大丈夫だ。
ゼフさんは海賊だったようだが、足を洗って東の海の海上にレストランを作るつもりらしく、サンジくんも海上レストランを手伝おうと考えているみたいだった。
無人島からゼフさん達と一緒に回収しておいた財宝を「命を助けられた礼だ」と言いながらゼフさんは私に渡そうとしてきたが、私は受け取りを断り、代わりにある条件を出す。
「海上レストランが立派なレストランになったら食べに行きますから、その時に飯でも奢ってください」
そう言った私に「たらふく食わせてやるが、飯は残すなよ」と言って笑ったゼフさん。
ゼフさんとサンジくんとの出会いから、数ヵ月が経過した頃、空を走ってココヤシ村にみかんを買いに向かうと、明らかに悪意を持ってココヤシ村を襲っている魚人の海賊団を発見。
魚人の海賊団からココヤシ村の人々を助ける為、1人の魚人から奪い取った剣で魚人の海賊達を斬り裂いていく。
すると頭目らしきノコギリザメの魚人が「下等種族が!」と叫びながら激怒して向かってきた。
しかし隙だらけで容易く斬ることが可能だったので、どうやらこの海賊団の魚人達は、あまり強くはない魚人のようだ。
それでも戦う術のない人々にとっては、この魚人の海賊団が脅威であるのは間違いない。
残党を残して報復されても面倒なので、1人残らず魚人達を斬っておき、私1人で全ての魚人の死体を処理しておいた。
ココヤシ村の人々からは感謝されたが、元海兵のベルメールさんだけは「わたしが海賊を倒せないほど弱かったから、子どもに手を汚させてしまった」と悲しさと悔しさを滲ませる声で言っていたな。
弱いことを悔やむベルメールさんに「そんなに強くなりたいなら鍛えましょうか?」と提案してみると「お願いするわ」と了承したベルメールさん。
定期的にココヤシ村に向かった私は、先ずは海兵を引退して鈍っているベルメールさんの身体を鍛え直すことから始める。
鍛え直した身体を更に鍛えて、ある程度身体が鍛えられたと判断してから技術の鍛練を開始。
ベルメールさんが私の無刀の技と八衝拳を全て身に付けるまで、3年ほどかかったが、その間に様々な出来事があった。
ゾロくんが3刀流でならくいなさんに勝てるようになったり、くいなさんが本格的に私に弟子入りしてきたり、覇気をある程度身に付けたクノウさんが業物の小太刀を2本ほど私の祖父から受け取ったり、なんてことがあったシモツキ村。
そしてこの3年間の間に、私は良業物の花州という名刀を手に入れ、東の海では美味い飯が食える海上レストランがあるという噂も広まってきている。
元気になってからシモツキ村を出ていったゼフさんとサンジくんは、無事に店を開くことができたらしい。
確か海上レストランの名前は、バラティエにするとゼフさんは決めていたが、噂になるくらい有名な店になったなら、そろそろ飯を食べに行ってもいいかもしれないな。
という訳で海上レストランバラティエに、ゾロくんとくいなさんにクノウさんを連れて向かってみた。
東の海の海賊や山賊を狩った懸賞金で懐は暖かいので、全員分の食事の代金は充分に用意してあるが、必要になるかはゼフさん次第だ。
バラティエの店内に入ると、席までの案内をしながら、早速くいなさんとクノウさんを口説き出したサンジくんと喧嘩を始めたゾロくん。
食事の邪魔になりそうだと判断した私は、手早く喧嘩を止めておき、席に座る。
テーブルに次から次へと運ばれてくる料理の数々。
ゼフさんが直々に作ってくれた沢山の料理は、どれも美味しいものばかりだった。
「また、食べに来てもいいですか?」
全ての料理を皆と一緒に食べ終えて、そう聞いた私に、ゼフさんが笑みを浮かべながら口を開く。
「ああ、いつでも来い。腹一杯食わせてやる」
笑顔で答えたゼフさんの言葉に嘘は無い。
「料理の代金ではありませんが、これは個人的なバラティエへの寄付ということで受け取ってください」
500万ベリーをテーブルに置いて、逃げ去るようにバラティエを出た私に着いてきた他の3人。
それから全員で空を走って、拠点にしている島にまで戻った。
まあ、飯を奢ってくださいとは言ったが、寄付をしないとは言っていないので嘘はついていない筈だな。
くいなが生存し、ゾロが既に斬鉄が可能になって強化されていたり、ベルメールさんも生存して強化されて強くなりました
鍛えられた今のベルメールさんなら原作のアーロンよりも強くなっていますね
ちなみにタコの魚人であるハチことはっちゃんは、アーロンの部下にならずにタコ焼き屋になっているので生存しています