ワと葬フリのクロスありそうでないなーと思ったので。
誰か書いて♡
設定とか好きなとこだけ持ってってくんろ。というか書いてくれるだけでありがたい。

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投げるだけ投げておく。誰か続き書いてけろ


雷雨

 

 

「んー·········」

 

 

男が一人、川のせせらぎを背に、杖を組んだ腕に挟み込みながら唸る。

 

 

 

「ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙······ッ」

 

 

次第に頭を片手で抱え、座り込みながら深刻そうな声を上げ────

 

 

「金がない······ッ!」

 

 

あまりに情けない現状を嘆き(ひと)()ちる。

 

 

「ぅぎいっ・・・」

 

 

 

───余りに濃い血の匂いをそこら辺に撒き散らしながら。

 

 

「あ、()()っ、有゙り得゙ないぃ······ッ!こ、この私が、ただの人間ごどぎに゙ぃ゙······!」

 

「······なぁんだ、生きてたのかよ。人の話にに聞き耳たてるとか、お世辞にもお行儀がいいとは言えないね」

 

 

まぁ、()()()()に言っても無駄だろうけどさ。

 

そう身体(からだ)すら向けず冷たく吐き捨てると、全身を(おびただ)しい量の出血と大小問わぬ傷に(まみ)れた()()()()()()()()()()()()()()()女の顔が恥辱に歪み、()(しば)った歯を()ませる。

 

 

「おっ、お前ッ!この私を誰だと思っている!?私に何かあれば他の同胞らが黙っては

「いや知らんが。〈魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)〉」」

 

 

男が呟き終わるや否や、()()()()()()()が女の頭部を文字通り消し飛ばした。

頭部を失った肉体は()()()()()()()()()、やがては風に流され消滅した。

その場において彼女という()()()が存在したと証明出来るものは、最早(ゾルトラーク)で焦がされた河原の石のみであった。

 

 

「······ふぅ、ここで悩んでてもしゃあなし。村人さんに報告だけでもしておくかね」

 

 

よいしょ、と気の抜けそうな掛け声と共に立ち上がると、まるで何も起こらなかったと言わんばかりにその場から離れ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

雷雨(ゲヴィター)

 

 

 

 

 

 

「〜♪」

 

 

いやぁ、一時はどうなる事かと思ったが。

人間ってのは、案外やろうと思えば大抵の事はどうにかなるもんだ。

 

旅の途中で資金が底を尽きかけ。

いざ依頼をこなそうとギルドへ寄れども仕事は文字通り根こそぎ持っていかれていた為に、存在しない仕事など受けようもなく。

 

諦めて近くの川でできる限り川の水を沸かして詰めて、森で野草・薬草類を摘み害獣駆除ついでに動物を狩り保存食にして。

 

街を出てから一週間ほど()()ながら野草やら肉やらを補充し加工して、やっと小さな村を見つけたは良いが、どうにも空気は重く余所者(よそもの)忌避(きひ)している様子であったので何事かと聞いてみれば。

 

なんとこのすぐ近くに軍勢を(ひき)いる女魔族(人間もどき)が居を構えたらしい。

 

おかげで行商人を介した(あきな)いは愚か、畑仕事や山菜採りにもほとんど行けぬ状況に村は追い詰められ、苛立ちや陰鬱(いんうつ)とした感情が高まっていく一方。

 

一応、村にも唯一の魔法使いが常駐しているが、戦闘は不得手としており得意の〈遠くを覗き込む魔法(フェーンロアー)〉で監視しつつ罠やら威嚇射撃で牽制するのがせいぜいだったとか。

 

因みに、この威嚇射撃という行為は人間相手ならともかく、魔族には悪手となる。むしろ威嚇射撃で刺激され逆に襲撃されたなんて事になり得るのだ。

今回の場合は恐らく(カシラ)を張っている個体とそれ以外との実力差が大きいだろう事、()つなまじっか知能が高い個体であった為に遠くから弱っていく様子を嘲笑う嗜虐心(しぎゃくしん)()()上手く噛み合ったから助かったが、こういった事はむしろごく少数派である。

 

で、そこへ自分が「魔族を退治するから代わりに一晩止めて欲しい」と村長殿と交渉すれば多少訝しんだものの、承諾を得て意気揚揚と飛び出した。

 

魔法戦に詳しくないあちらからすれば、自分たちの貴重な戦力である魔法使いが通用せず、そもそも防衛のために村を離れさせる訳にも行かない。

かと言ってこのままではじりじりと村民達が弱っていくばかり。

その点、魔法使いを名乗る旅人であれば死んだとしても自己責任だ(損はしない)し、魔族を殺してくれれ(上手くいけ)ば万々歳。

 

結果として大将首の女魔族だけでなく、恐らく念話(テレパス)系統の魔法で寄ってきたのであろう魔族や魔物を片っ端から消し飛ば(ゾルトラーク)してちゃちゃっと一件落着。

 

そこから帰還すれば年始もかくやと言わんばかりのお祭り騒ぎ。

どうやらずっと監視していた魔法使いから報告が入っていたらしく、村の大半は互いに抱きしめ合ったり猿叫(えんきょう)を上げながら今の今まで溜まっていた農作物やらを収穫しに行ったらしい。村長殿も自らが老体である事を忘れて文字通り飛び回るほど歓喜していたそうな。

そうな、という言い方をしたのはその本人がぎっくり腰で倒れたためにそれを見る事が叶わなかったからである。

 

その夜は村民全員が中央の広場に集まり宴会を広げた。

 

翌日には村を村を発ったが、相変わらず金は無いものの代わりに魚や獣肉の干物、ここしばらくで大きくなりすぎた野菜、出来のいい果物を大量に分けていただいて。

さらに件の魔法使いからはなんと、〈遠くを覗き込む魔法〉を教えて貰うという思わぬ拾い物まで手にした。

 

 

そうして惜しまれながらも別れを告げて今に至る。

 

 

 

それにしても幸運であった。己でもほくほく顔を浮かべているだろう事を自覚せざるを得ないほどに。村を出て半日、広大な森を進みながら未だに冷めやらぬ幸運を噛み締める、

 

 

あぁ、でも。

 

 

()()()()()()()()

 

 

イメージするのは、両手で抱える位の木製コンテナ。

杖の先から魔力を放出・圧縮して(推し留め)、立方体へと変化していく。

 

 

それをさらに均等な立方体へと分割する。

 

 

───出力調整(そこそこ)、弾速・射程重視(シフト)、4×4×4分割。

 

 

「〈魔族を殺す魔法〉(ゾルトラーク):衛星弾(アステロイド)

 

 

茂みの方へと魔力弾を放てば、木霊の代わりに鬱蒼(うっそう)とした森林に似つかわしくない不愉快な金属音によく似た音が返ってくる。

 

そして魔法が消えていった方角をしばらく見つめていれば、奥から少しずつ(シルエット)が見えてくる

 

 

「───いつから、気付いていた」

 

 

それは徐々に大きくなり、気づけば3mは優に超えるであろう巨躯が眼前に立ちはだかる。

 

 

「3時間ほど前から。というか隠す気すらなかっだろ。殺気もそのうざったい視線も垂れ流しなんだよ」

 

 

舐めてるのかデカブツ、と返してやれば目の前の()()はくつくつと笑う。

 

 

「普通の人間ならば十里は離れた場所からの気配など気付かぬだろうに」

 

 

人間のような見た目をしたそれはしかし、巨木の幹を、或いは難攻不落の城壁を思わせるがっしりとした体躯の大半が鎧の様な黒い何かに覆われており、何より(ひたい)から真っ直ぐ伸びる太く長い角がそれが人間でない事を如実(にょじつ)に表していた。

 

 

「生憎と普通じゃあないんで、()()()()()()

 

 

───〈魔族を殺す魔法(ゾルトラーク):孤月(コゲツ)・一本槍〉

 

 

「人の魔法使いがこの俺に近接戦闘を挑むとはな」

 

 

不意に唱えた瞬間、杖の先から()()()()()()()()()()()

それを見て目を見開いた魔物は直ぐに獰猛に笑みを浮かべると、中腰になり地に握り拳を押し当てる。

それとほぼ同時に、杖を下段に構える。

 

 

「しかし、厳つい顔して可愛いとこもあるじゃん」

 

「······どういう事だ」

 

「いや、なんて事ないよ?ただ───

 

 

 

そんな(おうち)に閉じこもって得意顔してる半端もの(魔族もどき)にはピッタリだなーってだけ」

 

「そうか、では死ね」

 

 

殺気と怒気を撒き散らしながら高速で突っ込んできたそれを飛び上がって回避しつつ、すれ違いざまに()を7、8回ほど叩き込む。

狙いは鎧の関節部。しかしそれは減速せず真下を突き抜けながらも巧みな身体捌きで装甲部分を挟み込み遮断それる。

実体を持つ刃でないので反動で仰け反ったり挟み込んで引き寄せられる、という事がないのが幸いである。

 

この距離であれば()()()()()()()は最低限で十分、必要なのは確実に当てるための弾速と純粋な火力。

 

 

───威力・弾速重視(シフト)、3×3×3分割。

 

 

「〈魔族を殺す魔法(ゾルトラーク):衛星弾(アステロイド)〉」

 

 

眼下の半魔族が山小屋程の大岩を粉砕して立ち止まった瞬間に殺到する、追撃の魔法(アステロイド)

 

 

「ありゃ」

 

 

しかしそれは着弾した瞬間、甲高い金属を叩く音と共に霧散するだけに終わってしまう。

 

 

「───驚いたか?人間の魔法使いよ」

 

 

悠然と佇む化生は自慢げにするでもなく、(さと)すように淡々と告げる。

 

 

「貴様が虚仮(こけ)にしてくれたこの鎧と自らの肉体をもって、俺はこれまで多くの同胞や人間どもを殺してきた。特に()()()勘違いした魔法使い共をな」

 

「あっそう」

 

 

ただし、そこには自らの誇り(プライド)を傷付けられた怒りも込められているが。

そしてそれをにべもなく切り捨てる。

 

 

「あぁいや、確かに凄いよ?うん、それは間違いじゃない」

 

 

事実、魔族特効とも言える〈魔族を殺す魔法〉を拡散させて跳ね返したり岩を砕いて尚傷一つ付かない防御力は実に驚異的だ。

前述の岩砕きや下手な攻撃魔法より速い突進を実現させる身体能力や、その威力を落とさぬまま弱点を守る身体操作に視野の広さ。

どれをとっても人間のそれを遥かに超えている以上、下手に特別な能力を持つ魔族よりも人類にとっての強敵であろう事は間違いない。

 

ただし、己の場合。

 

 

 

「でもさぁ、それって

 

 

 

───勝ち負けには関係ないよね?」

 

 

魔族(お前)より遥かに強いやつを知っている。

 

 

「何を」

 

 

言いかけた所で体を抱え込む様にして防御の構えを取ると同時に、魔族を取り囲む様に殺到する魔法弾。

 

ただし、先程と違うのは。

 

 

───出力調整(高め)、威力・()()重視(シフト)、2×2×2×分割。

魔族を殺す魔法(ゾルトラーク):炸裂弾(メテオラ)

 

 

着弾した瞬間、崩れ落ちた岩のような、或いは落雷のような轟音と共に光と爆音が弾ける。

 

 

「······ね?痛いでしょ?」

 

()(しゃく)なぁ······ッ!」

 

 

鎧の隙間から()()()()()()()()奴に笑いかけてやれば、返ってくるのは随分の元気な返事。

 

 

「先の魔法は杖か自らの肉体を媒介にしなければ撃てないのではなかったのか」

 

「ふふん、どうかな〜」

 

「······ふん、小賢しい真似を」

 

殺し合いなんてそんなもん(勝てば官軍)でしょ」

 

「かん······?」

 

「おっといけない」

 

 

()()()()()()()()

 

と、視線を上にあげると。

 

 

「目を離したな?」

 

 

すぐ前から聞こえる、魔族の声。

 

まぁ、()()()()()()()()()()()

 

 

───〈転移する魔法(テレポーター)

 

 

刹那、切り替わる景色。

 

眼下の()()()()()()魔族に向かって槍を振りかぶる。

 

 

───射程30m、発動時間0.6秒。

 

 

旋空(センクウ)弧月(コゲツ)

 

 

 

 

 

 

 

「───見事だ、人間よ」

 

「そりゃどーも、半魔族さん」

 

 

反射的に太腿の短杖囊(ホルスター)から握り拳二つ分程度の杖を取り出し、声が聞こえた方へと構える。

 

 

「フンッ、そう身構えるな。()()()()()()()()最早俺に身動きする力はない······」

 

「それで動けたら魔族ですらないでしょ」

 

 

吐き捨てながら()()()()()()視線を逸らす。

 

その先には、徐々に消滅しつつある四肢と縦に両断された胴体だったもの。

 

 

「······最、後に。名前、を、聞き、たい」

 

()だね、誰が殺しに来たヤツに教えるもんか」

 

 

舌を出して中指を立てて返す。

すると奴は何が面白いのか、首を少しずつ崩壊させながら目の前に現れた時の様にくつくつと笑い。

 

 

「そう言うな、でなければ貴様を、冥府、から。呪、え───」

 

 

ほぼ頭部の半分を消滅させたヤツの戯言を聞き切る前に、魔力で強化した足で踏み潰す。

 

それを合図とするかのように一気に崩壊を進ませ、風に(さら)われていった塵を何となく見やる。

 

 

───『好きだ、大好き。私の雷雨(ゲヴィター)

───『約、束だ······。いつ、まで、経っても······誰も、勝てない位、······世界一、強くて、カッコイイ、魔法、使いに───』

 

 

───『俺のクソみたいな夢を託す。銀髪のエルフ(フリーレン)尊大でアホほど腹立つクソエルフ(ゼーリエ)もぶっ飛ばして、無双したり寒村で育てた弟子(ガキ)が名を轟かせてるのを師匠ズラしながら贅沢三昧するっていう夢をな』

───『俺は《本物》を目にしてすぐ折れちまった根性無しだが······頼んだぞ、たった一人のクソ弟子』

 

 

彼女の笑顔を、冷たくなっていく身体の感覚も、刻まれた(約束)を。

彼が得意気に見せてくれた魔法がくれた感動を、いつか聞かせてくれた諦めたという意味不明で下らない夢を、それでもなお持ちうる全てを厳しく授けてくれた日々を。

忘れた日など一度たりともない。

 

寝ようが覚めようが、何時までも昨日の事の様にふと思い出す。

 

何となく目を掌に向けて、湧き上がった()瀬無(せな)さに強く握り締めて、潰す所か(むし)ろそれは強くなるばかりで。

 

 

「遠いなぁ」

 

 

一つ息を()いて、再び杖に乗って空へ浮かんだ。




一応設定だけでも書かせてね。
興味なかったら飛ばしていいよ。

史上最強を目指す童貞厨二爺
・ゲヴィター
魔法使い。
見た目若造、御歳840位の若爺。幼馴染みに操を立ててる(こじらせ童貞)
呪いでクソほど長い寿命を得たし老化も遅れてる。
魔力の抑制強度はフリーレン以上なのに量はアウラ以下なので初対面のゼーリエ評は「魔法使いの才能絶無」。
魔力量の低さを補う為に自らの余剰魔力や魔法で分散した魔力を取り込み循環させたり、(魔族含めた)相手の魔力を組み替えて自らの魔力として取り込む(すべ)を習得したガンギマリのヤベー奴。曰く「粘土で出来たパズルのピースを捏ねくり回して当て嵌めるイメージ」。
飄々としてる様に見えて(魔族限定で)挑発的だったりやたら血の気が多い。別に短気では無い。
(葬フリ世間一般的に見たら)強いが搦手も普通に使う。一番得意な魔法は〈空を飛ぶ魔法〉。
経験値で戦う(いぶ)し銀の嫌がらせA級若作りジジイ(作ってない)。

やんごとなきケモ耳ロリ
・幼馴染みちゃん
黒髪と生まれつきの白メッシュが映えるケモ耳ケモ尻尾持ちの獣人ロリ。その正体は獣人ではなく龍人。魔族ではないので角がない。
エルフ同様亜人の一種。かつて神の使いと呼ばれたやんごとなき種族で、エルフを超える魔力量とその運用に耐えうる強靭な肉体、魔族や現代の魔法とは全く系統の違う協力な魔法の数々、そして特に何もしなくても万近く、或いは万単位で生きる寿命を持つ。
彼女はその数少ない生き残りであり、その中でも更に貴重な純血一家の五人兄妹の末妹。上から順に男女男男女。ダンダン。
お嬢様はお嬢様でもそこまで厳しいお家柄でもなかった故か、奔放で天真爛漫、素直で漢前なド根性娘に育った。当時同い年のゲヴィターくんとはお隣さん。当時から互いの脳を焼きあっていた。
後の師匠となる魔法使いおじさんと二人で出会ってからは「どっちが世界で一番強い魔法使いになるか勝負しよう」と約束し、競い合う様になった。
しかし集落の創立記念日に魔族の襲撃され、死に物狂いで魔族を一匹引き付けて死にそうになりながらはめ殺していたゲヴィターくんを除いて文字通りの全滅。幼馴染みちゃんも致命傷を負った。
魔法使いおじさんに聞き齧った回復魔法や応急処置も及ばず、遺伝子レベルで刻まれた一度きりの魔法〈命を分け合い託す魔法(エントラストメント)で「後にも先にも誰も勝てない位世界一強くてカッコイイ魔法使いになって」と(呪い)を託して死んだ。
因みに使用方法は呪文ではなくキス。寿命版ワン・フォー・オール(強制譲渡可能)。ゲヴィターくんの恋愛観はもうボドボドダ!

格上に分からされた天才師匠系転生者
・魔法使いおじさん
特典でワートリ魔法と才能を与えられた天才。原作知識を持った転生者おじさん。聖杖の証を貰える程度には上澄み。葬フリ世界の厳しさを知っていたので(作中の)フランメの教えも加えた生涯式ブートキャンプで鍛え続けた努力の人でもある。ゲヴィターくんに人間魔力循環ポンプ理論を叩き込んだのもこの人(本人が出来るとは言っていない)。
最強になって師匠ムーヴしたり俺TUEEEEしてやるぜーッ!と息巻いてる頃にゲヴィターくんと幼馴染みちゃんに出会い、魔法の鍛錬法と空を飛ぶ魔法、ちょっとした回復魔法その他旅の知識を教えてあげた。人と頭のいい馬鹿の典型例。
その後フリーレンやゼーリエを一目見た瞬間に魔力の質やら佇まいやらその他諸々の格の違いを見せつけられ心をへし折られた。
しかしそれは一目見ただけで彼我(ひが)の差を正しく認識できるだけの実力があるという証明。フリーレンからは「彼が同じ時代にいれば魔法討伐も遥かに楽だったろうね」、ゼーリエに至っては「あれで長命族(エルフ)であれば独学でも私を超えられただろうに」と言わせる程。流石転生者。まぁその人心折れちゃったんだけどね。
その後故郷に戻る途中にゲヴィター達の村から黒煙が見え、急行してみれば焼き払われた村で幼馴染みちゃんの遺体を抱え座り込むケヴィダーくん発見。
無表情レ○プ目で声なく泣きながら枯れた声で「弟子にしてくれ」と(のたま)ったゲヴィターくんの圧に押され承認、村人皆を埋葬した後ゲヴィターくんと共に修行の旅に出る。
数年後、教える事が無くなったと判断し自らの特典(ワートリ魔法)を使い捨ての魔導書にぶち込んだ後、無理やり継承させ、自らを命を使って魔道具(黒トリガー)名称不明(親父の黒トリガー)〉〈風刃〉〈???(天羽のやつ)〉を作成し「最強になって(ry」託した(押し付けた)。ゲヴィターくんは「師匠らしいなぁ」と苦笑いし(泣き喚い)た。呪われすぎ問題。因みに師匠の言葉の意味の半分以上を理解できてない。現地産主人公くんなので。
更に本人専用に最適化&超複雑化されていたとはいえ原作と比べて700年以上前に〈魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)〉を解析し〈一般防御魔法〉を編み出したり魔法に依らない魔力のみでの身体強化を開発したヤベー奴。ゼーリエは「挫折した理由が分からん」とボヤいた。

出オチ女王様
・女魔族
ケヴィダーじいさんに冒頭からナレ死させられた哀れな自称魔族の女王。ナレ死したので特に名前はない。
固有の魔法は〈弱者を跪かせる魔法〉。魔力だけでなく身体能力や経験、ポテンシャルその他諸々を相手と比べて負けた方の魂を精神諸共に隷属させる。
他者を従えるほどそのステータスが比較時に加算され有利になる反面、アウラの〈服従させる魔法(アゼリューゼ)〉と違いステータスがほぼ互角、或いは勝っていれば途中でもレジストされるので一度仕掛けたら判決が下るまで逃れられない分、事実上アウラの下位互換。
そもそも後ろから一刀両断されて頭消し飛ばされたのでお披露目もクソもなかった。お前は泣いていい。いや泣くな○んどけ。

賢いゴリラ鎧ンタール
・男魔族
ケヴィダーじいさんに解体された猪戦車(タンク)
特に理由もないが名前はない。二つ名は〈鉄砕熊〉。
固有の魔法は〈鎧に籠る魔法〉。毛皮や表皮をゴッッッツい鎧に変化させる。物理的な硬度、魔力熱衝撃他様々な環境要素への非常に高い耐性を持っている。特に〈服従させる魔法(アゼリューゼ)〉を始めとした干渉系の魔法に対してはほぼ絶対の耐性を持っている。
魔物の造形が抜け切っていない容姿にコンプレックスを持っていて、「半端者」「魔族モドキ」その他の言葉でバカにしてきたやつは人間だろうとなかろうと老若男女問わず轢殺(れきさつ)してきたなんちゃって武人。
〈七崩賢〉断頭台のアウラと合流するついでに悠々と空を飛んでる人間がいたので殺して行こうとしたら逆に頭を飛ばされ四肢を切り飛ばされた後胴体を縦に()られた。お前は泣(ry

・ワートリ魔法
正式名称は〈境界線を守護する魔法(ワールドトリガー)〉。
要はボーダーのトリガーや(ブラック)トリガーと同じ事が出来る。〈黒トリガー〉シリーズを作ったのもこれによるもの
会えて変更点があるならそもそもスロットが無いので合成弾作りながら近接戦闘用トリガーやシールド使ったり、〈転移する魔法(テレポーター)〉にマーキングした場所であれば距離に応じて消費魔力が増える代わりにそこへひとっ飛び出来る〈ワープモード〉があったり、二刀流レイガストしながらスラスター吹かしたり、〈魔力を隠す魔法(バッグワーム)〉しながら二刀流やフルアタック出来る事と、トリオン体みたいなのは作れないので首チョンパされたり心臓ぶち抜かれたら普通に死ぬくらい。
大半が〈魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)〉や〈一般防御魔法〉を元に作られているため、師匠から「〈空を飛ぶ魔法〉以外〈魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)〉と〈一般防御魔法〉にしか適性がない、というかそれ以外ほぼ使えない」と言われたケヴィダーくんでも使える。


表紙裏の人物紹介が全然エミュ出来ん・・・葦原先生の絶妙なセンスよ

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